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中編
「はじめまして、スチュワート=オリバスです」
何はともあれ実際に会ってみてはどうだろうという侯爵に誘われ、特殊な装備で雪山を降りて侯爵家を訪れた男爵家長女レイチェル。
着いて早々に面通しとなったのだが、現れた侯爵家嫡男スチュワートに頬を染めた。
一年を通してあまり日の当たらない僻地で育ったレイチェルの肌は白く、少し赤くなっただけでもその色味をハッキリとさせる。
ポッと頬を染める様子に、スチュワートは内心穏やかさを保てなくなっていた。
(可愛い)
そんな事を思われているなど知らないレイチェルは、『男爵と言えど貴族!!侮るなかれ!!』と意気込む母親に仕込まれたカーテシーを披露する。
「はじめまして、レイチェル=ポーターです」
スチュワートを始め、侯爵や控えていた使用人達もその見事なカーテシーに驚きを見せた。
滅多に表には出ない貧乏男爵…そう揶揄する者も多いが、その実は極めて優秀な当主と美しい夫人や子供達と知られてもいるのである。
過度な儲けをせず、家業と家族…使用人や町民に至るまでを大切にする姿勢は、王家と多くの貴族から高い支持を受けていた。
そして何より、この見事な教育を施した母親の正体は、王妃自らが『わたくしの親友よ!!」と公言する元公爵令嬢。
雪山に住まう男爵に夜会で一目惚れし、もはや家出に近い形で押し掛けた…と、当時の社交界を騒がせた人物である。
その母親から徹底して仕込まれた礼儀作法は高位貴族令嬢そのもので、また容姿も母親譲り。
まだ十二歳と幼さは残るものの、確実に美しく育つのだと思える片鱗を持っていた。
「はじめまして、クライス=ポーターです」
そしてもうひとり。
娘ひとりは心配だし、どうせならアマンダに会って治癒するかどうか考えてみたらと言われて送り込まれた次男も、レイチェルに続いて挨拶した。
このクライス、なかなか見目がいい。
母親が身分を捨ててでも追い掛けた父親によく似ていて、整った顔立ちは既に完成されていた。
声変わりしたであろう低い声と落ち着いた振る舞いも加わり、十五歳という年齢を疑わせる。
「早速だが、アマンダを紹介するよ」
自己紹介のあとにお茶を飲んで少し休憩を取り、レイチェル達が疲れていないと言うと、侯爵の声かけで一同はアマンダの元へと向かうことに。
「足元気を付けて」
階段の手前でスチュワートは手を差しのべ、レイチェルは頬を染めておずおずとその手に自分のものを重ねる。
その様子を見た侯爵は意外に積極的な息子に驚くものの、うまくいきそうな様子に頬を緩めた。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
「はじめまして、アマンダです」
寝台の上で待っていたアマンダは如何にも病弱な様子で、その儚げな姿にレイチェルとクライスは胸の痛みを感じた。
レイチェルは治癒師である兄の身にも同じことが起こる可能性を案じ、クライスは同じ治癒師として…ではなく、一目で恋に落ちたアマンダの容態を心配して。
「俺が治します」
すかさず近寄ったクライスはアマンダの痩せ細った手を握り、強い眼差しでそう言い放った。
あまりにも早い展開に、言われたアマンダを含む全員が目を大きく見開き驚いたのだが、それ以上に驚いたのはアマンダの反応。
「……宜しくお願いします」
クライスの熱い視線から逸らすように、恥ずかしげに俯いてそう小さく言ったアマンダの頬が、ほんのり赤く色付いていたから。
この日、二組の少年少女が恋に落ちた。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
男爵家には両親のいいとこどりをした長男がいるため、一度帰宅したふたりは早々に身支度をして再び侯爵家へと戻った。
主にクライスの強い希望で。
レイチェルは嫡男の婚約者として教育を受ける為であり、クライスはアマンダの治療に専念できるようにする為に。
「まぁ!これが幻の【雪の花】なのですね」
元は侯爵家御用達であった花屋を営んでいた、変わり種伯爵の娘アマンダ。
生涯見ることも叶わないと云われている花をクライスから手渡され、顔を綻ばせた。
十二歳のアマンダは、急激な魔力消費で命を枯渇しかけているせいで栄養も蓄えられず、いつ儚くなってもおかしくない状態。
その原因となったスチュワートの救命は、本心で兄と慕う気持ちからであり、ついぞそれ以上に想うことはなかった。
今は連日部屋に居座るクライスの治癒を受け、小さくなった命を少しずつ癒している。
「アマンダ、手を握って」
「……はい」
癒しを与える為の行為にアマンダはいつも恥ずかしそうに頬を染め、その様子に満足そうな顔をするクライスは温かい力を流す。
一気に与えてはアマンダに悪影響を及ぼす為、時間をかけてじっくりと。
無尽蔵の魔力を持つクライスが倒れたり具合を悪くする心配もなく、アマンダも流れてくる温かい力を心地よく感じ身を任せていた。
そして少しずつ…互いの心に芽生えた感情を優しく育てていくのである。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
レイチェルとスチュワートの婚約は早急に纏められ、すべての貴族へ公表された。
歴史ある侯爵家でありながら婚約者を持っていなかったのは、ひとえに政略を必要としていないことから息子の自由にさせようとされていた為。
だからこそ、幼少期からスチュワートには親同伴のお茶会などの誘いが数多く寄せられ、多くの家や令嬢から申し込まれていたが、なかなかにその縁を結ぶことはなかった。
それがどうだろう。
雪山からおりてきたレイチェルに一目惚れをし、今まで以上に将来に向け勉学に励む日々。
間に挟まれる休憩では隣に寄り添いながらお茶を楽しみ、夕餐では隣の席にエスコートする。
侯爵も愛妻家だが、そんなところまで似たのかと苦笑するも微笑ましい様子に満足していた。
しかし、そんなふたりを…と言うよりレイチェルを面白く思わない者達もおり、その声は侯爵の元へも届いている。
『スチュワートにはアマンダがいるのに!!』
そのような噂が立てられ、レイチェルは治癒師を餌に無理やり押し掛けた…とされた。
母親が男爵の元へ押し掛けた過去も手伝い、血は争えないなど揶揄する者もいる。
なにひとつ正しくない。
まぁ…母親に関しては全て嘘とも言えないが。
爵位違いに尻込みした男爵が身を引こうとしたため、既成事実を狙って押し掛けたのだ。
そして芽生えた命が長男である。
とは言えふたりは自然と恋に落ちた。
外野の煩い声はふたりも承知しているが、そのうち収まるだろうとたいして気にもしていない。
まさかその噂が、それから何年も続くことになるなど露知らず。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
そして冒頭のお茶会に戻る。
もうすぐ結婚式を迎えるふたりには、相も変わらず口さがない噂が付きまとっていた。
余りにも過度なものや直接的な嫌がらせには抗議もしてきたが、言いたい者には言わせておけとばかりに、ふたりは穏やかに過ごしている。
「レイチェル」
自分を呼ぶ優しい声に振り向けば、遅れてやってきたスチュワートが蕩けるように甘い視線をレイチェルに向けていた。
この日も、参加しているお茶会で散々煩い声を聞かされ少しばかり疲れていたレイチェル。
いつものように優しく頬に落とされる口付けに心を癒され、ふわりと微笑んだ。
スチュワートはいつものように隣へ腰を下ろす。
「遅れてごめんね」
「いいのよ、殿下は落ち着かれたの?」
「あぁ、もう大丈夫だ」
王太子の側近をしているスチュワートは、先程までパニックを起こした殿下の傍についていた。
新婚の妃殿下が悪阻で苦しみ、朝から何度も嘔吐してしまう姿に右往左往してスチュワートに助けを求めたのだ。
しかしスチュワートにはまだ子供はおらず、頼られようと的確な助言など出来るわけもなく…とにかく妃殿下を休ませ労るようにとだけ告げた。
「僕もああなるのだろうか」
普段は毅然として王族然としている王太子が、妃殿下を心配して泣く姿は些か衝撃だった。
それは妻を愛しているが故なのだが、そうなるとレイチェルを愛している自分も同じようになるのでは…と。
「ふたりで頑張りましょう」
分からないことはふたりで考えればいい。
そうやって過ごしてきたふたり。
ふわりと笑うレイチェルに、スチュワートは心が温かくなり思わず頬に口付けた。
途端、令嬢達の黄色い声があがったが、幾人かは憎々しげな視線を向けている。
未だありもしない噂を流している者達だ。
悔しげに唇を噛む令嬢はスチュワートをものにしようと画策し、眉を顰める令息はレイチェルをものにしようと画策している。
だが、ふたりの仲は一切拗れなかった。
スチュワートに媚薬を盛って既成事実を計ろうとする者もいたが、耐性のつく薬を男爵家から処方されている為に効かずじまい。
レイチェルに無体を働き子を成してしまおうとする者もいたが、侯爵家の屈強な護衛がその隙を与えない。
ただ着々と、結婚式が近付くだけであった。
何はともあれ実際に会ってみてはどうだろうという侯爵に誘われ、特殊な装備で雪山を降りて侯爵家を訪れた男爵家長女レイチェル。
着いて早々に面通しとなったのだが、現れた侯爵家嫡男スチュワートに頬を染めた。
一年を通してあまり日の当たらない僻地で育ったレイチェルの肌は白く、少し赤くなっただけでもその色味をハッキリとさせる。
ポッと頬を染める様子に、スチュワートは内心穏やかさを保てなくなっていた。
(可愛い)
そんな事を思われているなど知らないレイチェルは、『男爵と言えど貴族!!侮るなかれ!!』と意気込む母親に仕込まれたカーテシーを披露する。
「はじめまして、レイチェル=ポーターです」
スチュワートを始め、侯爵や控えていた使用人達もその見事なカーテシーに驚きを見せた。
滅多に表には出ない貧乏男爵…そう揶揄する者も多いが、その実は極めて優秀な当主と美しい夫人や子供達と知られてもいるのである。
過度な儲けをせず、家業と家族…使用人や町民に至るまでを大切にする姿勢は、王家と多くの貴族から高い支持を受けていた。
そして何より、この見事な教育を施した母親の正体は、王妃自らが『わたくしの親友よ!!」と公言する元公爵令嬢。
雪山に住まう男爵に夜会で一目惚れし、もはや家出に近い形で押し掛けた…と、当時の社交界を騒がせた人物である。
その母親から徹底して仕込まれた礼儀作法は高位貴族令嬢そのもので、また容姿も母親譲り。
まだ十二歳と幼さは残るものの、確実に美しく育つのだと思える片鱗を持っていた。
「はじめまして、クライス=ポーターです」
そしてもうひとり。
娘ひとりは心配だし、どうせならアマンダに会って治癒するかどうか考えてみたらと言われて送り込まれた次男も、レイチェルに続いて挨拶した。
このクライス、なかなか見目がいい。
母親が身分を捨ててでも追い掛けた父親によく似ていて、整った顔立ちは既に完成されていた。
声変わりしたであろう低い声と落ち着いた振る舞いも加わり、十五歳という年齢を疑わせる。
「早速だが、アマンダを紹介するよ」
自己紹介のあとにお茶を飲んで少し休憩を取り、レイチェル達が疲れていないと言うと、侯爵の声かけで一同はアマンダの元へと向かうことに。
「足元気を付けて」
階段の手前でスチュワートは手を差しのべ、レイチェルは頬を染めておずおずとその手に自分のものを重ねる。
その様子を見た侯爵は意外に積極的な息子に驚くものの、うまくいきそうな様子に頬を緩めた。
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「はじめまして、アマンダです」
寝台の上で待っていたアマンダは如何にも病弱な様子で、その儚げな姿にレイチェルとクライスは胸の痛みを感じた。
レイチェルは治癒師である兄の身にも同じことが起こる可能性を案じ、クライスは同じ治癒師として…ではなく、一目で恋に落ちたアマンダの容態を心配して。
「俺が治します」
すかさず近寄ったクライスはアマンダの痩せ細った手を握り、強い眼差しでそう言い放った。
あまりにも早い展開に、言われたアマンダを含む全員が目を大きく見開き驚いたのだが、それ以上に驚いたのはアマンダの反応。
「……宜しくお願いします」
クライスの熱い視線から逸らすように、恥ずかしげに俯いてそう小さく言ったアマンダの頬が、ほんのり赤く色付いていたから。
この日、二組の少年少女が恋に落ちた。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
男爵家には両親のいいとこどりをした長男がいるため、一度帰宅したふたりは早々に身支度をして再び侯爵家へと戻った。
主にクライスの強い希望で。
レイチェルは嫡男の婚約者として教育を受ける為であり、クライスはアマンダの治療に専念できるようにする為に。
「まぁ!これが幻の【雪の花】なのですね」
元は侯爵家御用達であった花屋を営んでいた、変わり種伯爵の娘アマンダ。
生涯見ることも叶わないと云われている花をクライスから手渡され、顔を綻ばせた。
十二歳のアマンダは、急激な魔力消費で命を枯渇しかけているせいで栄養も蓄えられず、いつ儚くなってもおかしくない状態。
その原因となったスチュワートの救命は、本心で兄と慕う気持ちからであり、ついぞそれ以上に想うことはなかった。
今は連日部屋に居座るクライスの治癒を受け、小さくなった命を少しずつ癒している。
「アマンダ、手を握って」
「……はい」
癒しを与える為の行為にアマンダはいつも恥ずかしそうに頬を染め、その様子に満足そうな顔をするクライスは温かい力を流す。
一気に与えてはアマンダに悪影響を及ぼす為、時間をかけてじっくりと。
無尽蔵の魔力を持つクライスが倒れたり具合を悪くする心配もなく、アマンダも流れてくる温かい力を心地よく感じ身を任せていた。
そして少しずつ…互いの心に芽生えた感情を優しく育てていくのである。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
レイチェルとスチュワートの婚約は早急に纏められ、すべての貴族へ公表された。
歴史ある侯爵家でありながら婚約者を持っていなかったのは、ひとえに政略を必要としていないことから息子の自由にさせようとされていた為。
だからこそ、幼少期からスチュワートには親同伴のお茶会などの誘いが数多く寄せられ、多くの家や令嬢から申し込まれていたが、なかなかにその縁を結ぶことはなかった。
それがどうだろう。
雪山からおりてきたレイチェルに一目惚れをし、今まで以上に将来に向け勉学に励む日々。
間に挟まれる休憩では隣に寄り添いながらお茶を楽しみ、夕餐では隣の席にエスコートする。
侯爵も愛妻家だが、そんなところまで似たのかと苦笑するも微笑ましい様子に満足していた。
しかし、そんなふたりを…と言うよりレイチェルを面白く思わない者達もおり、その声は侯爵の元へも届いている。
『スチュワートにはアマンダがいるのに!!』
そのような噂が立てられ、レイチェルは治癒師を餌に無理やり押し掛けた…とされた。
母親が男爵の元へ押し掛けた過去も手伝い、血は争えないなど揶揄する者もいる。
なにひとつ正しくない。
まぁ…母親に関しては全て嘘とも言えないが。
爵位違いに尻込みした男爵が身を引こうとしたため、既成事実を狙って押し掛けたのだ。
そして芽生えた命が長男である。
とは言えふたりは自然と恋に落ちた。
外野の煩い声はふたりも承知しているが、そのうち収まるだろうとたいして気にもしていない。
まさかその噂が、それから何年も続くことになるなど露知らず。
◇~◇~◇~◇~◇~◇
そして冒頭のお茶会に戻る。
もうすぐ結婚式を迎えるふたりには、相も変わらず口さがない噂が付きまとっていた。
余りにも過度なものや直接的な嫌がらせには抗議もしてきたが、言いたい者には言わせておけとばかりに、ふたりは穏やかに過ごしている。
「レイチェル」
自分を呼ぶ優しい声に振り向けば、遅れてやってきたスチュワートが蕩けるように甘い視線をレイチェルに向けていた。
この日も、参加しているお茶会で散々煩い声を聞かされ少しばかり疲れていたレイチェル。
いつものように優しく頬に落とされる口付けに心を癒され、ふわりと微笑んだ。
スチュワートはいつものように隣へ腰を下ろす。
「遅れてごめんね」
「いいのよ、殿下は落ち着かれたの?」
「あぁ、もう大丈夫だ」
王太子の側近をしているスチュワートは、先程までパニックを起こした殿下の傍についていた。
新婚の妃殿下が悪阻で苦しみ、朝から何度も嘔吐してしまう姿に右往左往してスチュワートに助けを求めたのだ。
しかしスチュワートにはまだ子供はおらず、頼られようと的確な助言など出来るわけもなく…とにかく妃殿下を休ませ労るようにとだけ告げた。
「僕もああなるのだろうか」
普段は毅然として王族然としている王太子が、妃殿下を心配して泣く姿は些か衝撃だった。
それは妻を愛しているが故なのだが、そうなるとレイチェルを愛している自分も同じようになるのでは…と。
「ふたりで頑張りましょう」
分からないことはふたりで考えればいい。
そうやって過ごしてきたふたり。
ふわりと笑うレイチェルに、スチュワートは心が温かくなり思わず頬に口付けた。
途端、令嬢達の黄色い声があがったが、幾人かは憎々しげな視線を向けている。
未だありもしない噂を流している者達だ。
悔しげに唇を噛む令嬢はスチュワートをものにしようと画策し、眉を顰める令息はレイチェルをものにしようと画策している。
だが、ふたりの仲は一切拗れなかった。
スチュワートに媚薬を盛って既成事実を計ろうとする者もいたが、耐性のつく薬を男爵家から処方されている為に効かずじまい。
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