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新世代ヒーロー編
ep246 やっぱ、この三人とは相容れない!
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なんだか波乱の中学同窓会も終え、早数日が経った。
アタシは洗居さんから引き継いだ仕事をしようと考えているものの、中々それもできずにいる。
なんでできてないかって? その理由についてはまあ、何と言うか――
「よし! 空色の魔女より先に犯人を取り押さえたぞ!」
「おとなしくしやがれ! 俺らは政府公認のヒーローだぞ!」
「これで私達の名前も広がるでしょう」
「こらー! あんた達! ちょいとアタシから言いたいことがあるんだけど!?」
――政府公認の新生代ヒーロー三人組が原因だ。
まるでアタシと競うように強盗事件現場へと駆けつけ、我先にと強引に犯人を取り押さえている。
まあ、そこだけ見ればまだ構わない。でもさ、なんでアタシと競うように動いてるわけよ?
「フッ、空色の魔女か。残念だが、今回も僕達の方が上手だったようだな」
「上手だか上手だか知らないし、そもそも順位を争う話じゃないからね? 空から様子を伺って、ちょいとあんた達のやり方を拝見させてもらってたんだけど、やっぱ色々と言いたいことがあってだねぇ……」
とりあえず、犯人自体は無事に確保できている。百歩譲ってそこは良しとしよう。ただ、そこを除いても言いたいことがある。
アタシもリーダーである勇者仮面の傍に降り立ち、そのことを口にするのだけど――
「あんた達さぁ! もうちょっと周囲の危険を省みなよ!? こっちはあんた達がメチャクチャするせいで、その対応にずっと追われてたんだけど!?」
――この新人三人組、本当に犯人を捕らえること以外は考慮していない。
今回は人ごみを走って逃げる犯人を追う場面だったんだけど、この三人は人ごみなんて関係なく突っ込んでたわけよ。
アタシも空から様子を伺ってはいたけど、歩道にいたOLが邪魔だからって勇者仮面が突き飛ばし、あわや車道に飛び出して交通事故になりそうになったり。(アタシが助けたけど)
戦士仮面が馬鹿力で近くの鉄パイプの山から一本を持ち出して犯人に投げつけたんだけど、そのせいで鉄パイプの山が崩れて大惨事になりかけたり。(アタシが食い止めたけど)
鉄パイプが直撃して転んだ犯人を完全に取り押さえるために、僧侶仮面がバリアを応用してその身柄を拘束しようとしたんだけど、近くにいた関係ない人まで巻き添えになりそうになったり。(アタシが退避させたけど)
――要するに、アタシはこの新人三人組のせいで余計な労力を使わされている。新人三人組が動くと、アタシも周囲の安全に気を張らないといけないのが現状だ。
これだったら、アタシ一人でヒーロー活動をしていた時の方が何倍も楽だった。
そんなことが毎度毎度起こるせいで、アタシの復職話はどこへやら。せっかく洗居さんが出国前に色々と託してくれたのに、これじゃそれも無意味じゃんか。
最近ずっとこんな調子だから、アタシも無性にイライラしちゃう。
「ハァ~……あんた達ってさ、何が目的でヒーローなんてしてるわけ? 一応はお国の公認なんでしょ?」
「目的も何も、僕達は国の意向を守っているだけだ」
「その意向の中に『一般市民への被害は出さない』ってのは含まれないわけ?」
「俺らが国から命じられてるのは『犯人の早急な討伐』だけだ。周囲の犠牲を考えていては、最大の目的すら完遂できない」
「『大事の前の小事』……とでも言いたげだね。それがあんた達のやり方だってんなら、アタシ達はやっぱり相容れないね」
どれだけこっちがイライラを抑えて説明をしても、新人三人組はずっとこんな調子だ。
今回だってアタシがいなければ色々と被害が出てたのに、それを話しても勇者仮面も戦士仮面も素知らぬ顔って奴だ。
本当にこの三人は『敵を倒すこと』しか考えていない。アタシの目指す『人々を助ける』というヒーロー像とは似て非なる。
――とはいえ、こっちもあんまり強くは言えないんだけどね。
「私達に色々と物申してくるけど、あなたの方こそこうやって関わらないでくれないかしら? 私達は政府の命令により、正式にヒーロー活動を行っています。ヒーロー制定法が施行された今、あなたは『無免許で違法行為を行っている』ことと同義なのよ? それがどうしてヒーローなんて名乗れて?」
「あの法案もアタシからしてみれば、後出しジャンケンされた気分なんだけどね。でもまあ、そういう法案がある以上、アタシも『個人の意見として述べた』程度で留めておくさ」
向こうはお国がバックについていて、対するアタシはただの一個人。大きな枠組みで捉えられると迂闊に反論もできやしない。
これまではこっちのホームだと思ってた話が、いつの間にやらアウェイになっちゃった。世の中の仕組みというものは、とく世知辛いものだ。
「……空色の魔女よ。これ以上余計なちょっかいを出すのなら、君だって僕達の討伐対象になる。モグリのヒーローなんかやめて、普通の生活に戻ったらどうだい?」
「俺らと違って、あんたは別にヒーローで生計を立ててるわけじゃねえんだろ? いわば趣味じゃねえか」
「そうですわね。ここはおとなしく私達に任せて、引退してくださいませんか?」
そしてアタシの代わりにヒーロー筆頭となった三人組は、ここのところずっとアタシに引退を促してくる。
本当になんて言うか、ヒーローを一つの商売としか捉えてないのよね。
――気に食わないけど、別にその考え方も間違ってはいない。
あっちは給料もらって仕事でヒーローをやってて、アタシは無給でボランティア――もとい、趣味と見られてもおかしくはない。
だからって、この三人組に任せていたんじゃ、いらない被害まで出てきてしまう。
アタシの目的は『人々の平和な日常』を守ることだ。それを害するというのならば、相手が政府公認のヒーローであっても容赦はしない。
――ここで折れたりしたら、アタシにヒーローとしての未来を託してくれた星皇社長に顔向けできない。
「空色のお師匠様。言われた通り、周囲への被害を元に戻してきた」
「おお、これはこれは弟子君。君は本当にお利口なもんだ」
もはやお馴染みになりつつある新人三人組との睨み合いを続けていると、後ろからショーちゃんが駆け寄って来た。
まだヒーローネームも定まらないし、お互いにいつもの名前で呼び合うわけにもいかない。よってとりあえず、師匠と弟子を呼称として使い合うことになっているが、本当によくできた弟子である。
きちんと混乱を抑え込み、アタシの希望通りにその役目を担ってくれる。一番最初にアタシへ斬りかかって来た時と違い、本当にアタシの目的を理解して動いてくれている。
新人三人組にもショーちゃんの爪の垢を煎じて飲ませたい気分だ。
「そういえば、君には弟子がいたんだね。確か……ショタ剣士君だったか。よかったら、空色の魔女じゃなくて僕達と組まないかい? 君は将来性もありそうだからね」
「ボク、ショタ剣士って呼ばれたくない。剣ペラーって呼ばれたい。何より、お師匠様と一緒がいい。だから嫌」
「だけどこの魔女さんと一緒にいると、犯罪と扱われるかもしれないのよ? そうなったら、君のお母さんも悲しむわよ?」
「ボクのお母さん、お師匠様。お師匠様、ボクのことを認めてる。悲しまない」
「こ、この子、空色の魔女の息子だったのか……。若く見えるが、本当に魔女で若く見えるだけとか……?」
そんなショーちゃんのことを、あろうことか勇者仮面と僧侶仮面はスカウトしようとしてくる。
アタシもまたまたイラッと来ちゃったけど、そこは流石のショーちゃんだ。明確に自分の意志を述べ、スカウトも跳ねのける。
――それはいいとして、戦士仮面はアタシを何歳だと思ってるのさ?
確かにアタシは魔女なんて名乗ってるけど、別に何百歳とかそんなんじゃないからね? 見た感じ、普通にあんた達と同世代だからね?
「……それにしても、これはこれで由々しき事態じゃないか? 空色の魔女よ?」
「ん? 今度は何の文句さ?」
内心で色々愚痴っていると、またしても勇者仮面がアタシに何か物申したいようだ。
もうそろそろ勘弁してくんないかな? アタシもできる限り、関わり合いたくはないんだけど――
「仮にもヒーローと呼ばれる人間が、こんな子供を――それも息子を戦線に駆り出していいと思ってるのかい?」
アタシは洗居さんから引き継いだ仕事をしようと考えているものの、中々それもできずにいる。
なんでできてないかって? その理由についてはまあ、何と言うか――
「よし! 空色の魔女より先に犯人を取り押さえたぞ!」
「おとなしくしやがれ! 俺らは政府公認のヒーローだぞ!」
「これで私達の名前も広がるでしょう」
「こらー! あんた達! ちょいとアタシから言いたいことがあるんだけど!?」
――政府公認の新生代ヒーロー三人組が原因だ。
まるでアタシと競うように強盗事件現場へと駆けつけ、我先にと強引に犯人を取り押さえている。
まあ、そこだけ見ればまだ構わない。でもさ、なんでアタシと競うように動いてるわけよ?
「フッ、空色の魔女か。残念だが、今回も僕達の方が上手だったようだな」
「上手だか上手だか知らないし、そもそも順位を争う話じゃないからね? 空から様子を伺って、ちょいとあんた達のやり方を拝見させてもらってたんだけど、やっぱ色々と言いたいことがあってだねぇ……」
とりあえず、犯人自体は無事に確保できている。百歩譲ってそこは良しとしよう。ただ、そこを除いても言いたいことがある。
アタシもリーダーである勇者仮面の傍に降り立ち、そのことを口にするのだけど――
「あんた達さぁ! もうちょっと周囲の危険を省みなよ!? こっちはあんた達がメチャクチャするせいで、その対応にずっと追われてたんだけど!?」
――この新人三人組、本当に犯人を捕らえること以外は考慮していない。
今回は人ごみを走って逃げる犯人を追う場面だったんだけど、この三人は人ごみなんて関係なく突っ込んでたわけよ。
アタシも空から様子を伺ってはいたけど、歩道にいたOLが邪魔だからって勇者仮面が突き飛ばし、あわや車道に飛び出して交通事故になりそうになったり。(アタシが助けたけど)
戦士仮面が馬鹿力で近くの鉄パイプの山から一本を持ち出して犯人に投げつけたんだけど、そのせいで鉄パイプの山が崩れて大惨事になりかけたり。(アタシが食い止めたけど)
鉄パイプが直撃して転んだ犯人を完全に取り押さえるために、僧侶仮面がバリアを応用してその身柄を拘束しようとしたんだけど、近くにいた関係ない人まで巻き添えになりそうになったり。(アタシが退避させたけど)
――要するに、アタシはこの新人三人組のせいで余計な労力を使わされている。新人三人組が動くと、アタシも周囲の安全に気を張らないといけないのが現状だ。
これだったら、アタシ一人でヒーロー活動をしていた時の方が何倍も楽だった。
そんなことが毎度毎度起こるせいで、アタシの復職話はどこへやら。せっかく洗居さんが出国前に色々と託してくれたのに、これじゃそれも無意味じゃんか。
最近ずっとこんな調子だから、アタシも無性にイライラしちゃう。
「ハァ~……あんた達ってさ、何が目的でヒーローなんてしてるわけ? 一応はお国の公認なんでしょ?」
「目的も何も、僕達は国の意向を守っているだけだ」
「その意向の中に『一般市民への被害は出さない』ってのは含まれないわけ?」
「俺らが国から命じられてるのは『犯人の早急な討伐』だけだ。周囲の犠牲を考えていては、最大の目的すら完遂できない」
「『大事の前の小事』……とでも言いたげだね。それがあんた達のやり方だってんなら、アタシ達はやっぱり相容れないね」
どれだけこっちがイライラを抑えて説明をしても、新人三人組はずっとこんな調子だ。
今回だってアタシがいなければ色々と被害が出てたのに、それを話しても勇者仮面も戦士仮面も素知らぬ顔って奴だ。
本当にこの三人は『敵を倒すこと』しか考えていない。アタシの目指す『人々を助ける』というヒーロー像とは似て非なる。
――とはいえ、こっちもあんまり強くは言えないんだけどね。
「私達に色々と物申してくるけど、あなたの方こそこうやって関わらないでくれないかしら? 私達は政府の命令により、正式にヒーロー活動を行っています。ヒーロー制定法が施行された今、あなたは『無免許で違法行為を行っている』ことと同義なのよ? それがどうしてヒーローなんて名乗れて?」
「あの法案もアタシからしてみれば、後出しジャンケンされた気分なんだけどね。でもまあ、そういう法案がある以上、アタシも『個人の意見として述べた』程度で留めておくさ」
向こうはお国がバックについていて、対するアタシはただの一個人。大きな枠組みで捉えられると迂闊に反論もできやしない。
これまではこっちのホームだと思ってた話が、いつの間にやらアウェイになっちゃった。世の中の仕組みというものは、とく世知辛いものだ。
「……空色の魔女よ。これ以上余計なちょっかいを出すのなら、君だって僕達の討伐対象になる。モグリのヒーローなんかやめて、普通の生活に戻ったらどうだい?」
「俺らと違って、あんたは別にヒーローで生計を立ててるわけじゃねえんだろ? いわば趣味じゃねえか」
「そうですわね。ここはおとなしく私達に任せて、引退してくださいませんか?」
そしてアタシの代わりにヒーロー筆頭となった三人組は、ここのところずっとアタシに引退を促してくる。
本当になんて言うか、ヒーローを一つの商売としか捉えてないのよね。
――気に食わないけど、別にその考え方も間違ってはいない。
あっちは給料もらって仕事でヒーローをやってて、アタシは無給でボランティア――もとい、趣味と見られてもおかしくはない。
だからって、この三人組に任せていたんじゃ、いらない被害まで出てきてしまう。
アタシの目的は『人々の平和な日常』を守ることだ。それを害するというのならば、相手が政府公認のヒーローであっても容赦はしない。
――ここで折れたりしたら、アタシにヒーローとしての未来を託してくれた星皇社長に顔向けできない。
「空色のお師匠様。言われた通り、周囲への被害を元に戻してきた」
「おお、これはこれは弟子君。君は本当にお利口なもんだ」
もはやお馴染みになりつつある新人三人組との睨み合いを続けていると、後ろからショーちゃんが駆け寄って来た。
まだヒーローネームも定まらないし、お互いにいつもの名前で呼び合うわけにもいかない。よってとりあえず、師匠と弟子を呼称として使い合うことになっているが、本当によくできた弟子である。
きちんと混乱を抑え込み、アタシの希望通りにその役目を担ってくれる。一番最初にアタシへ斬りかかって来た時と違い、本当にアタシの目的を理解して動いてくれている。
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「そういえば、君には弟子がいたんだね。確か……ショタ剣士君だったか。よかったら、空色の魔女じゃなくて僕達と組まないかい? 君は将来性もありそうだからね」
「ボク、ショタ剣士って呼ばれたくない。剣ペラーって呼ばれたい。何より、お師匠様と一緒がいい。だから嫌」
「だけどこの魔女さんと一緒にいると、犯罪と扱われるかもしれないのよ? そうなったら、君のお母さんも悲しむわよ?」
「ボクのお母さん、お師匠様。お師匠様、ボクのことを認めてる。悲しまない」
「こ、この子、空色の魔女の息子だったのか……。若く見えるが、本当に魔女で若く見えるだけとか……?」
そんなショーちゃんのことを、あろうことか勇者仮面と僧侶仮面はスカウトしようとしてくる。
アタシもまたまたイラッと来ちゃったけど、そこは流石のショーちゃんだ。明確に自分の意志を述べ、スカウトも跳ねのける。
――それはいいとして、戦士仮面はアタシを何歳だと思ってるのさ?
確かにアタシは魔女なんて名乗ってるけど、別に何百歳とかそんなんじゃないからね? 見た感じ、普通にあんた達と同世代だからね?
「……それにしても、これはこれで由々しき事態じゃないか? 空色の魔女よ?」
「ん? 今度は何の文句さ?」
内心で色々愚痴っていると、またしても勇者仮面がアタシに何か物申したいようだ。
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