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嵐の前の静けさ

手篭めにする?(景昭side)

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俺は、玉林と予約していたホテルについた。
4階建てだがプール付きで温泉もあるし王都でもっとも人気のところだ。
ここは、もちろん高級ホテルだ。
「じゃあ、いこうか。」
「えっ…?あの、同じ部屋なのですか??」
「ああ。当然だろ。」
「え…。あ。は、はい。」
(っつー。かわいい…。今日で君の華をいただく。)
まずは、夕食だ。
机の上には2枚のピザとデザート、ドリンクが
「うわぁ。すごーい!ピザです!」
「ああ、っとどのピザにする?」
「う~ん、このチーズだらけのピザにします!」
「ああ、いいぞ。」
俺は、チーズのピザをとり玉林の皿の上にのせる。
「あ、ありがとうございます!」
「いや。なぁ、玉林。子供ってどうやって生まれるかしってるか?」
「えっ…と…鳥さんが運んでくるのですか?」
「…まぁ、そうだ。」
(こんなに、無垢な子とは思わなかった…。すまんな。本当はそうじゃない。)
「じゃあ、ごちそうさまでした。」
「よし、じゃあ玉林風呂に入るぞ。」
「え?一緒に…?」
「当然だ。」
「それは…。」
「だめか?」
「え、ええ。」
「じゃあ、こうする。」
俺は、もう無我夢中で玉林を裸にし風呂に入った。

「…あ。」
「うん?」
玉林は、綺麗な肌でシミや傷跡一つもなかった。
「すまん。」
俺は、玉林と体を重ねた。
忘れられない日となった。
翌日の朝。
「もぅ!景昭、手加減して!」
「さぁ?」
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