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第7章
250話 戦闘準備
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それから、俺達は残りの村を見回った。
その後も、ネークとコナに対しての風当たりや態度が酷いものであったが、二人は村人と早く仲良くなりたかったのか、二人の方から歩み寄る形で話し掛けていた。
「お二人共凄いッス! 自分達から歩み寄るなんて、なかなか出来ないッスよ」
ラバが二人を尊敬する。
「はは、俺達も早くこの村に慣れたいからね」
「それに、今更他に行くあても無いから、この村でなんとしてでも住まないと」
ネークとコナは前向きだ。
すると、遠くから村人が一人走って来る。
「デグさん、モンスターです! 直ぐに来て下さい」
息を切らしながら必死に走って来たのだろう、俺の前に着いた途端崩れる様に地面に座り込む。
「大丈夫か?!」
「お、俺なんかの心配より早く門へ」
「分かった!」
俺は二人に話す。
「モンスターが来たから俺達は向かう。ネークとコナは先に戻っててくれ!」
俺は二人にそう、伝えると走り出す。
「ラバ、いくぞ!」
「はいッス!」
ラバが俺の後ろをついて来るが、俺の背後には更に二つの影がついて来ている。
「な、なにしているんだよ?」
なんと、ネークとコナまでもが俺について来ていた。
「はは、手伝おうと思ってね。この村にいち早く慣れるには苦難も一緒に乗り越える事だろう?」
「他の者は、もう少し休ませたいがアタシら二人は問題無いよ!」
二人はやる気満々の様で笑っている。いや、むしろ戦闘がしたいのか、ワクワクした表情にも見える。
「よし、分かった。頼む!」
「デ、デグさん、いいんですか?!」
「あぁ、俺達の村は戦える者が少ないからな、一人でも多い方が助かる」
他の村がどうなのか分からないが、俺達の村は人口の割に戦士が少ないから正直助かる。
「見えたッス!」
ラバの声で走る先を見ると、既にシクさん達が戦闘準備をしていた。
「シクさん達も戦うのか……?」
俺達は更に走るスピードを早めて到着した。
「デグ、遅い……」
「すまね。状況は?」
デグの質問に門番が答える。
「斥候の話によると、まだこちらには気付いて無い様ですが徐々にこちらに向かって来ている様です」
「数は?」
「二体の様です」
二体か……
前回、シクさん達を助ける際は、問題無く倒せたし今回も大丈夫だろう……
「よし、分かった。準備出来次第直ぐに向かう。前回も小型二体を倒したし問題無い」
俺の言葉に、戦士達は頷く。戦士と言っても殆どの者が戦闘経験が前回の一回のみなので油断は出来ない。
皆が武器や防具を装備するのを確認して俺達は向かう。
「よし、いくぞ!」
最低限の戦士を村に残してモンスターの場所に向かう。
「デグ、君達はモンスターの戦闘に慣れているのかい?」
「いや、俺とベムは元々冒険者だから何度かはモンスターとの戦闘をした事あるが、他の者は前回に一回戦っただけだな……」
「アタシらも全力で手助けするけど、大丈夫か?」
「あぁ、訓練だけは毎日欠かさずに行なっているから、後は戦闘経験を積めば問題無いと思ってはいる」
ネークとコナの心配は最もだ……
そして、ベムが呟く。
「見えた……」
ベムのスキルは身体強化(部位:目 Cランク)の為、俺達がいくら目を凝らしても全く見えない。
「確かに、この先に居ますよ!」
レギュは耳に手を当てている。
「私の目とレギュの耳で、シク様を守ります……」
「そうです! 私達は山神様の目と耳です!」
何やら二人はドヤ顔をしているが……
「あそこッス!」
ラバの掛け声を聞き視線を動かすと小型が二体ゆっくりとこちらに向かっていた。
「一先ず、隠れながら近付こう……」
俺の提案に全員が頷く。
「小型達は、まだ俺達には気付いてない様だ。だから奇襲を掛けて一体倒したいと思う」
「デグに賛成するよ」
「アタシも賛成だ」
ネークとコナが手を上げて賛同の意思を示す。
「野蛮人共の意見なんて聞いてねぇーんだよ!」
「そうだ! デグさんが連れて来たから大目に見ているが、調子乗るなよ?」
はぁ……ここでもか……
戦闘に集中する為に他の者達を黙らせる。
「それじゃ、奇襲する為にあの木とあの木に登り、二手に分かれて一斉攻撃をするぞ?」
全員が頷く。
「万が一の事を考えて、ラバに関してはココで待機だ」
「な、なんでですか?!」
ラバも戦いたいのか、理由を聞いていくる。
「仮に、この中で一人でも捕食されしまったら、全滅する恐れがある」
「そ、そんな……」
「そうなった際に誰か一人は村に戻って報告する奴が必要だ」
「なら、自分じゃ無い誰かがいいッスよ!」
ラバが周りを見渡す。
「ラバ、今はお前が戦闘に置いて経験が無いんだ……仮に一緒に戦ったとして一番捕食される可能性があるのもお前だ」
「……分かったッス」
「悔しかったら、訓練に励め」
「オッス!」
落ち込んでいる、ラバに対してネークが近付く。
「ラバ君、キミさえ良ければ今度、戦い方を教えるよ?」
「ほ、本当ッスか!?」
「あぁ、ラバ君には強くなる理由があるもんね?」
ネークはベムの方を一瞬だけ見てラバに笑い掛ける。
「だ、だから違うッス!」
慌てて、ネークの口を抑え込むラバにコナが呆れた様に言う。
「アンタ、またラバを揶揄っているのかい? ごめんなラバ。ただ、アタシの旦那は戦闘についてはソコソコだから教えて貰うといい」
「はいッス!」
こうして、俺達は配置に着く。
その後も、ネークとコナに対しての風当たりや態度が酷いものであったが、二人は村人と早く仲良くなりたかったのか、二人の方から歩み寄る形で話し掛けていた。
「お二人共凄いッス! 自分達から歩み寄るなんて、なかなか出来ないッスよ」
ラバが二人を尊敬する。
「はは、俺達も早くこの村に慣れたいからね」
「それに、今更他に行くあても無いから、この村でなんとしてでも住まないと」
ネークとコナは前向きだ。
すると、遠くから村人が一人走って来る。
「デグさん、モンスターです! 直ぐに来て下さい」
息を切らしながら必死に走って来たのだろう、俺の前に着いた途端崩れる様に地面に座り込む。
「大丈夫か?!」
「お、俺なんかの心配より早く門へ」
「分かった!」
俺は二人に話す。
「モンスターが来たから俺達は向かう。ネークとコナは先に戻っててくれ!」
俺は二人にそう、伝えると走り出す。
「ラバ、いくぞ!」
「はいッス!」
ラバが俺の後ろをついて来るが、俺の背後には更に二つの影がついて来ている。
「な、なにしているんだよ?」
なんと、ネークとコナまでもが俺について来ていた。
「はは、手伝おうと思ってね。この村にいち早く慣れるには苦難も一緒に乗り越える事だろう?」
「他の者は、もう少し休ませたいがアタシら二人は問題無いよ!」
二人はやる気満々の様で笑っている。いや、むしろ戦闘がしたいのか、ワクワクした表情にも見える。
「よし、分かった。頼む!」
「デ、デグさん、いいんですか?!」
「あぁ、俺達の村は戦える者が少ないからな、一人でも多い方が助かる」
他の村がどうなのか分からないが、俺達の村は人口の割に戦士が少ないから正直助かる。
「見えたッス!」
ラバの声で走る先を見ると、既にシクさん達が戦闘準備をしていた。
「シクさん達も戦うのか……?」
俺達は更に走るスピードを早めて到着した。
「デグ、遅い……」
「すまね。状況は?」
デグの質問に門番が答える。
「斥候の話によると、まだこちらには気付いて無い様ですが徐々にこちらに向かって来ている様です」
「数は?」
「二体の様です」
二体か……
前回、シクさん達を助ける際は、問題無く倒せたし今回も大丈夫だろう……
「よし、分かった。準備出来次第直ぐに向かう。前回も小型二体を倒したし問題無い」
俺の言葉に、戦士達は頷く。戦士と言っても殆どの者が戦闘経験が前回の一回のみなので油断は出来ない。
皆が武器や防具を装備するのを確認して俺達は向かう。
「よし、いくぞ!」
最低限の戦士を村に残してモンスターの場所に向かう。
「デグ、君達はモンスターの戦闘に慣れているのかい?」
「いや、俺とベムは元々冒険者だから何度かはモンスターとの戦闘をした事あるが、他の者は前回に一回戦っただけだな……」
「アタシらも全力で手助けするけど、大丈夫か?」
「あぁ、訓練だけは毎日欠かさずに行なっているから、後は戦闘経験を積めば問題無いと思ってはいる」
ネークとコナの心配は最もだ……
そして、ベムが呟く。
「見えた……」
ベムのスキルは身体強化(部位:目 Cランク)の為、俺達がいくら目を凝らしても全く見えない。
「確かに、この先に居ますよ!」
レギュは耳に手を当てている。
「私の目とレギュの耳で、シク様を守ります……」
「そうです! 私達は山神様の目と耳です!」
何やら二人はドヤ顔をしているが……
「あそこッス!」
ラバの掛け声を聞き視線を動かすと小型が二体ゆっくりとこちらに向かっていた。
「一先ず、隠れながら近付こう……」
俺の提案に全員が頷く。
「小型達は、まだ俺達には気付いてない様だ。だから奇襲を掛けて一体倒したいと思う」
「デグに賛成するよ」
「アタシも賛成だ」
ネークとコナが手を上げて賛同の意思を示す。
「野蛮人共の意見なんて聞いてねぇーんだよ!」
「そうだ! デグさんが連れて来たから大目に見ているが、調子乗るなよ?」
はぁ……ここでもか……
戦闘に集中する為に他の者達を黙らせる。
「それじゃ、奇襲する為にあの木とあの木に登り、二手に分かれて一斉攻撃をするぞ?」
全員が頷く。
「万が一の事を考えて、ラバに関してはココで待機だ」
「な、なんでですか?!」
ラバも戦いたいのか、理由を聞いていくる。
「仮に、この中で一人でも捕食されしまったら、全滅する恐れがある」
「そ、そんな……」
「そうなった際に誰か一人は村に戻って報告する奴が必要だ」
「なら、自分じゃ無い誰かがいいッスよ!」
ラバが周りを見渡す。
「ラバ、今はお前が戦闘に置いて経験が無いんだ……仮に一緒に戦ったとして一番捕食される可能性があるのもお前だ」
「……分かったッス」
「悔しかったら、訓練に励め」
「オッス!」
落ち込んでいる、ラバに対してネークが近付く。
「ラバ君、キミさえ良ければ今度、戦い方を教えるよ?」
「ほ、本当ッスか!?」
「あぁ、ラバ君には強くなる理由があるもんね?」
ネークはベムの方を一瞬だけ見てラバに笑い掛ける。
「だ、だから違うッス!」
慌てて、ネークの口を抑え込むラバにコナが呆れた様に言う。
「アンタ、またラバを揶揄っているのかい? ごめんなラバ。ただ、アタシの旦那は戦闘についてはソコソコだから教えて貰うといい」
「はいッス!」
こうして、俺達は配置に着く。
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