世界一の魔術鍛治師〜どんな剣も名剣へ〜

海月 結城

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ざまぁ

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 二人がダンジョンを攻略して外に出ると、もう夕方だった。

「結構時間かかったな」
「そうね。その内、3時間ぐらいで攻略出来るようにならないとね」
「ん。頑張る」

 そして、二人は再びギルドを訪ねた。

「あら? 貴女達はさっきの子供じゃない。どうしたの、貴女みたいな子供は受け付けてないわよ」
「そう言ってられるのも、今の内」
「確かにね。今なら謝っただけで許してあげるわよ」
「何よ、上から目線で、謝るわけないでしょ、そんな子供に」

 天使が、人間風情に上から目線でって言われてるよ。ぷーくすくす。

「あなたね。流石の私でも、怒るわよ。ま、いいわ。マリーちゃん」
「ん」

 マリーは受付嬢の目の前にダンジョンのボスからドロップした、魔石を取り出した。

「……? え、嘘でしょ。これを貴女が? ありえないわ。どうせ、何処からか買ったんでしょう?」
「ほんと、貴女馬鹿ね」
「だったら、決闘でも、してみる?」

 マリーが、受付嬢に対して、決闘を申し込んだ、その時、ギルドの扉が開き、そこから二人の男女が入ってきた。

「あ、カナハルムさん! お疲れ様です」
「どうも。あれ、見ない顔ですね。新人さん?」
「い、いえ、違います。間違って入ってきたんですよ。さー、早くお家に帰りましょうね」

 受付嬢は、カナハルムを気に入っているみたいで、邪魔なマリーの背中を押して、ギルドから出そうとする。

「帰らない。早く、登録、させろ」
「ひっ!?」

 マリーの殺気を浴びて、受付嬢は押していた手を離し、尻餅をついた。

「ちょ、ちょっと君。流石にここでそんな殺気を放つのはやめて」

 マリーが改めて周りを見ると、受付嬢の人たちの殆どが椅子から転がり落ちていた。

「分かった。でも、悪いのはこの人」
「なんで、こんな事になったのか教えて欲しいな」
「分かった」

 マリーは、今まであった出来事を話した。

「それは、この人が悪いね。そう思うでしょユリーカ」
「そうだね。私もカルと同じ意見ね」

 その言葉を聞いた受付嬢は、絶望のどん底に落とされたような顔になってしまった。

「あー、悪いんだけど、マリーちゃん。この人のこと、許してやってくれないかな? 根は良い人だから。ね?」
「別に、登録さえ、出来れば、いい」
「だってさ」

 受付嬢は、カナハルムに嫌われないように、必死に頭を縦に振っている。

 そして、二人は冒険者にやっとなれたのだ。ついでに、換金もしてもらった。
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