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案内人
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獣人族の案内人を探すために、ギルドに向かった。
「お、人族とは珍しいな」
ギラーフの白い狼の耳を生やした受付嬢は男勝りな性格のようで、言葉使いがなってない! と、兎耳の隣の受付嬢に頭をボードで叩かれていた。
「ごめんね、この子最近、冒険者から受付嬢に移ったから言葉使いが悪いのは見逃してね」
「大丈夫、問題ないです。会話が成立したらそれだけで十分です」
僕がそう言うと狼の耳の受付嬢は、机を乗り越えて肩を組んできた。
「だよな! そうだよな! 会話するだけなのに、言葉使い直せなんて面倒くさいよな」
「え、えぇ、そう、ですね」
「さっすが、分かる男だな!」
そして、その受付嬢は兎耳の受付嬢に首根っこを掴まれて元の位置に戻った。
「コホン、それで、皆さんは今日は何の御用ですか?」
「おう、何の用でここに来た!?」
その言い方だと、立ち入り禁止の場所に僕たちが入って、そこにいた人たちに文句を言われるような、そんな気分を味わった。
こういった時、僕以外が暇になる。大丈夫かなと思い、横を見ると、3人は3人で、談笑していたので問題ないだろう。
「僕たち、魔王と勇者の遺跡を探索する旅をしているんです。この近くに、その遺跡があるって噂を聞いたので来たんです。でも、外は深い霧のせいで獣人族がいないと出れないと言われて、案内役をこのギルドに探しに来たんです」
「分かったわ。その遺跡だと、少しでも戦える人が居たほうが良いかしら?」
「そこは問題ないです。僕たち強いですから」
「そ、そう、う~ん、だとすると……」
兎耳の受付嬢は冊子のようなものを見て、小さく「あー」と、残念そうな声を出していた。
「すみません、今、フォレスさん達につけることの出来る冒険者がみんな出ているようで、今すぐには無理ですね」
「……そうですか」
受付嬢さんに依頼だけ出してもらうことになった。
そして、三人に声を掛けて帰ろうと思ったとき、何故か三人は今すぐに出かける準備をしていた。
「もう、遅いよ!」
「お兄ちゃん、行くよ」
「そうですわ。早く準備しなさい」
「え、ご、ごめん、話が見えないんだけど」
「あれ? 聞いてなかったのですか? ノアさんが一緒に来てくれるみたいですよ」
「ノアって誰?」
「白い耳を生やした獣人族の受付嬢です」
首を回して兎耳の受付嬢のことをみると、呆れたような、困ったような、申し訳なさそうな顔でこっちを見ていた。
少し待っていると、ノアさんがやって来た。
「よ、待たせたな。さっさと行くぞ。おれはその遺跡の場所なんて知らないから、道案内は頼んだぞ」
「は、はい」
そして、僕たちは遺跡探索に向かった。
「お、人族とは珍しいな」
ギラーフの白い狼の耳を生やした受付嬢は男勝りな性格のようで、言葉使いがなってない! と、兎耳の隣の受付嬢に頭をボードで叩かれていた。
「ごめんね、この子最近、冒険者から受付嬢に移ったから言葉使いが悪いのは見逃してね」
「大丈夫、問題ないです。会話が成立したらそれだけで十分です」
僕がそう言うと狼の耳の受付嬢は、机を乗り越えて肩を組んできた。
「だよな! そうだよな! 会話するだけなのに、言葉使い直せなんて面倒くさいよな」
「え、えぇ、そう、ですね」
「さっすが、分かる男だな!」
そして、その受付嬢は兎耳の受付嬢に首根っこを掴まれて元の位置に戻った。
「コホン、それで、皆さんは今日は何の御用ですか?」
「おう、何の用でここに来た!?」
その言い方だと、立ち入り禁止の場所に僕たちが入って、そこにいた人たちに文句を言われるような、そんな気分を味わった。
こういった時、僕以外が暇になる。大丈夫かなと思い、横を見ると、3人は3人で、談笑していたので問題ないだろう。
「僕たち、魔王と勇者の遺跡を探索する旅をしているんです。この近くに、その遺跡があるって噂を聞いたので来たんです。でも、外は深い霧のせいで獣人族がいないと出れないと言われて、案内役をこのギルドに探しに来たんです」
「分かったわ。その遺跡だと、少しでも戦える人が居たほうが良いかしら?」
「そこは問題ないです。僕たち強いですから」
「そ、そう、う~ん、だとすると……」
兎耳の受付嬢は冊子のようなものを見て、小さく「あー」と、残念そうな声を出していた。
「すみません、今、フォレスさん達につけることの出来る冒険者がみんな出ているようで、今すぐには無理ですね」
「……そうですか」
受付嬢さんに依頼だけ出してもらうことになった。
そして、三人に声を掛けて帰ろうと思ったとき、何故か三人は今すぐに出かける準備をしていた。
「もう、遅いよ!」
「お兄ちゃん、行くよ」
「そうですわ。早く準備しなさい」
「え、ご、ごめん、話が見えないんだけど」
「あれ? 聞いてなかったのですか? ノアさんが一緒に来てくれるみたいですよ」
「ノアって誰?」
「白い耳を生やした獣人族の受付嬢です」
首を回して兎耳の受付嬢のことをみると、呆れたような、困ったような、申し訳なさそうな顔でこっちを見ていた。
少し待っていると、ノアさんがやって来た。
「よ、待たせたな。さっさと行くぞ。おれはその遺跡の場所なんて知らないから、道案内は頼んだぞ」
「は、はい」
そして、僕たちは遺跡探索に向かった。
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