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序章〜少女の叫び〜
1−1理想
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幼い頃父は私に言った。お前は、人を殺すためだけに生きなさいと
ある時お父さんが死んだ。私が殺したのだ。全てが楽になると思った。これから普通の暮らしができるのだと。でも、私に普通の暮らしが許されるわけが無かった。地下深くの牢獄に私は、閉じ込められた。兵士たちは私のことを気味悪いなどと中傷をしてきた。でも私は何も感じない。だって私は、ただの殺人マシーンなのだから。
「おう、何してるんだ?」「あなたは、誰?」「俺は、今日からこの牢獄の監視をする兵士だ。よろしくな」私は、無視をする。どうせこの人も私を馬鹿にしたいだけなのだから「おい、無視かよ。お兄さん悲しいな~」「…」「うーん、よっしお前を笑わせてやる。そしたら喋るだろ」無駄だ、私に感情などないのだから「じゃあ、俺の旅について話してやろう」この兵士さんは、外の世界についてたくさん話してくれた。外の世界についてなんか気にしていなかった私ににとってはどれも貴重な話だった。
いつしか私はその話を楽しみになった。笑うようにもなった。
そう、感情を持ったのだ。
「嬉しいよ。最近笑うようになってくれて」「兵士さんが面白い話をしてくれるからだよ」「そうだ。俺のことはバルサでいいぜ」「分かった。バルサ」「お前はなんて名なんだ?」「…私、名前ない…」「…そうか、じゃあ俺がつけてやるよ。うーんそうだな、サザンカはどうだ?」「サザンカ?」「あぁ、困難に打ち克つって意味だ。」「…」「だからよ、俺とさ外へ出ねぇか?」「外?」
「あぁ、こんなところにいたら楽しいことを何も味わえねぇ」「でも私は、人殺し…」「おい!!その言葉二度と使うなよ」「で、でも…」「でもじゃねぇお前はそんなものじゃねぇよ。一人の人間。かわいらしい少女さ」「…」「どうだ、いかねぇか外に」「行きたい!!私、こんなところで終わりたくない!!」「よっし、じゃあ行こうぜ外に」
こうしてひとりの少女、いやサザンカは旅立つこととなったのです
ある時お父さんが死んだ。私が殺したのだ。全てが楽になると思った。これから普通の暮らしができるのだと。でも、私に普通の暮らしが許されるわけが無かった。地下深くの牢獄に私は、閉じ込められた。兵士たちは私のことを気味悪いなどと中傷をしてきた。でも私は何も感じない。だって私は、ただの殺人マシーンなのだから。
「おう、何してるんだ?」「あなたは、誰?」「俺は、今日からこの牢獄の監視をする兵士だ。よろしくな」私は、無視をする。どうせこの人も私を馬鹿にしたいだけなのだから「おい、無視かよ。お兄さん悲しいな~」「…」「うーん、よっしお前を笑わせてやる。そしたら喋るだろ」無駄だ、私に感情などないのだから「じゃあ、俺の旅について話してやろう」この兵士さんは、外の世界についてたくさん話してくれた。外の世界についてなんか気にしていなかった私ににとってはどれも貴重な話だった。
いつしか私はその話を楽しみになった。笑うようにもなった。
そう、感情を持ったのだ。
「嬉しいよ。最近笑うようになってくれて」「兵士さんが面白い話をしてくれるからだよ」「そうだ。俺のことはバルサでいいぜ」「分かった。バルサ」「お前はなんて名なんだ?」「…私、名前ない…」「…そうか、じゃあ俺がつけてやるよ。うーんそうだな、サザンカはどうだ?」「サザンカ?」「あぁ、困難に打ち克つって意味だ。」「…」「だからよ、俺とさ外へ出ねぇか?」「外?」
「あぁ、こんなところにいたら楽しいことを何も味わえねぇ」「でも私は、人殺し…」「おい!!その言葉二度と使うなよ」「で、でも…」「でもじゃねぇお前はそんなものじゃねぇよ。一人の人間。かわいらしい少女さ」「…」「どうだ、いかねぇか外に」「行きたい!!私、こんなところで終わりたくない!!」「よっし、じゃあ行こうぜ外に」
こうしてひとりの少女、いやサザンカは旅立つこととなったのです
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