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水性顔料ゲルインクボールペン
三菱鉛筆 ユニボールワンF
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[種別]ノック式水性顔料ゲルインクボールペン
[ボール径]0.38mm/0.5mm(全1色)
[純正芯]
UMR-38S/05S(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[互換芯]
三菱鉛筆 UMR-8(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[使用不可]
三菱鉛筆 SXR(全長111.5mm 軸径4.4mm バネ留め径6.0mm)
ゼブラ JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
ぺんてる KFRN、LR/LRN、KLR(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[コメント]
ユニボールワンの低重心モデル。ユニボールワンとの主な違いは、ペン先に重りが仕込まれて若干低重心化していることと、ラバーグリップではないこと。
明らかにブレンを意識した商品で、ブレンには入らないJF芯系のリフィルを移植するための軸として開発したペンだと、私は思っていた。
「はいはいー。一応ユニボールワンのリフィルが入っているけど、ジェットストリームでもなんでも好きなの入れてねー、なんならサラサ化してもいいっスよー」という意図が見え見えのペンだと、私は思っていた。
一般向けに見せかけて、実はカスタムペンマニア向けの商品なんだろちくちょう、わかったよ、買うよ、買ってやるよ、1本だけな! と、私は発売日に渋々買った。
どうせJF芯系は全部入るんだろ? 試す必要なんかあるのかね。互換情報なんかコピペでいいんじゃね? と思いつつも、一応入るか試した。
――入らないのである。どいつもこいつも入らない。入るのはUMR-8系の、純正リフィルと全く同じ形状のリフィルのみ。同社のジェットストリームすら入らない。
JF芯は一応入るが、サイズがギリギリで引っかかる。このまま使用するのは現実的ではないので、使用不可とした。
どうやら、低重心化するために重りを入れたことで、他のリフィルが入る遊びがなくなってしまったらしい。
ユニボールワンに旧型のUMR-8系を入れる理由はあんまりない(RT1の方が好きだったという人には意味があるか)ので、結局このペンはユニボールワンリフィル専用ペンだと考えたほうがいい。
そうすると少々、このペンの存在意義に疑問符が付く。互換性があれば、優秀な移植軸として使えただろうが。
低重心については、さほど重くなっておらず、使い勝手のいいバランスだと思われる。私は低重心ペンがあまり好きでないが、特に違和感なく使えている。
グリップはラバーコーティングされておらず、プラスチックそのまんま。
ユニボールワンのラバーグリップはホコリが付きやすく、取れにくい問題があったので、だったらいっそ、ラバーのないFの方がいいかもしれない。
……私はラバー80のラバーグリップに感動したことがきっかけでボールペンの世界に足を踏み入れており、ラバーグリップ信奉者である。それがこんなことを言わなければならないのは真に遺憾である。
総評は、ユニボールワンの軸は気に入っているけど、ラバーグリップのホコリにはうんざりだという人や、軽めの低重心ペンが使いたい人には合っている。
ただ、UMR-8系の入る軸はたくさんあるので、これでなくてはならないというほど圧倒的アドバンテージがある軸でもないと思う。JF芯系との互換性がほぼないのが返す返すも残念である。
[ボール径]0.38mm/0.5mm(全1色)
[純正芯]
UMR-38S/05S(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[互換芯]
三菱鉛筆 UMR-8(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[使用不可]
三菱鉛筆 SXR(全長111.5mm 軸径4.4mm バネ留め径6.0mm)
ゼブラ JF芯(全長111.1mm 軸径6.1mm)
ぺんてる KFRN、LR/LRN、KLR(全長112.0mm 軸径6.0mm)
[コメント]
ユニボールワンの低重心モデル。ユニボールワンとの主な違いは、ペン先に重りが仕込まれて若干低重心化していることと、ラバーグリップではないこと。
明らかにブレンを意識した商品で、ブレンには入らないJF芯系のリフィルを移植するための軸として開発したペンだと、私は思っていた。
「はいはいー。一応ユニボールワンのリフィルが入っているけど、ジェットストリームでもなんでも好きなの入れてねー、なんならサラサ化してもいいっスよー」という意図が見え見えのペンだと、私は思っていた。
一般向けに見せかけて、実はカスタムペンマニア向けの商品なんだろちくちょう、わかったよ、買うよ、買ってやるよ、1本だけな! と、私は発売日に渋々買った。
どうせJF芯系は全部入るんだろ? 試す必要なんかあるのかね。互換情報なんかコピペでいいんじゃね? と思いつつも、一応入るか試した。
――入らないのである。どいつもこいつも入らない。入るのはUMR-8系の、純正リフィルと全く同じ形状のリフィルのみ。同社のジェットストリームすら入らない。
JF芯は一応入るが、サイズがギリギリで引っかかる。このまま使用するのは現実的ではないので、使用不可とした。
どうやら、低重心化するために重りを入れたことで、他のリフィルが入る遊びがなくなってしまったらしい。
ユニボールワンに旧型のUMR-8系を入れる理由はあんまりない(RT1の方が好きだったという人には意味があるか)ので、結局このペンはユニボールワンリフィル専用ペンだと考えたほうがいい。
そうすると少々、このペンの存在意義に疑問符が付く。互換性があれば、優秀な移植軸として使えただろうが。
低重心については、さほど重くなっておらず、使い勝手のいいバランスだと思われる。私は低重心ペンがあまり好きでないが、特に違和感なく使えている。
グリップはラバーコーティングされておらず、プラスチックそのまんま。
ユニボールワンのラバーグリップはホコリが付きやすく、取れにくい問題があったので、だったらいっそ、ラバーのないFの方がいいかもしれない。
……私はラバー80のラバーグリップに感動したことがきっかけでボールペンの世界に足を踏み入れており、ラバーグリップ信奉者である。それがこんなことを言わなければならないのは真に遺憾である。
総評は、ユニボールワンの軸は気に入っているけど、ラバーグリップのホコリにはうんざりだという人や、軽めの低重心ペンが使いたい人には合っている。
ただ、UMR-8系の入る軸はたくさんあるので、これでなくてはならないというほど圧倒的アドバンテージがある軸でもないと思う。JF芯系との互換性がほぼないのが返す返すも残念である。
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