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55魔導書の願い
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「セーレ殿は、神子様と召喚されたのではありませんか?」
そう、神官長から質問されたのだ。
直球だった。
神子は不機嫌さを顔に出しているし、第一王子殿下は少し前のめりだった。レライエをチラリと見ると、表情一つ変わらず冷たい視線で神官長を見ている。ダンスの時の柔らかな笑顔は、その面影はなく完全に消失していた。
「──どうしてそう思うのですか?あの時、黒髪の神子様だけが召喚されたではありませんか? 私も幼い頃に、少しだけ見させてもらいましたが、他に誰もいなかったと思います。ただ……」
神子の方を見て、さらに冷たく低い声でレライエは続けた。
「貴方たちから下賎の者として私は扱われましたから……結果ディードと私は早々に追い出されましたので、その後何かが召喚されたとしたら、神官長の方が知っているのではありませんか?」
グッと眉間に皺を寄せたのは第一王子殿下で、神官長は微笑みをくずさない。
「初めての召喚の儀で失敗は許されず、闇をまとった物があったので、それを持ち出して頂いただけです。それを今もお持ちですか?」
魔力の異変を後ろから感じると同時に「──発言しても……」と言うディードの声を、さらに途中で別の人物の声が遮った。
「発言してもいいですか?魔法師である私から」
メイシアが、いつの間にかその手に短めの杖を持っている。
陛下やここに居る全員に見られていても、全く動揺もせずにクルンと手のひらで一回転させた細長杖を、元に戻してトンッと床に先端をつけ片手で握りしめた。この時フードローブでも着ていたら、美しい魔法使いの登場シーンのようだ。
「──ねぇ君みたいな人、いつからレライエ殿下の傍にいたの?」
「ずっと、傍にいましたわ」
神子に簡単に答えると今度はメイシア自体が、くるりと一回転をするとメイド姿に戻る。王家の護衛に向かってウィンクをすると、護衛の一人が真っ赤になった。
「は?え?メイド──?」
「ええ。ずっとレライエ殿下の傍にいて、メイドをしていますわ」
そしてまた護衛魔法騎士に戻っていく。
「ですから、あの日殿下は、呪われた本を持って帰ってきたのです」
「呪われた? 嘘だ。あれが私の魔導書で、守護者がその中にいるはずなんだ!魔導書は契約者の黒色だった。気付くのが遅くなっただけだよ!」
「自分の物かどうかも分からず、いらないとゴミだと言って処分しようとしたのに、今更惜しくなったのですか? 本当に理由をつけて何でも、レライエ殿下から奪うつもりですか?」
ディードは完全に怒っている。
「──もともと、私と一緒に召喚されたから、探しても見つからなかったんだ。この世界を救うのに必要なんだ。返してよ。守護者も無理やりレライエ殿下と契約させられたかも知れないじゃないか!」
──レライエを悪役にする気だ。
欲深い表情にぞわりと寒気が走る。阻止するんだ。簡単だ、さっさと浄化を手伝って終わらせればいいだけ。隣にいるレライエを恐る恐る見返すと、引き寄せられて抱きかかえられてしまう。
「レ……レイ?」
「私が、生涯を誓った相手を渡すとでも?」
「やっぱり!それがないと、浄化が出来ないんだよ!!や、でも、精霊みたいな物なのに……人型を取れるようになるなんて。そうか、それだけ優秀なんだな」
ダン────メイシアが強く杖音を響かせる。指をかけて、ネックレスのロケット部分をちらつかせた。
「嫌だな。神子様は勘違いされている。当時呪われていたので、その時は誰も助ける事が出来ず、湖に沈めていたのですが、最近暴れましてね。セーレ様が軽く浄化した後、この魔導具の中でさらに浄化させているのですよ。ただこの人はとても気難しいから契約するのなら、清廉潔白の内面が美しい人ではないと選ばれません」
(キリエ……がいるけど、何をする気だろう? )
「守護者は精霊で姿は見た事がない。別かどうかも分からない。だけどあの時の黒い塊が、本当にそこにあるなら見せて」
メイシアが何かを呟いた───
ロケットを開くと、淡い光の中、可愛らしい翼竜の子供が出てきた。
「翼竜の子供?」
神官長が驚き立ち上がる。
神子は、不満そうに文句を言った。
「それのどこが……」
翼竜のキリエは、ある人を見て視線を止める。そこに、メイシアがロケットから取りだした灰銀色の魔導書を目の前に見せると、人型になり灰銀の髪の少年が本を抱える。
「ま、魔導書!!その子が守護者!?なら、俺、わ、私と契約をして欲しい!!」
だが、一切、キリエは神子を見ない。てくてくと、魔導書を抱えてその人の前で片膝を突いた。
「──テオ、もう一度契約して欲しい」
キリエは第一王子殿下の前で、外見とは違う低音の声を震わせ、手を差し出した。
そう、神官長から質問されたのだ。
直球だった。
神子は不機嫌さを顔に出しているし、第一王子殿下は少し前のめりだった。レライエをチラリと見ると、表情一つ変わらず冷たい視線で神官長を見ている。ダンスの時の柔らかな笑顔は、その面影はなく完全に消失していた。
「──どうしてそう思うのですか?あの時、黒髪の神子様だけが召喚されたではありませんか? 私も幼い頃に、少しだけ見させてもらいましたが、他に誰もいなかったと思います。ただ……」
神子の方を見て、さらに冷たく低い声でレライエは続けた。
「貴方たちから下賎の者として私は扱われましたから……結果ディードと私は早々に追い出されましたので、その後何かが召喚されたとしたら、神官長の方が知っているのではありませんか?」
グッと眉間に皺を寄せたのは第一王子殿下で、神官長は微笑みをくずさない。
「初めての召喚の儀で失敗は許されず、闇をまとった物があったので、それを持ち出して頂いただけです。それを今もお持ちですか?」
魔力の異変を後ろから感じると同時に「──発言しても……」と言うディードの声を、さらに途中で別の人物の声が遮った。
「発言してもいいですか?魔法師である私から」
メイシアが、いつの間にかその手に短めの杖を持っている。
陛下やここに居る全員に見られていても、全く動揺もせずにクルンと手のひらで一回転させた細長杖を、元に戻してトンッと床に先端をつけ片手で握りしめた。この時フードローブでも着ていたら、美しい魔法使いの登場シーンのようだ。
「──ねぇ君みたいな人、いつからレライエ殿下の傍にいたの?」
「ずっと、傍にいましたわ」
神子に簡単に答えると今度はメイシア自体が、くるりと一回転をするとメイド姿に戻る。王家の護衛に向かってウィンクをすると、護衛の一人が真っ赤になった。
「は?え?メイド──?」
「ええ。ずっとレライエ殿下の傍にいて、メイドをしていますわ」
そしてまた護衛魔法騎士に戻っていく。
「ですから、あの日殿下は、呪われた本を持って帰ってきたのです」
「呪われた? 嘘だ。あれが私の魔導書で、守護者がその中にいるはずなんだ!魔導書は契約者の黒色だった。気付くのが遅くなっただけだよ!」
「自分の物かどうかも分からず、いらないとゴミだと言って処分しようとしたのに、今更惜しくなったのですか? 本当に理由をつけて何でも、レライエ殿下から奪うつもりですか?」
ディードは完全に怒っている。
「──もともと、私と一緒に召喚されたから、探しても見つからなかったんだ。この世界を救うのに必要なんだ。返してよ。守護者も無理やりレライエ殿下と契約させられたかも知れないじゃないか!」
──レライエを悪役にする気だ。
欲深い表情にぞわりと寒気が走る。阻止するんだ。簡単だ、さっさと浄化を手伝って終わらせればいいだけ。隣にいるレライエを恐る恐る見返すと、引き寄せられて抱きかかえられてしまう。
「レ……レイ?」
「私が、生涯を誓った相手を渡すとでも?」
「やっぱり!それがないと、浄化が出来ないんだよ!!や、でも、精霊みたいな物なのに……人型を取れるようになるなんて。そうか、それだけ優秀なんだな」
ダン────メイシアが強く杖音を響かせる。指をかけて、ネックレスのロケット部分をちらつかせた。
「嫌だな。神子様は勘違いされている。当時呪われていたので、その時は誰も助ける事が出来ず、湖に沈めていたのですが、最近暴れましてね。セーレ様が軽く浄化した後、この魔導具の中でさらに浄化させているのですよ。ただこの人はとても気難しいから契約するのなら、清廉潔白の内面が美しい人ではないと選ばれません」
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「守護者は精霊で姿は見た事がない。別かどうかも分からない。だけどあの時の黒い塊が、本当にそこにあるなら見せて」
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神子は、不満そうに文句を言った。
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「──テオ、もう一度契約して欲しい」
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