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ウォリアール新婚旅行編
ep373 もう面倒だからカジノに行きたい!
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「まあ……その……この話はここまでにしねえか? また栗阿が発狂から心停止して、記憶障害にもなりかねねえ……」
「……そうだね。アタシ達も込み入った話を聞き過ぎてごめんね」
「とりあえず……すまなかった」
フェリアさんがあまりに言い辛そうに事の真相を語るので、アタシとタケゾーも思わず謝罪してしまう。
どっちみち、こっちもこの話を終わらせたかったところだ。着地点を探すより、理解を放棄したい。
なんだか『まあ』とか『その』とかの言葉が増えて、話を繋げなくなってるしね。
「私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに?」
「何回言うのさ、洗居さん……。もうアタシ達も突かないから、安心してよ? ね?」
「申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません」
「……ダメだ、こりゃ」
後、洗居さんが色々と限界だ。いや、もうとっくに超えてるっぽいけど。
こっちも聞きたいことは他にあるし、早いとこ話題の方向を変えちゃいましょうか。
「ねえねえ、フェリアさん。そもそもなんでアタシがウォリアールに呼ばれたわけさ? 計らいで新婚旅行って形にしてもらったけど、本来の理由はそっちだよね?」
「……そのことか。それは俺の口からは言えねえんだ。この話を持ち出した人間が直接言うつもりらしいが……」
洗居さん達の恋模様も気になるけど、個人としては今回の経緯の方が気になる。
新婚旅行なんて提案を持ち出してくれるぐらいだから、何か悪い話ではないはずだ。これまでみたいに将軍艦隊と交戦なんて話になるとは思えない。
だとしても、アタシ一人を名指しで――しかもフロスト博士みたいなウォリアールの大物が関与してまで、わざわざ呼び出した理由は今も見えてこない。
いい加減、引き伸ばしすぎじゃないかな? フェリアさんも内容は知ってるのに、どうして話してくれないのかな?
「……まっ、いっか。近々代表者的な人が話してくれるなら、今アタシが悩んでも仕方ないよね。それより、もっと新婚旅行的な話題がしたいや」
「そ、空鳥は相変わらず豪気というか、大雑把というか……」
「こっちの件にもツッコまないでくれると助かる……」
でも、考えすぎても仕方ないよね。フェリアさんとタケゾーには呆れ顔をされるけど、新婚旅行による観光だってしたい。
クヨクヨ悩むより、グイグイ楽しいことを考える。それがヒーローとしてアタシが学んだ生き様だ。
――違うや。空色の魔女になる前からアタシはこんな感じだったや。
「この後の予定ってどうなってるの? 話もあるみたいだけど、やっぱ観光がしたいよねぇ」
「空鳥への話ってのは、今日の夜にするらしい。夕食までの間は自由行動だな」
「よっしゃ! そいじゃ、カジノ行きたい!」
「栗阿もこれぐらい切り替えが上手けりゃなぁ……。とりあえず、カジノがご所望なんだな。ならちょっと待ってくれ。ラルカに案内してもらうよう取り次いでみる」
そんなわけで、アタシは移動中にもフクロウさんから教えてもらったカジノへまず向かうことにした。
課題は多いけど、楽しむところは切り替えて楽しまないと損だ。フェリアさんも少し席を外し、案内役のラルカさんに繋いでくれる。
「では私はその間、空鳥さん夫婦のご夕飯の用意をしておきます。腕によりをかけてお待ちしているので、時間になったらこちらにお戻りください」
「え? 夕飯って、洗居さんが作ってくれるの? こういうのって、給仕担当の人がするんじゃないの? 洗居さん、ウォリアールの王族になるんだよね?」
「王族になるとは言っても、私は主婦になるわけです。お料理も花嫁修業の一環として身に着けておく必要があります」
「……なんだろう。耳が痛い」
洗居さんは席に残って夕食の話をしてくれる。作ってくれるのは嬉しいけど、それってまたラルカさんの胃痛案件にならないかな?
でも、その姿勢はやはり尊敬できる。『超一流の清掃用務員』(の肩書はもう関係なさそうだけど)は伊達じゃない。
いつだってチャレンジャーとは恐れ入る。
「……安心しろ、隼。お前はただ、料理スキルが絶望的なまでに壊滅してるだけだ。練習してどうにかなる話じゃない」
「……それって慰め? どっちにしても泣いていい?」
アタシなんか、チャレンジしても壊滅した結果しか目に浮かばない。もう何回失敗したか分かんないもん。
だけど、我が家にショーちゃん農場だってできたわけだし、少しぐらいは料理もできるようにならないとね。まずは野菜を切るところから。
流石に料理スキルの限界が『カップ麺に湯を注いで三分待つ』というのはいただけない。
「あっ、そうだ。洗居さん達にお土産があったんだった」
「お土産ですか? そのスイッチがついたカプセルのようなものが?」
「これは収納カプセルね。ちょいとアタシの方で開発したんだ」
「流石は空鳥さん。私では想像もできないものを発明されますね。中身は何でしょうか?」
ここでアタシは一つ思い出した。ショーちゃんから託されていたお野菜を洗居さんにもおすそ分けするんだった。
空鳥工場印の野菜が入ったカプセルを取り出し、机の上に中身を出力してみる。
明らかに容量違いなのに出現する、ショーちゃんから受け取った野菜の数々。本当にこの技術って便利だよね。デジタル収納マジ半端ない。
ショーちゃんが新商品予定の『凄くきめ細やかなとろろになる山芋』も含めて用意してくれたので、レパートリーも豊富だ。
「野菜……ですか? どうして野菜が手土産に?」
「実は最近、我が家で工場野菜の栽培と出荷を始めてね。これらは全部それで作られたものさ」
「空鳥さん、工場、野菜栽培、出荷……。私の中でどうにも話が繋がりませんが、ありがたくいただいておきます。見た限りでも非常に質が良く、高濃度の農耕魂を感じます。本日の夕飯にも使ってみましょう」
洗居さんは少し首を傾げながらも、用意した野菜を受け取ってくれた。『農耕魂』なんて謎ワードも出てくるけど、そこは言及しないでおこう。
むしろ、ようやくアタシのよく知る洗居さんらしい一面が見れてきた。フェリアさんとの婚約でツッコミが追い付かないほど発狂してたけど、やっぱり洗居さんは洗居さんだ。
願わくば精神的にも落ち着いて、フェリアさんと幸せな家庭を築いてほしいもんだ。
「待たせて悪かったな。ラルカとも連絡が取れて、カジノへ案内できるそうだ。引率にはフクロウがついてくれるとよ」
「お? ようやくだねぇ。……てか、引率はフクロウさんなのね。あの人がカジノに行きたいだけだったりしない?」
「そこは気にすんな。俺と栗阿も一緒に行こうと思うんだが、構わねえか?」
「え? 一緒に?」
そんなこんなしていると、カジノに行くために手筈を整えていたフェリアさんも戻ってくる。
カジノとフクロウさんの組み合わせがなんだか気になるけど、それ以上に気になるのはフェリアさんの提案だ。
「洗居さんは残って夕食の準備をするって言ってたんだが?」
「え? いや、俺から栗阿には事前に『一緒に行けたら行こう』って話を通して――って、まさか……?」
「…………」
タケゾーも尋ねるは、フェリアさんと洗居さんの意見がどこかチグハグになっているこの違和感。フェリアさんも一度は首を傾げるも、すぐ何かに勘付いて洗居さんの方に目を向ける。
目線を向けられた洗居さんは顔を赤くしながら黙ってそっぽを向いてるけど、アタシもなんとなく読めてきた。
これまで見てきた壊れっぷりから予想するに、きっと洗居さんはフェリアさん絡みで緊張して――
「栗阿! お前、料理を口実に外出を拒んだだろ!? いい加減に慣れてくれよ!?」
「も、申し訳ございません……。や、やはり、フェリアと一緒に外出はハードルが……!」
「……この二人、本当に大丈夫なのかな?」
「……俺にも分からん」
「……そうだね。アタシ達も込み入った話を聞き過ぎてごめんね」
「とりあえず……すまなかった」
フェリアさんがあまりに言い辛そうに事の真相を語るので、アタシとタケゾーも思わず謝罪してしまう。
どっちみち、こっちもこの話を終わらせたかったところだ。着地点を探すより、理解を放棄したい。
なんだか『まあ』とか『その』とかの言葉が増えて、話を繋げなくなってるしね。
「私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに? 私は何故あんなことに?」
「何回言うのさ、洗居さん……。もうアタシ達も突かないから、安心してよ? ね?」
「申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません。申し訳ございません」
「……ダメだ、こりゃ」
後、洗居さんが色々と限界だ。いや、もうとっくに超えてるっぽいけど。
こっちも聞きたいことは他にあるし、早いとこ話題の方向を変えちゃいましょうか。
「ねえねえ、フェリアさん。そもそもなんでアタシがウォリアールに呼ばれたわけさ? 計らいで新婚旅行って形にしてもらったけど、本来の理由はそっちだよね?」
「……そのことか。それは俺の口からは言えねえんだ。この話を持ち出した人間が直接言うつもりらしいが……」
洗居さん達の恋模様も気になるけど、個人としては今回の経緯の方が気になる。
新婚旅行なんて提案を持ち出してくれるぐらいだから、何か悪い話ではないはずだ。これまでみたいに将軍艦隊と交戦なんて話になるとは思えない。
だとしても、アタシ一人を名指しで――しかもフロスト博士みたいなウォリアールの大物が関与してまで、わざわざ呼び出した理由は今も見えてこない。
いい加減、引き伸ばしすぎじゃないかな? フェリアさんも内容は知ってるのに、どうして話してくれないのかな?
「……まっ、いっか。近々代表者的な人が話してくれるなら、今アタシが悩んでも仕方ないよね。それより、もっと新婚旅行的な話題がしたいや」
「そ、空鳥は相変わらず豪気というか、大雑把というか……」
「こっちの件にもツッコまないでくれると助かる……」
でも、考えすぎても仕方ないよね。フェリアさんとタケゾーには呆れ顔をされるけど、新婚旅行による観光だってしたい。
クヨクヨ悩むより、グイグイ楽しいことを考える。それがヒーローとしてアタシが学んだ生き様だ。
――違うや。空色の魔女になる前からアタシはこんな感じだったや。
「この後の予定ってどうなってるの? 話もあるみたいだけど、やっぱ観光がしたいよねぇ」
「空鳥への話ってのは、今日の夜にするらしい。夕食までの間は自由行動だな」
「よっしゃ! そいじゃ、カジノ行きたい!」
「栗阿もこれぐらい切り替えが上手けりゃなぁ……。とりあえず、カジノがご所望なんだな。ならちょっと待ってくれ。ラルカに案内してもらうよう取り次いでみる」
そんなわけで、アタシは移動中にもフクロウさんから教えてもらったカジノへまず向かうことにした。
課題は多いけど、楽しむところは切り替えて楽しまないと損だ。フェリアさんも少し席を外し、案内役のラルカさんに繋いでくれる。
「では私はその間、空鳥さん夫婦のご夕飯の用意をしておきます。腕によりをかけてお待ちしているので、時間になったらこちらにお戻りください」
「え? 夕飯って、洗居さんが作ってくれるの? こういうのって、給仕担当の人がするんじゃないの? 洗居さん、ウォリアールの王族になるんだよね?」
「王族になるとは言っても、私は主婦になるわけです。お料理も花嫁修業の一環として身に着けておく必要があります」
「……なんだろう。耳が痛い」
洗居さんは席に残って夕食の話をしてくれる。作ってくれるのは嬉しいけど、それってまたラルカさんの胃痛案件にならないかな?
でも、その姿勢はやはり尊敬できる。『超一流の清掃用務員』(の肩書はもう関係なさそうだけど)は伊達じゃない。
いつだってチャレンジャーとは恐れ入る。
「……安心しろ、隼。お前はただ、料理スキルが絶望的なまでに壊滅してるだけだ。練習してどうにかなる話じゃない」
「……それって慰め? どっちにしても泣いていい?」
アタシなんか、チャレンジしても壊滅した結果しか目に浮かばない。もう何回失敗したか分かんないもん。
だけど、我が家にショーちゃん農場だってできたわけだし、少しぐらいは料理もできるようにならないとね。まずは野菜を切るところから。
流石に料理スキルの限界が『カップ麺に湯を注いで三分待つ』というのはいただけない。
「あっ、そうだ。洗居さん達にお土産があったんだった」
「お土産ですか? そのスイッチがついたカプセルのようなものが?」
「これは収納カプセルね。ちょいとアタシの方で開発したんだ」
「流石は空鳥さん。私では想像もできないものを発明されますね。中身は何でしょうか?」
ここでアタシは一つ思い出した。ショーちゃんから託されていたお野菜を洗居さんにもおすそ分けするんだった。
空鳥工場印の野菜が入ったカプセルを取り出し、机の上に中身を出力してみる。
明らかに容量違いなのに出現する、ショーちゃんから受け取った野菜の数々。本当にこの技術って便利だよね。デジタル収納マジ半端ない。
ショーちゃんが新商品予定の『凄くきめ細やかなとろろになる山芋』も含めて用意してくれたので、レパートリーも豊富だ。
「野菜……ですか? どうして野菜が手土産に?」
「実は最近、我が家で工場野菜の栽培と出荷を始めてね。これらは全部それで作られたものさ」
「空鳥さん、工場、野菜栽培、出荷……。私の中でどうにも話が繋がりませんが、ありがたくいただいておきます。見た限りでも非常に質が良く、高濃度の農耕魂を感じます。本日の夕飯にも使ってみましょう」
洗居さんは少し首を傾げながらも、用意した野菜を受け取ってくれた。『農耕魂』なんて謎ワードも出てくるけど、そこは言及しないでおこう。
むしろ、ようやくアタシのよく知る洗居さんらしい一面が見れてきた。フェリアさんとの婚約でツッコミが追い付かないほど発狂してたけど、やっぱり洗居さんは洗居さんだ。
願わくば精神的にも落ち着いて、フェリアさんと幸せな家庭を築いてほしいもんだ。
「待たせて悪かったな。ラルカとも連絡が取れて、カジノへ案内できるそうだ。引率にはフクロウがついてくれるとよ」
「お? ようやくだねぇ。……てか、引率はフクロウさんなのね。あの人がカジノに行きたいだけだったりしない?」
「そこは気にすんな。俺と栗阿も一緒に行こうと思うんだが、構わねえか?」
「え? 一緒に?」
そんなこんなしていると、カジノに行くために手筈を整えていたフェリアさんも戻ってくる。
カジノとフクロウさんの組み合わせがなんだか気になるけど、それ以上に気になるのはフェリアさんの提案だ。
「洗居さんは残って夕食の準備をするって言ってたんだが?」
「え? いや、俺から栗阿には事前に『一緒に行けたら行こう』って話を通して――って、まさか……?」
「…………」
タケゾーも尋ねるは、フェリアさんと洗居さんの意見がどこかチグハグになっているこの違和感。フェリアさんも一度は首を傾げるも、すぐ何かに勘付いて洗居さんの方に目を向ける。
目線を向けられた洗居さんは顔を赤くしながら黙ってそっぽを向いてるけど、アタシもなんとなく読めてきた。
これまで見てきた壊れっぷりから予想するに、きっと洗居さんはフェリアさん絡みで緊張して――
「栗阿! お前、料理を口実に外出を拒んだだろ!? いい加減に慣れてくれよ!?」
「も、申し訳ございません……。や、やはり、フェリアと一緒に外出はハードルが……!」
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