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魔王軍襲来②
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エルフの森・結界側
勇者一行vs自称魔王ヘルヘイム
「はぁぁぁぁ!!」
カリーナは姿勢を低くしてヘルヘイムの懐に潜ろうとしたが、ヘルヘイムの魔法技術は今まで出会った敵の中で一番の技術を持っていて懐に潜るのは難しかった。
土や水などの簡単な魔法を際限なく放ってくる。国に仕えている魔法師でもヘルヘイムと同じ魔力量で同じ魔法数を打てば三十秒で魔力切れを起こすほどだ。
「レイ! 道を開けて」
「俺に指図するんじゃねぇ!」
カリーナは持っている剣で斬りこむために、レイに少しでもヘルヘイムの邪魔をしてもらって魔法の量を減らすために手数を多く攻撃してほしいのに、レイは一撃を狙っていた。
「当たれば終わりなんだ」
レイは遠くの木の上からヘルヘイムを狙っていた。
エルフの視覚はこの世界で一番良い。その視覚を使って狙っていると急に視覚が強化された。
「おい、てめぇ!! 勝手に視覚を強化してるんじゃね!!」
聖女であるノルメは勇者一行のバフ係だ、それを否定されてノルメは言葉が出なかった。
「今すぐに、強化を消しやがれ!!」
「おいおい、弓兵がそんな大声を出していいのか?」
「何? ん!?」
大声を出したレイはヘルヘイムに見つかり一本の闇の矢がレイを襲った。
闇の矢がレイの眉間に当たり弾かれた。
「!? 聖女か」
「レイさん! 貴方が戦いたいのは分かってます。けれど、一人ではこいつには勝てません!」
「なんだ、仲間割れか……。興が覚めた」
ヘルヘイムはレイに向けていた手を下げた。だが、そのお陰でカリーナに放っていた魔法は収まった。
意図しない形だがカリーナのして欲しかったことが行われた。
「はぁぁぁぁぁ!!」
懐に入る事に成功したカリーナは会心の一撃を放った。その一撃には聖女のバフも乗っていた。
興が覚めていたヘルヘイムは避ける動作が少し遅れ、左腕一本が吹き飛ばされた。
「!? ックソ」
ヘルヘイムは後ろに下がり止血するために切り落とされた腕に魔力を纏わせた。
「決まった動きじゃないから、逆に行動が読めない。良いなじゃないか、先の言葉は撤回する。興が乗ってきた!!!」
ヘルヘイムは悪魔のような笑みを浮かべて立ち上がった。
「お前たちのことを見くびっていた。片腕一本は冥途の土産にくれてやろう」
ヘルヘイムは右手に魔力を集中させ、赤黒い炎を出現させた。
それを見たレイが焦ったように口を開いた。
「……あれは、あれはダメだ、あれだけはこの森に放ってはいけない!!!!!」
「レイ! あれは何!?」
「あれは、ヘルヘイム。前魔王に仕えていた四天王の一人『ヘルヘイム』と呼ばれる所以になったスキル。全てを灰燼に帰す炎……エルフの森が消える」
その言葉を聞いたカリーナとノルメはお互いに顔を見合わせて頷き合った。
「だったら、私たちに手を貸しなさい」
「レイさん、プライドよりも森のことを考えて、一人じゃ戦えない!!」
「……分かった」
ヘルヘイムがボールを投げるように『ヘルヘイム』をカリーナたちに投げつけた。
『ヘルヘイム』に当たれば死ぬ、避ければ森が燃える。
「同時に魔法を放つよ!!」
「「分かった」」
三人が魔法を放って『ヘルヘイム』を打ち消そうとするが『ヘルヘイム』は三人の魔法を破って突き進んだ。
どうにかこの攻撃を防がないといけない。けれど、三人の魔法で打ち消せないスキルを打ち消す術をカリーナたちは持っていない。
「森が!!」
そのまま突き進んだ『ヘルヘイム』はエルフの森に火を放った。
その光景を見たレイは弓を構えた。
「ふざけるなぁぁぁぁ!! ヘルヘイム!!!!」
勇者一行vs自称魔王ヘルヘイム
「はぁぁぁぁ!!」
カリーナは姿勢を低くしてヘルヘイムの懐に潜ろうとしたが、ヘルヘイムの魔法技術は今まで出会った敵の中で一番の技術を持っていて懐に潜るのは難しかった。
土や水などの簡単な魔法を際限なく放ってくる。国に仕えている魔法師でもヘルヘイムと同じ魔力量で同じ魔法数を打てば三十秒で魔力切れを起こすほどだ。
「レイ! 道を開けて」
「俺に指図するんじゃねぇ!」
カリーナは持っている剣で斬りこむために、レイに少しでもヘルヘイムの邪魔をしてもらって魔法の量を減らすために手数を多く攻撃してほしいのに、レイは一撃を狙っていた。
「当たれば終わりなんだ」
レイは遠くの木の上からヘルヘイムを狙っていた。
エルフの視覚はこの世界で一番良い。その視覚を使って狙っていると急に視覚が強化された。
「おい、てめぇ!! 勝手に視覚を強化してるんじゃね!!」
聖女であるノルメは勇者一行のバフ係だ、それを否定されてノルメは言葉が出なかった。
「今すぐに、強化を消しやがれ!!」
「おいおい、弓兵がそんな大声を出していいのか?」
「何? ん!?」
大声を出したレイはヘルヘイムに見つかり一本の闇の矢がレイを襲った。
闇の矢がレイの眉間に当たり弾かれた。
「!? 聖女か」
「レイさん! 貴方が戦いたいのは分かってます。けれど、一人ではこいつには勝てません!」
「なんだ、仲間割れか……。興が覚めた」
ヘルヘイムはレイに向けていた手を下げた。だが、そのお陰でカリーナに放っていた魔法は収まった。
意図しない形だがカリーナのして欲しかったことが行われた。
「はぁぁぁぁぁ!!」
懐に入る事に成功したカリーナは会心の一撃を放った。その一撃には聖女のバフも乗っていた。
興が覚めていたヘルヘイムは避ける動作が少し遅れ、左腕一本が吹き飛ばされた。
「!? ックソ」
ヘルヘイムは後ろに下がり止血するために切り落とされた腕に魔力を纏わせた。
「決まった動きじゃないから、逆に行動が読めない。良いなじゃないか、先の言葉は撤回する。興が乗ってきた!!!」
ヘルヘイムは悪魔のような笑みを浮かべて立ち上がった。
「お前たちのことを見くびっていた。片腕一本は冥途の土産にくれてやろう」
ヘルヘイムは右手に魔力を集中させ、赤黒い炎を出現させた。
それを見たレイが焦ったように口を開いた。
「……あれは、あれはダメだ、あれだけはこの森に放ってはいけない!!!!!」
「レイ! あれは何!?」
「あれは、ヘルヘイム。前魔王に仕えていた四天王の一人『ヘルヘイム』と呼ばれる所以になったスキル。全てを灰燼に帰す炎……エルフの森が消える」
その言葉を聞いたカリーナとノルメはお互いに顔を見合わせて頷き合った。
「だったら、私たちに手を貸しなさい」
「レイさん、プライドよりも森のことを考えて、一人じゃ戦えない!!」
「……分かった」
ヘルヘイムがボールを投げるように『ヘルヘイム』をカリーナたちに投げつけた。
『ヘルヘイム』に当たれば死ぬ、避ければ森が燃える。
「同時に魔法を放つよ!!」
「「分かった」」
三人が魔法を放って『ヘルヘイム』を打ち消そうとするが『ヘルヘイム』は三人の魔法を破って突き進んだ。
どうにかこの攻撃を防がないといけない。けれど、三人の魔法で打ち消せないスキルを打ち消す術をカリーナたちは持っていない。
「森が!!」
そのまま突き進んだ『ヘルヘイム』はエルフの森に火を放った。
その光景を見たレイは弓を構えた。
「ふざけるなぁぁぁぁ!! ヘルヘイム!!!!」
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