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2章 そして、地獄がはじまった
2-24 無礼
シロ様がここはどこー、という顔をした。
酒瓶をぎゅっと抱きしめて。
それが酒瓶じゃなければ、可愛いんだけどね。せめて大瓶でなければ。
俺の部屋だよー。
「おはようございます、シロ様」
「おはよう」
しっかりと返事するシロ様。
キョロキョロ。
ゲシッ。
シロ様がクロを布団の中から見つけて蹴っ飛ばした。
現状を正確に把握したらしい。
「いったいなー。あー、おはよう、リアムー。僕に包まれた寝心地はどうだったー?」
「クロとシロ様の抜け毛で作られた掛け布団は最高の寝心地でした。んで、クロ、何で俺のベッドで寝てたの?」
「寝心地どうかなーと思って様子見に来たら、まだベッドにいないんだもん、七歳児が。つい自分で寝心地を確かめちゃったよー。リアムも早く寝ないと、お肌に悪いよー」
この世界での寝不足は、そんなにお肌に悪いのだろうか?前にもクロに言われた気がする。つい頬に手を当ててみる。まだ若いのでプルリンとしたふっくら肌だ。年齢を重ねたときに如実に表れるのだろうか?
隣のシロ様もコクコク頷いているから、そこまでお肌の調子が悪くなるのかな?
弟のように、クロとシロ様も布団の寝心地を確かめたらついつい寝てしまったんだろう。
自分たちの毛で寝てしまうのなら、いつも包まれているのに?と思ってしまうが、それとこれとは違うのだろう。
「おい、リアム、何一人で話しているんだよ」
ノックもせずに俺の部屋の扉を開けた馬鹿がいた。貴族ならばマナーを教わっているはずだろう?クソ兄貴。長兄のジャイールだ。
だが、珍しい。
俺の部屋で弟アミールといくら話していたところで、今まで何の反応もしなかったのに。
クロもシロ様もそんなに大きい声で話していない。小さい姿なので、むしろ他の部屋に聞こえるかなと思うほどの小さな声だった気がする。
「無礼だな」
限りなく冷たく言い放たれた。
扉を開けた馬鹿はそのまま動けなくなった。
アイツはその場で硬直した。
その言葉を発したのも圧力を加えているのも、クロだ。
ツンツンシロ様ではない。
シロ様の方がため息を吐いた。
このまま数時間も動きを停止させられたら困るよねー。
「リアム、我々は砦に先に戻っているよ。帰るぞ、クロ」
シロ様がクロの首根っこをつかんで、ベッドから降りると、彼らの行方が分からなくなった。扉からは出ていっていないし、窓も開いてない。
さすがは砦の守護獣様。神出鬼没だ。キッチリと酒瓶も消えている。うん。
クロとシロ様がいなくなり、クソ兄貴が肩で荒い息をした。圧迫感が綺麗に消えてなくなっているので、本当にこの部屋から彼らは消えていなくなっている。
「い、今のは、、、」
「砦の守護獣様だよ」
聞かれたので答えてあげた。
俺はさっさと身支度を整えて、母上がいるであろう台所に向かう。俺の部屋の前にはまだクソ兄貴が突っ立っていた。
「母上ー、おはようございますー」
元気に笑顔で朝の挨拶。
「おはよう、リアムー。今日も早起きねー。ところで、さっき殺気のようなものを感じたのだけど」
さすがは母上、違う部屋にいるクロの殺気を感じ取るとは。さっき殺気、、、ダジャレじゃないぞ、きっと。本人は気づいてないようだし。
「ああ、俺の部屋のベッドでクロとシロ様が寝てました。ジャイール(クソ)兄さんがノックもなしに扉を開けたので、クロが無礼だと怒ったようです」
「あ、そうなのね。確かに弟の部屋とはいってもノックもなしに入るのはダメよね。え?シロ様とクロ様が来てたの?」
ちょっと母上を混乱させてしまったようだ。
「クロとシロ様の抜け毛の掛け布団の寝心地を確認しに来ました」
「ふふっ、良かったわ。貰わなかったのは、もったいなかったかしらと思っていたところなのよ」
笑顔で、母上混乱中。
クロとシロ様が出没する可能性のある掛け布団はもらわなくて良かったというのが正直な感想だと思うが、本来なら口にする母上でもない。
「で、(クソ)兄さんがそのまま俺の部屋の前で固まっていたので放置してきました」
「冒険者でもない者があの殺気を向けられて、正気を保っていられるかというと厳しいかもしれないわね。朝食時に来なければ呼びに行くことにしましょう」
母上も鬼畜ですなあ。朝食の時間までは二時間以上ある。俺たちが早起きするのは家事をするためだ。そういや何でクソ兄貴はこんなに早く起きていたんだ?隣の部屋の次兄ルアンと弟アミールは俺の部屋に来なかったのだから。
「母上ー、兄上ー、おはようございます。兄上ー、あの布団最高でしたー。兄上と一緒にふかふか雲の上で寝ている夢を見ましたー」
台所に眠そうな目を擦りながらアミールが入ってきた。
寝ているのに寝ている夢を見るのか、うちの弟は。
幸せそうな夢だけど。
俺は社畜時代に、遅刻する夢を見て、はっと起きたら夢だった、ああ良かったと思ったら時計が昼になっており、また飛び起きたという謎のイヤな汗をかく夢なら何度も見たことがあるが。
「もったいないと思ったけど、寝てるときに急に現れたら心臓とまるわよね」
母上、そこまでですか?
別に普段のあのクロ、シロ様にそこまでの敬意を払わなくても良いと思うんですけどっ。
「そういえば、ジャイール兄上が廊下で突っ立っていましたが。挨拶しても何の返事もなくて」
「アミール、しばらく放置で大丈夫だぞ。朝の仕事をやってしまおう」
家事は待ってくれないのだ。
こっちを放置していたら、砦に行く時間が遅れてしまう。
で、一応(クソ)というのは口では発言していない。けれど、心の呼び名は変えない。アイツらはクソなのである。ちなみにクズ親父も、口では(クズ)親父と呼ぶ。表記を忘れていても俺がいつもそう呼んでいると思ってもらって差し支えない。
‥…━━━ΣΣΣ≡((((((*-ω-)ノ クソクズメ------
砦に行くと、シロ様はお供え棚のところで、チビチビとやっていた。
なーんかその背中が楽しい酒を飲んでいる雰囲気ではない。
「、、、シロ様」
「おお、リアム」
ほろ酔いかな?
目がとろんとしている気がする。
チビチビが昨日より早い気がする。
「部屋まで押しかける気はなかったんだが、せっかくだからリアムが私たちの布団で寝ている様子を見て、さっと帰ろうと思っていたんだ」
お猪口を片手に、持ってない片手がワタワタと動いている。
「クロが寝心地を確かめるんだーと布団に潜り込み、それを窘めるはずが、、、ついつい私も寝てしまって、、、」
シロ様が肩を落とした。
素面ならこうも落ち込んだ様子を俺には見せないんだろうけど。
酒をイイ感じに飲んでいる者が横になったら、そりゃスヤーと寝るよね。
睡魔に勝てないよね。
仕方ないよね。
「クロとシロ様の抜け毛で作った掛け布団がそれだけ優秀だったということです。注意していたシロ様でさえ寝てしまうのですから。掛け布団は二枚作りまして、一枚は弟アミールに譲りました」
「ああ、知っている。けれど、お前は弟ではなくリーメルに譲ると思っていたが」
「ミシンを使っていないために、直線がガタガタでした。もう少し直線縫いの修行をしてから頑張ります」
「、、、そうか。あの布団でも充分だと思うが」
俺が来てから、シロ様はお猪口を手に持っていても口をつけてない。
本当のところを言ってしまうと、シロ様が拗ねるかもしれないと思っていたが、今のシロ様はそうでもないらしい。
「そうだよー、良い寝心地だったよー」
俺の背中に張り付いたのは、クロだった。
はっ、そうか、布団の中身を言わなければ、母上も受け取ってくれるに違いない。
やはり直線縫いの修行をしよう。ミシンには敵わないかもしれないが。ルンル婆さんに頼んで、ミシンを借りるのが一番の早道な気もするが。ミシンだと何か俺が作った感が薄れてしまう気がする。
だが、早過ぎると感づかれる可能性の方が高いので、母上がすっかり忘れた頃に作ろう。クロとシロ様にまた巨大化したときにでも抜け毛をもらおう。
小さいときの抜け毛では布団一枚分はたまらないだろう。
試しにブラシで小さいクロをブラッシングしてみた。
「はっ」
クロが俺に腹まで見せて寝転がっていたのをようやく気付いたようだ。ブラッシングは気持ち良かったようだ。でも、このサイズでは抜け毛はそんなにない。残念。
シロ様がそわそわと待っている。
期待に満ちた目で。
やはり酔っているんだよな。
酒瓶をぎゅっと抱きしめて。
それが酒瓶じゃなければ、可愛いんだけどね。せめて大瓶でなければ。
俺の部屋だよー。
「おはようございます、シロ様」
「おはよう」
しっかりと返事するシロ様。
キョロキョロ。
ゲシッ。
シロ様がクロを布団の中から見つけて蹴っ飛ばした。
現状を正確に把握したらしい。
「いったいなー。あー、おはよう、リアムー。僕に包まれた寝心地はどうだったー?」
「クロとシロ様の抜け毛で作られた掛け布団は最高の寝心地でした。んで、クロ、何で俺のベッドで寝てたの?」
「寝心地どうかなーと思って様子見に来たら、まだベッドにいないんだもん、七歳児が。つい自分で寝心地を確かめちゃったよー。リアムも早く寝ないと、お肌に悪いよー」
この世界での寝不足は、そんなにお肌に悪いのだろうか?前にもクロに言われた気がする。つい頬に手を当ててみる。まだ若いのでプルリンとしたふっくら肌だ。年齢を重ねたときに如実に表れるのだろうか?
隣のシロ様もコクコク頷いているから、そこまでお肌の調子が悪くなるのかな?
弟のように、クロとシロ様も布団の寝心地を確かめたらついつい寝てしまったんだろう。
自分たちの毛で寝てしまうのなら、いつも包まれているのに?と思ってしまうが、それとこれとは違うのだろう。
「おい、リアム、何一人で話しているんだよ」
ノックもせずに俺の部屋の扉を開けた馬鹿がいた。貴族ならばマナーを教わっているはずだろう?クソ兄貴。長兄のジャイールだ。
だが、珍しい。
俺の部屋で弟アミールといくら話していたところで、今まで何の反応もしなかったのに。
クロもシロ様もそんなに大きい声で話していない。小さい姿なので、むしろ他の部屋に聞こえるかなと思うほどの小さな声だった気がする。
「無礼だな」
限りなく冷たく言い放たれた。
扉を開けた馬鹿はそのまま動けなくなった。
アイツはその場で硬直した。
その言葉を発したのも圧力を加えているのも、クロだ。
ツンツンシロ様ではない。
シロ様の方がため息を吐いた。
このまま数時間も動きを停止させられたら困るよねー。
「リアム、我々は砦に先に戻っているよ。帰るぞ、クロ」
シロ様がクロの首根っこをつかんで、ベッドから降りると、彼らの行方が分からなくなった。扉からは出ていっていないし、窓も開いてない。
さすがは砦の守護獣様。神出鬼没だ。キッチリと酒瓶も消えている。うん。
クロとシロ様がいなくなり、クソ兄貴が肩で荒い息をした。圧迫感が綺麗に消えてなくなっているので、本当にこの部屋から彼らは消えていなくなっている。
「い、今のは、、、」
「砦の守護獣様だよ」
聞かれたので答えてあげた。
俺はさっさと身支度を整えて、母上がいるであろう台所に向かう。俺の部屋の前にはまだクソ兄貴が突っ立っていた。
「母上ー、おはようございますー」
元気に笑顔で朝の挨拶。
「おはよう、リアムー。今日も早起きねー。ところで、さっき殺気のようなものを感じたのだけど」
さすがは母上、違う部屋にいるクロの殺気を感じ取るとは。さっき殺気、、、ダジャレじゃないぞ、きっと。本人は気づいてないようだし。
「ああ、俺の部屋のベッドでクロとシロ様が寝てました。ジャイール(クソ)兄さんがノックもなしに扉を開けたので、クロが無礼だと怒ったようです」
「あ、そうなのね。確かに弟の部屋とはいってもノックもなしに入るのはダメよね。え?シロ様とクロ様が来てたの?」
ちょっと母上を混乱させてしまったようだ。
「クロとシロ様の抜け毛の掛け布団の寝心地を確認しに来ました」
「ふふっ、良かったわ。貰わなかったのは、もったいなかったかしらと思っていたところなのよ」
笑顔で、母上混乱中。
クロとシロ様が出没する可能性のある掛け布団はもらわなくて良かったというのが正直な感想だと思うが、本来なら口にする母上でもない。
「で、(クソ)兄さんがそのまま俺の部屋の前で固まっていたので放置してきました」
「冒険者でもない者があの殺気を向けられて、正気を保っていられるかというと厳しいかもしれないわね。朝食時に来なければ呼びに行くことにしましょう」
母上も鬼畜ですなあ。朝食の時間までは二時間以上ある。俺たちが早起きするのは家事をするためだ。そういや何でクソ兄貴はこんなに早く起きていたんだ?隣の部屋の次兄ルアンと弟アミールは俺の部屋に来なかったのだから。
「母上ー、兄上ー、おはようございます。兄上ー、あの布団最高でしたー。兄上と一緒にふかふか雲の上で寝ている夢を見ましたー」
台所に眠そうな目を擦りながらアミールが入ってきた。
寝ているのに寝ている夢を見るのか、うちの弟は。
幸せそうな夢だけど。
俺は社畜時代に、遅刻する夢を見て、はっと起きたら夢だった、ああ良かったと思ったら時計が昼になっており、また飛び起きたという謎のイヤな汗をかく夢なら何度も見たことがあるが。
「もったいないと思ったけど、寝てるときに急に現れたら心臓とまるわよね」
母上、そこまでですか?
別に普段のあのクロ、シロ様にそこまでの敬意を払わなくても良いと思うんですけどっ。
「そういえば、ジャイール兄上が廊下で突っ立っていましたが。挨拶しても何の返事もなくて」
「アミール、しばらく放置で大丈夫だぞ。朝の仕事をやってしまおう」
家事は待ってくれないのだ。
こっちを放置していたら、砦に行く時間が遅れてしまう。
で、一応(クソ)というのは口では発言していない。けれど、心の呼び名は変えない。アイツらはクソなのである。ちなみにクズ親父も、口では(クズ)親父と呼ぶ。表記を忘れていても俺がいつもそう呼んでいると思ってもらって差し支えない。
‥…━━━ΣΣΣ≡((((((*-ω-)ノ クソクズメ------
砦に行くと、シロ様はお供え棚のところで、チビチビとやっていた。
なーんかその背中が楽しい酒を飲んでいる雰囲気ではない。
「、、、シロ様」
「おお、リアム」
ほろ酔いかな?
目がとろんとしている気がする。
チビチビが昨日より早い気がする。
「部屋まで押しかける気はなかったんだが、せっかくだからリアムが私たちの布団で寝ている様子を見て、さっと帰ろうと思っていたんだ」
お猪口を片手に、持ってない片手がワタワタと動いている。
「クロが寝心地を確かめるんだーと布団に潜り込み、それを窘めるはずが、、、ついつい私も寝てしまって、、、」
シロ様が肩を落とした。
素面ならこうも落ち込んだ様子を俺には見せないんだろうけど。
酒をイイ感じに飲んでいる者が横になったら、そりゃスヤーと寝るよね。
睡魔に勝てないよね。
仕方ないよね。
「クロとシロ様の抜け毛で作った掛け布団がそれだけ優秀だったということです。注意していたシロ様でさえ寝てしまうのですから。掛け布団は二枚作りまして、一枚は弟アミールに譲りました」
「ああ、知っている。けれど、お前は弟ではなくリーメルに譲ると思っていたが」
「ミシンを使っていないために、直線がガタガタでした。もう少し直線縫いの修行をしてから頑張ります」
「、、、そうか。あの布団でも充分だと思うが」
俺が来てから、シロ様はお猪口を手に持っていても口をつけてない。
本当のところを言ってしまうと、シロ様が拗ねるかもしれないと思っていたが、今のシロ様はそうでもないらしい。
「そうだよー、良い寝心地だったよー」
俺の背中に張り付いたのは、クロだった。
はっ、そうか、布団の中身を言わなければ、母上も受け取ってくれるに違いない。
やはり直線縫いの修行をしよう。ミシンには敵わないかもしれないが。ルンル婆さんに頼んで、ミシンを借りるのが一番の早道な気もするが。ミシンだと何か俺が作った感が薄れてしまう気がする。
だが、早過ぎると感づかれる可能性の方が高いので、母上がすっかり忘れた頃に作ろう。クロとシロ様にまた巨大化したときにでも抜け毛をもらおう。
小さいときの抜け毛では布団一枚分はたまらないだろう。
試しにブラシで小さいクロをブラッシングしてみた。
「はっ」
クロが俺に腹まで見せて寝転がっていたのをようやく気付いたようだ。ブラッシングは気持ち良かったようだ。でも、このサイズでは抜け毛はそんなにない。残念。
シロ様がそわそわと待っている。
期待に満ちた目で。
やはり酔っているんだよな。
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