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2章 帝国の呪い
2-60 有能か無能か、それは立場次第
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俺たちは大教会で穏やかな日常生活を送っていたが、帝国の上層部のごく一部はそうはいかない。
帝国の呪いについて解呪をどうするか、ギスギスしながら進む。
俺には関係なかったけど。
なかったはずなんだけど、ナナキ氏がイケメン姿で俺の前で死んでいる。
つまり、軍服姿のナナキ氏が薬部屋のテーブルに突っ伏している。
どうせ現れるならコックコートのナナキ氏の方がいいのだが。
どよよよーん、と彼の背景に効果音がついている。
「、、、ナナキさん、お茶でもどうぞ」
冷えた薬草茶を渡すと、顔を少しだけ上げた。
寝不足で目の下にクマがあってもイケメンだな、おい。
お肌ぐらい荒れてもいいんじゃないか?
「色はスゴイが、なんか身体に効く気がする」
テーブルに突っ伏したまま、ちびちびと器用に飲んでいる。
「丸薬、出しましょうか?」
「あー、アレ、元気が出るんだけど、寝たい時に眠れなくなっちゃうからなあ」
「なら、もしものときのために渡しておきましょうか?」
「いや、アレが手元にあると絶対にすぐ飲んじゃうからなあ。本当に必要になったら貰いに来る」
軍服でここに来るぐらい着替える時間も惜しいのなら、貰いに来る時間も惜しい気がするんだが?
本人の意志は尊重するが。
「在庫はあるのでいつでも言ってください」
「ありがとう。で、アレは誰かな?」
、、、アレ。
視線を向けた先にいるのは誰かというと、人化したアジュールの姿である。
ナナキ氏にとっては怪しさ大爆発なのかなー。
セリムに似ているからな。リンク王国の貴族であるセリム、敵国に親族がいるわけもない。
だから、ナナキ氏がこんなところまで調べにわざわざ来たのかな?敵情視察?
アジュールはシエルド氏から、業務に支障がなければ入室を許すと言われている。
彫刻の人外なのに、しっかりと決裁を得ているところが怖い。
そんな知識をどこで学ぶのだろう。
長い歴史からかな?
部外者だからと薬部屋から追い出すことはできないのである。
そんなアジュールはファンにベッタリである。
部屋長である俺の指示に従うのではなく、ファンのためだけに動く。
無償だから邪魔にならない限り自主的な行動を認めざるえないし、それに、シエルド氏はアジュールに買収されてしまっている。
金ではなく、情報で。
正確な情報は商人にとってどんなに高額を払っても手に入れたいものである。
アジュールは未来のことまでわかるくらいなので、シエルド氏が望む情報なんて把握しやすいのだろう。
アジュールがようやく軍服のナナキ氏を視界に入れてくれた。
真夏にマントを羽織るこの存在に今まで気づかないことなんてあり得るか?
「アジュール、この人知ってるー?」
「何、その質問」
ものすごーく嫌そうな顔で言われる。
アジュールは本当に俺と一切の縁を結びたくないようである。ファンのそばにいる限り、無理じゃないのか。諦めろ。
「いやー、紹介必要かなーと思って」
「要らない」
「と言って戻ろうとするなーーーっ」
ナナキ氏が立ち上がって叫んだ。まだまだ元気だな。
アジュールは一応立ち止まってくれる。
しばし沈黙の後、アジュールが口を開く。
「皇帝なんて放っておけばいいんじゃないか。アレはわがままな子供がそのまま大人になったようなものだ。鎖が外れているのなら、関わらない方が賢明だ」
「この言い方はクロウ関係者ー。皇帝陛下をアレ呼ばわりできるのは帝国民じゃないー」
「、、、安心しろ。僕は関係者でもなければ、帝国民でもない」
おおっと、関係者でもないと言われたら、俺が傷つくぞー。
じゃあ、何でこの薬部屋にいるんだって話になるじゃないか。
セリムは壁際でおとなしく護衛している。口出しはしてくれない。
「アジュールと言ったか。私が誰だかわかっていての発言か?」
「、、、ナナキ皇弟殿下、牢獄の食堂の料理長もしている。兄がサザーラン皇帝で、帝国の呪いの鎖は黒ワンコのオヤツにしており、現在のところ呪いの影響下にはない。料理が趣味で、幼い頃から飲食店で働くことを夢見て腕を磨くが、皇弟という立場から親や周囲の猛反対に遭い、飲食店の夢は泣き喚いて両親を困らせてから断念した。今度は皇弟という立場を利用して皇帝を言葉巧みにたらしこみ牢獄の食堂で」
「はい、ストーップ」
ナナキ氏がとめない限り、個人情報をつらつらつらつらと話し続けてくれたことだろう。
おそらく、ナナキ氏が公にしたくないことまで。
情報戦でアジュールに勝てるわけもない。
アジュールが素直なところは、ストップと言われて会話をとめてくれるところである。
その辺はありがたいと素直に思おう、ナナキ氏よ。
わんっ、とナナキ氏の肩にいる黒ワンコが鳴いた。
「、、、知っているから紹介も要らないと言ったのに。誰だかわかっているか問われたから応えただけなのに。なぜ非難を受けるんだ。僕はこの大教会を住処にしている彫刻の一つだ。長年住み続けて意志を生じさせた存在だ。僕はお前たちの言う人外と呼ばれるものなのだろう。お前たちが干渉してこなければ何もしないし敵対もしない」
後半はナナキ氏に自己紹介を始めた。
こういうところがいい子や。
「お前はそこの薬師見習のことを気に入っているようだが?」
あ、ナナキ氏、それは言わん方が。
アジュールが腕を組んで、青い瞳が細められる。
「ふむ、お前は僕に敵対するということでよろしいか」
「よろしくないです。ただの確認です」
ナナキ氏はすぐにその危険性を察知できたようだ。
一瞬、青白い炎がアジュールの背後に見えた気がしたからな。
おそらく、アジュールも明確に敵対しなければ、手を出さない。
確認してくれるだけありがたい。
「言葉を足しておこうか。ファンや僕に直接間接問わず手を出してこなければ、僕はお前たちに何もしない」
間接的にでも手を出したら最後、それ以上の仕返しをするってことだ。
ついでに言うと、ファンに手を出した方の仕返しの方が大きいはずである。
たぶん手を出す前に、それ相応の恐ろしい罠にかけられると思うけど。
それが未遂であったとしても、人外にとっては、アジュールにとっては仕返しなのである。
ゆえにファンのことについてだけは最大限の注意が必要であるが、言葉で正しく理解できる者に対しては言葉で説明してくれるだけありがたい人外なのである。
普通、人外というのは理不尽なものだからだ。
人外に人間の言葉が通じると思ってはいけない。同じ言語を話しているようで、受け取る意味が全然違うものなのである。貴族の腹芸でも生易しく感じるくらいで、ただただ理不尽なのが人外。だから、要注意。
エセルたちのように背中に冷たい空気を感じないのが、アジュールの言葉なのである。
アジュールは人が理解できるように人が話す言葉の真意のまま話してくれているのである。
それがどれだけ重要なことなのか、人外を知っている者は理解してくれるだろう。
「確認だが、他の者は?」
「他のはどうでもいい」
「え?クロウも?」
ナナキ氏が驚いてそう言った途端、アジュールの瞳が閉じた。
「僕とその名を縁付けようとするな。迷惑だ」
「迷惑って言われたー。悲しー」
「セリム殿に似ている顔でその発言は何とも新鮮な、、、」
「殺されないために致し方なく」
「あー、クロウは人外にも容赦ないからなあ」
ナナキ氏が納得したように頷く。アジュールの顔がセリムに似ている理由を察したか。
「僕を殺せるか殺せないかと言えば、僕が殺されることはないんだが、人でなかろうと痛いのは嫌なんだ」
俺でも殺せないんかいっ。
俺の前でそう言えるということは、粉砕しても元通りになるのかもしれないなあ。じゃあ、消滅させれば存在は消えるかな?
「彫刻でも痛覚があるのか?」
「顔を割られたら嫌に決まっているだろう」
痛覚の明確な返答はなかったが、人外でも嫌なことは嫌だということだ。
嫌の基準が人間と同じであるかは疑問だが。
「、、、なあ、アジュール」
ナナキ氏がアジュールに対して改まった態度になって聞く。
「この帝国の呪いを解く方法を知っているか?」
その質問、何なの?
俺のこと疑っているの?
ナナキ氏の質問にアジュールは微かに首を傾げる。
「ああ、お前たちは鎖が見えないから邪魔されているのにも気づかないのか。解呪しようと考えて霊廟に行こうとすれば、扉から入ることさえできないぞ」
「えっ、クロウが魔導士なら解呪できると言ってたけど」
「、、、お前たちの城の宝物庫にある拡大鏡の一つに、覗くと鎖が見える物がある。それを使ってどうにかできない頭しかないのなら、神と呼んでいるものに国ごと滅ぼされてみたらどうだ?」
そんな拡大鏡があるんだ、帝城には。
本当にどこからその情報を手に入れるんだろうなあ、アジュールは。
それをナナキ氏には簡単に教えるんだなあ。
「ああ、なるほどな。アジュール、助言をありがとう。礼はいつか必ず。少しは突破口が見えてきそうだ」
ナナキ氏の表情がほんの少しだけ明るくなって薬部屋から出て行った。
「ナナキさんにはお優しいことで」
「お前が言う魔導士なら誰でもできる方法を教えてやれば良かったじゃないか。その方が手っ取り早いことは確かだ」
「、、、じゃあ、その方法をアジュールが教えてやれば良かったのに」
「そこまでの義理もないが、それを人が選択するのは、普通は最終手段じゃないのか?」
うーん、人外に普通を言われてしまった。
帝国の呪いについて解呪をどうするか、ギスギスしながら進む。
俺には関係なかったけど。
なかったはずなんだけど、ナナキ氏がイケメン姿で俺の前で死んでいる。
つまり、軍服姿のナナキ氏が薬部屋のテーブルに突っ伏している。
どうせ現れるならコックコートのナナキ氏の方がいいのだが。
どよよよーん、と彼の背景に効果音がついている。
「、、、ナナキさん、お茶でもどうぞ」
冷えた薬草茶を渡すと、顔を少しだけ上げた。
寝不足で目の下にクマがあってもイケメンだな、おい。
お肌ぐらい荒れてもいいんじゃないか?
「色はスゴイが、なんか身体に効く気がする」
テーブルに突っ伏したまま、ちびちびと器用に飲んでいる。
「丸薬、出しましょうか?」
「あー、アレ、元気が出るんだけど、寝たい時に眠れなくなっちゃうからなあ」
「なら、もしものときのために渡しておきましょうか?」
「いや、アレが手元にあると絶対にすぐ飲んじゃうからなあ。本当に必要になったら貰いに来る」
軍服でここに来るぐらい着替える時間も惜しいのなら、貰いに来る時間も惜しい気がするんだが?
本人の意志は尊重するが。
「在庫はあるのでいつでも言ってください」
「ありがとう。で、アレは誰かな?」
、、、アレ。
視線を向けた先にいるのは誰かというと、人化したアジュールの姿である。
ナナキ氏にとっては怪しさ大爆発なのかなー。
セリムに似ているからな。リンク王国の貴族であるセリム、敵国に親族がいるわけもない。
だから、ナナキ氏がこんなところまで調べにわざわざ来たのかな?敵情視察?
アジュールはシエルド氏から、業務に支障がなければ入室を許すと言われている。
彫刻の人外なのに、しっかりと決裁を得ているところが怖い。
そんな知識をどこで学ぶのだろう。
長い歴史からかな?
部外者だからと薬部屋から追い出すことはできないのである。
そんなアジュールはファンにベッタリである。
部屋長である俺の指示に従うのではなく、ファンのためだけに動く。
無償だから邪魔にならない限り自主的な行動を認めざるえないし、それに、シエルド氏はアジュールに買収されてしまっている。
金ではなく、情報で。
正確な情報は商人にとってどんなに高額を払っても手に入れたいものである。
アジュールは未来のことまでわかるくらいなので、シエルド氏が望む情報なんて把握しやすいのだろう。
アジュールがようやく軍服のナナキ氏を視界に入れてくれた。
真夏にマントを羽織るこの存在に今まで気づかないことなんてあり得るか?
「アジュール、この人知ってるー?」
「何、その質問」
ものすごーく嫌そうな顔で言われる。
アジュールは本当に俺と一切の縁を結びたくないようである。ファンのそばにいる限り、無理じゃないのか。諦めろ。
「いやー、紹介必要かなーと思って」
「要らない」
「と言って戻ろうとするなーーーっ」
ナナキ氏が立ち上がって叫んだ。まだまだ元気だな。
アジュールは一応立ち止まってくれる。
しばし沈黙の後、アジュールが口を開く。
「皇帝なんて放っておけばいいんじゃないか。アレはわがままな子供がそのまま大人になったようなものだ。鎖が外れているのなら、関わらない方が賢明だ」
「この言い方はクロウ関係者ー。皇帝陛下をアレ呼ばわりできるのは帝国民じゃないー」
「、、、安心しろ。僕は関係者でもなければ、帝国民でもない」
おおっと、関係者でもないと言われたら、俺が傷つくぞー。
じゃあ、何でこの薬部屋にいるんだって話になるじゃないか。
セリムは壁際でおとなしく護衛している。口出しはしてくれない。
「アジュールと言ったか。私が誰だかわかっていての発言か?」
「、、、ナナキ皇弟殿下、牢獄の食堂の料理長もしている。兄がサザーラン皇帝で、帝国の呪いの鎖は黒ワンコのオヤツにしており、現在のところ呪いの影響下にはない。料理が趣味で、幼い頃から飲食店で働くことを夢見て腕を磨くが、皇弟という立場から親や周囲の猛反対に遭い、飲食店の夢は泣き喚いて両親を困らせてから断念した。今度は皇弟という立場を利用して皇帝を言葉巧みにたらしこみ牢獄の食堂で」
「はい、ストーップ」
ナナキ氏がとめない限り、個人情報をつらつらつらつらと話し続けてくれたことだろう。
おそらく、ナナキ氏が公にしたくないことまで。
情報戦でアジュールに勝てるわけもない。
アジュールが素直なところは、ストップと言われて会話をとめてくれるところである。
その辺はありがたいと素直に思おう、ナナキ氏よ。
わんっ、とナナキ氏の肩にいる黒ワンコが鳴いた。
「、、、知っているから紹介も要らないと言ったのに。誰だかわかっているか問われたから応えただけなのに。なぜ非難を受けるんだ。僕はこの大教会を住処にしている彫刻の一つだ。長年住み続けて意志を生じさせた存在だ。僕はお前たちの言う人外と呼ばれるものなのだろう。お前たちが干渉してこなければ何もしないし敵対もしない」
後半はナナキ氏に自己紹介を始めた。
こういうところがいい子や。
「お前はそこの薬師見習のことを気に入っているようだが?」
あ、ナナキ氏、それは言わん方が。
アジュールが腕を組んで、青い瞳が細められる。
「ふむ、お前は僕に敵対するということでよろしいか」
「よろしくないです。ただの確認です」
ナナキ氏はすぐにその危険性を察知できたようだ。
一瞬、青白い炎がアジュールの背後に見えた気がしたからな。
おそらく、アジュールも明確に敵対しなければ、手を出さない。
確認してくれるだけありがたい。
「言葉を足しておこうか。ファンや僕に直接間接問わず手を出してこなければ、僕はお前たちに何もしない」
間接的にでも手を出したら最後、それ以上の仕返しをするってことだ。
ついでに言うと、ファンに手を出した方の仕返しの方が大きいはずである。
たぶん手を出す前に、それ相応の恐ろしい罠にかけられると思うけど。
それが未遂であったとしても、人外にとっては、アジュールにとっては仕返しなのである。
ゆえにファンのことについてだけは最大限の注意が必要であるが、言葉で正しく理解できる者に対しては言葉で説明してくれるだけありがたい人外なのである。
普通、人外というのは理不尽なものだからだ。
人外に人間の言葉が通じると思ってはいけない。同じ言語を話しているようで、受け取る意味が全然違うものなのである。貴族の腹芸でも生易しく感じるくらいで、ただただ理不尽なのが人外。だから、要注意。
エセルたちのように背中に冷たい空気を感じないのが、アジュールの言葉なのである。
アジュールは人が理解できるように人が話す言葉の真意のまま話してくれているのである。
それがどれだけ重要なことなのか、人外を知っている者は理解してくれるだろう。
「確認だが、他の者は?」
「他のはどうでもいい」
「え?クロウも?」
ナナキ氏が驚いてそう言った途端、アジュールの瞳が閉じた。
「僕とその名を縁付けようとするな。迷惑だ」
「迷惑って言われたー。悲しー」
「セリム殿に似ている顔でその発言は何とも新鮮な、、、」
「殺されないために致し方なく」
「あー、クロウは人外にも容赦ないからなあ」
ナナキ氏が納得したように頷く。アジュールの顔がセリムに似ている理由を察したか。
「僕を殺せるか殺せないかと言えば、僕が殺されることはないんだが、人でなかろうと痛いのは嫌なんだ」
俺でも殺せないんかいっ。
俺の前でそう言えるということは、粉砕しても元通りになるのかもしれないなあ。じゃあ、消滅させれば存在は消えるかな?
「彫刻でも痛覚があるのか?」
「顔を割られたら嫌に決まっているだろう」
痛覚の明確な返答はなかったが、人外でも嫌なことは嫌だということだ。
嫌の基準が人間と同じであるかは疑問だが。
「、、、なあ、アジュール」
ナナキ氏がアジュールに対して改まった態度になって聞く。
「この帝国の呪いを解く方法を知っているか?」
その質問、何なの?
俺のこと疑っているの?
ナナキ氏の質問にアジュールは微かに首を傾げる。
「ああ、お前たちは鎖が見えないから邪魔されているのにも気づかないのか。解呪しようと考えて霊廟に行こうとすれば、扉から入ることさえできないぞ」
「えっ、クロウが魔導士なら解呪できると言ってたけど」
「、、、お前たちの城の宝物庫にある拡大鏡の一つに、覗くと鎖が見える物がある。それを使ってどうにかできない頭しかないのなら、神と呼んでいるものに国ごと滅ぼされてみたらどうだ?」
そんな拡大鏡があるんだ、帝城には。
本当にどこからその情報を手に入れるんだろうなあ、アジュールは。
それをナナキ氏には簡単に教えるんだなあ。
「ああ、なるほどな。アジュール、助言をありがとう。礼はいつか必ず。少しは突破口が見えてきそうだ」
ナナキ氏の表情がほんの少しだけ明るくなって薬部屋から出て行った。
「ナナキさんにはお優しいことで」
「お前が言う魔導士なら誰でもできる方法を教えてやれば良かったじゃないか。その方が手っ取り早いことは確かだ」
「、、、じゃあ、その方法をアジュールが教えてやれば良かったのに」
「そこまでの義理もないが、それを人が選択するのは、普通は最終手段じゃないのか?」
うーん、人外に普通を言われてしまった。
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