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21 熱意の方向
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「じょ、女子校?」
従姉妹であるカンナが、自校で行われる他校招待の交流会の催し物として、大学でサブカルチャーについて勉強している蜂太郎に抗議をして欲しい、とギリギリになって頼んできた。
「他にももっと適した題材があるだろう?」
「そ…それが、毎回同じようなものばかりになって、先生がもっと変わったもの…エキセントリックなものはないのかって昨日になって変更を求めてきたのよ。」
エキセントリック。確かにヲタク文化は上流社会に生きるお嬢様からしたら刺激的で新鮮なのだろう。しかし…しかしだ、僕の分野(好きなもの)は、美少女ものでいかにも引かれる題材だ。
「かおりん以外に、あるでしょ?」
兄さんから聞いたのかな。
「…ゲームや小説なんかもあるけど、女の子が興味をそそられるような、」
「一時間、一時間もてばいいのよ!学生より先生達が(なるほどな)ってなる内容であれば全然オッケー!」
家を建てて町をつくったり、怪物を倒したり食べたりするゲームの話はオッケーなのだろうか。
「カンナの学校って女子校…だよね?招待する学校も女子校なの?」
「そうよ。狂咲女子学院の子達…。あ、」
「…?」
「い、いや…もしかして、舞踏会にいた子もいる、かも。」
「こ、コーラルさん、とか?」
まじか。
「あ、でも、招待される生徒は成績上位の生徒ばかりだし…言っちゃなんだけど、コーラル様はそこまで頭は良くなさそう…っていうか。」
…頭、良いのかな?
「何人くらい来るの?」
「各学年四名ずつだから、十二人…大丈夫よ、参加してないわ。多分…。」
さすがに成績優秀者上位四名には入っていないだろう。ってか、カンナは頭が良いのか…父さんも頭が良いし、桜にお嫁にいった叔母様も頭が良いんだろうなぁ…。
「…わかったよ。この前提出した課題論文に少し手を加えて発表するよ。」
「ありがとう!じゃあ、明後日の八時、乱咲女子学園で!高等科の窓口に行って!」
「…わかった。」
ダンスのこともあるし、これくらいしかお礼ができないよな。
…そう思っていたその時の僕を呪いたい。
(交流会 当日)
いつも着ているスーツ(さすがにクリーニングに出して糊もきかせた)を着て、皮の鞄に皮の靴(新品)で窓口のベルを鳴らした。玄関に促されせっかくの靴を事務員さんにだけ見せ、出された合皮のスリッパに履き替える。…歩きづらい。
案内された小ホールへ向かう…足が重い。女子校のせいか学校という今までのイメージとは違い、なんとなく良い香りがするし壁やカーテンなどの色合いも柔らかい。僕の通っていた男子校のように汗臭さや無骨な内装、ゴリゴリの銅像やトロフィーなんかの陳列は見当たらない。要は、お洒落…キツい。
「ハチ!こっちこっち!…先生、従兄弟の権田原 蜂太郎です。還咲大学の一年生…今年二年生です。…だよね?」
はい、そうです。
「初めまして…権田原 蜂太郎です。よろしくお願いします。」
ステージで輪になる十二人の女子高生と、バインダーを持った歳のいったおじさん先生が表情に出さずとも笑っているのがわかる。
「ご、権田原先生でよろしいですかな。急なお話でしたのに、引き受けて下さいまして誠にありがとうございます。」
「ご期待に添える内容になるかはわかりませんが…よろしくお願いします。」
ぺこぺことお辞儀をし合い、周りの生徒がこそこそと話を始めた時、ホールの扉が開いた。紺のスーツを着た若い女性を筆頭に、グレーの制服の女の子達がぞろぞろと入って来た。
来たぁ…。
「本日はお招き頂きありがとうございます。狂咲女子学院、三年学年主任のローラ・森里です。こちらが本日代表生徒のアリアナ・美奈・シーラン・城崎と、コーラル・梨沙・スタンウィック・強羅で、」
え。
ふたり、目が点になる。
コーラルさんって、梨沙っていうのか。
蜂太郎が何でいるのよ?またダッサいスーツ着てるしぃぃぃ!?
「ようこそおいで下さいました。私乱咲女子学園高等科生活指導員、シリウス・小川です。こちらが今回代表生徒の二年生、カンナ・美香・クロード・黒川です。隣に、」
カンナ・黒川…。聞いたことあるわね…本当に私より下?乳、デカいわね。(悔)
「…で、こちらが今回特別講義を行って下さいます、権田原 蜂太郎さん…です。」
グレーの制服女子からはあからさまな笑いが起こる。それに気付いたコーラルは大袈裟に振り向き、派手に笑った生徒を睨んだ。
…あれ。
「権田原さんはフラワーネーム(カタカナの名前)はないのかしら?」
「え、えっと、ギャップがあり過ぎてあまり名乗らないのですが…一応、シルベスター・蜂太郎・ドッカリー・権田原と、いいます。」
「シルベスター・ドッカリー?ドッカリー家の方ですか?ということは、白百合で?」
「はい。父はドッカリー総合病院の院長理事をしております。」
…うそ。
「では、キアヌ・ドッカリー先生はご家族で?」
ローラ・森里がテンション高めに食いついてきた。
「はい、僕の兄です。もしかしてお知り合いか何か?」
「い、いえ…以前、診て頂いたので。」
頬がほんのり赤くなる。…もしや。(兄さん…怒)
ドッカリーの名を聞いて教師、生徒の表情、雰囲気がガラッと変わった。この空気が本当に嫌だ…実際父さんもこれが嫌で、離婚した幼馴染の母さんとの結婚が決まるまでフラワーネームを誰にも伝えなかった。
蜂太郎がドッカリー…。
隣りのアリアナの目がマジになっている。私との話を散々聞いていたのに、私への配慮は皆無、といった感じだ。
「(ドッカリー様)は、先日の舞踏会には参加してらして?」
「は、はい。アリアナ様…は、参加しておられましたか?」
「いえ、私は(用事)があって参加は叶いませんでしたが…一度ダンスをしたいわ。」
アリアナ…なんてゲンキンな奴。
「まぁ、ダンスは後日お約束するということで。本日はドッカリー様に講義をお願いしております。…さっそく講義を受けましょう。」
小川先生に促され、生徒達はホールの椅子に並んで座り始める。僕はステージに残りプロジェクターのリモコンと資料を手に持ち呼吸を整える。
(ゲーム・アニメから学ぶ人生構築と展望)
ステージに下がる大きなスクリーンに映ったタイトルに生徒達が若干、固まった。
想定内、お嬢様達は興味のない分野だろう。しかし時間もなかったし一時間もてば良いんだ!頑張れ僕!
「昨今、我が国ではサブカルチャーというゲームやアニメの発展が目まぐるしいですが、趣味、遊びというカテゴリー枠だけではなくなりつつあります。大きなビジネスであり、教養でも多大な力を発揮しているのは事実であり、そのことからこのような作品に携わる人物も増えてきております、その中で、」
意外にも講義が始まると皆真剣に手元の資料と僕の話に耳を傾け始めた。しばらくサブカルチャーにおける影響力と経済力、そして人生におけるアドバイスやエッセンスといった硬い話をした後、蜂太郎は話すか話さないか迷った(題材)に手を出した。
いける…か?
「あ、アニメの中でも、僕が推しているのは、び…、美少女が魔法を使い、あらゆる難題を解決していくお話が好きなのですが、」
美少女。
「実際に魔法が使える人間などの報告、実例はありませんが、美少女という存在はあります。その美少女による癒しや妄想、理想への羨望により…希望やときめき、人生における生きる活力というものがあることは事実であり、」
だ、大丈夫か?
「今日お集まり頂いた女子生徒の皆様は疑うことなく美少女の皆様で、将来どういったご職業、もしくはご結婚をされるかは個人の判断ではありますが、周りの男性からは憧れや希望の光になることは間違いなく、」
お、おいおいおい。
「ぼ、僕のような特にこれといった特徴や特技のない男からするとまさしく(高嶺の花)であり、手に届くとは思わずとも色々な妄想や理想を抱かずにはいられず…しかし、そのことによって色のない日々の生活に彩りを添えるものであり、関係ないと思われる勉強や仕事に対する意力への絶大なエッセンスとなります。また、」
双方の学校教師、生徒が騒つき出す。
「性的な観点はないとしても、女性に対しての好感や自身の好みなどの選別に役立てられているのは事実です。また、ストーリーの中でキャラクターの心理や行動の描写がありますが、その中から人間心理、そこからの行動による様々な多様性や個性が垣間見え、実際の人間関係構築の上で非常に役に立つアドバイスが学べる数多くの作品が多数あることがわかっています。」
…どこがだ。天気の話しかしないくせに。
一時間の枠はきっちりと埋められたが、講義終了後、始めの空気とは一転。ドッカリー家の御曹司は白い目で見つめられていた。
…やってしまった。
心ない拍手と共に講義は終わり、二十六人の観客は静かに席を立った。
ホールの扉が閉まりしーんと静まり返った空間で、蜂太郎はしゃがみ、頭を抱えた。
従姉妹であるカンナが、自校で行われる他校招待の交流会の催し物として、大学でサブカルチャーについて勉強している蜂太郎に抗議をして欲しい、とギリギリになって頼んできた。
「他にももっと適した題材があるだろう?」
「そ…それが、毎回同じようなものばかりになって、先生がもっと変わったもの…エキセントリックなものはないのかって昨日になって変更を求めてきたのよ。」
エキセントリック。確かにヲタク文化は上流社会に生きるお嬢様からしたら刺激的で新鮮なのだろう。しかし…しかしだ、僕の分野(好きなもの)は、美少女ものでいかにも引かれる題材だ。
「かおりん以外に、あるでしょ?」
兄さんから聞いたのかな。
「…ゲームや小説なんかもあるけど、女の子が興味をそそられるような、」
「一時間、一時間もてばいいのよ!学生より先生達が(なるほどな)ってなる内容であれば全然オッケー!」
家を建てて町をつくったり、怪物を倒したり食べたりするゲームの話はオッケーなのだろうか。
「カンナの学校って女子校…だよね?招待する学校も女子校なの?」
「そうよ。狂咲女子学院の子達…。あ、」
「…?」
「い、いや…もしかして、舞踏会にいた子もいる、かも。」
「こ、コーラルさん、とか?」
まじか。
「あ、でも、招待される生徒は成績上位の生徒ばかりだし…言っちゃなんだけど、コーラル様はそこまで頭は良くなさそう…っていうか。」
…頭、良いのかな?
「何人くらい来るの?」
「各学年四名ずつだから、十二人…大丈夫よ、参加してないわ。多分…。」
さすがに成績優秀者上位四名には入っていないだろう。ってか、カンナは頭が良いのか…父さんも頭が良いし、桜にお嫁にいった叔母様も頭が良いんだろうなぁ…。
「…わかったよ。この前提出した課題論文に少し手を加えて発表するよ。」
「ありがとう!じゃあ、明後日の八時、乱咲女子学園で!高等科の窓口に行って!」
「…わかった。」
ダンスのこともあるし、これくらいしかお礼ができないよな。
…そう思っていたその時の僕を呪いたい。
(交流会 当日)
いつも着ているスーツ(さすがにクリーニングに出して糊もきかせた)を着て、皮の鞄に皮の靴(新品)で窓口のベルを鳴らした。玄関に促されせっかくの靴を事務員さんにだけ見せ、出された合皮のスリッパに履き替える。…歩きづらい。
案内された小ホールへ向かう…足が重い。女子校のせいか学校という今までのイメージとは違い、なんとなく良い香りがするし壁やカーテンなどの色合いも柔らかい。僕の通っていた男子校のように汗臭さや無骨な内装、ゴリゴリの銅像やトロフィーなんかの陳列は見当たらない。要は、お洒落…キツい。
「ハチ!こっちこっち!…先生、従兄弟の権田原 蜂太郎です。還咲大学の一年生…今年二年生です。…だよね?」
はい、そうです。
「初めまして…権田原 蜂太郎です。よろしくお願いします。」
ステージで輪になる十二人の女子高生と、バインダーを持った歳のいったおじさん先生が表情に出さずとも笑っているのがわかる。
「ご、権田原先生でよろしいですかな。急なお話でしたのに、引き受けて下さいまして誠にありがとうございます。」
「ご期待に添える内容になるかはわかりませんが…よろしくお願いします。」
ぺこぺことお辞儀をし合い、周りの生徒がこそこそと話を始めた時、ホールの扉が開いた。紺のスーツを着た若い女性を筆頭に、グレーの制服の女の子達がぞろぞろと入って来た。
来たぁ…。
「本日はお招き頂きありがとうございます。狂咲女子学院、三年学年主任のローラ・森里です。こちらが本日代表生徒のアリアナ・美奈・シーラン・城崎と、コーラル・梨沙・スタンウィック・強羅で、」
え。
ふたり、目が点になる。
コーラルさんって、梨沙っていうのか。
蜂太郎が何でいるのよ?またダッサいスーツ着てるしぃぃぃ!?
「ようこそおいで下さいました。私乱咲女子学園高等科生活指導員、シリウス・小川です。こちらが今回代表生徒の二年生、カンナ・美香・クロード・黒川です。隣に、」
カンナ・黒川…。聞いたことあるわね…本当に私より下?乳、デカいわね。(悔)
「…で、こちらが今回特別講義を行って下さいます、権田原 蜂太郎さん…です。」
グレーの制服女子からはあからさまな笑いが起こる。それに気付いたコーラルは大袈裟に振り向き、派手に笑った生徒を睨んだ。
…あれ。
「権田原さんはフラワーネーム(カタカナの名前)はないのかしら?」
「え、えっと、ギャップがあり過ぎてあまり名乗らないのですが…一応、シルベスター・蜂太郎・ドッカリー・権田原と、いいます。」
「シルベスター・ドッカリー?ドッカリー家の方ですか?ということは、白百合で?」
「はい。父はドッカリー総合病院の院長理事をしております。」
…うそ。
「では、キアヌ・ドッカリー先生はご家族で?」
ローラ・森里がテンション高めに食いついてきた。
「はい、僕の兄です。もしかしてお知り合いか何か?」
「い、いえ…以前、診て頂いたので。」
頬がほんのり赤くなる。…もしや。(兄さん…怒)
ドッカリーの名を聞いて教師、生徒の表情、雰囲気がガラッと変わった。この空気が本当に嫌だ…実際父さんもこれが嫌で、離婚した幼馴染の母さんとの結婚が決まるまでフラワーネームを誰にも伝えなかった。
蜂太郎がドッカリー…。
隣りのアリアナの目がマジになっている。私との話を散々聞いていたのに、私への配慮は皆無、といった感じだ。
「(ドッカリー様)は、先日の舞踏会には参加してらして?」
「は、はい。アリアナ様…は、参加しておられましたか?」
「いえ、私は(用事)があって参加は叶いませんでしたが…一度ダンスをしたいわ。」
アリアナ…なんてゲンキンな奴。
「まぁ、ダンスは後日お約束するということで。本日はドッカリー様に講義をお願いしております。…さっそく講義を受けましょう。」
小川先生に促され、生徒達はホールの椅子に並んで座り始める。僕はステージに残りプロジェクターのリモコンと資料を手に持ち呼吸を整える。
(ゲーム・アニメから学ぶ人生構築と展望)
ステージに下がる大きなスクリーンに映ったタイトルに生徒達が若干、固まった。
想定内、お嬢様達は興味のない分野だろう。しかし時間もなかったし一時間もてば良いんだ!頑張れ僕!
「昨今、我が国ではサブカルチャーというゲームやアニメの発展が目まぐるしいですが、趣味、遊びというカテゴリー枠だけではなくなりつつあります。大きなビジネスであり、教養でも多大な力を発揮しているのは事実であり、そのことからこのような作品に携わる人物も増えてきております、その中で、」
意外にも講義が始まると皆真剣に手元の資料と僕の話に耳を傾け始めた。しばらくサブカルチャーにおける影響力と経済力、そして人生におけるアドバイスやエッセンスといった硬い話をした後、蜂太郎は話すか話さないか迷った(題材)に手を出した。
いける…か?
「あ、アニメの中でも、僕が推しているのは、び…、美少女が魔法を使い、あらゆる難題を解決していくお話が好きなのですが、」
美少女。
「実際に魔法が使える人間などの報告、実例はありませんが、美少女という存在はあります。その美少女による癒しや妄想、理想への羨望により…希望やときめき、人生における生きる活力というものがあることは事実であり、」
だ、大丈夫か?
「今日お集まり頂いた女子生徒の皆様は疑うことなく美少女の皆様で、将来どういったご職業、もしくはご結婚をされるかは個人の判断ではありますが、周りの男性からは憧れや希望の光になることは間違いなく、」
お、おいおいおい。
「ぼ、僕のような特にこれといった特徴や特技のない男からするとまさしく(高嶺の花)であり、手に届くとは思わずとも色々な妄想や理想を抱かずにはいられず…しかし、そのことによって色のない日々の生活に彩りを添えるものであり、関係ないと思われる勉強や仕事に対する意力への絶大なエッセンスとなります。また、」
双方の学校教師、生徒が騒つき出す。
「性的な観点はないとしても、女性に対しての好感や自身の好みなどの選別に役立てられているのは事実です。また、ストーリーの中でキャラクターの心理や行動の描写がありますが、その中から人間心理、そこからの行動による様々な多様性や個性が垣間見え、実際の人間関係構築の上で非常に役に立つアドバイスが学べる数多くの作品が多数あることがわかっています。」
…どこがだ。天気の話しかしないくせに。
一時間の枠はきっちりと埋められたが、講義終了後、始めの空気とは一転。ドッカリー家の御曹司は白い目で見つめられていた。
…やってしまった。
心ない拍手と共に講義は終わり、二十六人の観客は静かに席を立った。
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