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いろいろやってみるけど結局はホルモン
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「アドレナリンを数える」でも触れたが、いい気分、悪い気分といっても、それを引き起こしているのは、脳内に分泌される何らかのホルモンである。逆に言えば、ホルモンが分泌されない限り、どんなに思考を巡らせても気分が乗らない。
といっても、ホルモンが我々を支配しているのでもない。
ホルモンを出す中枢が存在し(視床下部とかそんなあたりだが)、生体を維持するためにベストな分泌を行っている。
思考とは全く別ものの働きのようだが、思考だって、記憶を頼りにして展開していく刹那の集中力であり、その作業にはホルモンが必要である。要は、自分のものであるという自覚ができるかできないか、の違いしかない。
自分以外の状況、つまり社会や世界がどうなろうと、自分の知覚範囲に影響がなければ、ホルモンは分泌されるわけがない。
ホルモンによって、自分は世界と繋がりを持つ。
快であれ鬱であれ、世界を知覚することによってホルモンが働き、自分が動き出す。
仮に、一切情報を遮断して、知覚を極限まで減らすとどうなるか?
残念ながら、「世界から隔絶された自由」、にはならない。
脳は、働きが停滞すると急速に衰える。筋肉と同じで、使って・休めて・補給して、のサイクルがないと、能力を維持できない。
だから、世界と繋がっている必要がある。
ちょっと思考を集中させるときだけ、分化して自分に戻っているだけだ。
集中し続けるのは脳が疲れるから、ずっと自分でいることも、実際にはできない。
思考も、きっかけは何らかの情報からだから、やはり世界と繋がっている。
一滴の水が海に落ちたとき、その水も海になる。
だから、自分は世界、世界は自分なのだ。
そして、あらゆる生き物が、何らかのホルモンで動き、考え、生きている。
個体を越えて、群れそのものが動いたり、別の生物の群れが呼応したりするし、太陽や月の光、風の強さやにおい、温度や湿度、いろんなものに反応して、適宜ホルモンは分泌される。
生き物全体が、地球が、そして宇宙もが、ホルモンのようなもので繋がっている。
ちなみにホルモンは命令を伝達するのが役目なので、物理的に量の多少は関係ない。信号が点ればGO、ということだ。
では、究極的には、どんな命令が出されているのだろうか?
周囲の環境への適応、ではないだろうか。
それこそが生きることであり、わたし達のはるか過去から積み重なってきたものであろう。
といっても、ホルモンが我々を支配しているのでもない。
ホルモンを出す中枢が存在し(視床下部とかそんなあたりだが)、生体を維持するためにベストな分泌を行っている。
思考とは全く別ものの働きのようだが、思考だって、記憶を頼りにして展開していく刹那の集中力であり、その作業にはホルモンが必要である。要は、自分のものであるという自覚ができるかできないか、の違いしかない。
自分以外の状況、つまり社会や世界がどうなろうと、自分の知覚範囲に影響がなければ、ホルモンは分泌されるわけがない。
ホルモンによって、自分は世界と繋がりを持つ。
快であれ鬱であれ、世界を知覚することによってホルモンが働き、自分が動き出す。
仮に、一切情報を遮断して、知覚を極限まで減らすとどうなるか?
残念ながら、「世界から隔絶された自由」、にはならない。
脳は、働きが停滞すると急速に衰える。筋肉と同じで、使って・休めて・補給して、のサイクルがないと、能力を維持できない。
だから、世界と繋がっている必要がある。
ちょっと思考を集中させるときだけ、分化して自分に戻っているだけだ。
集中し続けるのは脳が疲れるから、ずっと自分でいることも、実際にはできない。
思考も、きっかけは何らかの情報からだから、やはり世界と繋がっている。
一滴の水が海に落ちたとき、その水も海になる。
だから、自分は世界、世界は自分なのだ。
そして、あらゆる生き物が、何らかのホルモンで動き、考え、生きている。
個体を越えて、群れそのものが動いたり、別の生物の群れが呼応したりするし、太陽や月の光、風の強さやにおい、温度や湿度、いろんなものに反応して、適宜ホルモンは分泌される。
生き物全体が、地球が、そして宇宙もが、ホルモンのようなもので繋がっている。
ちなみにホルモンは命令を伝達するのが役目なので、物理的に量の多少は関係ない。信号が点ればGO、ということだ。
では、究極的には、どんな命令が出されているのだろうか?
周囲の環境への適応、ではないだろうか。
それこそが生きることであり、わたし達のはるか過去から積み重なってきたものであろう。
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