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六章
お尋ね者
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「なあ聞いたか?物凄い金額のお尋ね者の噂」
がやがやと賑やかな食堂で、男の声を背中に聞きながらパンの最後のひと欠片を飲み込んだ。
「あれだろ、おきれいなガキ一人に金貨百枚の。
知らねえ奴いねえよ」
答える男は少々ろれつが回っていない。
昼間から酔えるなど、余程暇なのだろうか。
「馬っ鹿こないだ百五十に上がったの知らねえのか?なあ取っ捕まえたら何に使う?」
「そりゃあまずは酒だろ、旨い食い物とあとは女と」
「いつもと変わんねえじゃねえか」
品のない笑い声に辟易しながら、向かいの席の連れも食事を終わらせたので立ち上がる。
勘定をするときに、店員の若い女性と目が合った。
女性は呆けたような顔をしてから、ぱっと頬が赤く染まって動きが止まる。
「……ご馳走様」
「あ、ありがとう、ございました」
小さく呟くと我に帰ったようで、手にしていた釣りをようやく渡してくる。
賑やかな食堂を出て喧騒の中を歩き初めると、隣に並ぶ男が底意地の悪い顔をして話しかけてきた。
「はは、聞いたか坊や。
また懸賞金が上がっているぞ」
「坊やはやめろと何度言わせるんだロフィ」
じろりと度の入っていない眼鏡越しに睨み付けるが、宝玉のような深紅の隻眼は至極愉快そうに笑うばかりだ。
「長いこと生きてきたがこんな楽しい娯楽は初めてだよ。
なあ、あの馬鹿な人間が襲ってきたらどうするんだ?魔術師でない者まで手にかけるのか?
お前がどこまで堕ちるのか楽しみなんだ、なあ教えろよ」
「……あまりふざけると殺すからな」
「ああいつでも構わないさ、知ってるか?長命ってのは望む者が多いが、実際は飽きるものなんだ。
退屈で空虚なまま死ぬより、娯楽を見届けられなかったと残念がれる最期の方が俺は幸福だね」
深くマントのフードを被る、にやつく青白い面に苛ついてオレは視線を前に戻す。
魔人族の郷に着くまでは殺されないと判断したのだろうが、最近やたらと馴れ馴れしい。
「ディスティアとティムトを行ったり来たりして一月経つが、まだかかるのか?
そろそろランドールに向かうか」
「城にいる魔術師以外は無効化したからディスティアはもういい。
小国で面積の狭いティムトもほぼ済んだけど、白金持ちがまだ残ってるから、それを片付けてからだ。
先にセス湖の向こうからギルド本部の援軍が来れば、多少は手こずるかもな」
「本部まで潰すとなると流石に苦戦するのか」
「数が多いから、一度に来られれば面倒なだけだ」
「ふうん」
聞いておいて適当な返事をするので、さらに苛立ちがつのる。
ここはディスティア国。ティムト国との国境の街だ。
アズヴァルドの魔術師から精霊の契約を奪った後、オレはすぐにディスティア国へと渡った。
国境の結界が消えてしまえば、オレを阻むものは何もなかった。
ロフィの持っていた偽造の身分証明書を使って懐かしのディスティアへ入国した時は、魔力を吸われる事もなくあっさり通りすぎたので、拍子抜けしたほどだった。
魔力を奪う結界が無ければ移動は容易い。
どの国にいるか悟られないよう、精霊の力を借りて移動しつつ、両国を往復しながら魔術師の無力化を進めてきたので、追って来ているだろう……両親……には見つかっていない。
それでも身動きが取りにくいのは、オレの写真を載せた手配書が出回ったからだ。
一体いつ撮られたのか記憶にないが、遠目の写真でも顔が晒されたので、先程の食堂にいた連中のようなならず者にも時折襲われるようになっていた。
「それにしても俺のやったその眼鏡、意味ないんじゃないのか。隠れる気あるのか?」
「隠れるつもりは初めからない。
魔術師が向こうから来てくれるなら探す手間は省ける。
眼鏡は関係のない金目当ての連中への多少の目眩ましだ」
「目の色が緑に変わってる程度じゃなあ。
その目立つ顔と耳隠さないと」
ロフィの呆れ声を聞きながら、オレは途中で細い路地を曲がる。そのまま人気のない通りをしばし歩いて、足を止めた。
振り返ればそこに、五人の男の姿。薄汚れた旅装束のそいつらが無言のまま抜刀し、刃が僅かな陽光にちかりと反射した。
「ほらぁみろぉ」
オレの後ろに下がりながら嘲るロフィ。
こいつは荒事に関わるつもりは毛頭ないのだ。
「よぅお尋ね者のお坊っちゃん、大人しく俺達に捕まる気はねぇか?」
「痛い目見たくねえだろ?なあ?」
手配書には生け捕りと明記されていたが。
多少怪我をさせても生きていれば問題ないと考える連中ばかりのようだ。
「……全く馬鹿の一つ覚えだな……
似たような台詞ばかりで聞き飽きた」
男達を斜めに睨み付け、言い放つ。
「来いよ」
両腕を組んで佇んだままのオレに向かって、男が剣を向けて駆け寄ってくる。
直線に並んだのを見計らい、一言呟く。
『ノーム、お願い』
ふわりと琥珀の煌めきが周囲に舞い、髪を踊らせる。
どうっと地鳴りが続いて地面が盛り上がり、土の柱が男達の腰までを覆った。
突然足の動きを止められて、上体を傾けて悲鳴を上げる集団を冷ややかに見つめ、オレはさっさと踵を返した。
「なんだ終わりか?殺さないとまた追ってくるのに」
「無駄に命を奪うつもりはない」
「へええ?この間魔術師を一人殺しかけたのに」
「っ、あれはっ……」
斜め後ろをついてくるロフィの言葉に、どくんと心臓が跳ねる。
「あれは……向こうがオレを殺すつもりだったから……つい、加減を間違えて」
それは二日前。ティムトの魔術師ギルドで。
十人程度いた中の、銀の位の男だった。
最後に残ったその男の放つサラマンデルの魔術と、手に隠し持っていた毒の塗られた短刀が襲いかかってきた時。
明確な殺気に満ちた男の強い瞳に、背筋が凍った。避け切れないと判断したオレは咄嗟に、風の刃を放った。
魔力が増大している事を失念していたオレが放った真空の刃は、魔術師の体を切り裂いた。
血飛沫が舞い散り、重い音を立てて床に倒れ付したその体からじわじわと、鮮血が広がって。
「……だから治しただろう。
殺す気は、ないんだから……」
俯いたオレの呟きは喧騒に掻き消されそうに、弱々しかった。
ーーごめん、ご、ごめんなさい……傷つける、つもりじゃ、なかったんだ……ごめんなさいーー
血溜まりに膝まずいて、震える手を魔術師の動かない背中にかざして、癒しの力を流した。
失う魔力の大きさから、あと少しでも力を加えていたら即死だったのだと理解して、してしまった事に改めて恐怖が込み上げた。
唇を引き結んで黙るオレを、隣からわざわざ覗き込んでロフィが嗤っている。
「だからお前は坊やなんだ。
人を殺めた事などないのに口先ばかり。
復讐など似合わんのだから諦めたらどうだ?
そうすれば俺も、お前の癇癪にこれ以上振り回されずに済む」
「……やめない」
今更、もう止まれない。
心の深くに押し込めた「僕」が、もうやめろと叫んでいても。
がやがやと賑やかな食堂で、男の声を背中に聞きながらパンの最後のひと欠片を飲み込んだ。
「あれだろ、おきれいなガキ一人に金貨百枚の。
知らねえ奴いねえよ」
答える男は少々ろれつが回っていない。
昼間から酔えるなど、余程暇なのだろうか。
「馬っ鹿こないだ百五十に上がったの知らねえのか?なあ取っ捕まえたら何に使う?」
「そりゃあまずは酒だろ、旨い食い物とあとは女と」
「いつもと変わんねえじゃねえか」
品のない笑い声に辟易しながら、向かいの席の連れも食事を終わらせたので立ち上がる。
勘定をするときに、店員の若い女性と目が合った。
女性は呆けたような顔をしてから、ぱっと頬が赤く染まって動きが止まる。
「……ご馳走様」
「あ、ありがとう、ございました」
小さく呟くと我に帰ったようで、手にしていた釣りをようやく渡してくる。
賑やかな食堂を出て喧騒の中を歩き初めると、隣に並ぶ男が底意地の悪い顔をして話しかけてきた。
「はは、聞いたか坊や。
また懸賞金が上がっているぞ」
「坊やはやめろと何度言わせるんだロフィ」
じろりと度の入っていない眼鏡越しに睨み付けるが、宝玉のような深紅の隻眼は至極愉快そうに笑うばかりだ。
「長いこと生きてきたがこんな楽しい娯楽は初めてだよ。
なあ、あの馬鹿な人間が襲ってきたらどうするんだ?魔術師でない者まで手にかけるのか?
お前がどこまで堕ちるのか楽しみなんだ、なあ教えろよ」
「……あまりふざけると殺すからな」
「ああいつでも構わないさ、知ってるか?長命ってのは望む者が多いが、実際は飽きるものなんだ。
退屈で空虚なまま死ぬより、娯楽を見届けられなかったと残念がれる最期の方が俺は幸福だね」
深くマントのフードを被る、にやつく青白い面に苛ついてオレは視線を前に戻す。
魔人族の郷に着くまでは殺されないと判断したのだろうが、最近やたらと馴れ馴れしい。
「ディスティアとティムトを行ったり来たりして一月経つが、まだかかるのか?
そろそろランドールに向かうか」
「城にいる魔術師以外は無効化したからディスティアはもういい。
小国で面積の狭いティムトもほぼ済んだけど、白金持ちがまだ残ってるから、それを片付けてからだ。
先にセス湖の向こうからギルド本部の援軍が来れば、多少は手こずるかもな」
「本部まで潰すとなると流石に苦戦するのか」
「数が多いから、一度に来られれば面倒なだけだ」
「ふうん」
聞いておいて適当な返事をするので、さらに苛立ちがつのる。
ここはディスティア国。ティムト国との国境の街だ。
アズヴァルドの魔術師から精霊の契約を奪った後、オレはすぐにディスティア国へと渡った。
国境の結界が消えてしまえば、オレを阻むものは何もなかった。
ロフィの持っていた偽造の身分証明書を使って懐かしのディスティアへ入国した時は、魔力を吸われる事もなくあっさり通りすぎたので、拍子抜けしたほどだった。
魔力を奪う結界が無ければ移動は容易い。
どの国にいるか悟られないよう、精霊の力を借りて移動しつつ、両国を往復しながら魔術師の無力化を進めてきたので、追って来ているだろう……両親……には見つかっていない。
それでも身動きが取りにくいのは、オレの写真を載せた手配書が出回ったからだ。
一体いつ撮られたのか記憶にないが、遠目の写真でも顔が晒されたので、先程の食堂にいた連中のようなならず者にも時折襲われるようになっていた。
「それにしても俺のやったその眼鏡、意味ないんじゃないのか。隠れる気あるのか?」
「隠れるつもりは初めからない。
魔術師が向こうから来てくれるなら探す手間は省ける。
眼鏡は関係のない金目当ての連中への多少の目眩ましだ」
「目の色が緑に変わってる程度じゃなあ。
その目立つ顔と耳隠さないと」
ロフィの呆れ声を聞きながら、オレは途中で細い路地を曲がる。そのまま人気のない通りをしばし歩いて、足を止めた。
振り返ればそこに、五人の男の姿。薄汚れた旅装束のそいつらが無言のまま抜刀し、刃が僅かな陽光にちかりと反射した。
「ほらぁみろぉ」
オレの後ろに下がりながら嘲るロフィ。
こいつは荒事に関わるつもりは毛頭ないのだ。
「よぅお尋ね者のお坊っちゃん、大人しく俺達に捕まる気はねぇか?」
「痛い目見たくねえだろ?なあ?」
手配書には生け捕りと明記されていたが。
多少怪我をさせても生きていれば問題ないと考える連中ばかりのようだ。
「……全く馬鹿の一つ覚えだな……
似たような台詞ばかりで聞き飽きた」
男達を斜めに睨み付け、言い放つ。
「来いよ」
両腕を組んで佇んだままのオレに向かって、男が剣を向けて駆け寄ってくる。
直線に並んだのを見計らい、一言呟く。
『ノーム、お願い』
ふわりと琥珀の煌めきが周囲に舞い、髪を踊らせる。
どうっと地鳴りが続いて地面が盛り上がり、土の柱が男達の腰までを覆った。
突然足の動きを止められて、上体を傾けて悲鳴を上げる集団を冷ややかに見つめ、オレはさっさと踵を返した。
「なんだ終わりか?殺さないとまた追ってくるのに」
「無駄に命を奪うつもりはない」
「へええ?この間魔術師を一人殺しかけたのに」
「っ、あれはっ……」
斜め後ろをついてくるロフィの言葉に、どくんと心臓が跳ねる。
「あれは……向こうがオレを殺すつもりだったから……つい、加減を間違えて」
それは二日前。ティムトの魔術師ギルドで。
十人程度いた中の、銀の位の男だった。
最後に残ったその男の放つサラマンデルの魔術と、手に隠し持っていた毒の塗られた短刀が襲いかかってきた時。
明確な殺気に満ちた男の強い瞳に、背筋が凍った。避け切れないと判断したオレは咄嗟に、風の刃を放った。
魔力が増大している事を失念していたオレが放った真空の刃は、魔術師の体を切り裂いた。
血飛沫が舞い散り、重い音を立てて床に倒れ付したその体からじわじわと、鮮血が広がって。
「……だから治しただろう。
殺す気は、ないんだから……」
俯いたオレの呟きは喧騒に掻き消されそうに、弱々しかった。
ーーごめん、ご、ごめんなさい……傷つける、つもりじゃ、なかったんだ……ごめんなさいーー
血溜まりに膝まずいて、震える手を魔術師の動かない背中にかざして、癒しの力を流した。
失う魔力の大きさから、あと少しでも力を加えていたら即死だったのだと理解して、してしまった事に改めて恐怖が込み上げた。
唇を引き結んで黙るオレを、隣からわざわざ覗き込んでロフィが嗤っている。
「だからお前は坊やなんだ。
人を殺めた事などないのに口先ばかり。
復讐など似合わんのだから諦めたらどうだ?
そうすれば俺も、お前の癇癪にこれ以上振り回されずに済む」
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