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47話 完成された機動防御
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8月19日1200 国道32号線沿い
我々は目的地に到着し、
道路左の山地にて陣地防御
する事になった。
道路正面の対応に関しては
既に人員が足りており
側面からの攻撃に対して
備える必要があることと
両脇の山を固める事で
道路を中央として突出
してきた敵を3方向から
迎撃できる形になる。
「急いで配置に
着いてください
1キロ圏内まで
敵が迫っているとの事」
「可能であれば
土嚢を作って防御壁に
して下さい!
掩体を掘っている暇は
ありません!」
紀伊三尉が叫んだ。
我々は土嚢袋を
受け取り、示された
左の山に向かう。
急いで土嚢袋に
エンピ(スコップ)で
土を入れて簡易な
防御壁を作り上げる。
袋に土を入れただけの
ものだが防御壁としては
役に立つ。
10分程で敵が姿を現した。
ZTQ-15 11式105mm装輪突撃車を
先頭に無理矢理
道路上の防御陣地を
突破しようとしていた。
装甲が施されており
小銃での対処は困難である。
16式機動戦闘車の主砲が
火を噴き主砲の轟音が山に反響し、空気が震えた。
正面から放たれた
LAMなどの対戦車火器が
命中し防御陣地により
敵部隊の先頭が止まる。
そのすぐ後ろの
ZTQ-15 11式105mm装輪突撃車に対して
道路の左右の山から射線が斜めに
重なるようにして対戦車兵器が
撃ち出された。
戦車、装輪装甲車の類の弱点は
側面である。
本来であれば脅威であるはずの
ZTQ-15は
火力を発揮する間もなく
次々と葬られていく。
遥か敵の後方でも
黒煙が上がっており
西部方面普通科連隊が
敵の後方から攻撃を
行っている事がわかる。
縦に長い道路に対して
敵の頭を押さえ
さらには後方を押さえて
中間の敵を無力化する。
側面も押さえている為
敵に逃げ道はなかった。
車両に乗っての
機動展開の最中なので
敵はまだ歩兵を下車して
戦闘態勢をとる事すら出来ていない。
上空には制空権を制したのか
アパッチが旋回していた。
一方的な展開だった。
引き金を持つ指が
かすかに震えていた。
今まで私たちは敵に主導権を
取られた状況下で戦わず
終えなかった。
しかし、今回は情報を元に
先手を取り戦略的な展開を
する事が出来る。
我々は戦える
絶望的な戦況下で見たのは
訓練で叩き込まれた機動防御の完成形だった。
我々は目的地に到着し、
道路左の山地にて陣地防御
する事になった。
道路正面の対応に関しては
既に人員が足りており
側面からの攻撃に対して
備える必要があることと
両脇の山を固める事で
道路を中央として突出
してきた敵を3方向から
迎撃できる形になる。
「急いで配置に
着いてください
1キロ圏内まで
敵が迫っているとの事」
「可能であれば
土嚢を作って防御壁に
して下さい!
掩体を掘っている暇は
ありません!」
紀伊三尉が叫んだ。
我々は土嚢袋を
受け取り、示された
左の山に向かう。
急いで土嚢袋に
エンピ(スコップ)で
土を入れて簡易な
防御壁を作り上げる。
袋に土を入れただけの
ものだが防御壁としては
役に立つ。
10分程で敵が姿を現した。
ZTQ-15 11式105mm装輪突撃車を
先頭に無理矢理
道路上の防御陣地を
突破しようとしていた。
装甲が施されており
小銃での対処は困難である。
16式機動戦闘車の主砲が
火を噴き主砲の轟音が山に反響し、空気が震えた。
正面から放たれた
LAMなどの対戦車火器が
命中し防御陣地により
敵部隊の先頭が止まる。
そのすぐ後ろの
ZTQ-15 11式105mm装輪突撃車に対して
道路の左右の山から射線が斜めに
重なるようにして対戦車兵器が
撃ち出された。
戦車、装輪装甲車の類の弱点は
側面である。
本来であれば脅威であるはずの
ZTQ-15は
火力を発揮する間もなく
次々と葬られていく。
遥か敵の後方でも
黒煙が上がっており
西部方面普通科連隊が
敵の後方から攻撃を
行っている事がわかる。
縦に長い道路に対して
敵の頭を押さえ
さらには後方を押さえて
中間の敵を無力化する。
側面も押さえている為
敵に逃げ道はなかった。
車両に乗っての
機動展開の最中なので
敵はまだ歩兵を下車して
戦闘態勢をとる事すら出来ていない。
上空には制空権を制したのか
アパッチが旋回していた。
一方的な展開だった。
引き金を持つ指が
かすかに震えていた。
今まで私たちは敵に主導権を
取られた状況下で戦わず
終えなかった。
しかし、今回は情報を元に
先手を取り戦略的な展開を
する事が出来る。
我々は戦える
絶望的な戦況下で見たのは
訓練で叩き込まれた機動防御の完成形だった。
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