善悪を超えて行く者

べんぞう

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臆病さを克服することの真意

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あからさまな権威者、支配者という輩は、表にしろ裏にしろ、自分の力を誇示しようとする。
誇示しないと力を持っていることが分かってもらえないし、力を行使するタイミングを空かされてしまう。とにかく認識してもらわないと困るのだ。
つまり、権威や支配力を見せつけている段階で落ち着きがない。
臆病なのである。
臆病な者ほど、やり方はえげつない。失敗が怖いから、確実を取りにくる。
形式的にはどうあれ、この手の連中に恐れをなしてしまうのは良くない。
相手を増長させる弊害もあるし、自分の強さを自分で不明瞭にしてしまう。
怖がると、相手にはすぐに伝わる。臆病者にとっては死活問題なので、それは的確に見極めてくる。
逆に、「力を誇示して怖がらせたいのだな。その手に乗るものか」と心の底で思っていれば、術中に落ちにくくなり、相手は焦る。焦るとさらに力を誇示する。だが誇示など、したいだけさせて構わない。
きちんと見透かしてしまえば、もうハッタリは通用しないからである。

そして、すべての人のマインドは、臆病さでできている。
「自分は不幸だ」という認識から発するのだから、不幸に対する恐怖が存在する。不幸を恐怖と思わなければ思考は回らないのだから、マインド=臆病さという式は正しい。
しかし、「全ての人を許せる理論」でも述べたが、臆病さの土台には、「愛の存在が確信できれば怖くはない」という前提がある。
つまり、(マインド自身はこれをひた隠しにしたいのだが)、マインド=恐怖心であり、臆病さの克服=マインドの解除=悟り という式が成り立つ。

世界を動かしている力とはとても大きなもので、臆病な権力者が何千何万人いようと関係ない。(そもそも権力者同士がつぶし合う。)
臆病の根底には、愛が流れている。
このことを忘れずにいれば、どんな困難も流れの中のことであり、自分に必要なことが起きているだけなのだと落ち着くことができる。
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