異世界で民間軍事会社設立してみたら、大国になっちゃた!?

栗林柴乃

文字の大きさ
37 / 50
第3章

第37話 峯川・・・お前なぁ?

しおりを挟む
 会議が終わって2日後の午後、私と白峰は諜報部の部屋で作戦を考えていた。

「使えるヘリは一機だけだもんね」
「そうだね、これは絶対に攻撃側にしたいから・・・」
「うーん、そうすると陸上戦力の移動速度が」

 ヘリを扱えるのは白峰ただ一人だった、そのために飛ばせる機も1機になる・・・。完全に作戦が展開できるほどの数では到底ない。

「攻撃ヘリがあればいいけどまだないからねー」
「そんなものあったらもうこの世界全部とれちゃうよ」
「「あはははは・・・・はぁ」」

 それも今回の戦争は国家間の戦争、これは決着をつけるのが大変である。電撃戦をして速攻で敵の首都まで軍隊を送るというのが一番いいが、これには兵力が足らない。
 もう一つはこっちの武力を見せつけ敵に戦意喪失させるやり方だが、これは小国には有効だろうが、相手は大国である。人海戦術とか言って大量の兵を投入してくるのはわかりきっていた。

「やっぱり防衛しかないんじゃないんです?」
「防衛だとこっちに武器の使用制約が出てくるからな」
「それはそうですけど・・・」

 さすがに市街地での重火器使用は控えておきたい・・・そう願った私だった。
 
「峯川さん早くリストアップ終わらないからなー」
「時間結構かかってるよね」

 とか話していると、噂をすればなんとやら。彼女が飛び込んできた。

「お待たせー!多くて時間かかちゃった」
「待ってました!」
「見してみして」

 峯川は書類を取り出した、ん?なんか結構分厚くね。

「こっちが陸上兵器とその弾薬数、および有効射程とか書いてあるよ。そっちは航空兵器で使えるミサイルや弾の種類、その各弾薬数、飛行可能な距離や時間かな。こんな作業してたら時間かかちゃった」

 私たちはその書類をみると思わず仰天した、いや私たちは何を考えて作戦を立てていたのかバカバカしくなってきた。
 私のほうには陸上兵器だ飛んできたが・・・。なんじゃこりゃ。

「FH70が20門にL16 81mm迫撃砲40門と89式装甲戦闘車15両に74式戦車10両・・・」

 私はその数と兵器種類に困惑したがもっとやばかったのが航空兵器であった。

「F-2が6機、AH-64Dが8機、CH-47Jは3機、UH-60JAは5機、C-1が2機・・・峯川・・・あなたなにこれ?」
「え?・・・帝国相手でしょ?このくらい必要だよ」
「うん、それはわかる。それで誰が運転、操縦するの?」
「あっ・・・考えてなかった」
「「あほーー!」」

 峯川はそんなことも考えずに生産していたのか・・・こんなにたくさんの兵器使えるわけがないのにな。どうするんだよこれ・・・

「こんなにも・・・他に日本人とか転生してないのかな?」

 そんなことを言っているとユリが写真を1枚もって現れた。

「報告します、先ほどの定時偵察飛行時の時にこんな旗を掲げた村がありました、わが世界にはない旗ですので判別願います」
「えぇ?どれどれ、てかこの世界にない旗?それってどこかの村とかの固有の旗じゃなくて?」
「はい、それも考えましたが、この旗の特徴が峯川さんが作っている兵器のマークに似ていますので・・・」

 それを聞いた瞬間に私と峯川、白峰は写真を取った・・・。そこで目に見えたのは間違いなかった。

 日の丸だった・・・。

 私はすぐに立ち上がり命令を下す、これで私たちは十分に戦えるし孤立してるわけではない!

「すぐに該当地域にCH-47Jを派遣!搭乗員は全員完全武装!また予備弾薬重火器も積み込んで!」
「どんくらい積んでおきます?」
「載せれるだけ!ともかく沢山よ!」

 そういうと白峰・峯川・ユリは走っていた。
 なぜ私が弾薬を多く積ませるかというとそれは写真に写っていた一人の姿であった。彼は陸自の戦闘服をきていたが剣を持っていた。陸自がこの世界にくるなら武器は絶対に忘れない、ならなんで剣を持っているのかは予想できた。

 弾薬切れ・・・
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

幼子家精霊ノアの献身〜転生者と過ごした記憶を頼りに、家スキルで快適生活を送りたい〜

犬社護
ファンタジー
むか〜しむかし、とある山頂付近に、冤罪により断罪で断種された元王子様と、同じく断罪で国外追放された元公爵令嬢が住んでいました。2人は異世界[日本]の記憶を持っていながらも、味方からの裏切りに遭ったことで人間不信となってしまい、およそ50年間自給自足生活を続けてきましたが、ある日元王子様は寿命を迎えることとなりました。彼を深く愛していた元公爵令嬢は《自分も彼と共に天へ》と真摯に祈ったことで、神様はその願いを叶えるため、2人の住んでいた家に命を吹き込み、家精霊ノアとして誕生させました。ノアは、2人の願いを叶え丁重に葬りましたが、同時に孤独となってしまいます。家精霊の性質上、1人で生き抜くことは厳しい。そこで、ノアは下山することを決意します。 これは転生者たちと過ごした記憶と知識を糧に、家スキルを巧みに操りながら人々に善行を施し、仲間たちと共に世界に大きな変革をもたす精霊の物語。

腹違いの妹にすべてを奪われた薄幸の令嬢が、義理の母に殴られた瞬間、前世のインテリヤクザなおっさんがぶちギレた場合。

灯乃
ファンタジー
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。 彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。 タイトル通りのおっさんコメディーです。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える

ハーフのクロエ
ファンタジー
 夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。  主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。

【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜

かの
ファンタジー
 世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。  スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。  偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。  スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!  冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流@3/19書籍発売!
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

処理中です...