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手紙その2
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ジャック様から手紙を頂いてからもう数日が立ってしまった。
家族からも心配され、セレスも様子を見に来てくれた。それでも、私は動けなかった。
寝込んでいるわけじゃない。そうじゃないんだけど、でも、何もできずただ時間が過ぎていくだけだった。
そして今私の目の前にはジャック様からの再びの手紙が届いている。
あの人はきっと、優しい人。でも、それでも。
少し怖くもあり、どこか待ち遠しかったように、私は手紙を読み始める
「貴女のことが心配で筆を頂きました。私のせいで、もしかしたら貴女は今、大変な苦境に陥っているかもしれない。
その思うとどのように貴女に報いればいいのか分からずにいます。私は、とんでもないことをしてしまったのです。
先日、貴女に送った手紙のなかで、私は自身の呪いについて打ち明けましたそのことで貴女に、迷惑を掛けることになってしまうなんて。
単刀直入に言えば私は貴女に惹かれてしまったのです。この数日、もう一度あなたに会いたいという想いに駆られていて気づいてしまったのです。
私は、貴女に恋をしている、と。
恐らくは私と同じように呪いに苦しみながらも強く生きているあなたを眩しく思ってしまったのです。
以前のことを考えると今の貴女の週に怒っていることは想像に難くないですが、それは私のせいなのです。恨まれて当然であるのです。
それゆえにこの手紙を書くことも躊躇いましたが、真実をお伝えしなくてはと筆を執りました。
ですがこの呪いは私の想いが薄れていけば解消されます。出来ることならば早く貴女のことを忘れて苦境からお救いしたい。
今まで出会ったなかで最も忘れがたいので、お時間を頂いてしまかもしれませんが。どうかもう暫くお待ちいただければと思います。
勝手なお願いで申し訳ありませんが、時間が経てば今貴女に降りかかっている災いは消えると思います。どうか周囲の方を嫌わないようお願いいたします。
ジャック・アベラール』
……思っていたのと違う内容に私は正直驚いた。そこにあったのは罵詈雑言ではなく前と変わらぬ優しい言葉。
おかしい。コレはおかしい。だって私は、前の手紙を呼んで、あの方に惹かれてしまったのだから。
あの人に嫌われているはずと思っていたのに。私のことを心底嫌いつつもこんな文面が書けるものだろうか?多分無理と思う。
それに、私の生活は変わっていない。家族やセレスが特別に心配してくれているのではない。家の人も普通に接してくれている。
これは一体……?とても不思議なことだけど、一つ確かなことがある。
私は生まれて初めて思いを寄せる男性から優しい言葉を投げかけて貰えたのだということだ。それがこんなにも嬉しいことだったなんて!
思い当たることもある。私も祝福に呪いが隠れていた。ジャック様ももしかしたら自身でも知らない祝福と呪いの効果があるかもしれない。
私はこの先の行動を決めるべく、お母さまに相談に向かうのだった。
家族からも心配され、セレスも様子を見に来てくれた。それでも、私は動けなかった。
寝込んでいるわけじゃない。そうじゃないんだけど、でも、何もできずただ時間が過ぎていくだけだった。
そして今私の目の前にはジャック様からの再びの手紙が届いている。
あの人はきっと、優しい人。でも、それでも。
少し怖くもあり、どこか待ち遠しかったように、私は手紙を読み始める
「貴女のことが心配で筆を頂きました。私のせいで、もしかしたら貴女は今、大変な苦境に陥っているかもしれない。
その思うとどのように貴女に報いればいいのか分からずにいます。私は、とんでもないことをしてしまったのです。
先日、貴女に送った手紙のなかで、私は自身の呪いについて打ち明けましたそのことで貴女に、迷惑を掛けることになってしまうなんて。
単刀直入に言えば私は貴女に惹かれてしまったのです。この数日、もう一度あなたに会いたいという想いに駆られていて気づいてしまったのです。
私は、貴女に恋をしている、と。
恐らくは私と同じように呪いに苦しみながらも強く生きているあなたを眩しく思ってしまったのです。
以前のことを考えると今の貴女の週に怒っていることは想像に難くないですが、それは私のせいなのです。恨まれて当然であるのです。
それゆえにこの手紙を書くことも躊躇いましたが、真実をお伝えしなくてはと筆を執りました。
ですがこの呪いは私の想いが薄れていけば解消されます。出来ることならば早く貴女のことを忘れて苦境からお救いしたい。
今まで出会ったなかで最も忘れがたいので、お時間を頂いてしまかもしれませんが。どうかもう暫くお待ちいただければと思います。
勝手なお願いで申し訳ありませんが、時間が経てば今貴女に降りかかっている災いは消えると思います。どうか周囲の方を嫌わないようお願いいたします。
ジャック・アベラール』
……思っていたのと違う内容に私は正直驚いた。そこにあったのは罵詈雑言ではなく前と変わらぬ優しい言葉。
おかしい。コレはおかしい。だって私は、前の手紙を呼んで、あの方に惹かれてしまったのだから。
あの人に嫌われているはずと思っていたのに。私のことを心底嫌いつつもこんな文面が書けるものだろうか?多分無理と思う。
それに、私の生活は変わっていない。家族やセレスが特別に心配してくれているのではない。家の人も普通に接してくれている。
これは一体……?とても不思議なことだけど、一つ確かなことがある。
私は生まれて初めて思いを寄せる男性から優しい言葉を投げかけて貰えたのだということだ。それがこんなにも嬉しいことだったなんて!
思い当たることもある。私も祝福に呪いが隠れていた。ジャック様ももしかしたら自身でも知らない祝福と呪いの効果があるかもしれない。
私はこの先の行動を決めるべく、お母さまに相談に向かうのだった。
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