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シーシップ
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潮の香りを感じながらツルを伸ばした木々をかき分けて進むと、シーシップの上の方に出た。
3人は初めて見る海に興奮しつつ、街全体に目を向けた。
その街を見た僕はある映画を思い出した。黒い服を着た魔女だったり青と赤の空飛ぶモンスターだったり、そんなのが出てきそうな街をしている。
街の中は川が流れていて、その川をボートで漕いで移動している。
「まずは、この高台から降りて正面の門に行くか」
本当だったら、この高台じゃなくて正面の門に着く予定だったのだが、カリーナが綺麗な虫が出て来たことにより、道を外れてこんな場所に出てきてしまった。
正面の門から中に入ると、上から見る景色とはまた違った見え方があった。
至る所に裏路地があり、一瞬で迷子になってしまうような街並みをしている。
ただ、その裏路地も綺麗に掃除されている。
「ね、ねぇ、まだ船には乗らないよね?」
「今すぐではないね。今からギルドに寄って船の出航日時と、移動で疲れてから宿屋も取らないといけないから、ギルドに行って宿屋を決めて場所を確認したら、自由行動で良いよ。その代わり、ちゃんと帰って来てね」
初めての街で、しかも、こんなに入り組んでいたら、誰かが帰って来ないかもしれない。
そして、ギルドに行くと今まで行ってきた、どのギルドよりも騒がしかった。
気になったので、近くにいた冒険者に聞いてみた。
「あの、すみません、ちょっといいですか?」
「ん? なんだ?」
「騒がしいですけど、このギルドはいつもこんな感じなんですか?」
「……あぁ、お前たちもしかして、今この街に着いたのか、だったら、知らなくてもしょうがないな」
男性冒険者は驚いても大きな声を出すなよ、と、釘を刺された。
「実は、この間、魔王が魔王城に戻ったと報告が国王様の元に行ったらしい」
「え? 魔王が!?!?」
「お、おい! 声が大きい! 今、このギルドでもその話で持ちきりなんだ、大声でそういうことを言うと新たな混乱を生まれる」
「す、すみません。ちょっと、驚いてしまって」
「そんなの、君の反応を見たら分かる。にしても、後ろの仮面をした女性とほかの女性は何の反応もないんだな」
レイさんは仮面をしているから表情が分からないが、カリーナとノルメは無反応だ。もうね、びっくりするぐらい無反応だ。
「教えて下さり、ありがとうございます。それでは、僕たちは行くので……」
「おう、じゃあな」
受付嬢の元に行くと、今は忙しいようで受付に立っている受付嬢は今は居なかった。
「あの~! すみませ~ん!」
「ごめんね~、少し待って」
それから、数分後、受付嬢がやって来た。
「いや~、本当にごめんね。魔王が魔王所に戻ったから、ギルドも大忙しなんだよね。まったく、どうしていきなり戻るかな? っと、愚痴はここまでにして、今日はどの様な御用件ですか?」
「フォーティス大陸への船がいつ出航するかの確認と4人分のチケットを買いたいです。それと、おすすめの宿屋も教えていただければ幸いです」
「分かったわ。ちょっと待ってね、えっと、確かこの辺に……あった。フォーティス大陸には10に一回だから、後7経ったら出航よ」
なるほど、一週間後か。
「分かりました。チケットってどこで買えますか?」
「チケットは、港の白くて大きい建物で買えるよ」
シーシップの建物の九割は白い建物なので、とても分かりずらい。
「いま、分かりずらいなって思ったでしょ?」
ばれてる。
「大丈夫よ。行ってみたら分かるから。で、後は宿屋だっけ、あなた達は女性が3人で男性が一人だと、そうね、『あくび』って宿屋が良いと思うわよ。名前に負けない良いベットがあるのよ。この街に家を持っているけど、偶にあそこのベットでなることもあるぐらいよ」
「へー、それは良いですね」
「地図だと、ここら辺ね。港にも近いから良いと思うわ」
「はい、ありがとうございます」
そして、『あくび』に着いた。
「いらっしゃいませ。4名様で良かったでしょうか?」
「はい、部屋は……」
「まって、フォレス」
「え、どうしたの、カリーナ」
カリーナはノルメとレイさんに耳打ちをして、僕には聞こえない声で話し合いを始めてしまった。
僕は店員と目が合ったので、おすすめの飲食店などが書かれた地図を貰った。
店員さんのおすすめを聞きながらその話し合いが終わるのを待った。
「店員さん、4人部屋一つでお願いします」
「え、で、でも……」
「フォレスは黙ってて」
「は、はい」
いつもは、僕が止める側なのに、何故だが今のカリーナには逆らえなかった。
店員さんは僕たちに鍵を渡しながら、お店の説明に入った。
「当店は、朝、夜の二食付きの宿屋となっております。お風呂は部屋の中にあるものを使ってください。それと、お部屋は完全防音でどんなに大きな声を出したとしても外に漏れる心配はありません。説明はこのぐらいですね。細かいことで気になったらフロントまで来てください」
お金を払って部屋に入った。
部屋の中はとても広く、ベットも一人用が4つ置いてあった。
置く荷物もないが、荷物を置いて3人は自由行動に入った。
「カリーナ、ちょっとごめん。一つ2つ出してほしものがあるんだけど、いい?」
「うん、何出すの?」
「ブラッグレイ鉱石を出してほしいんだけど」
「分かった。袋もいる?」
「うん、ありがとう」
3人は初めて見る海に興奮しつつ、街全体に目を向けた。
その街を見た僕はある映画を思い出した。黒い服を着た魔女だったり青と赤の空飛ぶモンスターだったり、そんなのが出てきそうな街をしている。
街の中は川が流れていて、その川をボートで漕いで移動している。
「まずは、この高台から降りて正面の門に行くか」
本当だったら、この高台じゃなくて正面の門に着く予定だったのだが、カリーナが綺麗な虫が出て来たことにより、道を外れてこんな場所に出てきてしまった。
正面の門から中に入ると、上から見る景色とはまた違った見え方があった。
至る所に裏路地があり、一瞬で迷子になってしまうような街並みをしている。
ただ、その裏路地も綺麗に掃除されている。
「ね、ねぇ、まだ船には乗らないよね?」
「今すぐではないね。今からギルドに寄って船の出航日時と、移動で疲れてから宿屋も取らないといけないから、ギルドに行って宿屋を決めて場所を確認したら、自由行動で良いよ。その代わり、ちゃんと帰って来てね」
初めての街で、しかも、こんなに入り組んでいたら、誰かが帰って来ないかもしれない。
そして、ギルドに行くと今まで行ってきた、どのギルドよりも騒がしかった。
気になったので、近くにいた冒険者に聞いてみた。
「あの、すみません、ちょっといいですか?」
「ん? なんだ?」
「騒がしいですけど、このギルドはいつもこんな感じなんですか?」
「……あぁ、お前たちもしかして、今この街に着いたのか、だったら、知らなくてもしょうがないな」
男性冒険者は驚いても大きな声を出すなよ、と、釘を刺された。
「実は、この間、魔王が魔王城に戻ったと報告が国王様の元に行ったらしい」
「え? 魔王が!?!?」
「お、おい! 声が大きい! 今、このギルドでもその話で持ちきりなんだ、大声でそういうことを言うと新たな混乱を生まれる」
「す、すみません。ちょっと、驚いてしまって」
「そんなの、君の反応を見たら分かる。にしても、後ろの仮面をした女性とほかの女性は何の反応もないんだな」
レイさんは仮面をしているから表情が分からないが、カリーナとノルメは無反応だ。もうね、びっくりするぐらい無反応だ。
「教えて下さり、ありがとうございます。それでは、僕たちは行くので……」
「おう、じゃあな」
受付嬢の元に行くと、今は忙しいようで受付に立っている受付嬢は今は居なかった。
「あの~! すみませ~ん!」
「ごめんね~、少し待って」
それから、数分後、受付嬢がやって来た。
「いや~、本当にごめんね。魔王が魔王所に戻ったから、ギルドも大忙しなんだよね。まったく、どうしていきなり戻るかな? っと、愚痴はここまでにして、今日はどの様な御用件ですか?」
「フォーティス大陸への船がいつ出航するかの確認と4人分のチケットを買いたいです。それと、おすすめの宿屋も教えていただければ幸いです」
「分かったわ。ちょっと待ってね、えっと、確かこの辺に……あった。フォーティス大陸には10に一回だから、後7経ったら出航よ」
なるほど、一週間後か。
「分かりました。チケットってどこで買えますか?」
「チケットは、港の白くて大きい建物で買えるよ」
シーシップの建物の九割は白い建物なので、とても分かりずらい。
「いま、分かりずらいなって思ったでしょ?」
ばれてる。
「大丈夫よ。行ってみたら分かるから。で、後は宿屋だっけ、あなた達は女性が3人で男性が一人だと、そうね、『あくび』って宿屋が良いと思うわよ。名前に負けない良いベットがあるのよ。この街に家を持っているけど、偶にあそこのベットでなることもあるぐらいよ」
「へー、それは良いですね」
「地図だと、ここら辺ね。港にも近いから良いと思うわ」
「はい、ありがとうございます」
そして、『あくび』に着いた。
「いらっしゃいませ。4名様で良かったでしょうか?」
「はい、部屋は……」
「まって、フォレス」
「え、どうしたの、カリーナ」
カリーナはノルメとレイさんに耳打ちをして、僕には聞こえない声で話し合いを始めてしまった。
僕は店員と目が合ったので、おすすめの飲食店などが書かれた地図を貰った。
店員さんのおすすめを聞きながらその話し合いが終わるのを待った。
「店員さん、4人部屋一つでお願いします」
「え、で、でも……」
「フォレスは黙ってて」
「は、はい」
いつもは、僕が止める側なのに、何故だが今のカリーナには逆らえなかった。
店員さんは僕たちに鍵を渡しながら、お店の説明に入った。
「当店は、朝、夜の二食付きの宿屋となっております。お風呂は部屋の中にあるものを使ってください。それと、お部屋は完全防音でどんなに大きな声を出したとしても外に漏れる心配はありません。説明はこのぐらいですね。細かいことで気になったらフロントまで来てください」
お金を払って部屋に入った。
部屋の中はとても広く、ベットも一人用が4つ置いてあった。
置く荷物もないが、荷物を置いて3人は自由行動に入った。
「カリーナ、ちょっとごめん。一つ2つ出してほしものがあるんだけど、いい?」
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