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第22話 恋という名の癒やし
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王都に初夏の風が流れ始めた。
街路に立つ白い藤が咲き誇り、陽射しが夏の足音を告げる。
空の青はどこまでも澄み渡っていて、冬と春の激しさが嘘のようだった。
陽の光を背に、リリアーナは庭園のベンチに腰を下ろしていた。
膝の上には一冊の本。王城から渡された新しい政法の草稿だ。
けれど、文字を追う瞳はどこか遠くを見ていた。
「もう少し肩の力を抜け。そんな読み方じゃすぐに疲れるぞ」
背後から聞こえた声に、リリアーナは微笑んで振り返った。
アランが籠いっぱいの果実を抱えて立っていた。
「また摘んできたの? 働き者の庭師みたいね」
「農家の方が向いてるかもしれない」
冗談めかしたその言葉に、彼女の笑い声が零れる。
それだけで、重く沈みそうだった朝の空気が軽くなるようだった。
アランはベンチの隣に腰を下ろし、果実を器に並べていく。
彼の指先にはまだ傷跡がある。
それを見ると、胸の奥がきゅっと掴まれる。守られた記憶が痛みとともに蘇る。
「傷が、まだ痛む?」
「もうほとんど平気だ。覚えているからこそ、忘れないだけさ」
「……あなたらしい返しね」
「後悔より、記憶の方が価値がある」
「皮肉を言ってるの?」
「本心だよ」
アランは優しく微笑み、リリアーナの髪に触れた。
その指先が風のように柔らかい。触れるだけで、心の奥の棘がひとつずつ解けていくようだった。
「……アラン。あなたはどうしてそんなに落ち着いていられるの?」
「焦ることに慣れていないんだ。君みたいに早く世界を変えたいと思ったことはない」
「羨ましいわ。私はずっと、急ぐことしか知らなかったから」
「今なら、ゆっくりでもいいだろう?」
リリアーナはふっと黙り込み、指先を絡ませた。
「ゆっくり、生きる……長い間、そんなこと忘れていたわ」
アランは頷く。
「君にはもう急がなくてもいい時間がある」
風が強く吹き、白藤の花びらが二人の肩に降り積もる。
リリアーナはその一枚を拾い上げ、じっと見つめた。
「この花、昔は嫌いだったの」
「どうして?」
「儚すぎるから。散ることが前提の花なんて、残酷だと思っていた」
「でも、散るからこそ美しいんだ。君がそれを今も“触れて”いるからだろう」
その言葉に胸が熱くなる。
リリアーナは視線を逸らさず、声を震わせた。
「……私ね、怖いの。幸せになるのが。全部、夢みたいで。いつかまた壊れるんじゃないかって」
「壊れても、君がいれば作り直せる。だから怖がらなくていい」
アランはそう言って彼女の手を取った。
掌の温もりが重なり、心臓の鼓動がゆっくりと同じリズムを刻み始める。
「君が笑っている限り、世界は何度でもやり直せる」
「……そんなの、信じていいの?」
「ああ。俺の信仰は、君にしかない」
リリアーナは吹き出しそうになりながらも、頬が熱くなった。
「言葉が上手ね……でも、あなたの冗談には不思議と安心させられるの」
「冗談のようで冗談じゃない」
「本気なの?」
「俺に嘘は似合わないだろ?」
アランの声は穏やかで、本当に心から笑っていた。
その笑顔に見惚れてしまう。
かつて闇しかなかった日々が、いまは光をまとっている。
愛を信じることが怖かった過去の自分が、遠く感じた。
「ねえ、アラン」
「ん?」
「あなたと出会ってから、私、変わったの」
「いい方向に?」
「わからない。でも少なくとも、私はもう“ざまぁ”を願うあの頃の私じゃないの」
「それは十分すぎる変化だよ、リリアーナ」
リリアーナは笑いながら、うつむき加減に囁く。
「いつの間にかね、“憎しみ”よりも“恋”が心を占めているの」
アランは驚いたように目を見開き、それからゆっくり頬を緩めた。
「それは……俺の功績、なのかな」
「どうかしら? あなたが決して押しつけなかったから、私は惹かれたのかも」
「押しつけられる恋より、選ぶ恋の方がいい」
「選ぶ……」
「そう。君が自分で決めたなら、それがほんとの“癒やし”なんだ」
リリアーナはその言葉を何度も繰り返すように胸の中で響かせた。
夕方。
日が傾き、庭一面に橙の光が降り注ぐ。
リリアーナはベンチから立ち上がり、風の吹く方へ足を向けた。
アランもその隣に立つ。
空を見上げ、二人はしばらく何も言わずに風を受けた。
彼女の薄衣がそよぎ、金の髪が光をはね返す。
「ねえ、アラン」
「何だ?」
「あなたとこうして並ぶと、過去の全てが報われた気がするの。
あんなに苦しかった日々も、今につながっているんだって思える」
「それが生きるってことなんだと思う」
「あなたの言葉は、いつも痛いくらい真っ直ぐね」
「君の心が歪んでいないから、真っ直ぐ届くんだよ」
リリアーナは少し肩をすくめて、恥ずかしそうに笑った。
ふと、遠くの鐘の音が鳴り響く。
王都の塔の鐘は、夕暮れに一度だけ鳴る。
それは人々に“明日が来る”ことを告げる音。
リリアーナも、アランも、同じ方向に顔を向けた。
「明日もきっといい天気ね」
「だといいな。君が微笑んだ空が、雨で曇るなんてもったいない」
「ふふ、詩人みたいなこと言うのね」
「じゃあ、君が俺の詩の題材ってことで」
「そんな甘い言葉、今さら信じていいのかしら」
「もう“信じても裏切られない”ってこと、君が証明したじゃないか」
その言葉に、胸の奥がじんわりと温かくなった。
彼の隣に立つこの静かなひとときが、どんな勝利より価値があると感じた。
リリアーナは一歩近づき、彼の肩にそっと額を寄せる。
「ありがとう、アラン……私を、ここまで連れてきてくれて」
「君が自分で歩いたんだよ。俺はただ、隣を歩いていただけだ」
「でも、その隣がなければ私は途中で倒れてたわ」
「なら、これからは支え合えばいい」
「支え合う……?」
「そう。“愛する”ってそういうことだろ」
リリアーナは目を閉じ、深く息を吸いこんだ。
風の香りに、かつての涙の記憶はもう混じっていなかった。
変わりにあったのは、今ここにある安らぎと、彼だけがくれる穏やかな温もり。
その夜、屋敷の外は満月だった。
白い光が二人の姿を包み、影がひとつに溶ける。
それは、失った年月を取り戻すような、静かな祝福だった。
リリアーナは心の中でそっと呟く。
「恋って、こんなにも優しいのね」
アランは微笑み、彼女の肩を抱いた。
「君がそう感じてくれたなら……それが俺の幸福だ」
風が藤の花をさらって夜空へ舞い上がる。
もう誰も絶望の夜を語らない。
世界は確実に変わっている――彼女の微笑とともに。
(続く)
街路に立つ白い藤が咲き誇り、陽射しが夏の足音を告げる。
空の青はどこまでも澄み渡っていて、冬と春の激しさが嘘のようだった。
陽の光を背に、リリアーナは庭園のベンチに腰を下ろしていた。
膝の上には一冊の本。王城から渡された新しい政法の草稿だ。
けれど、文字を追う瞳はどこか遠くを見ていた。
「もう少し肩の力を抜け。そんな読み方じゃすぐに疲れるぞ」
背後から聞こえた声に、リリアーナは微笑んで振り返った。
アランが籠いっぱいの果実を抱えて立っていた。
「また摘んできたの? 働き者の庭師みたいね」
「農家の方が向いてるかもしれない」
冗談めかしたその言葉に、彼女の笑い声が零れる。
それだけで、重く沈みそうだった朝の空気が軽くなるようだった。
アランはベンチの隣に腰を下ろし、果実を器に並べていく。
彼の指先にはまだ傷跡がある。
それを見ると、胸の奥がきゅっと掴まれる。守られた記憶が痛みとともに蘇る。
「傷が、まだ痛む?」
「もうほとんど平気だ。覚えているからこそ、忘れないだけさ」
「……あなたらしい返しね」
「後悔より、記憶の方が価値がある」
「皮肉を言ってるの?」
「本心だよ」
アランは優しく微笑み、リリアーナの髪に触れた。
その指先が風のように柔らかい。触れるだけで、心の奥の棘がひとつずつ解けていくようだった。
「……アラン。あなたはどうしてそんなに落ち着いていられるの?」
「焦ることに慣れていないんだ。君みたいに早く世界を変えたいと思ったことはない」
「羨ましいわ。私はずっと、急ぐことしか知らなかったから」
「今なら、ゆっくりでもいいだろう?」
リリアーナはふっと黙り込み、指先を絡ませた。
「ゆっくり、生きる……長い間、そんなこと忘れていたわ」
アランは頷く。
「君にはもう急がなくてもいい時間がある」
風が強く吹き、白藤の花びらが二人の肩に降り積もる。
リリアーナはその一枚を拾い上げ、じっと見つめた。
「この花、昔は嫌いだったの」
「どうして?」
「儚すぎるから。散ることが前提の花なんて、残酷だと思っていた」
「でも、散るからこそ美しいんだ。君がそれを今も“触れて”いるからだろう」
その言葉に胸が熱くなる。
リリアーナは視線を逸らさず、声を震わせた。
「……私ね、怖いの。幸せになるのが。全部、夢みたいで。いつかまた壊れるんじゃないかって」
「壊れても、君がいれば作り直せる。だから怖がらなくていい」
アランはそう言って彼女の手を取った。
掌の温もりが重なり、心臓の鼓動がゆっくりと同じリズムを刻み始める。
「君が笑っている限り、世界は何度でもやり直せる」
「……そんなの、信じていいの?」
「ああ。俺の信仰は、君にしかない」
リリアーナは吹き出しそうになりながらも、頬が熱くなった。
「言葉が上手ね……でも、あなたの冗談には不思議と安心させられるの」
「冗談のようで冗談じゃない」
「本気なの?」
「俺に嘘は似合わないだろ?」
アランの声は穏やかで、本当に心から笑っていた。
その笑顔に見惚れてしまう。
かつて闇しかなかった日々が、いまは光をまとっている。
愛を信じることが怖かった過去の自分が、遠く感じた。
「ねえ、アラン」
「ん?」
「あなたと出会ってから、私、変わったの」
「いい方向に?」
「わからない。でも少なくとも、私はもう“ざまぁ”を願うあの頃の私じゃないの」
「それは十分すぎる変化だよ、リリアーナ」
リリアーナは笑いながら、うつむき加減に囁く。
「いつの間にかね、“憎しみ”よりも“恋”が心を占めているの」
アランは驚いたように目を見開き、それからゆっくり頬を緩めた。
「それは……俺の功績、なのかな」
「どうかしら? あなたが決して押しつけなかったから、私は惹かれたのかも」
「押しつけられる恋より、選ぶ恋の方がいい」
「選ぶ……」
「そう。君が自分で決めたなら、それがほんとの“癒やし”なんだ」
リリアーナはその言葉を何度も繰り返すように胸の中で響かせた。
夕方。
日が傾き、庭一面に橙の光が降り注ぐ。
リリアーナはベンチから立ち上がり、風の吹く方へ足を向けた。
アランもその隣に立つ。
空を見上げ、二人はしばらく何も言わずに風を受けた。
彼女の薄衣がそよぎ、金の髪が光をはね返す。
「ねえ、アラン」
「何だ?」
「あなたとこうして並ぶと、過去の全てが報われた気がするの。
あんなに苦しかった日々も、今につながっているんだって思える」
「それが生きるってことなんだと思う」
「あなたの言葉は、いつも痛いくらい真っ直ぐね」
「君の心が歪んでいないから、真っ直ぐ届くんだよ」
リリアーナは少し肩をすくめて、恥ずかしそうに笑った。
ふと、遠くの鐘の音が鳴り響く。
王都の塔の鐘は、夕暮れに一度だけ鳴る。
それは人々に“明日が来る”ことを告げる音。
リリアーナも、アランも、同じ方向に顔を向けた。
「明日もきっといい天気ね」
「だといいな。君が微笑んだ空が、雨で曇るなんてもったいない」
「ふふ、詩人みたいなこと言うのね」
「じゃあ、君が俺の詩の題材ってことで」
「そんな甘い言葉、今さら信じていいのかしら」
「もう“信じても裏切られない”ってこと、君が証明したじゃないか」
その言葉に、胸の奥がじんわりと温かくなった。
彼の隣に立つこの静かなひとときが、どんな勝利より価値があると感じた。
リリアーナは一歩近づき、彼の肩にそっと額を寄せる。
「ありがとう、アラン……私を、ここまで連れてきてくれて」
「君が自分で歩いたんだよ。俺はただ、隣を歩いていただけだ」
「でも、その隣がなければ私は途中で倒れてたわ」
「なら、これからは支え合えばいい」
「支え合う……?」
「そう。“愛する”ってそういうことだろ」
リリアーナは目を閉じ、深く息を吸いこんだ。
風の香りに、かつての涙の記憶はもう混じっていなかった。
変わりにあったのは、今ここにある安らぎと、彼だけがくれる穏やかな温もり。
その夜、屋敷の外は満月だった。
白い光が二人の姿を包み、影がひとつに溶ける。
それは、失った年月を取り戻すような、静かな祝福だった。
リリアーナは心の中でそっと呟く。
「恋って、こんなにも優しいのね」
アランは微笑み、彼女の肩を抱いた。
「君がそう感じてくれたなら……それが俺の幸福だ」
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(続く)
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