眺めるほうが好きなんだ

チョコキラー

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3.いつも通りなはずだった…

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はーい。時雨だよ~
皆覚えてくれてるかなー?覚えてるよねー

まぁ、今日もいつも通り登校してる訳ですよー
あ、うちの学校全寮制で寮は二人部屋なんだよ~♪
ちなみに、僕にも同室者はいる訳でぇ…


「時雨、昨日は寝れたか?」

時「うん。久しぶりに寝れたよぉ~」

「よかった」


今僕と会話してた人が僕の同室者。輝夜  真琴。
皆は前回のキャラ紹介で知ってるよねぇ?え?メタ発言やめろ?何のことかなー?w
まぁ、クールで超絶イケメンな彼は実はすごく世話焼きでいい人なんだ~♪
いつも朝ごはんとか作ってくれてマジうまし!
でも、真琴もすんげー人気あるしー、親衛隊とかいてすごいよねぇ
ちなみに、僕と真琴は普通に友達だし、そーゆーのの心配はいらないけどねー


さーてと!本題に入ろっかー
実はねぇ、この学校に先週転校生が来たんだ~
もう、この時点でピーンときた人もいるんじゃない?
そう!王道転校生君が来たわけぇー!モジャモジャ頭にメガネというマリモスタイル!
んで、そんな見た目で生徒会や人気者のイケメン達を次々惚れさせていくもんだから、周りからの悪口は半端ないのーw
僕はそのマリモくんと、そのマリモくんにいつも付きまとってる生徒会の方々をみてお腹をかかえて笑わせってもらってるわけ♡
もちろん、遠巻きにね。
面白いけど、あんなのに巻き込まれるのはごめんだねー




って、思ってたのさぁー…


どゆことこれ…


説明するとー。僕がいつも通り真琴と登校する。教室につく。(真琴とは同じクラスだよー)席につく。なぜかマリモくんがとつぜん僕に絡んできた。うるさくてガン無視決め込む←今ここ



「おい!お前聞いてるのか!?おい!!!」

うるさいなぁ…。コイツ自分で音量も調節できないわけ?
ウザいなぁ…

「………はぁー……………」

「あっ!友達に向かってため息つくとか失礼だぞ!謝れ!」

はぁ?意味わかんなぁい。なんで僕がコイツに謝んなきゃいけないわけ?しかも声でかくて耳痛いわー


僕がずーっと無視を決め込んでいると、マリモくんがしびれを切らしたのか僕の腕を掴んできた。


「お前!さっきからずっと無視して…!無視はよくないんだぞ!友達に対してそういうことしたらいけないんだぞ!!返事しろよ!」


うざ。もうシンプルにうざい。
てゆーか、なにげ腕痛いんだけど…
めんどくさいなー…。ほんと、どっかいってよー


僕が頭の中でそんなことを考えていると、誰かがマリモくんの腕を掴んだ。

真「お前しつけーよ。時雨が迷惑してるだろ、離せ」


真琴が僕を助けてくれた。
いい奴だなぁ~!やっぱ持つべきものは友だね!
僕友達少ないし、基本めんどうだからつくらないけどwww
真琴すんごい目つき鋭くなってるー。なんか、目だけで人殺せそうレベル?w
でも、こうしてみるとかっこよくて王子様みたいだねぇー♪
てゆーかwマリモくんの顔www口ポカーンってww開けたままw固まっててwwwマヌケヅラだねぇwwwww


この空気の中じゃ絶対笑っちゃダメだし、堪えるのつらーいw
肩震えちゃーうwww


真「…………!」


真「テメェ!時雨がこんなに怯えてるじゃねぇか!」


え?僕が怯えてる?なんでそーなるの?
あっ、笑いこらえて肩震わせてたから勘違いしたのかー
真琴のオカンスキルの1つ過保護が発動してしまったかぁ…
※過保護なのは時雨にだけですw


時「ねぇ、真琴。僕大丈b「梓馬!!!!!!!」


僕の声を遮って大きな声で王道マリモくんを呼んだ人物…
教室の扉をスパーーーン!!!と開け、そこに立っている人らの先頭にいた。



学園のアイドルであり生徒会の生徒会長様である。


あぁ…。まためんどうなのが…
気が遠くなりそーだよー…
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