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side〜ルーク〜 招待状
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ルークは今、魔物を粒子に変えたことを怒られていた。
「何故、あんなキラキラに変えてしまったんだ」
「それは、すまないことをした。だが、あんな奴らの素材は腐るほど持ってるからな。邪魔でしか無かったんだよ。魔石は、いくらあってもいいけどな」
「ほんと、お前は一体何者なんだ?」
「……秘密だな」
カナハルムに素性を教えた時の驚きようを覚えていたのか、今回はちゃんと学習したようだ。てか、3000年生きてて、今更感半端ないけどね。
「ま、そうだろうな。ま、それはもういい。あれを持ってきてくれ」
「あれですね。わかりました」
シャルベールさんに何かを取りに行かせ、少し待っていると、何か、紙を持って戻ってきた。
「どうぞ」
「なんだこれ?」
「それは、王様からの招待状だ」
「今回の報酬を与える、みたいなやつか」
「そうだ、それだ」
実際。めんどくさい。行きたくない。でも、行かないと不敬罪になる可能性もあるしな。行くしかないよな。
「行くっきゃないか」
それから、家に帰った。
そして、翌朝。
「ほれ、マリー起きろ。王城に行くぞ」
「ん、ん~。あと5分」
「往生際が悪い!」
ルークが、マリーの布団をばさっ! っと、取り上げた。
「ん~。私の、ふとん~」
手足をパタパタ動かして、ルークが持っている布団を取り返そうとしているが、全然届いていない。可愛い。
「早く起きないと、朝ごはん抜きにするぞ」
「やだ!」
その一言で、マリーは一気に覚醒した。余程、ルークのご飯が美味しいらしい。食べてみたい。
そんなことは置いておいて、朝ごはんを食べた二人は、シャルベールさんから貰った招待状を持って、王城に向かった。
十分程歩いたところで、王城に入るための門に着いた。
「あの。これを王様から貰ってきたんですけど」
「拝見します」
門番がそれをみた時、びくっと体が震えていた。
「か、かしこまりました。あ、あ、案内のものを連れて参ります。少々お待ちで」
門番は全力疾走で王城の中に入っていった。
マリーと話しながら待っていると、スーツの様なものを着た人と一緒に戻ってきた。
「初めまして。私、王様直属の執事のセバと申します。王様から、あなた達の案内をするように承っています」
「よろしく。セバさん」
「……」
マリーは、慣れていない様で、無言だ。
「それでは、王様がお待ちです。行きましょう」
ルークとマリーは、セバの後ろを追って王城に入っていった。
「何故、あんなキラキラに変えてしまったんだ」
「それは、すまないことをした。だが、あんな奴らの素材は腐るほど持ってるからな。邪魔でしか無かったんだよ。魔石は、いくらあってもいいけどな」
「ほんと、お前は一体何者なんだ?」
「……秘密だな」
カナハルムに素性を教えた時の驚きようを覚えていたのか、今回はちゃんと学習したようだ。てか、3000年生きてて、今更感半端ないけどね。
「ま、そうだろうな。ま、それはもういい。あれを持ってきてくれ」
「あれですね。わかりました」
シャルベールさんに何かを取りに行かせ、少し待っていると、何か、紙を持って戻ってきた。
「どうぞ」
「なんだこれ?」
「それは、王様からの招待状だ」
「今回の報酬を与える、みたいなやつか」
「そうだ、それだ」
実際。めんどくさい。行きたくない。でも、行かないと不敬罪になる可能性もあるしな。行くしかないよな。
「行くっきゃないか」
それから、家に帰った。
そして、翌朝。
「ほれ、マリー起きろ。王城に行くぞ」
「ん、ん~。あと5分」
「往生際が悪い!」
ルークが、マリーの布団をばさっ! っと、取り上げた。
「ん~。私の、ふとん~」
手足をパタパタ動かして、ルークが持っている布団を取り返そうとしているが、全然届いていない。可愛い。
「早く起きないと、朝ごはん抜きにするぞ」
「やだ!」
その一言で、マリーは一気に覚醒した。余程、ルークのご飯が美味しいらしい。食べてみたい。
そんなことは置いておいて、朝ごはんを食べた二人は、シャルベールさんから貰った招待状を持って、王城に向かった。
十分程歩いたところで、王城に入るための門に着いた。
「あの。これを王様から貰ってきたんですけど」
「拝見します」
門番がそれをみた時、びくっと体が震えていた。
「か、かしこまりました。あ、あ、案内のものを連れて参ります。少々お待ちで」
門番は全力疾走で王城の中に入っていった。
マリーと話しながら待っていると、スーツの様なものを着た人と一緒に戻ってきた。
「初めまして。私、王様直属の執事のセバと申します。王様から、あなた達の案内をするように承っています」
「よろしく。セバさん」
「……」
マリーは、慣れていない様で、無言だ。
「それでは、王様がお待ちです。行きましょう」
ルークとマリーは、セバの後ろを追って王城に入っていった。
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