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魔女と街のさらなる日常編
ep368 タケゾー「気になることが収まらない」
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「クジャクさんの妹? 俺も初めて聞くし、隼から聞いたこともないな……」
【ある意味で仕方がないかもね。どうやらその人は二十年程前にウォリアール王族と断行してるみたいだからさ】
「クジャクさんの妹なのに、ウォリアール王家の人間ではなくなってるだって? また何かしら臭う話だな……」
宇神が新たに話してくれるのは、クジャクさんの妹に関する話だ。
ウォリアールが戦地で行っている人道支援に関しても、この人がそもそもの発案者らしい。
ただ、もうウォリアールの王族ではなくなっているとのこと。こういう時、裏に政治的な思惑を感じてしまう。
「とはいっても、それももう二十年前の話だろ? ウォリアールによる人道支援が始まった時期と重なるのは気になるが、特に隼が呼ばれたこととは関係なさそうじゃないか?」
【僕もそうだとは思うんだけどね。まあ、この話は本当に小耳に入れておく程度の話さ。……何より優先すべきは、空鳥さんの身の安全だね】
「そこについては俺が意地でも守る。そのために一緒にウォリアールへ向かうんだからな」
どうにも引っかかる話ではあるが、今俺達がどうこう考えたところで意味がある話には見えない。
二十年も前の話となれば、俺達の世代が生まれたばかりの時代だ。関係性はないと思われる。
何より優先すべきは隼の身の安全。一応は友好的な招待とはいえ、相手はこれまで何度もいざこざのあった将軍艦隊を抱える軍事国家だ。
ここまでの話で多少は不安が拭えても、何が起こるか予想できたものではない。
――俺も隼を守るために、もう一度あの力を纏える準備はした方が良さそうだ。
「また隼とも相談して話を進めておく。警戒は緩めないが、あいつにも新婚旅行は楽しませてやりたい。俺もあいつには何もしてやれてなかったからな。いい機会ではあるんだ」
【赤原君は十分に空鳥さんに尽くしてると思うんだけどね。惚れた弱みというのは厄介なものだよ。まあ、僕も二人の幸せについては純粋に祈らせてもらうよ。ウォリアールに行っても味方は多いようだし、赤原君も気を張りすぎずに楽しむといいさ】
「……そうだな。色々と気遣いありがとよ」
相談内容が内容だっただけに、俺もかなり気を張ってしまった。宇神との通話も終え、自室を出て再びおふくろのいるリビングへ向かう。
事の発端は隼がウォリアールに呼び出されたことだが、そこはフェリアもついてくれる。あいつも洗居さんとの婚約で大変そうだが、俺としても祝いの言葉を直接述べてもやりたい。
下手に考えすぎるのも一度止めよう。今回の件で街の人々だって協力してくれるし、これで楽しめずに警戒するだけの新婚旅行になったら罰が当たる。
今だって隼が空色の魔女不在への対策を練ってくれてるし、俺も先への警戒だけでなく現段階でとれる準備を優先して――
「……おふくろ。何やってんだ?」
「あらあらら~。武蔵の電話は終わったのかしら~? 実は二人がいない間、ショーちゃんとどこにお出かけしようか下調べしてたのよ~」
――おこうとは思うのだが、俺以上に色々と進めてしまっている人間がいた。
リビングに戻って目にしたのは、机の上に大量のパンフレットをバラまいて吟味するおふくろの姿。どうにも、ショーちゃんとの生活が楽しみで仕方ないらしい。
実子の俺の時よりも溺愛してないか? 『孫には甘くなる』という話を聞いたことはあるが、まさにその言葉通りの光景だ。
「ショーちゃんの面倒を見てくれるのは助かるが、あんまり甘やかしすぎないでくれよ? まあ、ショーちゃんなら自分で分別をわきまえそうだけど」
「そうは言っても、ショーちゃんのおじいちゃんおばあちゃんって、私しかいないわけよね~。ここは唯一のおばあちゃんとして、気合を入れなきゃね~」
「気合を入れて一番楽しんでるのはおふくろだけどな。でもまあ、隼の家系の方にはそういうのがないのは事実だからな」
一人張り切るおふくろの気持ちも全く分からないわけではない。親父はすでに故人だし、隼には両親がいない。
そうなってくると、おふくろがショーちゃんを気にかけまくるのも仕方ない気はしてくる。とりあえずここまで面倒を見てくれる気でいるなら、ショーちゃんのことは任せても大丈夫だろう。
「……ん? 隼の親戚? そういえば、あの人は確か今ウォリアールに……?」
「武蔵~? どうかしたのかしら~?」
「いや……ちょっとな。ついでだし、親父の仏壇に手を合わせてくる」
ただ、ここで俺には一つだけ気がかりな点が頭に浮かんでしまった。
確かに隼の両親はすでに他界しているが、親戚については一人だけ俺も知っている人物がいる。
隼にとっては父方の叔父ながら、両親を殺されたりといった忌々しい因縁を持つ男、空鳥 鷹広。ヴィランとしての名をデザイアガルダ。
先の将軍艦隊とのいざこざの後、あの人はウォリアールにその身柄を拘束されたと聞いている。
ならば、隼が呼び出されたのもその関係か? だが、今更あの人と隼の血縁に何か意味があるのだろうか?
空色の魔女としての戦いも、思えばあの人から始まっている。またしても嫌な予感が脳裏に浮かんでしまう。
「……親父。もしかすると、俺はこの先でまたとんでもない陰謀に巻き込まれるのかもしれない。だけど、隼だけは必ず守ってみせる。どうか天国から見守っていてくれ」
俺の親父もデザイアガルダに殺された。思えば今この時、空色の魔女から始まった因縁がウォリアールに集結し始めている。
ただの偶然とも言えるが、何かしらの運命とも思えてしまう。そんな先に待つ運命に覚悟を決める意味でも、俺は親父の仏壇の前で手を合わせて胸に誓う。
隼を愛する夫として、俺は必ずその身を守り抜く。再び戦う必要があるならば戦う。
デザイアガルダの話は隼にとっても取り上げられたくない話だろうから、今はこの場でだけ誓わせてもらおう。
――これは死んだ親父とも心の中で交わす、男と男の約束だ。
【ある意味で仕方がないかもね。どうやらその人は二十年程前にウォリアール王族と断行してるみたいだからさ】
「クジャクさんの妹なのに、ウォリアール王家の人間ではなくなってるだって? また何かしら臭う話だな……」
宇神が新たに話してくれるのは、クジャクさんの妹に関する話だ。
ウォリアールが戦地で行っている人道支援に関しても、この人がそもそもの発案者らしい。
ただ、もうウォリアールの王族ではなくなっているとのこと。こういう時、裏に政治的な思惑を感じてしまう。
「とはいっても、それももう二十年前の話だろ? ウォリアールによる人道支援が始まった時期と重なるのは気になるが、特に隼が呼ばれたこととは関係なさそうじゃないか?」
【僕もそうだとは思うんだけどね。まあ、この話は本当に小耳に入れておく程度の話さ。……何より優先すべきは、空鳥さんの身の安全だね】
「そこについては俺が意地でも守る。そのために一緒にウォリアールへ向かうんだからな」
どうにも引っかかる話ではあるが、今俺達がどうこう考えたところで意味がある話には見えない。
二十年も前の話となれば、俺達の世代が生まれたばかりの時代だ。関係性はないと思われる。
何より優先すべきは隼の身の安全。一応は友好的な招待とはいえ、相手はこれまで何度もいざこざのあった将軍艦隊を抱える軍事国家だ。
ここまでの話で多少は不安が拭えても、何が起こるか予想できたものではない。
――俺も隼を守るために、もう一度あの力を纏える準備はした方が良さそうだ。
「また隼とも相談して話を進めておく。警戒は緩めないが、あいつにも新婚旅行は楽しませてやりたい。俺もあいつには何もしてやれてなかったからな。いい機会ではあるんだ」
【赤原君は十分に空鳥さんに尽くしてると思うんだけどね。惚れた弱みというのは厄介なものだよ。まあ、僕も二人の幸せについては純粋に祈らせてもらうよ。ウォリアールに行っても味方は多いようだし、赤原君も気を張りすぎずに楽しむといいさ】
「……そうだな。色々と気遣いありがとよ」
相談内容が内容だっただけに、俺もかなり気を張ってしまった。宇神との通話も終え、自室を出て再びおふくろのいるリビングへ向かう。
事の発端は隼がウォリアールに呼び出されたことだが、そこはフェリアもついてくれる。あいつも洗居さんとの婚約で大変そうだが、俺としても祝いの言葉を直接述べてもやりたい。
下手に考えすぎるのも一度止めよう。今回の件で街の人々だって協力してくれるし、これで楽しめずに警戒するだけの新婚旅行になったら罰が当たる。
今だって隼が空色の魔女不在への対策を練ってくれてるし、俺も先への警戒だけでなく現段階でとれる準備を優先して――
「……おふくろ。何やってんだ?」
「あらあらら~。武蔵の電話は終わったのかしら~? 実は二人がいない間、ショーちゃんとどこにお出かけしようか下調べしてたのよ~」
――おこうとは思うのだが、俺以上に色々と進めてしまっている人間がいた。
リビングに戻って目にしたのは、机の上に大量のパンフレットをバラまいて吟味するおふくろの姿。どうにも、ショーちゃんとの生活が楽しみで仕方ないらしい。
実子の俺の時よりも溺愛してないか? 『孫には甘くなる』という話を聞いたことはあるが、まさにその言葉通りの光景だ。
「ショーちゃんの面倒を見てくれるのは助かるが、あんまり甘やかしすぎないでくれよ? まあ、ショーちゃんなら自分で分別をわきまえそうだけど」
「そうは言っても、ショーちゃんのおじいちゃんおばあちゃんって、私しかいないわけよね~。ここは唯一のおばあちゃんとして、気合を入れなきゃね~」
「気合を入れて一番楽しんでるのはおふくろだけどな。でもまあ、隼の家系の方にはそういうのがないのは事実だからな」
一人張り切るおふくろの気持ちも全く分からないわけではない。親父はすでに故人だし、隼には両親がいない。
そうなってくると、おふくろがショーちゃんを気にかけまくるのも仕方ない気はしてくる。とりあえずここまで面倒を見てくれる気でいるなら、ショーちゃんのことは任せても大丈夫だろう。
「……ん? 隼の親戚? そういえば、あの人は確か今ウォリアールに……?」
「武蔵~? どうかしたのかしら~?」
「いや……ちょっとな。ついでだし、親父の仏壇に手を合わせてくる」
ただ、ここで俺には一つだけ気がかりな点が頭に浮かんでしまった。
確かに隼の両親はすでに他界しているが、親戚については一人だけ俺も知っている人物がいる。
隼にとっては父方の叔父ながら、両親を殺されたりといった忌々しい因縁を持つ男、空鳥 鷹広。ヴィランとしての名をデザイアガルダ。
先の将軍艦隊とのいざこざの後、あの人はウォリアールにその身柄を拘束されたと聞いている。
ならば、隼が呼び出されたのもその関係か? だが、今更あの人と隼の血縁に何か意味があるのだろうか?
空色の魔女としての戦いも、思えばあの人から始まっている。またしても嫌な予感が脳裏に浮かんでしまう。
「……親父。もしかすると、俺はこの先でまたとんでもない陰謀に巻き込まれるのかもしれない。だけど、隼だけは必ず守ってみせる。どうか天国から見守っていてくれ」
俺の親父もデザイアガルダに殺された。思えば今この時、空色の魔女から始まった因縁がウォリアールに集結し始めている。
ただの偶然とも言えるが、何かしらの運命とも思えてしまう。そんな先に待つ運命に覚悟を決める意味でも、俺は親父の仏壇の前で手を合わせて胸に誓う。
隼を愛する夫として、俺は必ずその身を守り抜く。再び戦う必要があるならば戦う。
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