27 / 37
第2章
第27話 法律案可決その後
しおりを挟む
利子ちゃんの法案が成立して、私も多額の退職金をもらった。店にいた子は退職金を持って国へ帰ったり、自分の店を持ったりする子もいたけど、大半が店長が新しく始めた居酒屋で働くことになり、私もやることがないのでとりあえず働くことにした。店長の料理の腕はかなりよくて、店は大繁盛だったよ。
多くの風俗嬢たちが、いままでのつらい生活から解放されて幸せになったかと思いきや、転換期というのは問題が多々起きるのが歴史の常。
店から解放されたものの、ほかの仕事をしたことがない子も多いから、勤めた先でうまくいかないなんてよくある話よね。
それに金銭感覚もちょっと異常だったりするから、多額の退職金もすぐに使い果たしちゃったり、男に貢いじゃったりしてね。
それに、いままではけ口にしていた場所がなくなった男たちの不満がかなり溜まってきてた。
結局街には不法な店や、個人的に営業しちゃう元風俗嬢たちが増殖して、摘発しても摘発しても間に合わない状態になっちゃったんだよね。
多くの風俗嬢たちが、いままでのつらい生活から解放されて幸せになったかと思いきや、転換期というのは問題が多々起きるのが歴史の常。
店から解放されたものの、ほかの仕事をしたことがない子も多いから、勤めた先でうまくいかないなんてよくある話よね。
それに金銭感覚もちょっと異常だったりするから、多額の退職金もすぐに使い果たしちゃったり、男に貢いじゃったりしてね。
それに、いままではけ口にしていた場所がなくなった男たちの不満がかなり溜まってきてた。
結局街には不法な店や、個人的に営業しちゃう元風俗嬢たちが増殖して、摘発しても摘発しても間に合わない状態になっちゃったんだよね。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる