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第6話 屋敷に咲く白薔薇のように
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ルミナス公爵邸の朝は、いつも静寂と光に包まれていた。高い天井の窓から差し込む陽光は、まるで冷たい雪のように清らかで、空気を穏やかに照らしている。
その日も同じように始まったはずだった――少なくとも、レティシアが朝食の席につくまでは。
「王都への出頭、三日後だ。」
パンを口に運ぼうとしていたレティシアの手が、そこで止まった。
アランが淡々とした口調で言葉を続ける。
「王家の使者に返答を送った。同行者として俺も共に赴く。準備を進めておけ。」
「……本当に行かれるのですね、あの王宮へ。」
レティシアは、カップを持つ手をわずかに震わせた。
あの場には、彼女を嘲笑い、踏みにじったすべてがある。
けれどアランの瞳は、いつものように澄んでいて、そこに迷いの色はなかった。
「逃げても追われるだけだ。ならば、自らの足で立て。そうしなければ、自分を取り戻せない。」
彼の言葉は氷のように冷たく、同時に、炉火のように温かかった。
レティシアは小さく頷き、震える息を吐いた。
「……はい。けれど、もしまた罠が仕掛けられていたら?」
「そのときは、俺が断ち切る。」
短い一言に、迷いを断ち切るような強さがあった。
それだけで、胸の奥の不安が少し溶けていく。
食後、アランは席を立ち、執務室へと向かった。
レティシアはしばらく席に残り、手元の紅茶の香りを感じながら、自らに言い聞かせた。
――私はもう、あの日の泣き虫な令嬢ではない。
彼と共に歩くのなら、恐れずに空を見上げよう。
────
王都へ向かう準備に追われる合間にも、彼女は庭の世話を手伝うようになっていた。
広大な庭園には白薔薇が咲き誇り、春の気配を運んでくる。
マリーが手袋越しに土を掘り返しながら言った。
「この薔薇、レティシア様が来られるずっと前に、公爵様がお世話を始められたんですよ。」
「まあ……アラン様が?」
マリーは微笑んで頷く。
「ええ。かつて婚約者がいらした頃、彼女の好きな花だったとか。それ以来ずっと、この庭だけはご自身で世話をなさっているんです。」
レティシアの胸が小さく疼いた。
彼にも、かつて愛した人がいたのか――と考えれば、なぜか苦しくなった。
けれど同時に、今の彼がそれでも花を枯らさず守り続ける強さに、尊敬と憧れが混ざる。
その時、背後から低い声が響いた。
「その薔薇は、まだ根づいたばかりだ。少し水の量を減らせ。」
驚いて振り向くと、アランが木陰から歩いてきた。
風に髪が揺れ、陽光が彼の肩に落ちる。いつもより少し柔らかい雰囲気を纏っていた。
「すみません、公爵様。わたくし、少し加減を間違えてしまって……」
「気にするな。誰でも最初は失敗する。」
アランは土を手に取り、優しく撫でるように均した。
その指先は驚くほど繊細で、彼の冷たい印象とは違う。命を扱う者の手だった。
「……アラン様は、なぜ花を育て続けておられるのですか?」
とっさに尋ねると、彼は少し視線を落としたまま、静かに答えた。
「花は人を映す鏡だ。強い日差しにも、冷たい風にも黙って耐える。だがただ耐えるだけでは咲けない。正しい時に手を差し伸べられなければ、枯れてしまう。」
「……」
「俺は昔、それを知らなかった。だから今は、枯らしたくないと思うものには、手を伸ばす。」
その瞳に一瞬だけ、深い哀しみが宿った。
レティシアは息を呑む。彼の言葉の背景に、過去の痛みがあることを直感した。
だが、それを軽々しく聞くことはできなかった。
風が二人の間を抜けて、白薔薇が揺れる。
その香りがふと、哀しみを和らげるように漂った。
「……もし、わたくしもその花のように枯れかけていたなら、手を差し伸べてくださるのですか?」
問いかけた自分に驚いた。言葉は抑えきれず口をついて出ていた。
アランはしばらく沈黙し、そして静かに答えた。
「もう伸ばしている。気づいていないだけだ。」
心臓が高鳴る。喉の奥が熱くなるのを感じて、レティシアは慌てて目を逸らした。
「……ありがとうございます。」
「礼は要らん。」
アランは立ち上がり、白薔薇の株をひとつ指で撫でた。
「お前はこの花に似ている。土に打たれても、光を忘れぬ顔をしている。」
「恐れ多いです……そんなふうに言われたことは、今までありません。」
「だろうな。だが覚えておけ、絶望した花ほど、強く咲く。」
その言葉は、彼の過去と重なるように胸へ落ちていった。
────
数日が過ぎ、王都への出立前夜。
レティシアは眠れずにいた。
窓を開けると、月の光が庭の薔薇たちを淡く照らしている。
白薔薇が風に揺れ、その影が部屋の床をやさしく撫でた。
――私も、変わらなくては。
あの王宮で、ただ泣かされるだけの少女ではもういられない。
扉の向こうから軽い足音がした。
「起きていたのか。」
低い声に振り返ると、そこにアランが立っていた。
「失礼しました、公爵様。お休みのところを……」
「構わん。明日のことを考えて眠れないのだろう。」
図星を突かれ、レティシアは微かに笑った。
アランは無言で窓際に歩み寄ると、夜空を見上げた。
「明日は晴れる。行きの道は静かだろう。だが、王宮に着けば静けさは終わる。」
「ええ。覚悟はできています。」
「そうか。」
彼の横顔に、月光が差し、青い瞳がわずかに光る。
「……怖くないのですか?」
思わず問うと、アランは小さく首を振った。
「恐怖など、ときに力へ変えられる。お前のように真実を見つめる目があればな。」
「私の目……?」
「かつて、俺は見失った。だから今は、お前に託しているのかもしれない。」
静寂が落ちる。レティシアはその言葉の意味を測りかねたが、胸の奥が温かくなった。
「……必ず、立ち向かいます。どんな嘲笑を浴びても。」
アランが彼女を見た。その冷たい瞳に、うっすらと微笑みが宿る。
「それでいい。お前は俺が守る。」
その瞬間、時間が止まったかのようだった。
彼の言葉が真実であることを、肌が覚えていた。
この氷のような男の奥に、人知れぬ熱が燃えている。
それを信じたいと思った。
「では、明朝に発とう。」
そう言い残し、アランは扉の前で立ち止まった。
「……レティシア。」
「はい?」
「明日の戦場で、お前が恐れたときは、この庭を思い出せ。お前の中に咲く花は、まだ枯れていない。」
「……はい。」
扉が閉まり、静寂が戻る。
レティシアはそっと目を閉じた。
胸の奥で、氷が溶ける音がした気がした。
あの白薔薇のように――私はきっと、もう一度咲ける。
続く
その日も同じように始まったはずだった――少なくとも、レティシアが朝食の席につくまでは。
「王都への出頭、三日後だ。」
パンを口に運ぼうとしていたレティシアの手が、そこで止まった。
アランが淡々とした口調で言葉を続ける。
「王家の使者に返答を送った。同行者として俺も共に赴く。準備を進めておけ。」
「……本当に行かれるのですね、あの王宮へ。」
レティシアは、カップを持つ手をわずかに震わせた。
あの場には、彼女を嘲笑い、踏みにじったすべてがある。
けれどアランの瞳は、いつものように澄んでいて、そこに迷いの色はなかった。
「逃げても追われるだけだ。ならば、自らの足で立て。そうしなければ、自分を取り戻せない。」
彼の言葉は氷のように冷たく、同時に、炉火のように温かかった。
レティシアは小さく頷き、震える息を吐いた。
「……はい。けれど、もしまた罠が仕掛けられていたら?」
「そのときは、俺が断ち切る。」
短い一言に、迷いを断ち切るような強さがあった。
それだけで、胸の奥の不安が少し溶けていく。
食後、アランは席を立ち、執務室へと向かった。
レティシアはしばらく席に残り、手元の紅茶の香りを感じながら、自らに言い聞かせた。
――私はもう、あの日の泣き虫な令嬢ではない。
彼と共に歩くのなら、恐れずに空を見上げよう。
────
王都へ向かう準備に追われる合間にも、彼女は庭の世話を手伝うようになっていた。
広大な庭園には白薔薇が咲き誇り、春の気配を運んでくる。
マリーが手袋越しに土を掘り返しながら言った。
「この薔薇、レティシア様が来られるずっと前に、公爵様がお世話を始められたんですよ。」
「まあ……アラン様が?」
マリーは微笑んで頷く。
「ええ。かつて婚約者がいらした頃、彼女の好きな花だったとか。それ以来ずっと、この庭だけはご自身で世話をなさっているんです。」
レティシアの胸が小さく疼いた。
彼にも、かつて愛した人がいたのか――と考えれば、なぜか苦しくなった。
けれど同時に、今の彼がそれでも花を枯らさず守り続ける強さに、尊敬と憧れが混ざる。
その時、背後から低い声が響いた。
「その薔薇は、まだ根づいたばかりだ。少し水の量を減らせ。」
驚いて振り向くと、アランが木陰から歩いてきた。
風に髪が揺れ、陽光が彼の肩に落ちる。いつもより少し柔らかい雰囲気を纏っていた。
「すみません、公爵様。わたくし、少し加減を間違えてしまって……」
「気にするな。誰でも最初は失敗する。」
アランは土を手に取り、優しく撫でるように均した。
その指先は驚くほど繊細で、彼の冷たい印象とは違う。命を扱う者の手だった。
「……アラン様は、なぜ花を育て続けておられるのですか?」
とっさに尋ねると、彼は少し視線を落としたまま、静かに答えた。
「花は人を映す鏡だ。強い日差しにも、冷たい風にも黙って耐える。だがただ耐えるだけでは咲けない。正しい時に手を差し伸べられなければ、枯れてしまう。」
「……」
「俺は昔、それを知らなかった。だから今は、枯らしたくないと思うものには、手を伸ばす。」
その瞳に一瞬だけ、深い哀しみが宿った。
レティシアは息を呑む。彼の言葉の背景に、過去の痛みがあることを直感した。
だが、それを軽々しく聞くことはできなかった。
風が二人の間を抜けて、白薔薇が揺れる。
その香りがふと、哀しみを和らげるように漂った。
「……もし、わたくしもその花のように枯れかけていたなら、手を差し伸べてくださるのですか?」
問いかけた自分に驚いた。言葉は抑えきれず口をついて出ていた。
アランはしばらく沈黙し、そして静かに答えた。
「もう伸ばしている。気づいていないだけだ。」
心臓が高鳴る。喉の奥が熱くなるのを感じて、レティシアは慌てて目を逸らした。
「……ありがとうございます。」
「礼は要らん。」
アランは立ち上がり、白薔薇の株をひとつ指で撫でた。
「お前はこの花に似ている。土に打たれても、光を忘れぬ顔をしている。」
「恐れ多いです……そんなふうに言われたことは、今までありません。」
「だろうな。だが覚えておけ、絶望した花ほど、強く咲く。」
その言葉は、彼の過去と重なるように胸へ落ちていった。
────
数日が過ぎ、王都への出立前夜。
レティシアは眠れずにいた。
窓を開けると、月の光が庭の薔薇たちを淡く照らしている。
白薔薇が風に揺れ、その影が部屋の床をやさしく撫でた。
――私も、変わらなくては。
あの王宮で、ただ泣かされるだけの少女ではもういられない。
扉の向こうから軽い足音がした。
「起きていたのか。」
低い声に振り返ると、そこにアランが立っていた。
「失礼しました、公爵様。お休みのところを……」
「構わん。明日のことを考えて眠れないのだろう。」
図星を突かれ、レティシアは微かに笑った。
アランは無言で窓際に歩み寄ると、夜空を見上げた。
「明日は晴れる。行きの道は静かだろう。だが、王宮に着けば静けさは終わる。」
「ええ。覚悟はできています。」
「そうか。」
彼の横顔に、月光が差し、青い瞳がわずかに光る。
「……怖くないのですか?」
思わず問うと、アランは小さく首を振った。
「恐怖など、ときに力へ変えられる。お前のように真実を見つめる目があればな。」
「私の目……?」
「かつて、俺は見失った。だから今は、お前に託しているのかもしれない。」
静寂が落ちる。レティシアはその言葉の意味を測りかねたが、胸の奥が温かくなった。
「……必ず、立ち向かいます。どんな嘲笑を浴びても。」
アランが彼女を見た。その冷たい瞳に、うっすらと微笑みが宿る。
「それでいい。お前は俺が守る。」
その瞬間、時間が止まったかのようだった。
彼の言葉が真実であることを、肌が覚えていた。
この氷のような男の奥に、人知れぬ熱が燃えている。
それを信じたいと思った。
「では、明朝に発とう。」
そう言い残し、アランは扉の前で立ち止まった。
「……レティシア。」
「はい?」
「明日の戦場で、お前が恐れたときは、この庭を思い出せ。お前の中に咲く花は、まだ枯れていない。」
「……はい。」
扉が閉まり、静寂が戻る。
レティシアはそっと目を閉じた。
胸の奥で、氷が溶ける音がした気がした。
あの白薔薇のように――私はきっと、もう一度咲ける。
続く
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