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第22話
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食事が終わると4人でギルドに向かった。
「ギルド長はいますか?」
「今呼んできますね」
「おう、どうした?」
「次に覚えるスキルが気になって来たんだ。魔物を倒してレベル上げをするか、仙人の元でスキルを磨くか迷っている」
「そう言う事か、良いぜ、4人一緒についてきな」
ギルド長に案内されて門の中に入ると庭園が広がっていた。
「あの道場だぜ」
「こんにちわ」
中に入るとサキュバスのお姉さんが老人の男をいじめている。
「サキュバス様、ワシの、わたくしのMPを口移しで吸い取って下され!」
サキュバスは無言で鞭を振り、老人の男を痛めつける。
「私に命令するのはやめなさい!私の唇からMPを吸い取って貰いたいですって!そんなに吸って欲しいならこの鞭でも舐めていなさい!」
バチン!バチン!バチン!バチン!
「良い、良きかな!エクスタシいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
俺は無言で扉を閉めた。
そして素早く反転する。
俺は普段MP節約の為に速度強化を使わない。
だが今こそ使おう!
今がその時だ!
速度強化を発動させてこの場を立ち去ろうとするが、マッチョが俺を羽交い絞めにする。
「ま、待て待て!話せばわかる!」
「な、何が分かるんだ!」
「本当だ!あの変態仙人はHP自動回復・スタミナ自動回復・瞑想レベルが常軌を逸して高い!」
「変態なんだろ!常軌を逸しているのはあのプレイだ!」
「話せばわかる!」
俺とマッチョは30分程言い合いになった。
◇
「ほ、本当だ!いいか、あの変態仙人は回復スキルの達人だ。達人なんだ!HP・MP・スタミナの回復力を上げるチャンスだぜ!!」
「ただのドMじゃないか!変態じゃないか!!」
黙って見ていた女性3人組の中からチョコが前に出てくる。
「入りましょう。やるのはアキ君です。私達に影響はありませんよ」
「チョコ、良い性格してるな!」
「ふふ、ありがとうございます」
「褒めてない!」
「ギルド長が言っているからきっと意味があるんだよお」
「ミルクさん!マッチョに騙されているんです!目を覚ましてください!!」
ミルクさんとチョコが俺の両腕をホールドする。
いつもなら柔らかい感触に喜ぶ所だが入ったらきっと地獄が待っている!
マッチョは俺の両足を掴む。
俺は荷物のように運ばれて道場の中に入った。
入った瞬間変態仙人は急に威厳に満ちた表情に変わる。
道場に正座して、急に空気が変わった。
さっきまで変態仙人に鞭を振りまくっていたお姉さんも正座をして頭を下げている。
今更取り繕っても遅い。
「変態仙人、前に言っていたものまね士の訓練を頼みたい」
「構わんが、ものまねをするにはワシのHP・スタミナ・MPを削る必要があるんじゃ」
「金なら払うぜ」
「金の問題ではないんじゃ!」
「アキの資質を見定めるのか?」
「いや、そうではないんじゃ」
変態仙人はすっと立ち上がる。
その動きには無駄がない。
あれ、本当に達人なのか?
「そこの娘、それと巨乳の娘、2人の協力が必要じゃ」
変態仙人はチョコとミルクを指差す。
美人の2人に責められたいんだ!
ミルクさんはきょとんとしているがチョコの顔が引きつった。
プリンは子供だから選ばれていないだけだ。
変態仙人の好みで選んでいる!
「私はお嬢様を訓練する役目があります。今日は失礼します」
「おいおいおい!アキには試練をやらせてチョコは協力しないのか?」
「チョコ、協力するよな?」
「チョコ、きっと大事な事なのよ。協力しなさい!」
「決まりじゃな。マッチョ、アキのHP・MP・スタミナをすべて削るんじゃ。男をいたぶる趣味は無いでな」
「もし良ければ私がアキ君のHP・MP・スタミナすべてを吸い取りますよ?出来れば無料で吸わせてほしいです」
サキュバスのお姉さんが手を上げた。
サキュバスはHP・MP・スタミナを吸収するスキルを持っている。
サキュバスにとって吸収は食事のようなものなのだ。
そしてエルフと一緒でサキュバスは全員美人でもある。
「お、お願いします。所で変態仙人も吸って貰ったら?」
「ワシは新しい領域の鍛錬を開始するでの」
吸ってもらうプレイに飽きたのか。
「サキュバスのお姉さんに吸って貰えば」
「否!そこの2人に苦行を与えてもらうでの」
「吸って貰えば」
「否!」
「吸って」
「喝!」
こいつ、絶対に折れねえ!
俺は諦めてサキュバスのお姉さんに連れられて離れの屋敷に向かった。
「まずは上だけでもいいから脱ごっか」
「お、俺はドMじゃないので変なプレイは嫌ですよ!」
「大丈夫大丈夫」
そう言って俺のシャツを脱がせてサキュバスのお姉さんも薄着になり、後ろから抱っこしてベッドに座らせる。
「安心して、変態仙人が求めたから鞭で痛めつけただけ。本当は責められる方が好きなんだよ」
そう言って俺の頭を撫でる。
「あ、無料でいいんだよね?私はお金をあまり持っていないからただで吸わせてほしいな」
「無料で大丈夫です。よろしくお願いします」
日本だとこういう場合男がお金を払う。
だがサキュバスの場合はそうではない。
サキュバスは力を吸い取る側の為、サキュバスがお金を支払うケースが普通にある。
俺はサキュバスのお姉さんとベッドの上で吸われ続けた。
◇
「はあ、はあ、はあ、もう、吸えない。もう、吸いきれないよお」
「お、お疲れさまでした」
「眠くなってきちゃった。……すー、すー」
サキュバスのお姉さんは眠る。
俺は服を着て道場に戻ろうとする。
隣の部屋から出てきたサキュバスのお姉さんが俺の服を掴む。
「話は、全部聞こえてた。私にも、吸わせて」
そう言ってお姉さんの部屋に引きずり込まれる。
◇
サキュバスのお姉さんが眠る。
たくさん吸うと眠くなるのか。
俺は、2人のお姉さんに吸われて、夢見心地のままふらふらとした足取りで道場に戻った。
「ギルド長はいますか?」
「今呼んできますね」
「おう、どうした?」
「次に覚えるスキルが気になって来たんだ。魔物を倒してレベル上げをするか、仙人の元でスキルを磨くか迷っている」
「そう言う事か、良いぜ、4人一緒についてきな」
ギルド長に案内されて門の中に入ると庭園が広がっていた。
「あの道場だぜ」
「こんにちわ」
中に入るとサキュバスのお姉さんが老人の男をいじめている。
「サキュバス様、ワシの、わたくしのMPを口移しで吸い取って下され!」
サキュバスは無言で鞭を振り、老人の男を痛めつける。
「私に命令するのはやめなさい!私の唇からMPを吸い取って貰いたいですって!そんなに吸って欲しいならこの鞭でも舐めていなさい!」
バチン!バチン!バチン!バチン!
「良い、良きかな!エクスタシいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
俺は無言で扉を閉めた。
そして素早く反転する。
俺は普段MP節約の為に速度強化を使わない。
だが今こそ使おう!
今がその時だ!
速度強化を発動させてこの場を立ち去ろうとするが、マッチョが俺を羽交い絞めにする。
「ま、待て待て!話せばわかる!」
「な、何が分かるんだ!」
「本当だ!あの変態仙人はHP自動回復・スタミナ自動回復・瞑想レベルが常軌を逸して高い!」
「変態なんだろ!常軌を逸しているのはあのプレイだ!」
「話せばわかる!」
俺とマッチョは30分程言い合いになった。
◇
「ほ、本当だ!いいか、あの変態仙人は回復スキルの達人だ。達人なんだ!HP・MP・スタミナの回復力を上げるチャンスだぜ!!」
「ただのドMじゃないか!変態じゃないか!!」
黙って見ていた女性3人組の中からチョコが前に出てくる。
「入りましょう。やるのはアキ君です。私達に影響はありませんよ」
「チョコ、良い性格してるな!」
「ふふ、ありがとうございます」
「褒めてない!」
「ギルド長が言っているからきっと意味があるんだよお」
「ミルクさん!マッチョに騙されているんです!目を覚ましてください!!」
ミルクさんとチョコが俺の両腕をホールドする。
いつもなら柔らかい感触に喜ぶ所だが入ったらきっと地獄が待っている!
マッチョは俺の両足を掴む。
俺は荷物のように運ばれて道場の中に入った。
入った瞬間変態仙人は急に威厳に満ちた表情に変わる。
道場に正座して、急に空気が変わった。
さっきまで変態仙人に鞭を振りまくっていたお姉さんも正座をして頭を下げている。
今更取り繕っても遅い。
「変態仙人、前に言っていたものまね士の訓練を頼みたい」
「構わんが、ものまねをするにはワシのHP・スタミナ・MPを削る必要があるんじゃ」
「金なら払うぜ」
「金の問題ではないんじゃ!」
「アキの資質を見定めるのか?」
「いや、そうではないんじゃ」
変態仙人はすっと立ち上がる。
その動きには無駄がない。
あれ、本当に達人なのか?
「そこの娘、それと巨乳の娘、2人の協力が必要じゃ」
変態仙人はチョコとミルクを指差す。
美人の2人に責められたいんだ!
ミルクさんはきょとんとしているがチョコの顔が引きつった。
プリンは子供だから選ばれていないだけだ。
変態仙人の好みで選んでいる!
「私はお嬢様を訓練する役目があります。今日は失礼します」
「おいおいおい!アキには試練をやらせてチョコは協力しないのか?」
「チョコ、協力するよな?」
「チョコ、きっと大事な事なのよ。協力しなさい!」
「決まりじゃな。マッチョ、アキのHP・MP・スタミナをすべて削るんじゃ。男をいたぶる趣味は無いでな」
「もし良ければ私がアキ君のHP・MP・スタミナすべてを吸い取りますよ?出来れば無料で吸わせてほしいです」
サキュバスのお姉さんが手を上げた。
サキュバスはHP・MP・スタミナを吸収するスキルを持っている。
サキュバスにとって吸収は食事のようなものなのだ。
そしてエルフと一緒でサキュバスは全員美人でもある。
「お、お願いします。所で変態仙人も吸って貰ったら?」
「ワシは新しい領域の鍛錬を開始するでの」
吸ってもらうプレイに飽きたのか。
「サキュバスのお姉さんに吸って貰えば」
「否!そこの2人に苦行を与えてもらうでの」
「吸って貰えば」
「否!」
「吸って」
「喝!」
こいつ、絶対に折れねえ!
俺は諦めてサキュバスのお姉さんに連れられて離れの屋敷に向かった。
「まずは上だけでもいいから脱ごっか」
「お、俺はドMじゃないので変なプレイは嫌ですよ!」
「大丈夫大丈夫」
そう言って俺のシャツを脱がせてサキュバスのお姉さんも薄着になり、後ろから抱っこしてベッドに座らせる。
「安心して、変態仙人が求めたから鞭で痛めつけただけ。本当は責められる方が好きなんだよ」
そう言って俺の頭を撫でる。
「あ、無料でいいんだよね?私はお金をあまり持っていないからただで吸わせてほしいな」
「無料で大丈夫です。よろしくお願いします」
日本だとこういう場合男がお金を払う。
だがサキュバスの場合はそうではない。
サキュバスは力を吸い取る側の為、サキュバスがお金を支払うケースが普通にある。
俺はサキュバスのお姉さんとベッドの上で吸われ続けた。
◇
「はあ、はあ、はあ、もう、吸えない。もう、吸いきれないよお」
「お、お疲れさまでした」
「眠くなってきちゃった。……すー、すー」
サキュバスのお姉さんは眠る。
俺は服を着て道場に戻ろうとする。
隣の部屋から出てきたサキュバスのお姉さんが俺の服を掴む。
「話は、全部聞こえてた。私にも、吸わせて」
そう言ってお姉さんの部屋に引きずり込まれる。
◇
サキュバスのお姉さんが眠る。
たくさん吸うと眠くなるのか。
俺は、2人のお姉さんに吸われて、夢見心地のままふらふらとした足取りで道場に戻った。
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