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怪鳥との決闘編
ep70 アタシだけのヒ-ローだね!
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「お、お前は……!? 隼をたぶらかした、赤原の子せがれか!?」
「俺が隼をたぶらかしたかどうかなんて、どうでもいい話だ。それより、あんたは自分が何をやってるのか分かってるのか……!?」
アタシがおっちゃんの車に乗せられそうになった間際、タケゾーがアタシを掴んでいたおっちゃんの手を引き離して助けてくれた。
こんなタイミングでアタシのことを助けてくれるなんて、まるでタケゾーがヒーローじゃんか。空色の魔女のアタシよりもヒーローだよ。
――でも、今はそんな冗談も口には出せないほど、タケゾーが助けてくれた事実が嬉しい。
「あんただって、隼が車が苦手なのは知ってるよな? それなのに、そんな嫌がる隼を無理矢理連れ出して、どこに行くつもりだよ……!?」
「き、貴様のような小僧の知ったことか! これは家族の問題だぞ!? 邪魔をするな!」
「いいや、邪魔させてもらう。俺も隼がこんなに嫌がってる姿を見て、黙って見てることなんてできない……!」
タケゾーは声こそ静かな方ではあるが、どこか怒りを抑えるように振り絞って声を出している。
表情にもかなりの怒りが滲み出ており、その華奢な体格からは想像もできないほどの力で、鷹広のおっちゃんの腕を掴んで離さない
「ぐぐぐ……!? くそ! せっかくの縁談話だったのに、後で後悔することになるぞ!」
「あんたに隼の結婚云々までを決める権利はない! おとなしく引っ込んでろ!」
結局、鷹広のおっちゃんの方がタケゾーに根負けする形で、おっちゃんは一人で車に乗って立ち去ってしまった。
本当に助かった。タケゾーが来てくれなかったら、アタシは本当におっちゃんの車に乗せられ、どこかへと連れ去られてしまっていた。
「大丈夫か、隼? もう安心して――わわっ!?」
「怖かった……。怖かったよぉ……タケゾー……!」
そんな安心感からか、アタシは思わずタケゾーに抱き着いてその胸元に顔をうずめてしまう。
傍から見ると、結構恥ずかしいことをしているとは思う。それでも、今はタケゾーに触れていないと落ち着かない。
――世間のヒーローたる空色の魔女にだって、苦手なものはある。
そんなものからアタシを守ってくれたタケゾーは、さしずめアタシだけのヒーローだ。
「それにしても、あの叔父さんは何を考えてるんだ? 俺も少しだけ話は読めたが、隼に縁談だって?」
「本当にとんでもなく迷惑な話だよ。相手はかなり高収入な男みたいだったし、結局のところは金目当てなんだろうね」
「この資料の男がそうか? 星皇カンパニーの社員だって? 確かに結構なご身分だが、あの叔父さんもよくこんな相手を探してきたもんだな……」
鷹広のおっちゃんもいなくなったことで、アタシも落ち着きながらタケゾーに事情を説明する。
縁談相手の資料も置きっぱなしだったし、嫌な気分はしつつもタケゾーにも見せてみる。
「……なあ、隼。やっぱり女って、この男みたいに高収入で渋めな年上イケメンの方が好きなのか?」
「へ? 全然だけど? アタシが好きなのはタケゾーだもん」
「そ、そんなにあっさりハッキリ言われると、俺の方が恥ずかしくなってくる……」
そんな資料を眺めていたタケゾーだが、急にどこか暗い表情になってアタシに尋ねてきた。
まあ、確かに資料の男はタケゾーよりもはるかに高収入だ。でも、タケゾーだってしっかり働いて収入がある。
それにタケゾーはまだ新人だけど、すでに勤め先の保育園でも信用を得ていて、タケゾー自身もそんな仕事に誇りを持っている。
大切なのは収入の大きさじゃない。『本人が納得して働けることが重要なのです』って、洗居さんも言ってたし、タケゾーが納得して働けているならばそれが一番だ。
「それにしても、こんなところで星皇カンパニーの人が出て来ちゃうと、アタシも星皇社長に文句を言いたくなっちゃうね!」
「そんなことしたって、星皇社長は迷惑なだけだろ?」
「いーや! アタシの気が収まらない! 遠回しだけど、タケゾーを馬鹿にされた!」
「どんだけ遠回しにだよ……。むしろ、直接被害を被った隼自身のことで怒れよ……」
ただ、どうにもこのままというのも気分が悪い。
アタシも少し星皇社長に直接『お宅の社員のせいで、アタシの彼氏を遠回しに侮辱されました!』ってクレームを入れたい。
――いや、モンスタークレーマーなのは自覚してるのよ?
でもさ、アタシも素直に出した矛を引っ込められるほど、大人じゃないのよね。
「でもまあ、あの叔父さんがどうして星皇カンパニーの社員と繋がってたのかは、俺もちょっと気になるか」
「だよねだよね~。別にクレームじゃないけど、星皇社長とは知った仲でもあるわけだし、ちょっと遊びに行くついでで尋ねてみない?」
「アポなしで大企業の社長に? それはそれで迷惑だろ……」
「まあ、無理だった時はそれで諦めるさ。単純に今日のデートの行き先の一つとして、星皇カンパニー本社の見学にでも行こうよ。ね?」
「それぐらいなら、俺も構わないかな」
そんなわけでアタシの中でもどうにか妥協点を探し、本日のデートの内容を星皇カンパニー本社への社会見学に行くことにしてみた。
アタシとしても、一度は行ってみたかったのよね。一般フロアならば、別にアポがなくても見学できるのは知っている。
世界に名だたる星皇カンパニーの技術力。アタシも一人の技術者として、少しぐらいは覗いてみたいのよ。
「そいじゃ、アタシは着替えてくるよ。星皇カンパニーに行くのに、流石にこの作業着のままはマズいからね」
「普段の営業は作業着でしてたくせに、相手が贔屓の星皇カンパニーとなると、やっぱりそこは謙虚になるんだな。……一応はクレームが第一目的じゃなかったっけ?」
「気にしなーい。気にしなーい」
アタシも一応の正装としてタケゾー母譲りのワンピーススタイルで訪問すれば、外見的にもまあセーフなラインでしょ。
タケゾーに少し何かを言われもしたが、アタシは気にせずプレハブ小屋に戻って準備をする。
――それにしても、化粧というのは面倒なものだ。
今度、自動で瞬間的にメイクを完了させる機械でも作ってみよう。
■
「タケゾー。おっまたせー」
「分かってはいたが、本当に準備に時間がかかるんだな。まあ、隼じゃおふくろのようにはいかないか」
「ごめんごめん。また今度、自動メイクマシーンを作っておくから」
「『化粧の練習をしておくから』じゃないところが、実に隼らしい」
「いや~! そんなに褒めないでってばさ~!」
「……別に褒めてはいない。てか、本当に服装がワンパターンだな」
そうして時間はかかりつつも、アタシもデートに出かける準備ができた。
このワンピースは気に入ってるのでアタシのデート着にしているが、やっぱり他の服装も用意した方がいいかな? タケゾープレゼンツの帽子とも合うんだけどね。
タケゾーに奢ってもらってばっかりってのも気が引けるし、アタシも自分でファッションに気を遣ってみよう。
「そして、今日のタケゾーはライダースジャケットか。意外とレパートリーがあるんだねぇ」
「俺も今日は特別に……な。ちょっと、これで隼と一緒に出掛けようと思ってたからさ」
「これって何のこと?」
アタシの準備もできたのだが、どうもタケゾーの様子が普段と違う。
服装もそうだけど、どこか自慢と不安が入り混じった表情というべきか、なんとも言えない表情もしている。
それに何か今回は特別な用意があるらしく、物陰から何かを引っ張り出してくるけど――
「このサイドカー付き大型バイクなら、隼も乗れるんじゃないか?」
「ふおおおお!? なんか凄いものが出てきたぁああ!?」
「俺が隼をたぶらかしたかどうかなんて、どうでもいい話だ。それより、あんたは自分が何をやってるのか分かってるのか……!?」
アタシがおっちゃんの車に乗せられそうになった間際、タケゾーがアタシを掴んでいたおっちゃんの手を引き離して助けてくれた。
こんなタイミングでアタシのことを助けてくれるなんて、まるでタケゾーがヒーローじゃんか。空色の魔女のアタシよりもヒーローだよ。
――でも、今はそんな冗談も口には出せないほど、タケゾーが助けてくれた事実が嬉しい。
「あんただって、隼が車が苦手なのは知ってるよな? それなのに、そんな嫌がる隼を無理矢理連れ出して、どこに行くつもりだよ……!?」
「き、貴様のような小僧の知ったことか! これは家族の問題だぞ!? 邪魔をするな!」
「いいや、邪魔させてもらう。俺も隼がこんなに嫌がってる姿を見て、黙って見てることなんてできない……!」
タケゾーは声こそ静かな方ではあるが、どこか怒りを抑えるように振り絞って声を出している。
表情にもかなりの怒りが滲み出ており、その華奢な体格からは想像もできないほどの力で、鷹広のおっちゃんの腕を掴んで離さない
「ぐぐぐ……!? くそ! せっかくの縁談話だったのに、後で後悔することになるぞ!」
「あんたに隼の結婚云々までを決める権利はない! おとなしく引っ込んでろ!」
結局、鷹広のおっちゃんの方がタケゾーに根負けする形で、おっちゃんは一人で車に乗って立ち去ってしまった。
本当に助かった。タケゾーが来てくれなかったら、アタシは本当におっちゃんの車に乗せられ、どこかへと連れ去られてしまっていた。
「大丈夫か、隼? もう安心して――わわっ!?」
「怖かった……。怖かったよぉ……タケゾー……!」
そんな安心感からか、アタシは思わずタケゾーに抱き着いてその胸元に顔をうずめてしまう。
傍から見ると、結構恥ずかしいことをしているとは思う。それでも、今はタケゾーに触れていないと落ち着かない。
――世間のヒーローたる空色の魔女にだって、苦手なものはある。
そんなものからアタシを守ってくれたタケゾーは、さしずめアタシだけのヒーローだ。
「それにしても、あの叔父さんは何を考えてるんだ? 俺も少しだけ話は読めたが、隼に縁談だって?」
「本当にとんでもなく迷惑な話だよ。相手はかなり高収入な男みたいだったし、結局のところは金目当てなんだろうね」
「この資料の男がそうか? 星皇カンパニーの社員だって? 確かに結構なご身分だが、あの叔父さんもよくこんな相手を探してきたもんだな……」
鷹広のおっちゃんもいなくなったことで、アタシも落ち着きながらタケゾーに事情を説明する。
縁談相手の資料も置きっぱなしだったし、嫌な気分はしつつもタケゾーにも見せてみる。
「……なあ、隼。やっぱり女って、この男みたいに高収入で渋めな年上イケメンの方が好きなのか?」
「へ? 全然だけど? アタシが好きなのはタケゾーだもん」
「そ、そんなにあっさりハッキリ言われると、俺の方が恥ずかしくなってくる……」
そんな資料を眺めていたタケゾーだが、急にどこか暗い表情になってアタシに尋ねてきた。
まあ、確かに資料の男はタケゾーよりもはるかに高収入だ。でも、タケゾーだってしっかり働いて収入がある。
それにタケゾーはまだ新人だけど、すでに勤め先の保育園でも信用を得ていて、タケゾー自身もそんな仕事に誇りを持っている。
大切なのは収入の大きさじゃない。『本人が納得して働けることが重要なのです』って、洗居さんも言ってたし、タケゾーが納得して働けているならばそれが一番だ。
「それにしても、こんなところで星皇カンパニーの人が出て来ちゃうと、アタシも星皇社長に文句を言いたくなっちゃうね!」
「そんなことしたって、星皇社長は迷惑なだけだろ?」
「いーや! アタシの気が収まらない! 遠回しだけど、タケゾーを馬鹿にされた!」
「どんだけ遠回しにだよ……。むしろ、直接被害を被った隼自身のことで怒れよ……」
ただ、どうにもこのままというのも気分が悪い。
アタシも少し星皇社長に直接『お宅の社員のせいで、アタシの彼氏を遠回しに侮辱されました!』ってクレームを入れたい。
――いや、モンスタークレーマーなのは自覚してるのよ?
でもさ、アタシも素直に出した矛を引っ込められるほど、大人じゃないのよね。
「でもまあ、あの叔父さんがどうして星皇カンパニーの社員と繋がってたのかは、俺もちょっと気になるか」
「だよねだよね~。別にクレームじゃないけど、星皇社長とは知った仲でもあるわけだし、ちょっと遊びに行くついでで尋ねてみない?」
「アポなしで大企業の社長に? それはそれで迷惑だろ……」
「まあ、無理だった時はそれで諦めるさ。単純に今日のデートの行き先の一つとして、星皇カンパニー本社の見学にでも行こうよ。ね?」
「それぐらいなら、俺も構わないかな」
そんなわけでアタシの中でもどうにか妥協点を探し、本日のデートの内容を星皇カンパニー本社への社会見学に行くことにしてみた。
アタシとしても、一度は行ってみたかったのよね。一般フロアならば、別にアポがなくても見学できるのは知っている。
世界に名だたる星皇カンパニーの技術力。アタシも一人の技術者として、少しぐらいは覗いてみたいのよ。
「そいじゃ、アタシは着替えてくるよ。星皇カンパニーに行くのに、流石にこの作業着のままはマズいからね」
「普段の営業は作業着でしてたくせに、相手が贔屓の星皇カンパニーとなると、やっぱりそこは謙虚になるんだな。……一応はクレームが第一目的じゃなかったっけ?」
「気にしなーい。気にしなーい」
アタシも一応の正装としてタケゾー母譲りのワンピーススタイルで訪問すれば、外見的にもまあセーフなラインでしょ。
タケゾーに少し何かを言われもしたが、アタシは気にせずプレハブ小屋に戻って準備をする。
――それにしても、化粧というのは面倒なものだ。
今度、自動で瞬間的にメイクを完了させる機械でも作ってみよう。
■
「タケゾー。おっまたせー」
「分かってはいたが、本当に準備に時間がかかるんだな。まあ、隼じゃおふくろのようにはいかないか」
「ごめんごめん。また今度、自動メイクマシーンを作っておくから」
「『化粧の練習をしておくから』じゃないところが、実に隼らしい」
「いや~! そんなに褒めないでってばさ~!」
「……別に褒めてはいない。てか、本当に服装がワンパターンだな」
そうして時間はかかりつつも、アタシもデートに出かける準備ができた。
このワンピースは気に入ってるのでアタシのデート着にしているが、やっぱり他の服装も用意した方がいいかな? タケゾープレゼンツの帽子とも合うんだけどね。
タケゾーに奢ってもらってばっかりってのも気が引けるし、アタシも自分でファッションに気を遣ってみよう。
「そして、今日のタケゾーはライダースジャケットか。意外とレパートリーがあるんだねぇ」
「俺も今日は特別に……な。ちょっと、これで隼と一緒に出掛けようと思ってたからさ」
「これって何のこと?」
アタシの準備もできたのだが、どうもタケゾーの様子が普段と違う。
服装もそうだけど、どこか自慢と不安が入り混じった表情というべきか、なんとも言えない表情もしている。
それに何か今回は特別な用意があるらしく、物陰から何かを引っ張り出してくるけど――
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