格安アパートに入居したら、俺様ざ~こ♡系インキュバスの食料になりました。

泥人形

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第八話 実家は地獄だ

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 唇を重ねると、少し苦かった。ゆっくりと、唇を離す。


「よくできました」
「馬鹿にしてるだろ」
 ルカはニヤリと生意気に笑うけれど、そこに初めて会った頃のような見下しはなかった。




「つづき、やるか?」
「いや。ここは狭いし、家に帰ってからにしよ」
「ちゃんと出来んのかぁ? 童貞に」
 彼はまた、軽口を叩く。でも不思議と嫌な感じはしない。

「頑張る。下手かもしれないけど、君が気持ちよくなれるように頑張るよ」
 素直な本心のつもりだった。でも、ルカの顔がみるみる赤くなっていく。

 青い三白眼に赤い星々が混ざり合い、赤紫色に近くなる。怒ったときに瞳が赤っぽくなるのは見たことがあるけれど、これは初めて見た色だ。いったいどんな感情なんだろう? もしかして、

「照れてる?」
「うっせーバーカ!!」
 ルカは両腕で顔を覆って、僕の視線からガードした。
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