異世界で民間軍事会社設立してみたら、大国になっちゃた!?

栗林柴乃

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第3章

第39話 日本臨時政府 2

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 私たちの乗ったCH-47Jは用意された場所に着陸した、私が下りるとスーツと陸上自衛隊の戦闘服を着た2人の男が近寄ってきた。

「わざわざこんな遠くまでありがとうございます」
「救援の申し出ありがとうございます」

 二人はそれぞれ私に感謝の言葉を述べるとすぐに私は本題を切り出した。

「私は民間軍事会社Sの諜報部部長です。今回航空偵察にてあなた方の村を発見したので急遽行動を起こしました。機体の中にはあなた方が使うであろう弾薬を満載してあります。受け取ってください」

 これに食いついたのは自衛隊のほうであった。まぁスーツ姿のほうは気にしてはいるようだが、あんまり食いつくはなかった

「本当ですが!ありがとうございます、私たちはもう弾がほとんど空になっていて・・・。すぐに荷下ろしにかかってもいいですか?」
「問題ありませんよ。中に重火器も入ってますのでお気をつけて」
「・・・・・!はい!」

 さすがに自衛隊といえど軍隊である。あとは目の前に残っているスーツ姿のほうだけど・・・。

「お待たせしました、では中で今後のことをお話ししましょうか?」
「えぇもちろんですよ。そのために私が来ているのです」

 そういうと私と白峰は大きな役場みたいなところに連れていかれた。
 そこはこの世界の家具で構成されていて、日本という感じはしないが。飾り付けがまさに日本だった。
 さっき出迎えたスーツの男が私の目の前に座った、その横には陸と空の自衛官が座った。
 私たちのほうは、私と白峰・ユリ・カミナの4人だった。
 最初に口を開いたのはスーツの男だった。

「私、この日本臨時政府責任者、外務省の河野というものです。私の横に座っている、左側が陸上自衛隊の神崎で右側が航空自衛隊の田中です。」
「私は民間軍事会社Sの諜報部部長結衣です、よこがパイロットの白峰、そこの隣が現地人でわが諜報部員のユリとカミナです。
 堅苦しい挨拶は抜きにしましょう、率直に申し上げます。我々民間軍事会社Sはあなた方の軍事的な面でしたら支援をされていただきます」
「それはありがたいお言葉ですが。私たちの自衛隊は国民を守るためにあるのです。こちら側からの攻撃などっといったことは致しませんので・・・」
「本当にですか?」
 
 私は河野さんを直視した。そうすると彼はため息をつき言い出した。

「・・・あなた方は日本人のはずです、なら我が国の憲法くらい知っているはずだ」
「知ってますよ?ですがここは異世界です。そんな場所では意味もないでしょうに、それに私はあなた方に最大の支援を用意するといいましたよね?今回のはその一部です。陸上自衛隊さんあらあの武器の利便性は理解できたはずですよ?」
「あぁわかっている。110mm個人携帯対戦車弾やミニミ軽機関銃および弾薬等は確かに受け取った、あれでわが自衛隊はまたここに国民を守ることができる」
「それはよかったです、今後もし共闘できるなら・・・こちらをわが社が保有している航空戦力です」

 私は田中さんに資料を渡した。
 そうすると田中さんの顔が思いっきり変わった

「!こんだけの航空戦力があるのですか!」
「はい。すぐにでも使える状態にありますが、何せ人事不足で飛ばせるものがいいないのです」
「・・・ここには我が航空自衛隊からも何名か派遣されているが・・・これだけの戦力・・・彼らならその力十分に発揮できます!」
「それはよかったです、あとこちら陸上兵器に関するものです」

 今度は神崎に資料を渡す
 なんでこう、面白いのだろうか、二人して同じ顔をしている。

「これは・・・こんだけの陸上兵器・・・。航空兵器と同時運用ならこの世界でなら何でもできる」
「さすがに自衛隊の方々は話が早いですね、で。
 あとは外務省、河野さんですがどうしますか?我々は連携する用意はすでにあります。あとはあなたの判断ですよ?」

 そういうと河野は席を立ち窓際にたった。

「確かに、これだけのものがあれば我々は勝てるでしょう。ですが力づくで国を制圧しても民はこちらに心を向けません。我々は武力で人心が納得しないことは知っています」
「・・・もし帝国が侵略戦争をしかけて、その被害者国に支援をするのであれば話は別ですよね?またはもうすでに帝国に占領された地域の解放・・・」

 それを聞いた途端河野はこっちを向いた

「・・・どうやらあなたの中にある考えと、私の中にある考え同じのようですね」
「やっと本心がでましたか」
「えぇ。私はこの異世界にきて、一番我慢できないのが植民地など風景でした。もとから帝国の領地はすごいきれいで活気のある町ばかりでした。ですが占領地を見に行くといまだに戦火の跡が残っていたり。そこに住む人民は貧しい生活を余儀なくなれていました。これはもう我慢の限界です、それであなたのさっきの物言いは帝国が戦争を開始したとも聞こえましたが・・・」
「はい、帝国がミルネ共和国に宣戦布告をいたしました。これにより私たち民間軍事会社Sは総動員して帝国の侵略戦争を食い止めるつもりです」

 河野は表情をまったく変えずに自衛官たちのほうをみた、それをみて察したのか自衛官たちはうなずいた。

「わかりました・・・。わが日本臨時政府は民間軍事会社Sとの軍事同盟を締結します。同時に帝国に連絡を・・・」

 その場にいた全員が息をのんだ、まさにこれがこの日本臨時政府の第一歩であった

「我々日本国政府は帝国の非道な侵略戦争に対して宣戦布告をします!」
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