穴の勇者~棒の勇者三人に散らされる俺の純潔~

菊一文字

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第二章. 主人公覚醒編

7. 矢尾井穴場と穴守流愛(逆恨み編)

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 俺はついに月光ゲイその一と一つになった。そして三時間程ひたすら掘られただろうか。掘り疲れたのか月光ゲイその一が寝てしまったので俺はそのまま体を洗に行った。何でこんなことになってしまったのか。どうにかしか回避することはできなかったのか。いくら考えても良い結論はでなかった。ただ一点だけ、俺悪くないよね?

 体は当然念入りに洗った。それはもうアイツラの痕跡が残らないときと同等以上に。俺は今日だけで何度体を念入りに洗わないといけないのか、これ以上同じことが起きないことを祈る(フラグ)。

 そして体を洗い終えて自分の部屋に戻ると、そこには幸せそうな顔をして寝ている『月光ゲイその一』の姿があった。こいつは自分で俺の護衛をすると言っておきながら、あろうことか、自らが護衛対象を掘るという行動に出た。こんなことが許されるのか、俺は無性に腹立たしい。今の無防備な『月光ゲイその一』なら俺でも簡単に殺せそうな気がする。だがそんなことをしたら今度は俺が『矢尾井ゲイその一』に殺されるだろう。そもそも同じクラスメイトを"掘られたから"、という理由で手に掛けるのは流石にまずいだろう。

 とりあえずこのままコイツを俺のベットに寝かせておくのはイヤなので起こすことにした。宿屋の店主さんに言えばシートを変えてくれるだろうか。いや、いっその事部屋ごと変えてもらおう。絶対その方が俺の精神上良い。

 『月光ゲイその一』に声を掛けて起こすと、ヤツはとても幸せそうな笑顔を向けてきた。殺したい、この笑顔。少しも悪びれることなく平然と俺に対して話しかけてくる『月光ゲイその一』。おそらくこいつは本当に悪いことをしたという自覚がないのだろう。ヤル前に浄化とか言ってたし。他の男に掘られたから自分の精子で浄化するとか言って掘られる方はたまったもんじゃない。

 とりあえず適当に相手をしてから部屋を出ていってもらった。その後宿屋の店主の元へと向かった。そしたらニヤニヤしながら開口一番こう言ってきた。

 「さっきはお楽しみでしたね。」

 殺意が湧いた、が俺の貧弱ステータスではどうすることもできないので諦めた。何せこの店主筋骨隆々で強そうなのである。少なくとも男賊よりは強いだろう。それよりも何故俺がヤラれていると知っているのだろうか。いくら店の主でも上の階で起こっている合体イベントが、どの部屋で起きているかなんて分からないのではないだろうか。すると俺の不思議そうな顔を見て察したのか、店主が口を開いた。

 「実はお客さんの部屋は今私がいる場所の丁度真上にありましてね。」

 その一言だけで俺も理解した。なるほど、確かに真上の部屋だったら店主に聞こえても仕方がないか。理由もわかったところで本題に入った。

 「部屋のシーツを変えてほしい、というかできるなら部屋を変えてほしいんだが。」

 「シーツを変えるのは良いですよ。でも部屋はあいにくと満室でして。申し訳ないですが、部屋を変えるのはできませんね。」

 シーツを変えるのはOKだが、部屋を変えるのはNGらしい。まぁシーツを変えてもらえるだけで良しとしようか。俺は店主がシーツを変えている間適当に過ごし、店主が戻ってきたタイミングで俺も部屋へと戻った。そして俺が部屋へ戻った瞬間、背後から何者かに後頭部を強打された。朦朧とする意識の中犯人の顔を確認したらそこには怒りの表情を浮かべる『矢尾井ゲイその二』の姿があった。

 ...目を覚ますと俺はべットに両手足を拘束されていた。そして目の前には『矢尾井ゲイその二』の姿が確認できた。この後の展開は容易に想像できる。俺はおそらくこの男に掘られる。そう確信できるだけの経験を積んできた。ついさっきまで。そして『矢尾井ゲイその二』が口を開く。

 「穴守、どうしてこのような状況になっているかは頭の悪いお前でも察しがつくだろう?お前さっきまで月光と体を重ねていたよな?俺の部屋までお前や月光の嬉しそうな声が響いていたぞ?」

 誰がいつ嬉しそうな声を上げたというのか。『月光ゲイその一』はともかく俺は上げてない。こいつの耳は腐ってるんじゃないのか?俺がそんなことを考えていたら、『矢尾井ゲイその二』が次の言葉を続けた。

 「俺は月光のことが好きなんだよ、この世の誰よりもな...。だが月光はお前のことが好きだったらしく、俺の告白を受け入れなかった。そしてどうすれば月光が俺のことを好きになってくれるか考えた。そんなことを考えていたらいきなりこんな良く分からない世界に召喚されることになった。俺の強さはこの世界でも通用するみたいだからな、この力があれば月光を振り向かせることができるんじゃないかと確信した。そして俺は無理矢理にでも月光と行動を共にできるよう立ち回った。だが月光の気持ちが俺に向くことはなかった...。そんな時俺はこう思った、月光の気持ちを振り向かせるのが無理ならその想い人を消せば良いと。それから俺は男賊とかいう輩とコンタクトを取り、有り金のほとんどを使い果たしてお前を消すように依頼した。そしてお前が一日戻らなかった時、奴らが上手くやったのだと喜んだ。しかし、お前は戻ってきた。何故だ?何故お前は月光と俺の邪魔をする?そしてお前は有ろう事か月光と一つになった。許せるか?好きな男が別の男と一つになり、さらには嬉しそうな声を上げるのだぞ?俺は許せない。だが俺は思った。まず月光に振り向いてもらうためには、月光と同じものを好きになるべきではないかと。そして俺はお前を掘ることに決めた。悪いがお前は月光と俺の関係をより良くするための潤滑剤となってもらう。」

 長々と語っているが要約すると、「俺はお前が許せない、だから掘る」という感じだろうか。少し違う気もするが、つまりは俺をこれから掘るってことが言いたいだけだろうから別に問題ないだろう。

 そして例に漏れず『矢尾井ゲイその二』がこの前の店で買った"スライム"を俺の尻の穴に突っ込んできた。そして数秒としない内にやつのチンポが俺の尻の穴へと侵入する。

 「アッーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

 俺は男賊や『月光ゲイその一』に貫かれた時と同じ悲鳴を再び上げ、『矢尾井ゲイその二』にも尻の穴を捧げることとなってしまった。
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