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武神女帝編
ep438 王子様の部屋を目指そう!
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「えーっと……フェリアさんの部屋って、こっちだったっけ?」
急にフェリアさんのことが気になってしまい、タケゾーとクジャクのおばちゃんを部屋に残してアタシは一人でタワー内をうろつく。
洗居さんの件とか王族の件とかがあったからか、どうにも親近感が湧いてきたのよね。作戦待ちだけど、会って少し話す分には問題ないか。
そんなわけで、フェリアさんの私室を目指してるんだけど――
「……このタワー内部、似たような構造が多い! ここって今、どの辺!?」
――迷子になりました。はい。
統一された造形美を持った内装だけど、そのせいで自分が今どこにいるのかも分からなくなってきた。
整え過ぎたデザインというのも考え物だね。
「あっ、あそこに人がいるじゃん。もうこうなったら、おとなしく道を聞いてみよっと。すいませーん」
まさか二十歳になってまで迷子とは情けないが、なってしまったものは仕方ない。
これ以上の恥をかかないためにも、おとなしくタワー内の人に道を尋ねるとしよう。
こんなことなら思い付きで飛び出さず、クジャクのおばちゃんと一緒に来ても――
「……って、あれ? ええ!? あ、あんた達って、まさかラルカさんの部下の!?」
「そ、空色の魔女!? 何故ここに!?」
――などと考えながら近くの人に声をかけると、思いっきりアタシも知った顔の四人組が振り返ってきた。
もうこの人達とも付き合いが長い。右舷将隊と呼ばれるラルカさん直属の部下達だ。
「いやいや!? 『何故ここに』ってのはこっちのセリフなんだけど!? あんた達、ラルカさんと一緒に天鐘に味方してたんじゃないの!? それがどうしてここにいるのさ!?」
「そ、それは……」
とにかく、この四人がここにいるのは明らかにおかしい。言ってしまえば、堂々と敵陣営のど真ん中をうろついてるってことじゃんか。
フロスト博士だって滞在してるのに、本当になんでここにいるのよ? あの人に見つかったら一発アウトだよね?
「クーカカカ。そいつらは別に構わねーぞ、空鳥。どーにも天鐘に愛想を尽かせ、こっちに寝返ったみてーだ」
「フ、フロスト博士!? てか、寝返ったってマジで!?」
そんな時に限ってタイミングよく姿を見せるのは、こちらサイドの総指揮官であるフロスト博士。ただ、別に怒りを露わにする様子もない。
むしろ笑いながら語り、この四人がここにいる理由を教えてくれる。
「クジャク様がこっちについたことでチャンスと思い、天鐘に味方してた連中にも声をかけてみた。『今寝返れば、温情ある処置をしてやる』ってな具合にな。その結果、半数近くが天鐘一派から離反したってーことだ」
「……なんだか、また陰でコソコソ工作してたってわけか。本当に好きだね、そういうの」
フロスト博士って固厳首相と組んでた時にも、自らVRワールドの開発現場に乗り込んだり、SNSの情報操作で空色の魔女を炎上させたりで、裏工作が得意なのよね。
アタシはそういうの苦手だけど、味方になると頼もしいには頼もしい。タイミング的にも納得できるし、実際にこうして離反させられてるのだから大したもんだ。
「てことは、ラルカさんもこっちに戻ってくれたの?」
「い、いえ……ラルカ右舷将は――」
「どーやら、ラルカはまだ天鐘一派についてるみてーだ。牙島についても同じだ。結局、一番厄介な連中はそのままってーことだな」
「そう……なんだ」
思わずラルカさんについても期待しちゃうけど、残念なことに戻ってくれてはいない。
牙島同様、今のラルカさんは天鐘にとっての切り札だ。元五艦将コンビという護衛もいなくなり、どうにかして言いくるめて残留させたのかもしれない。
――まあ、そもそも元五艦将コンビを始末したのもラルカさんなんだけど。
「自分達の戦力を削ぐようなことはしても、自身が傘下から抜けることはないなんてね……。なんだかチグハグだし、そこまでしてラルカさんと牙島が残る意味ってあるのかな?」
「んなことは俺様も知らねーっての。敵さんの報酬的な事情までは俺様の耳にも入らねーからな。ともかく、この四人を始めとした天鐘の戦力は大幅ダウンが続いてるってーことだ。……だよなー?」
「え、ええ……。ボスのおっしゃる通りで……」
一時はかなり危なかったけど、気がつけば天鐘一派は最初とは比べ物にならないほど脅威度が落ちている。
なんだか嫌な感じでラルカさんの部下達に言葉を飛ばしつつも、その手腕はクジャクのおばちゃんも認めた通りってことか。
まるでお手本のような情報戦による敵戦力の削減。アタシには無理、絶対無理。そういうの苦手な自覚はあるし。
「とはいえ、まだラルカさんと牙島が残ってるなら油断はできないよね。そこはフロスト博士にも作戦はあるの?」
「あー、あるぞ。そのことで話もしてーから、丁度オメーを呼びに行こうとしてたところだ。フェリア様の部屋で話をするから来てくれ」
「それはアタシとしても助かるや。……実はさっきまでフェリアさんの部屋に行こうとして、ずっと迷子だったのよね」
「……オメー、仮に王族に戻ってても生活できたか怪しーな。まー、俺様についてこい。案内してやる」
ともかく、話自体はいい方向に進みつつある。アタシにも何かしらの役目があるっぽいし、余計に悩んでる暇もない。
本来の目的とは違う形だけど、向かうはフェリアさんの部屋。そこが作戦会議室ってことね。
一応は王家の血を引くアタシを呼んでる辺り、重大な話になりそうな予感はする。こうなったら、今はラルカさん達を止めるのが最優先だ。
「空色の魔女……いや、空鳥 隼様。どうか、ラルカ右舷将のことをお願いします……」
「……え? へ?」
ただ、フロスト博士の後ろをついて歩こうとするアタシの耳へボソリと呟きが入り込んだのが気になる。
ラルカさんの部下の一人がすれ違いざまに口にした『お願いします』という言葉。これって、どういう意味なんだろ?
あんまり痛めつけないでほしいとか? 気持ちは分かるけど、逆にアタシの方が痛めつけられそうな気もする。
あの人、また何かしらの策略は用意してるだろうから、部下がいなくなっても全くもって油断できる相手ではない。
――それでも、心のどこかに奇妙なものが引っかかる。アタシだってできることなら、あの人と敵対するのは避けたかったからね。
「……あれ? フロスト博士、これって……エレベーター?」
「あー、そーだ。エレベーターだ」
気にはなりつつも、アタシはフロスト博士と一緒に歩みを進める。これでフェリアさんの部屋に行けるんだけど、何故か部屋の扉ではなくエレベーターの前で立ち止まる。
別にフェリアさんの部屋がエレベーター直通とかじゃなかったし、もしかして――
「アタシ……階層から間違えてた?」
「今更気づいたってーのか、バーカ」
急にフェリアさんのことが気になってしまい、タケゾーとクジャクのおばちゃんを部屋に残してアタシは一人でタワー内をうろつく。
洗居さんの件とか王族の件とかがあったからか、どうにも親近感が湧いてきたのよね。作戦待ちだけど、会って少し話す分には問題ないか。
そんなわけで、フェリアさんの私室を目指してるんだけど――
「……このタワー内部、似たような構造が多い! ここって今、どの辺!?」
――迷子になりました。はい。
統一された造形美を持った内装だけど、そのせいで自分が今どこにいるのかも分からなくなってきた。
整え過ぎたデザインというのも考え物だね。
「あっ、あそこに人がいるじゃん。もうこうなったら、おとなしく道を聞いてみよっと。すいませーん」
まさか二十歳になってまで迷子とは情けないが、なってしまったものは仕方ない。
これ以上の恥をかかないためにも、おとなしくタワー内の人に道を尋ねるとしよう。
こんなことなら思い付きで飛び出さず、クジャクのおばちゃんと一緒に来ても――
「……って、あれ? ええ!? あ、あんた達って、まさかラルカさんの部下の!?」
「そ、空色の魔女!? 何故ここに!?」
――などと考えながら近くの人に声をかけると、思いっきりアタシも知った顔の四人組が振り返ってきた。
もうこの人達とも付き合いが長い。右舷将隊と呼ばれるラルカさん直属の部下達だ。
「いやいや!? 『何故ここに』ってのはこっちのセリフなんだけど!? あんた達、ラルカさんと一緒に天鐘に味方してたんじゃないの!? それがどうしてここにいるのさ!?」
「そ、それは……」
とにかく、この四人がここにいるのは明らかにおかしい。言ってしまえば、堂々と敵陣営のど真ん中をうろついてるってことじゃんか。
フロスト博士だって滞在してるのに、本当になんでここにいるのよ? あの人に見つかったら一発アウトだよね?
「クーカカカ。そいつらは別に構わねーぞ、空鳥。どーにも天鐘に愛想を尽かせ、こっちに寝返ったみてーだ」
「フ、フロスト博士!? てか、寝返ったってマジで!?」
そんな時に限ってタイミングよく姿を見せるのは、こちらサイドの総指揮官であるフロスト博士。ただ、別に怒りを露わにする様子もない。
むしろ笑いながら語り、この四人がここにいる理由を教えてくれる。
「クジャク様がこっちについたことでチャンスと思い、天鐘に味方してた連中にも声をかけてみた。『今寝返れば、温情ある処置をしてやる』ってな具合にな。その結果、半数近くが天鐘一派から離反したってーことだ」
「……なんだか、また陰でコソコソ工作してたってわけか。本当に好きだね、そういうの」
フロスト博士って固厳首相と組んでた時にも、自らVRワールドの開発現場に乗り込んだり、SNSの情報操作で空色の魔女を炎上させたりで、裏工作が得意なのよね。
アタシはそういうの苦手だけど、味方になると頼もしいには頼もしい。タイミング的にも納得できるし、実際にこうして離反させられてるのだから大したもんだ。
「てことは、ラルカさんもこっちに戻ってくれたの?」
「い、いえ……ラルカ右舷将は――」
「どーやら、ラルカはまだ天鐘一派についてるみてーだ。牙島についても同じだ。結局、一番厄介な連中はそのままってーことだな」
「そう……なんだ」
思わずラルカさんについても期待しちゃうけど、残念なことに戻ってくれてはいない。
牙島同様、今のラルカさんは天鐘にとっての切り札だ。元五艦将コンビという護衛もいなくなり、どうにかして言いくるめて残留させたのかもしれない。
――まあ、そもそも元五艦将コンビを始末したのもラルカさんなんだけど。
「自分達の戦力を削ぐようなことはしても、自身が傘下から抜けることはないなんてね……。なんだかチグハグだし、そこまでしてラルカさんと牙島が残る意味ってあるのかな?」
「んなことは俺様も知らねーっての。敵さんの報酬的な事情までは俺様の耳にも入らねーからな。ともかく、この四人を始めとした天鐘の戦力は大幅ダウンが続いてるってーことだ。……だよなー?」
「え、ええ……。ボスのおっしゃる通りで……」
一時はかなり危なかったけど、気がつけば天鐘一派は最初とは比べ物にならないほど脅威度が落ちている。
なんだか嫌な感じでラルカさんの部下達に言葉を飛ばしつつも、その手腕はクジャクのおばちゃんも認めた通りってことか。
まるでお手本のような情報戦による敵戦力の削減。アタシには無理、絶対無理。そういうの苦手な自覚はあるし。
「とはいえ、まだラルカさんと牙島が残ってるなら油断はできないよね。そこはフロスト博士にも作戦はあるの?」
「あー、あるぞ。そのことで話もしてーから、丁度オメーを呼びに行こうとしてたところだ。フェリア様の部屋で話をするから来てくれ」
「それはアタシとしても助かるや。……実はさっきまでフェリアさんの部屋に行こうとして、ずっと迷子だったのよね」
「……オメー、仮に王族に戻ってても生活できたか怪しーな。まー、俺様についてこい。案内してやる」
ともかく、話自体はいい方向に進みつつある。アタシにも何かしらの役目があるっぽいし、余計に悩んでる暇もない。
本来の目的とは違う形だけど、向かうはフェリアさんの部屋。そこが作戦会議室ってことね。
一応は王家の血を引くアタシを呼んでる辺り、重大な話になりそうな予感はする。こうなったら、今はラルカさん達を止めるのが最優先だ。
「空色の魔女……いや、空鳥 隼様。どうか、ラルカ右舷将のことをお願いします……」
「……え? へ?」
ただ、フロスト博士の後ろをついて歩こうとするアタシの耳へボソリと呟きが入り込んだのが気になる。
ラルカさんの部下の一人がすれ違いざまに口にした『お願いします』という言葉。これって、どういう意味なんだろ?
あんまり痛めつけないでほしいとか? 気持ちは分かるけど、逆にアタシの方が痛めつけられそうな気もする。
あの人、また何かしらの策略は用意してるだろうから、部下がいなくなっても全くもって油断できる相手ではない。
――それでも、心のどこかに奇妙なものが引っかかる。アタシだってできることなら、あの人と敵対するのは避けたかったからね。
「……あれ? フロスト博士、これって……エレベーター?」
「あー、そーだ。エレベーターだ」
気にはなりつつも、アタシはフロスト博士と一緒に歩みを進める。これでフェリアさんの部屋に行けるんだけど、何故か部屋の扉ではなくエレベーターの前で立ち止まる。
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