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第十章 【勇至狼】と【ティニディス】の仮契約
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【瞳良】が【力】を示した事で、【葦永三姉妹】の【能力】の一部は【勇至狼】に見せたことになる。
後は【勇至狼】の番だ。
彼はどのくらい鍛えているか?
それを見せてもらう事になった。
彼は剣技を身につけようと努力していた。
その努力の成果――剣術を見せてもらおうと言うことになった。
【吟撫】は、
「じゃあ、これ、斬ってみて」
と言って、あるものを出した。
それはこんにゃくの様なふにゃふにゃの【物体】だった。
【勇至狼】の手には木刀を持たせている。
木刀でこの【物体】を斬れと言っているのだ。
【琴花】は、
「これくらいは出来るんでしょうね?」
と言った。
無茶ブリである。
【勇至狼】は、
「……わかりました。
斬ります」
と言った。
そして、
「ふぅ……
……せいっ」
と言って、見事に斬って見せた。
ふにゃふにゃの【物体】はスパッと切れた。
【吟撫】は、
「って事みたいだけど、どうかしら【ティニディス】?」
と言った。
【ティニディス】は、
『うむ。
まぁ、ギリギリ及第点だな。
良かろう。
我の移住先として、仮認定してやろう』
と言った。
【勇至狼】は、
「え?
仮認定って?」
と聞いた。
【ティニディス】は、
『聞いておらんのか?
我の力をお前に譲渡するという話になっておる。
だが、完全に認める訳にはいかん。
まだ、お前の全てを見せてもらってはおらんからな。
だから、我の【力】の一部を使える様にしてやると言うことだ。
お前が我の【力】を上手く使える事がわかったら、正式に譲渡する。
それまでは見習いだ。
つまりは、そういう話だ』
と言った。
【勇至狼】は、
「【力】って何の?」
と聞いた。
【ティニディス】は、
『うむ。
我の【力】を完全に譲渡すれば、我が司る【世界】――【セヴンス・ワールド(第七の世界)】の勢力がお前の【力】となる。
勢力とは簡単に言えば、我の命令に従う【兵】の事だ。
【セヴンス・ワールド(第七の世界)】では――、
【心要素(しんようそ)】、
【技要素(ぎようそ)】、
【体要素(たいようそ)】、
――と言う3つの【要素】を混ぜる事で、【モンスター】を生み出す事が出来るのだ。
【心要素】は約13000種類、
【技要素】は約28000種類、
【体要素】は約15000種類、
存在する。
3つの【要素】の組み合わせによって生まれて来る【モンスター】も異なる。
それがお前の【力】となるのだ。
だが、今は見習い期間と言うことで、お前には、
【心要素】10種類、
【技要素】10種類、
【体要素】10種類、
――の30種類を使う権利をやろう。
それで、お前なりに、適した下僕(しもべ)を作るが良い』
と言った。
【勇至狼】は、
「さ、30種類……」
とつぶやいた。
【ティニディス】は、
『わかりやすくするために、
【心要素】は、
(01)【静火(せいか)属性】、
(02)【静水(せいすい)属性】、
(03)【静雷(せいらい)属性】、
(04)【静風(せいふう)属性】、
(05)【静土(せいど)属性】、
(06)【動火(どうか)属性】、
(07)【動水(どうすい)属性】、
(08)【動雷(どうらい)属性】、
(09)【動風(どうふう)属性】、
(10)【動土(どうど)属性】、
の【要素】とする。
【静】とはおとなしい、冷静な【性格】を現し、
【動】とはかっぱつで、感情的な【性格】を現しておる。
単純な属性としては、
【火属性(ひぞくせい)】、
【水属性(みずぞくせい)】、
【雷属性(かみなりぞくせい)】、
【風属性(かぜぞくせい)】、
【土属性(つちぞくせい)】、
の5属性とする。
同じ属性同士の【三大要素】を組み合わせればその属性に特化した【モンスター】になるし、バラバラの【属性】だと複数の属性を持ったり、トリッキーな【力】を持った事になる。
【技要素】は、
(01)【火属性(ひぞくせい)】、
(02)【水属性(みずぞくせい)】、
(03)【雷属性(かみなりぞくせい)】、
(04)【風属性(かぜぞくせい)】、
(05)【土属性(つちぞくせい)】、
(06)【光属性(ひかりぞくせい)】、
(07)【闇属性(やみぞくせい)】、
(08)【金属性(きんぞくせい)】、
(09)【木属性(きぞくせい)】、
(10)【無属性(むぞくせい)】、
の【要素】とする。
半分は、【心要素】と同じ【属性】だが、もう半分は異なる【属性】となる。
その辺りは上手く工夫するんだな。
【体要素】も、
(01)【火属性(ひぞくせい)】、
(02)【水属性(みずぞくせい)】、
(03)【雷属性(かみなりぞくせい)】、
(04)【風属性(かぜぞくせい)】、
(05)【土属性(つちぞくせい)】、
(06)【光属性(ひかりぞくせい)】、
(07)【闇属性(やみぞくせい)】、
(08)【金属性(きんぞくせい)】、
(09)【木属性(きぞくせい)】、
(10)【無属性(むぞくせい)】、
の【要素】とする。
あまり複雑にし過ぎても扱い辛いだろう。
なので、【技要素】と【体要素】は同じ属性の組み合わせとする。
この条件で、お前は【モンスター】を生み出す事が出来る様になる。
それでお前の【兵】を使役してみるが良い』
と言った。
【勇至狼】は、
「そ、そんな事言われても……」
と動揺した。
【琴花】は、
「まぁ、ここで出しても近所で騒ぎになるだけだし、試しに週末行ってみましょ。
【シックスス・ワールド(第六の世界)】に」
と言った。
【吟撫】は、
「そうね。
本格的には夏休みにでも行くとして、週末に日帰りで行ってみましょ。
どんな冒険になるか、試しにと言うことでね。
近場なら、問題ないでしょ」
と言った。
【瞳良】は、
「異論無し。
私達も【力】がどこまで通じるか、試したいと思っているしね」
と言った。
【勇至狼】は、
「ちょちょちょ、ちょっと待ってくれ。
行くって決まりなのか?」
と言った。
【吟撫】は、
「そうよ。
決まりよ。
まさか、あんた、反対するって言うの?」
と言った。
【琴花】は、
「反対するからには納得いく理由があるのよね?
つまらない理由ならはったおすわよ」
と言って凄んだ。
【勇至狼】は、
「行く。
行きますよ。
行けば良いんでしょ?」
と言った。
【瞳良】は、
「よろしい。
それでこそ、私達の下僕よ。
良い子ね」
と言った。
【勇至狼】は、
「良い子って……
一応、俺は君(【瞳良】)より、年上なんだけど……」
と言ったが無視された。
【ティニディス】は、
『では、【勇至狼】。
お前に【30要素】を譲渡する。
口を開けろ』
と言った。
【勇至狼】は、
「え?
く、口?
それは……あがっ……」
と言っている内に何かを突っ込まれた。
【ティニディス】は、
『お前の頭に直接使い方をレクチャーする。
頭出せ』
と言った。
【勇至狼】は、
「今度は頭?」
と言いつつ頭を出すと、【ティニディス】は、ワニの様な姿になり、彼の頭をガブリっとかみついた。
【勇至狼】は、
「ちょっと、
こわい、怖い、こわい、怖い……
何を……」
と言った。
【ティニディス】は、
『すこし黙っとれ。
甘噛みだ。
傷はつけん。
今、イメージを送る。
黙って理解しろっ』
と言った。
【勇至狼】は、
「は、はい……」
と言って黙った。
そして、【セヴンス・ワールド(第七の世界)】の【要素】による【モンスター召喚】――【存生術(そんせいじゅつ)】を身につけたのだった。
後は【勇至狼】の番だ。
彼はどのくらい鍛えているか?
それを見せてもらう事になった。
彼は剣技を身につけようと努力していた。
その努力の成果――剣術を見せてもらおうと言うことになった。
【吟撫】は、
「じゃあ、これ、斬ってみて」
と言って、あるものを出した。
それはこんにゃくの様なふにゃふにゃの【物体】だった。
【勇至狼】の手には木刀を持たせている。
木刀でこの【物体】を斬れと言っているのだ。
【琴花】は、
「これくらいは出来るんでしょうね?」
と言った。
無茶ブリである。
【勇至狼】は、
「……わかりました。
斬ります」
と言った。
そして、
「ふぅ……
……せいっ」
と言って、見事に斬って見せた。
ふにゃふにゃの【物体】はスパッと切れた。
【吟撫】は、
「って事みたいだけど、どうかしら【ティニディス】?」
と言った。
【ティニディス】は、
『うむ。
まぁ、ギリギリ及第点だな。
良かろう。
我の移住先として、仮認定してやろう』
と言った。
【勇至狼】は、
「え?
仮認定って?」
と聞いた。
【ティニディス】は、
『聞いておらんのか?
我の力をお前に譲渡するという話になっておる。
だが、完全に認める訳にはいかん。
まだ、お前の全てを見せてもらってはおらんからな。
だから、我の【力】の一部を使える様にしてやると言うことだ。
お前が我の【力】を上手く使える事がわかったら、正式に譲渡する。
それまでは見習いだ。
つまりは、そういう話だ』
と言った。
【勇至狼】は、
「【力】って何の?」
と聞いた。
【ティニディス】は、
『うむ。
我の【力】を完全に譲渡すれば、我が司る【世界】――【セヴンス・ワールド(第七の世界)】の勢力がお前の【力】となる。
勢力とは簡単に言えば、我の命令に従う【兵】の事だ。
【セヴンス・ワールド(第七の世界)】では――、
【心要素(しんようそ)】、
【技要素(ぎようそ)】、
【体要素(たいようそ)】、
――と言う3つの【要素】を混ぜる事で、【モンスター】を生み出す事が出来るのだ。
【心要素】は約13000種類、
【技要素】は約28000種類、
【体要素】は約15000種類、
存在する。
3つの【要素】の組み合わせによって生まれて来る【モンスター】も異なる。
それがお前の【力】となるのだ。
だが、今は見習い期間と言うことで、お前には、
【心要素】10種類、
【技要素】10種類、
【体要素】10種類、
――の30種類を使う権利をやろう。
それで、お前なりに、適した下僕(しもべ)を作るが良い』
と言った。
【勇至狼】は、
「さ、30種類……」
とつぶやいた。
【ティニディス】は、
『わかりやすくするために、
【心要素】は、
(01)【静火(せいか)属性】、
(02)【静水(せいすい)属性】、
(03)【静雷(せいらい)属性】、
(04)【静風(せいふう)属性】、
(05)【静土(せいど)属性】、
(06)【動火(どうか)属性】、
(07)【動水(どうすい)属性】、
(08)【動雷(どうらい)属性】、
(09)【動風(どうふう)属性】、
(10)【動土(どうど)属性】、
の【要素】とする。
【静】とはおとなしい、冷静な【性格】を現し、
【動】とはかっぱつで、感情的な【性格】を現しておる。
単純な属性としては、
【火属性(ひぞくせい)】、
【水属性(みずぞくせい)】、
【雷属性(かみなりぞくせい)】、
【風属性(かぜぞくせい)】、
【土属性(つちぞくせい)】、
の5属性とする。
同じ属性同士の【三大要素】を組み合わせればその属性に特化した【モンスター】になるし、バラバラの【属性】だと複数の属性を持ったり、トリッキーな【力】を持った事になる。
【技要素】は、
(01)【火属性(ひぞくせい)】、
(02)【水属性(みずぞくせい)】、
(03)【雷属性(かみなりぞくせい)】、
(04)【風属性(かぜぞくせい)】、
(05)【土属性(つちぞくせい)】、
(06)【光属性(ひかりぞくせい)】、
(07)【闇属性(やみぞくせい)】、
(08)【金属性(きんぞくせい)】、
(09)【木属性(きぞくせい)】、
(10)【無属性(むぞくせい)】、
の【要素】とする。
半分は、【心要素】と同じ【属性】だが、もう半分は異なる【属性】となる。
その辺りは上手く工夫するんだな。
【体要素】も、
(01)【火属性(ひぞくせい)】、
(02)【水属性(みずぞくせい)】、
(03)【雷属性(かみなりぞくせい)】、
(04)【風属性(かぜぞくせい)】、
(05)【土属性(つちぞくせい)】、
(06)【光属性(ひかりぞくせい)】、
(07)【闇属性(やみぞくせい)】、
(08)【金属性(きんぞくせい)】、
(09)【木属性(きぞくせい)】、
(10)【無属性(むぞくせい)】、
の【要素】とする。
あまり複雑にし過ぎても扱い辛いだろう。
なので、【技要素】と【体要素】は同じ属性の組み合わせとする。
この条件で、お前は【モンスター】を生み出す事が出来る様になる。
それでお前の【兵】を使役してみるが良い』
と言った。
【勇至狼】は、
「そ、そんな事言われても……」
と動揺した。
【琴花】は、
「まぁ、ここで出しても近所で騒ぎになるだけだし、試しに週末行ってみましょ。
【シックスス・ワールド(第六の世界)】に」
と言った。
【吟撫】は、
「そうね。
本格的には夏休みにでも行くとして、週末に日帰りで行ってみましょ。
どんな冒険になるか、試しにと言うことでね。
近場なら、問題ないでしょ」
と言った。
【瞳良】は、
「異論無し。
私達も【力】がどこまで通じるか、試したいと思っているしね」
と言った。
【勇至狼】は、
「ちょちょちょ、ちょっと待ってくれ。
行くって決まりなのか?」
と言った。
【吟撫】は、
「そうよ。
決まりよ。
まさか、あんた、反対するって言うの?」
と言った。
【琴花】は、
「反対するからには納得いく理由があるのよね?
つまらない理由ならはったおすわよ」
と言って凄んだ。
【勇至狼】は、
「行く。
行きますよ。
行けば良いんでしょ?」
と言った。
【瞳良】は、
「よろしい。
それでこそ、私達の下僕よ。
良い子ね」
と言った。
【勇至狼】は、
「良い子って……
一応、俺は君(【瞳良】)より、年上なんだけど……」
と言ったが無視された。
【ティニディス】は、
『では、【勇至狼】。
お前に【30要素】を譲渡する。
口を開けろ』
と言った。
【勇至狼】は、
「え?
く、口?
それは……あがっ……」
と言っている内に何かを突っ込まれた。
【ティニディス】は、
『お前の頭に直接使い方をレクチャーする。
頭出せ』
と言った。
【勇至狼】は、
「今度は頭?」
と言いつつ頭を出すと、【ティニディス】は、ワニの様な姿になり、彼の頭をガブリっとかみついた。
【勇至狼】は、
「ちょっと、
こわい、怖い、こわい、怖い……
何を……」
と言った。
【ティニディス】は、
『すこし黙っとれ。
甘噛みだ。
傷はつけん。
今、イメージを送る。
黙って理解しろっ』
と言った。
【勇至狼】は、
「は、はい……」
と言って黙った。
そして、【セヴンス・ワールド(第七の世界)】の【要素】による【モンスター召喚】――【存生術(そんせいじゅつ)】を身につけたのだった。
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