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日常と非日常編
ep179 タケゾー「嫁と家計について相談してみた」
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「そっかー……我が家の家計がねぇ……。だからタケゾーもあんな難しい顔して、一人で悩んでたってわけか」
「隼にこんな相談をするのもどうかと思うが、やっぱり俺一人じゃどうにもならなくてさ……」
玉杉さんの店から帰り、夕食や風呂を済ませてショーちゃんも自室で寝静まると、俺は隼と二人きりでリビングで話を持ち出した。
俺の収入だけでは苦しく、このままでは赤字生活が続いてしまうということ。そのことを隼にも隠さず、俺は素直に打ち明けた。
「そういうことはさ、悩むより前にアタシに相談して欲しいもんだね。タケゾーはアタシが信用できないの?」
「いや……すまない。俺も心のどこかで、変な見栄を張ってたみたいだ……」
「まったく……お人好し、ここに極まりって感じだね。自分の奥さんにぐらい『心配させたくない』なんて考えず、いっそ『頼りにさせてください』ぐらいの気持ちで頼っておくんなよ?」
そんな俺の話を聞いて、隼も最初はどこか怒った表情をしていた。
だが、それは我が家が財政難なことに対してではない。俺がまず最初に隼に相談しなかったことに対してだ。
本当に俺は見栄を張り過ぎだった。ここまで頼れる奥さんがいるのだから、そこは頼らないとかえって失礼な話だ。
「しっかしまあ……家計のことはどうすっかねぇ? やっぱ、アタシも仕事に復帰しよっか? 技術屋としても休業してたし、何か大口の仕事でも掴んでガツンと一発儲けて――」
「そういうのはうまくいかないからやめておけ。それに、隼もまだ仕事に復帰するのは早いだろ? 大凍亜連合残党の動きだってあるのに、仕事と両立できるのか?」
「……ごめん、厳しいかも。アタシもやっぱり、ワラジを何足も履けないや……」
そして財政難のことについては真摯に向き合い、隼も色々と考えてくれている。
そのことで俺を責めはしないし、かといって過度に不安がる様子もない。本当に俺と一緒になって、何か打開策を考えようとしてくれている。
――こんなにいい奥さんを信用できなかった俺の、何と愚かなことか。
改めて、俺は隼と結婚してよかったと思える。
ただ、具体的な対策については浮かんでこない。
俺も隼もテーブルを挟んで椅子に座り、揃って腕組しながら天井を仰ぎ見て考えるポーズをとる。
だが、ポーズだけではいい案など出てこない。隼もヒーローとはいえ、お金の悩みは救えない。
――むしろ商売下手もあって、お金の悩みは誰よりも苦手なタイプだった。
「……こうなったら、恥を忍んでおふくろに頼むしかないか?」
「お義母さんに? まあ……そうなっちゃうよね。でもさ、アタシも親を頼るってのは、なんだかいい気がしないというか……」
「俺も同じ気持ちではあるんだがな……。どうにか出費を減らせれば、赤字を克服もできるんだが……」
「出費を減らして、毎食もやしみたいな食生活は勘弁だよ? 削るにしても、ストレスがない形で――あっ」
「ん? どうかしたのか?」
その後も方向性を変えた話をしてみるも、俺ではやはり納得できる解決策が出てこない。
隼も悩んでこそいたが、途中で何かを思いついたように表情が明るくなる。
「アタシ、いいこと閃いちゃった」
「いいこと? 何を考えてるんだ?」
「ニシシシ~。そこについては明日、タケゾーが仕事から帰って来てからのお楽しみって奴さ!」
そんな隼の謎の閃きだが、その場で俺には教えてくれなかった。
だが、隼のこんなどこか含みのある笑顔なんて、久しぶりに見た気分だ。こういう笑顔も隼らしい。
これは俺も余計なことは聞かず、信じてもいいだろう。
――ただ、隼がこういう顔をする時って、俺の想像もつかないことをしでかしてくる。
明日仕事から帰ってきたら、一応の覚悟はしておこう。
■
「ただいま――って、なんだこれ? 工具や機材を持ち出して、また何か作ったのか?」
「武蔵さん、おかえり。隼さんが地下室に来て欲しいって」
「ああ、ただいま、ショーちゃん。それにしても、この工場の地下室にか……」
そして翌日。俺が仕事から帰ってくると、ショーちゃんが玄関で俺のことを出迎えてくれた。
それは嬉しいのだが、気になるのは工場内の様子。作業エリアには隼が持ち出したらしい機材が散乱しており、何かを作っていた様子が伺える。
――あいつ、清掃業をしてるわりに、片付けは下手だよな。
当の隼本人なのだが、どうやらこの工場の地下室でお待ちのようだ。
地下室は強固な外壁のそこそこ広いスペースらしいが、俺達家族三人で過ごすには持て余していた。
隼はそこに何かを作って配置したということか?
「ニシシシ~! 待ってたよ、タケゾー」
「その含み笑い、今の俺には期待と同じレベルの不安を感じるのだが? いや、本当に何を企んでるんだよ?」
「ご安心くだされ、旦那様。これよりこの扉の先に、我が家の財政難を解消するドッキリビックリシステムをご用意いたしました」
「……すまん。今のセリフで不安が期待を上回った」
そんな地下室の前までやって来ると、隼が作業着で腕組しながらどこか邪悪な含み笑いをして待っていた。
その姿、正義のヒーローというよりも、悪の組織のマッドサイエンティストの方がよく似合う。
どこかで聞いたようなセリフが俺の不安を煽ってくるが、隼本人はとにかく自信満々だ。
もうこうなったら不安がっても仕方ない。
とりあえず扉を開けて、中に何があるのか確かめて――
「……って!? な、なんだよこれはぁああ!?」
――みたのだが、俺の想像のはるか天空を行く光景が目に映ってしまった。
隼のやることだから、基本的に俺の想像が通用しないのはよくあることだ。だが、今回は規模が違う。
――これは猫型偵察ロボット、ウィッチキャットよりも衝撃的だ。
「驚いたかい、タケゾー? これこそ我が家の光熱費問題を解消する、アタシだからこそ作れた発電設備さ!」
「こ、これって、発電設備になるのか? お、俺には何て言うか……太陽みたいだよな? 青いけど?」
隼が地下室に設置したのは、青い太陽のようなものが宙に浮かぶ装置。
どことなく大凍亜連合のワームホールに近いものを感じるが、別物ではあるらしい。
俺にもうまく言えないが、何か宇宙的な力を感じると言うべきか――
「タケゾーも中々いい線に気付いたねぇ。そう、こいつは太陽さ。……アタシの体の一部を使って作り出したね」
「隼の体の一部って……。まさかこれ、隼の体質と同じ原理で……?」
――そうした俺の薄っすらとした感想なのだが、ある意味で的を得ていた。
隼が空色の魔女としての力を語ってくれた時にも聞いたが、こいつの血液には他の人間とは違う『青い血球』が含まれている。
その血球が体内のアルコールと反応することで、核融合反応を起こしていると言っていたが、まさかこの青い太陽は――
「これこそ、アタシの血液で作った核融合発電システム! その名も……『青陽発電』さ!」
「隼にこんな相談をするのもどうかと思うが、やっぱり俺一人じゃどうにもならなくてさ……」
玉杉さんの店から帰り、夕食や風呂を済ませてショーちゃんも自室で寝静まると、俺は隼と二人きりでリビングで話を持ち出した。
俺の収入だけでは苦しく、このままでは赤字生活が続いてしまうということ。そのことを隼にも隠さず、俺は素直に打ち明けた。
「そういうことはさ、悩むより前にアタシに相談して欲しいもんだね。タケゾーはアタシが信用できないの?」
「いや……すまない。俺も心のどこかで、変な見栄を張ってたみたいだ……」
「まったく……お人好し、ここに極まりって感じだね。自分の奥さんにぐらい『心配させたくない』なんて考えず、いっそ『頼りにさせてください』ぐらいの気持ちで頼っておくんなよ?」
そんな俺の話を聞いて、隼も最初はどこか怒った表情をしていた。
だが、それは我が家が財政難なことに対してではない。俺がまず最初に隼に相談しなかったことに対してだ。
本当に俺は見栄を張り過ぎだった。ここまで頼れる奥さんがいるのだから、そこは頼らないとかえって失礼な話だ。
「しっかしまあ……家計のことはどうすっかねぇ? やっぱ、アタシも仕事に復帰しよっか? 技術屋としても休業してたし、何か大口の仕事でも掴んでガツンと一発儲けて――」
「そういうのはうまくいかないからやめておけ。それに、隼もまだ仕事に復帰するのは早いだろ? 大凍亜連合残党の動きだってあるのに、仕事と両立できるのか?」
「……ごめん、厳しいかも。アタシもやっぱり、ワラジを何足も履けないや……」
そして財政難のことについては真摯に向き合い、隼も色々と考えてくれている。
そのことで俺を責めはしないし、かといって過度に不安がる様子もない。本当に俺と一緒になって、何か打開策を考えようとしてくれている。
――こんなにいい奥さんを信用できなかった俺の、何と愚かなことか。
改めて、俺は隼と結婚してよかったと思える。
ただ、具体的な対策については浮かんでこない。
俺も隼もテーブルを挟んで椅子に座り、揃って腕組しながら天井を仰ぎ見て考えるポーズをとる。
だが、ポーズだけではいい案など出てこない。隼もヒーローとはいえ、お金の悩みは救えない。
――むしろ商売下手もあって、お金の悩みは誰よりも苦手なタイプだった。
「……こうなったら、恥を忍んでおふくろに頼むしかないか?」
「お義母さんに? まあ……そうなっちゃうよね。でもさ、アタシも親を頼るってのは、なんだかいい気がしないというか……」
「俺も同じ気持ちではあるんだがな……。どうにか出費を減らせれば、赤字を克服もできるんだが……」
「出費を減らして、毎食もやしみたいな食生活は勘弁だよ? 削るにしても、ストレスがない形で――あっ」
「ん? どうかしたのか?」
その後も方向性を変えた話をしてみるも、俺ではやはり納得できる解決策が出てこない。
隼も悩んでこそいたが、途中で何かを思いついたように表情が明るくなる。
「アタシ、いいこと閃いちゃった」
「いいこと? 何を考えてるんだ?」
「ニシシシ~。そこについては明日、タケゾーが仕事から帰って来てからのお楽しみって奴さ!」
そんな隼の謎の閃きだが、その場で俺には教えてくれなかった。
だが、隼のこんなどこか含みのある笑顔なんて、久しぶりに見た気分だ。こういう笑顔も隼らしい。
これは俺も余計なことは聞かず、信じてもいいだろう。
――ただ、隼がこういう顔をする時って、俺の想像もつかないことをしでかしてくる。
明日仕事から帰ってきたら、一応の覚悟はしておこう。
■
「ただいま――って、なんだこれ? 工具や機材を持ち出して、また何か作ったのか?」
「武蔵さん、おかえり。隼さんが地下室に来て欲しいって」
「ああ、ただいま、ショーちゃん。それにしても、この工場の地下室にか……」
そして翌日。俺が仕事から帰ってくると、ショーちゃんが玄関で俺のことを出迎えてくれた。
それは嬉しいのだが、気になるのは工場内の様子。作業エリアには隼が持ち出したらしい機材が散乱しており、何かを作っていた様子が伺える。
――あいつ、清掃業をしてるわりに、片付けは下手だよな。
当の隼本人なのだが、どうやらこの工場の地下室でお待ちのようだ。
地下室は強固な外壁のそこそこ広いスペースらしいが、俺達家族三人で過ごすには持て余していた。
隼はそこに何かを作って配置したということか?
「ニシシシ~! 待ってたよ、タケゾー」
「その含み笑い、今の俺には期待と同じレベルの不安を感じるのだが? いや、本当に何を企んでるんだよ?」
「ご安心くだされ、旦那様。これよりこの扉の先に、我が家の財政難を解消するドッキリビックリシステムをご用意いたしました」
「……すまん。今のセリフで不安が期待を上回った」
そんな地下室の前までやって来ると、隼が作業着で腕組しながらどこか邪悪な含み笑いをして待っていた。
その姿、正義のヒーローというよりも、悪の組織のマッドサイエンティストの方がよく似合う。
どこかで聞いたようなセリフが俺の不安を煽ってくるが、隼本人はとにかく自信満々だ。
もうこうなったら不安がっても仕方ない。
とりあえず扉を開けて、中に何があるのか確かめて――
「……って!? な、なんだよこれはぁああ!?」
――みたのだが、俺の想像のはるか天空を行く光景が目に映ってしまった。
隼のやることだから、基本的に俺の想像が通用しないのはよくあることだ。だが、今回は規模が違う。
――これは猫型偵察ロボット、ウィッチキャットよりも衝撃的だ。
「驚いたかい、タケゾー? これこそ我が家の光熱費問題を解消する、アタシだからこそ作れた発電設備さ!」
「こ、これって、発電設備になるのか? お、俺には何て言うか……太陽みたいだよな? 青いけど?」
隼が地下室に設置したのは、青い太陽のようなものが宙に浮かぶ装置。
どことなく大凍亜連合のワームホールに近いものを感じるが、別物ではあるらしい。
俺にもうまく言えないが、何か宇宙的な力を感じると言うべきか――
「タケゾーも中々いい線に気付いたねぇ。そう、こいつは太陽さ。……アタシの体の一部を使って作り出したね」
「隼の体の一部って……。まさかこれ、隼の体質と同じ原理で……?」
――そうした俺の薄っすらとした感想なのだが、ある意味で的を得ていた。
隼が空色の魔女としての力を語ってくれた時にも聞いたが、こいつの血液には他の人間とは違う『青い血球』が含まれている。
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