小指は契約の香り-秘密の二人編-

弥都 史誠(ヤツ フミタカ)

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幕間:第九話

『計算尽くされた男とどんぶり勘定女』

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レイモンド「クッソー。今日もローストビーフクロワッサン買えなかったぜ(;`д´)」

アマンシア「あはははー。レイ先輩、とことんローストビーフクロワッサンに嫌われてますね~」

レイモンド「ぜってーおかしいだろ! 今日なんかチャイムと同時にダッシュしたんだぜ? なのに売り切れって、他の奴ら、どんな手を使ってんだよ!」

ロイス「そろそろ諦めろ」

アマンシア「あ、会長。お疲れ様です~。会長が生徒会室《ここ》でランチなんて、珍しいですね」

ロイス「お茶を取りに来ただけだ」

アマンシア「えー! 折角だから一緒に食べましょうよ~。ロドルフ先輩もいるし。あ、ロドルフ先輩、お弁当なんですね! どんな物が入ってるか見たい~」

ロイス「今日は天気が良いから、外に行くつもりだったが…ロドルフ、どうする?」

ロドルフ「会長のお好きな場所で」

アマンシア「じゃあ、決まり‼︎ 今日はここでみんなで食べましょうよ。誰かさんと二人でだなんて、うるさいだけですもん」

レイモンド「うるさい…って、俺⁉︎」

ロイス「まぁ…たまには良いか。ロドルフ、好きな席を使って良いぞ」

ロドルフ「ありがとうございます」

アマンシア「きゃ~、ロドルフ先輩のお弁当、楽しみ~(っ'ω'c)」

ロドルフ「………」

アマンシア「ちょっ…何でレイ先輩、私と同じバジルチキンとモッツァレラのパニーニなの⁉︎ 真似しないで下さいよ‼︎」

レイモンド「うるせー! 俺だって本当はローストビーフが食いたかったんだ! 良いのがこれしか無かったんだよ‼︎」

アマンシア「…もう一個はオレンジマーマレードのクロワッサンじゃないですよね?(  ̄- ̄  )」

レイモンド「残念でしたー。俺はデザート系は食わないの」

ロイス「いただきます( ̄人 ̄)」

レイモンド「坊ちゃんは相変わらず少食だな~」

アマンシア「うわ~さすが会長のお弁当は豪華‼︎ 見たこと無い野菜が入ってる。って‼︎ え? ロドルフ先輩のお弁当、めっちゃ美味しそうなんですけど‼︎( ゚艸゚;)」

レイモンド「だろ? いつもこうなんだぜ。なあ、そのチキン一口くれよ」

ロドルフ「…ダメだ」

アマンシア「私も一口欲しい~」

ロドルフ「ダメだ」

アマンシア「え~っ何でですか~(。•́ㅁ•̀。)」

ロドルフ「バランスが崩れる(▭-▭)✧」

レイモンド「いっつもそれでくれないんだよな」

ロドルフ「当たり前だ。カロリー、タンパク質、脂質…全部身体を作るために計算している(▭-▭)✧」

アマンシア「…え、本格的...(ㅇ¬ㅇ)」

レイモンド「アマンシアもコイツを見習って、弁当くらい作れよ」

アマンシア「え~! 無理無理~朝は準備で忙しいんだもん。それにお弁当より購買のパンのが映えるし」

ロイス「アマンシア、食べるか?(´・ω・`)」

アマンシア「え、それって…会長のお家のシェフお手製のチョコレートババロア‼︎ 良いんですかっ⁉︎(ᵒ̴̷͈ᗨᵒ̴̶̷͈  )✧」

ロイス「食べたいんだろ?(  ・᷄֊・᷅ )」

アマンシア「食べたいです~。高級チョコレートを使った会長のチョコレートババロア。これを食べたら、もう他のババロア食べれないですもん。やった~♡ ありがとうございますぅ。いただきます」

レイモンド「アマンシア、太るぞー(* ̄m ̄)プッ」

アマンシア「もう! それ言わないで下さいよ(#^ω^)」

ロドルフ「(* ̄ч ̄*)'' ŧ‹”ŧ‹”」(…美味い)

ロイス(……今日も多いなぁŧ‹”ŧ‹”Ψ(  'ч'〃))
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