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「福永さんって、新卒で入社してすぐ、バイヤーになったらしいよ」
琴音が言った。手に持っている、プリントアウトされた売り場のレイアウト図面を眺めながらだ。
「え、ふうん」
またその名前か、と小さく胸がざわついた。
昨日の今日、と言うより、昨夜の今日である。
でも、それだけで、基本的には他人の経歴にそこまで興味がない。
ラックに上半身を預けたまま相槌を打ったあとは、リストアップしてきた商品をどこに並べるべきか、琴音が指示をくれるのを待った。
「変だよね」
「え、何が?」
目をしばたたく。
「普通はさ、何年か店舗で担当者をやるじゃない。下積みよ下積み」
「ああ」
琴音の言い方は、まるで何十年もこの道を歩んできたベテランみたいでおかしい。
「別に変じゃないよ。お姉ちゃんは最初から本部だし」
「そりゃあ、希美さんは社長令嬢だから」
姉を経理部に推薦したのはパパで、確かにそれは、社長としての体面があったからに他ならなかった。
「それだってさ、社長は最初から管理職に据えたわけじゃないでしょうよ」
「あぁ、うん」
琴音の言う通りだ。
肩書きこそ部長補佐だったとはいえ、実質的には見習い同然。
何事も公平さを好むパパの性格と、間違えたら忖度なしでしっかり叱ってやってほしいという方針のもと、姉は何年もみっちりと修行させられた。そのおかげで、部署内外から慕われる上司という今があるのだ。
「優愛からその話聞いた時は、やっぱりこの会社を選んで正解だったって思ったけどね」
「確かに社長としては、稀有なタイプかも」
「末端の社員、アルバイトにまで気さくに声をかける社長なんて珍しいよ。でも、だからこそだよ。従業員たちも良いお店にしようと頑張るんだって」
「うん」
親が褒められることは、くすぐったいけど、やっぱり嬉しい。
パパはいつだったか、新店の返り咲きが叶ったことは、自分たち経営者だけの力ではない、としみじみ従業員への感謝の思いをつぶやいたことがあった。でもそれは、パパたちの想いが回り回った結果だと、わたしは思っている。
「あら? ここにも社長令嬢がいたんだけど」
「わたしはほら、接客のほうが好きなんだってば」
パソコンワークが苦手とも言う。
「それを考えると、やっぱり福永さんのケースはイレギュラーなわけだよ」
「それは琴音の印象じゃないの?」
入社後いきなり本部に配属された社員は、他にもいると思う。
そうは言っても、ぱっと思いつく顔はない。経営者の身内とは言ったって、社員一人一人の配属先なんて把握していないのだ。
「バイヤーだよ? 事務ならまだしも。商品の買い付けなんて重要な仕事、新人にいきなり任せるかね」
「どうだろう」
首をかしげる。
パパもママも、家で人事関係の話をすることはまずないし、実際わからなかった。
「しかも、それからいくらも経たないうちに、スーパーバイザーに昇進してる」
一所懸命な表情の琴音は、なんとかしてわたしにもおかしいと言わせたいらしい。もはや、自分の目で見てきたかのような口ぶりだ。それに対して、わたしは「琴音は詳しいなぁ」と感心することしかできない。
嫌いだなんだと言いながら、琴音はわたしよりもぜんぜん福永さんのことに詳しい。しかも、しょっちゅう話題にしている。もっぱら悪口とはいえ、あんまり頻繁だと、逆に気になるのではと勘繰ってしまう。
指を立てて琴音は言った。
「社長と福永さんの間には、何か裏があるのかも」
どきりとした。
裏があるという言葉に反応したからで、お見合いの件を思い出したからだ。わたしの知らないところで展開されていた話は、パパによる福永さんとの裏取引と言ってもいい気がした。
「う、裏って?」
わたしですら初耳だったのだから、琴音が知っているわけない。知っていたら、こんなまどろっこしい言い方せずとも、直球で断りなさいと詰め寄るはず。そう思いながらも、声が上擦ってしまう。
「会議の時、福永さんが、社長の前で優愛を怒ったじゃない?」
「あれは、わたしが悪いんだってば」
「そんなことないし、だからだよ。いくら社長でも、今回ばかりは気分が良くなかったと思う。それなのに、福永さんは降格されない」
「だから?」
引っかかる部分はあるけども、気になるので先を促す。
「そうは思いたくないけど、社長が福永さんの昇進を手引きした、とか」
「ええ?」
眉根を寄せた。
お見合いのことでなくてほっとしたけど、それはあり得ない。身内ですらえこひいきしないパパが、他人の福永さんを特別扱いするはずがない。
「可能性の話だって。でも、そう考えるとしっくりくる」
「こないよ」
そもそもパパは、福永さんが自分の面前でわたしを怒ったことを、良く思わないどころか感心していたのだ。
琴音の推測は的外れだ。
「だって、あんなに性格悪いのに」
「性格悪いかどうかは抜きにしても、仕事ができれば」
「入社したての頃なんて、仕事ができるかどうか、社長だってまだ見定められてないでしょ」
「それを言うなら、入社したての福永さんに、パパが便宜を図る理由だってない」
「それはほら」
よほど引き下がりたくないのか、琴音は眉間にシワを寄せて考え込む。
「実は入社以前からの知り合いで、何か弱みを握られて脅されてたとか?」
「何それ」
呆れてしまう。琴音の中で、福永さんはどれだけの極悪人なのだ。
「もう、そんなのどうでもいいよ。早く指示出してよ。ぜんぜん進まない」
馬が合う合わないは誰にでもある。
だから、琴音が福永さんを受け入れられないことはしかたがない。悪口も、聞いていて気分が良いものではないとはいえ、わたしに止める権利はない。でも、パパを巻き込まないで欲しいものだ。
「あ、やばい。什器足らないわ」
不満げに唇を尖らせながらレイアウトに目を落として、琴音は声を上げた。
「ええ? もう。いいよ、わたし取ってくる」
「わたしが行く」
「琴音はそろそろ上がりでしょ?」
腕時計を指で叩いて教えてあげる。さっき確認した時、もう夕方の五時が迫っていた。琴音も自分の腕を見て、「本当だ」と目を丸くした。
「残業するとうるさいから、琴音はもう帰ったほうがいいよ。わたしは遅番だし」
「でも、優愛、今日もあんまり体調良くないでしょ?」
「え?」
小さな驚きは、気づかれていた? という種類のほうだった。
ここのところ、連日あの悪夢を見ている。
昨夜の夢は、今までのものと少しだけ毛色が違っていた。それでも、実際に水の抵抗に抗ったかのような、身体に残るだるさはいつもと変わらない。
琴音は苦笑いを浮かべる。
「だから、手伝うって言ったんだって。まぁ、途中から邪魔してるみたいになっちゃったけど。タイムカードは今切ってくるからさ、もう少し付き合う」
わたしは少しぼうっとしてから、笑って首を振った。
「ありがと。でも、大丈夫」
「えー、本当に?」
「うん。什器さえ取ってくれば、あとは商品を並べるだけだし。それが済んだら、休憩入るから」
「うーん。じゃあ、本当に無理しちゃだめだからね?」
「うん。お疲れさまね」
琴音が言った。手に持っている、プリントアウトされた売り場のレイアウト図面を眺めながらだ。
「え、ふうん」
またその名前か、と小さく胸がざわついた。
昨日の今日、と言うより、昨夜の今日である。
でも、それだけで、基本的には他人の経歴にそこまで興味がない。
ラックに上半身を預けたまま相槌を打ったあとは、リストアップしてきた商品をどこに並べるべきか、琴音が指示をくれるのを待った。
「変だよね」
「え、何が?」
目をしばたたく。
「普通はさ、何年か店舗で担当者をやるじゃない。下積みよ下積み」
「ああ」
琴音の言い方は、まるで何十年もこの道を歩んできたベテランみたいでおかしい。
「別に変じゃないよ。お姉ちゃんは最初から本部だし」
「そりゃあ、希美さんは社長令嬢だから」
姉を経理部に推薦したのはパパで、確かにそれは、社長としての体面があったからに他ならなかった。
「それだってさ、社長は最初から管理職に据えたわけじゃないでしょうよ」
「あぁ、うん」
琴音の言う通りだ。
肩書きこそ部長補佐だったとはいえ、実質的には見習い同然。
何事も公平さを好むパパの性格と、間違えたら忖度なしでしっかり叱ってやってほしいという方針のもと、姉は何年もみっちりと修行させられた。そのおかげで、部署内外から慕われる上司という今があるのだ。
「優愛からその話聞いた時は、やっぱりこの会社を選んで正解だったって思ったけどね」
「確かに社長としては、稀有なタイプかも」
「末端の社員、アルバイトにまで気さくに声をかける社長なんて珍しいよ。でも、だからこそだよ。従業員たちも良いお店にしようと頑張るんだって」
「うん」
親が褒められることは、くすぐったいけど、やっぱり嬉しい。
パパはいつだったか、新店の返り咲きが叶ったことは、自分たち経営者だけの力ではない、としみじみ従業員への感謝の思いをつぶやいたことがあった。でもそれは、パパたちの想いが回り回った結果だと、わたしは思っている。
「あら? ここにも社長令嬢がいたんだけど」
「わたしはほら、接客のほうが好きなんだってば」
パソコンワークが苦手とも言う。
「それを考えると、やっぱり福永さんのケースはイレギュラーなわけだよ」
「それは琴音の印象じゃないの?」
入社後いきなり本部に配属された社員は、他にもいると思う。
そうは言っても、ぱっと思いつく顔はない。経営者の身内とは言ったって、社員一人一人の配属先なんて把握していないのだ。
「バイヤーだよ? 事務ならまだしも。商品の買い付けなんて重要な仕事、新人にいきなり任せるかね」
「どうだろう」
首をかしげる。
パパもママも、家で人事関係の話をすることはまずないし、実際わからなかった。
「しかも、それからいくらも経たないうちに、スーパーバイザーに昇進してる」
一所懸命な表情の琴音は、なんとかしてわたしにもおかしいと言わせたいらしい。もはや、自分の目で見てきたかのような口ぶりだ。それに対して、わたしは「琴音は詳しいなぁ」と感心することしかできない。
嫌いだなんだと言いながら、琴音はわたしよりもぜんぜん福永さんのことに詳しい。しかも、しょっちゅう話題にしている。もっぱら悪口とはいえ、あんまり頻繁だと、逆に気になるのではと勘繰ってしまう。
指を立てて琴音は言った。
「社長と福永さんの間には、何か裏があるのかも」
どきりとした。
裏があるという言葉に反応したからで、お見合いの件を思い出したからだ。わたしの知らないところで展開されていた話は、パパによる福永さんとの裏取引と言ってもいい気がした。
「う、裏って?」
わたしですら初耳だったのだから、琴音が知っているわけない。知っていたら、こんなまどろっこしい言い方せずとも、直球で断りなさいと詰め寄るはず。そう思いながらも、声が上擦ってしまう。
「会議の時、福永さんが、社長の前で優愛を怒ったじゃない?」
「あれは、わたしが悪いんだってば」
「そんなことないし、だからだよ。いくら社長でも、今回ばかりは気分が良くなかったと思う。それなのに、福永さんは降格されない」
「だから?」
引っかかる部分はあるけども、気になるので先を促す。
「そうは思いたくないけど、社長が福永さんの昇進を手引きした、とか」
「ええ?」
眉根を寄せた。
お見合いのことでなくてほっとしたけど、それはあり得ない。身内ですらえこひいきしないパパが、他人の福永さんを特別扱いするはずがない。
「可能性の話だって。でも、そう考えるとしっくりくる」
「こないよ」
そもそもパパは、福永さんが自分の面前でわたしを怒ったことを、良く思わないどころか感心していたのだ。
琴音の推測は的外れだ。
「だって、あんなに性格悪いのに」
「性格悪いかどうかは抜きにしても、仕事ができれば」
「入社したての頃なんて、仕事ができるかどうか、社長だってまだ見定められてないでしょ」
「それを言うなら、入社したての福永さんに、パパが便宜を図る理由だってない」
「それはほら」
よほど引き下がりたくないのか、琴音は眉間にシワを寄せて考え込む。
「実は入社以前からの知り合いで、何か弱みを握られて脅されてたとか?」
「何それ」
呆れてしまう。琴音の中で、福永さんはどれだけの極悪人なのだ。
「もう、そんなのどうでもいいよ。早く指示出してよ。ぜんぜん進まない」
馬が合う合わないは誰にでもある。
だから、琴音が福永さんを受け入れられないことはしかたがない。悪口も、聞いていて気分が良いものではないとはいえ、わたしに止める権利はない。でも、パパを巻き込まないで欲しいものだ。
「あ、やばい。什器足らないわ」
不満げに唇を尖らせながらレイアウトに目を落として、琴音は声を上げた。
「ええ? もう。いいよ、わたし取ってくる」
「わたしが行く」
「琴音はそろそろ上がりでしょ?」
腕時計を指で叩いて教えてあげる。さっき確認した時、もう夕方の五時が迫っていた。琴音も自分の腕を見て、「本当だ」と目を丸くした。
「残業するとうるさいから、琴音はもう帰ったほうがいいよ。わたしは遅番だし」
「でも、優愛、今日もあんまり体調良くないでしょ?」
「え?」
小さな驚きは、気づかれていた? という種類のほうだった。
ここのところ、連日あの悪夢を見ている。
昨夜の夢は、今までのものと少しだけ毛色が違っていた。それでも、実際に水の抵抗に抗ったかのような、身体に残るだるさはいつもと変わらない。
琴音は苦笑いを浮かべる。
「だから、手伝うって言ったんだって。まぁ、途中から邪魔してるみたいになっちゃったけど。タイムカードは今切ってくるからさ、もう少し付き合う」
わたしは少しぼうっとしてから、笑って首を振った。
「ありがと。でも、大丈夫」
「えー、本当に?」
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