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第18話
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二十階のオフィスからでも土砂降りだとわかるくらい、窓を激しく叩きつける雨音が聴こえる。
梅雨の時期だからにしても激しすぎる。今日は洗濯をサボって正解だ……褒められることじゃないけど。
本当にすごい雨。雨というより滝? まるで何かを流しているみたい。
ぐちゃぐちゃな私の頭の中も洗い流してくれないかな?
雨を見てこんなことを思うなんて、相当弱ってる。
それは、知らない男性の名前が書かれた手帳と迂闊に読んでしまった日記のせいだ。
あの後、日記は紙袋に包んでその上からガムテープでぐるぐる巻にした。間違ってももう二度と開いたりしないように。
そのぐるぐる巻は、私の鞄の中にある。
捨ててしまおうと思った。だけど、マンションのゴミ集積所に持っていく気にはなれなかった。捨ててしまえばスッキリするのかもしれない。でも、これからゴミを捨てに行く度に、きっと私は自分を苦々しく思ってしまう。私は都合の悪いことから逃げたんだ、と。
とは言うものの、マンションに置いて置くのも落ち着かなくて、こんな半端なことをしている。日記をどうするつもりかは決めかねている。ただ、これだけは言える。
もう日記は読まない。
私が知らない時期の私の闇に触れて、いちいちシンクロしていたらおかしくなってしまう。
記憶がないんだから、今の私とは無関係と割り切ればいいのかもしれない。だけど、それは無理だ。
覚えていようがいまいが、事実は事実。記憶喪失は免罪符にはならない。
だからと言って、今の私にできることはない。
広岡に謝罪したところで、三年も前に壊れた人間関係を修復するのは不可能だ。記憶のない私に謝られても困惑するだけだろうし……。
タカノリのことだってそうだ。
手がかりがない以上、私から会いに行くことはできない。タカノリが私に対して今も気持ちを残しているなら、何らかのアクションを起こすはずだ。会いに来たり、電話したり、メールしたり……手段は色々ある。
でも、タカノリからは何もない。ということはタカノリにとって、谷崎つぐみは過去の人間になったということ。
そんな人間が彼を追いかけたところで迷惑なだけだ。谷崎つぐみさんがどう思おうが、タカノリに関することで動く気はない。
今の私は、彼が新しい相手と幸せな生活を送っていることをただ願うだけだ。
それにしても……気が重い。
今日、谷崎さんが出張から帰ってくる。今、私を憂鬱にさせているのがそれだ。
谷崎さんの前で、どんな顔すればいいのだろう。
記憶がないからと言って、都合の悪いことを隠して、何食わぬ顔で谷崎さんとの生活を続けていっていいはずがない。
谷崎つぐみさんは不倫していながら、谷崎さんの前でどんな顔をしていたのだろう。普通の顔をしていたのかな?
だとしたら、凄くムカつく。事情を知らない私がこんなに罪悪感を抱えているのに……。
あっ、また間違えた。プリントアウトした書類を見て心の中で舌打ちをする。
天気のせいか私の気持ちのせいなのか、今日はいつもより仕事の能率が落ちている気がする。自分の気持ちがどうであれ、仕事に支障はきたさない。それが私の自慢なのに、今日は頭が働かない。
何回目? 二〇〇X年って入力するの。最近はなかったのに……。まだ、気づいているからいい。これをそのまま通してしまったら、洒落になれない。
ダメだ……。
パソコンをロックし、休憩室に向かった。
自動販売機でブラックコーヒーを買い、一番奥の席に腰掛ける。どんよりした空を眺めながら、見るからに苦そうな色をした液体を喉に流し込む。
苦い……。
わかって買ったけど、おいしくない。
普段はブラックなんて飲まないけど、ミスが続いた時や気持ちを切り替えないといけない時にはこの苦味が効く。
まずは仕事、目の前の仕事、とにかくそこから……。心の中で呪文のように何度も唱える。
呪文が効いたかはわからないけど、頭の中が心なしかスッキリしたような気がする。
じゃあ、仕事に戻ろうと立ち上がりかけた時、休憩室の入り口から人が入ってくる気配がした。
誰だ? と思ったのは一瞬。
聞こえてくる話し声の大きさでわかった。うちの課の女性社員三人だ。
今日は林田課長は不在……ってことは、今は三時四十分くらいか。確認がてら、腕時計を見たらあたっているので、失笑してしまう。
三年前からそうだったけど、彼女達は三時になるとそろっていなくなる。打ち合わせと称して、一階にあるコーヒーショップでお茶しているのだ。林田課長がいる時は早めに帰ってくるけど、不在の時の場合、三十分は戻ってこない。
佐々木課長の時は、一時間は帰ってこなかった。あの頃を思えばマシになっているけど、優雅なことでと嫌味を言いたくなる。
あの三人がいるってことは、姫島さんが一人で電話対応とかしているはずだ。さっさと戻らなきゃ──そう思ったのに、彼女達の会話の中に私が登場し始めたので身動きが取れなくなった。
「何か、柏原が戻ってきてから疲れるよね」
「ホントですよ」
「記憶喪失だからってボケてるかと思ったら、きちんと仕事しちゃってさ……おかげで林田と姫島がうざい」
「きちんと仕事しろ感が半端ないよね」
「やってるつーの」
……仕事中にブログの更新をしていたり、会社の備品の付箋にくだらないことを書いて回し合っているのをきちんと仕事していると言うのかと心の中でつっこむ。「おしゃべりな付箋だから破棄しなきゃ」とシュレッダーをかけていたことも知っているぞ! でも、今はそんなことどうでもいい。あと一時間戻って来なくたっていいから、場所を変えてくれないかな? 出るに出られない。
「って言うか、何で柏原が復帰できるんですか? 記憶飛んでる人間使うって、うちの会社バカ過ぎる」
今度は私の悪口か。ますます出られない。彼女達のサボりに付き合いたくはない。でも、出ていくのもな……なんて逡巡している私のことなどお構いなく、悪口は続く。聞くもんかって思うのに、耳は彼女達の会話を聞き取ろうと反応してしまう。
「それは谷崎課長の力じゃない? 独身だったら首切ってるでしょ」
「やっぱ、そうか。でも、柏原って林田にも気に入られてたじゃん」
「ああ、契約社員にしておくのは惜しいってよく言ってますよね」
「確かに……でも、柏原にはその気がないから、谷崎課長に説得しろってこの間言ってたわ」
「谷崎課長か林田の力か……どっちにしろ、あざとい」
「ほーんと。谷崎課長の趣味も謎ですよ。あんな女のどこがいいんだか」
色々、余計なお世話だ! って言いたい。
けど、今の私には言い返せない。私だって谷崎つぐみさんってあざといなーって思うし。
「案外、仮面夫婦だったりして」
「えー、それはちょっと……」
「でもさぁ……私、前から思ってたんだけど、あの二人って夫婦の匂いしなくない?」
「言われてみるとそうかも。うちの会社って社内結婚多いけど、他の人達からは夫婦感漂ってるもんね」
「そうなのよ。それに、妻が記憶喪失だったら当然、夜の生活とかないわけでしょ? 普通の旦那だったら、欲求不満をこじらせてるはずじゃない?」
「確かにー」
「でもさ、谷崎課長、何も変わってないじゃん。ってことは?」
「元々、レス」
「ビンゴ!」
「他所に相手がいるか、その手の欲がないかだよね」
「私はその手の欲がないだと思うな。なんか、あの人って見かけからして草食系じゃん?」
「確かに」
「そうよね。地味だけど顔は悪くないし、身長も高いし、最年少で課長になるくらい仕事もできる。それなりの物件なんだから、もっと若くてピチピチした子でも選べたでしょうよ。なのに、三十路間近のあんな鶏ガラみたいなのを選んだってことは、その手の欲がないのよ。出汁だけで十分みたいな? まあその分、余計な餌をあげなくていいから楽みたいな?」
「その喩えちょーウケるんですけど」
休憩室の奥に私がいるなんて知らない彼女達は、私達のことを面白おかしく想像してバカ笑いを繰り広げている。
こういう時、普通は怒るべきなんだろう。
けど、そんな感情は湧いてこない。
今の私と谷崎さんが夫婦の匂いがしないのは当たり前だ。でも、それ以前からそうじゃなかったなんて……。元々、クッション一個分の距離だったってこと?
仮面夫婦って言うのも、あながち間違っていないのかも。少なくても私は谷崎さんのことを大事に思っていなかった? だから、タカノリという別の男の人に走った? だとしたら……。
「あーおかしい。そろそろ戻ろっか。姫島がうざいしね」
「そうですね」
「柏原の顔見ても笑わないようにね」
「やだーそれって笑えってことじゃないですか」
私達をネタにバカ話をしていた彼女達は気が済んだのか、休憩室を出ていった。それにしても、時間がもったいない。戻ってから、気合入れて仕事しないと。
「……っ」
休憩室から出ていこうとした時、刺すような視線を感じた。そろりと視線の方を見てみる。
近江さん。
多分、いや絶対に私のことを嫌いな近江さん。彼女の視線には慣れていたはずだけど、今日は一段とキツイ気がする。この子には必要以上に近づかないようにしていたのに、こんなところで出くわすとは、今日はツイてない。
さっさとこの場所から立ち去ろう。彼女のことは無視して、通り過ぎようとした。それなのに彼女は私を呼び止めた。
「柏原さん、ちょっといいですか?」
梅雨の時期だからにしても激しすぎる。今日は洗濯をサボって正解だ……褒められることじゃないけど。
本当にすごい雨。雨というより滝? まるで何かを流しているみたい。
ぐちゃぐちゃな私の頭の中も洗い流してくれないかな?
雨を見てこんなことを思うなんて、相当弱ってる。
それは、知らない男性の名前が書かれた手帳と迂闊に読んでしまった日記のせいだ。
あの後、日記は紙袋に包んでその上からガムテープでぐるぐる巻にした。間違ってももう二度と開いたりしないように。
そのぐるぐる巻は、私の鞄の中にある。
捨ててしまおうと思った。だけど、マンションのゴミ集積所に持っていく気にはなれなかった。捨ててしまえばスッキリするのかもしれない。でも、これからゴミを捨てに行く度に、きっと私は自分を苦々しく思ってしまう。私は都合の悪いことから逃げたんだ、と。
とは言うものの、マンションに置いて置くのも落ち着かなくて、こんな半端なことをしている。日記をどうするつもりかは決めかねている。ただ、これだけは言える。
もう日記は読まない。
私が知らない時期の私の闇に触れて、いちいちシンクロしていたらおかしくなってしまう。
記憶がないんだから、今の私とは無関係と割り切ればいいのかもしれない。だけど、それは無理だ。
覚えていようがいまいが、事実は事実。記憶喪失は免罪符にはならない。
だからと言って、今の私にできることはない。
広岡に謝罪したところで、三年も前に壊れた人間関係を修復するのは不可能だ。記憶のない私に謝られても困惑するだけだろうし……。
タカノリのことだってそうだ。
手がかりがない以上、私から会いに行くことはできない。タカノリが私に対して今も気持ちを残しているなら、何らかのアクションを起こすはずだ。会いに来たり、電話したり、メールしたり……手段は色々ある。
でも、タカノリからは何もない。ということはタカノリにとって、谷崎つぐみは過去の人間になったということ。
そんな人間が彼を追いかけたところで迷惑なだけだ。谷崎つぐみさんがどう思おうが、タカノリに関することで動く気はない。
今の私は、彼が新しい相手と幸せな生活を送っていることをただ願うだけだ。
それにしても……気が重い。
今日、谷崎さんが出張から帰ってくる。今、私を憂鬱にさせているのがそれだ。
谷崎さんの前で、どんな顔すればいいのだろう。
記憶がないからと言って、都合の悪いことを隠して、何食わぬ顔で谷崎さんとの生活を続けていっていいはずがない。
谷崎つぐみさんは不倫していながら、谷崎さんの前でどんな顔をしていたのだろう。普通の顔をしていたのかな?
だとしたら、凄くムカつく。事情を知らない私がこんなに罪悪感を抱えているのに……。
あっ、また間違えた。プリントアウトした書類を見て心の中で舌打ちをする。
天気のせいか私の気持ちのせいなのか、今日はいつもより仕事の能率が落ちている気がする。自分の気持ちがどうであれ、仕事に支障はきたさない。それが私の自慢なのに、今日は頭が働かない。
何回目? 二〇〇X年って入力するの。最近はなかったのに……。まだ、気づいているからいい。これをそのまま通してしまったら、洒落になれない。
ダメだ……。
パソコンをロックし、休憩室に向かった。
自動販売機でブラックコーヒーを買い、一番奥の席に腰掛ける。どんよりした空を眺めながら、見るからに苦そうな色をした液体を喉に流し込む。
苦い……。
わかって買ったけど、おいしくない。
普段はブラックなんて飲まないけど、ミスが続いた時や気持ちを切り替えないといけない時にはこの苦味が効く。
まずは仕事、目の前の仕事、とにかくそこから……。心の中で呪文のように何度も唱える。
呪文が効いたかはわからないけど、頭の中が心なしかスッキリしたような気がする。
じゃあ、仕事に戻ろうと立ち上がりかけた時、休憩室の入り口から人が入ってくる気配がした。
誰だ? と思ったのは一瞬。
聞こえてくる話し声の大きさでわかった。うちの課の女性社員三人だ。
今日は林田課長は不在……ってことは、今は三時四十分くらいか。確認がてら、腕時計を見たらあたっているので、失笑してしまう。
三年前からそうだったけど、彼女達は三時になるとそろっていなくなる。打ち合わせと称して、一階にあるコーヒーショップでお茶しているのだ。林田課長がいる時は早めに帰ってくるけど、不在の時の場合、三十分は戻ってこない。
佐々木課長の時は、一時間は帰ってこなかった。あの頃を思えばマシになっているけど、優雅なことでと嫌味を言いたくなる。
あの三人がいるってことは、姫島さんが一人で電話対応とかしているはずだ。さっさと戻らなきゃ──そう思ったのに、彼女達の会話の中に私が登場し始めたので身動きが取れなくなった。
「何か、柏原が戻ってきてから疲れるよね」
「ホントですよ」
「記憶喪失だからってボケてるかと思ったら、きちんと仕事しちゃってさ……おかげで林田と姫島がうざい」
「きちんと仕事しろ感が半端ないよね」
「やってるつーの」
……仕事中にブログの更新をしていたり、会社の備品の付箋にくだらないことを書いて回し合っているのをきちんと仕事していると言うのかと心の中でつっこむ。「おしゃべりな付箋だから破棄しなきゃ」とシュレッダーをかけていたことも知っているぞ! でも、今はそんなことどうでもいい。あと一時間戻って来なくたっていいから、場所を変えてくれないかな? 出るに出られない。
「って言うか、何で柏原が復帰できるんですか? 記憶飛んでる人間使うって、うちの会社バカ過ぎる」
今度は私の悪口か。ますます出られない。彼女達のサボりに付き合いたくはない。でも、出ていくのもな……なんて逡巡している私のことなどお構いなく、悪口は続く。聞くもんかって思うのに、耳は彼女達の会話を聞き取ろうと反応してしまう。
「それは谷崎課長の力じゃない? 独身だったら首切ってるでしょ」
「やっぱ、そうか。でも、柏原って林田にも気に入られてたじゃん」
「ああ、契約社員にしておくのは惜しいってよく言ってますよね」
「確かに……でも、柏原にはその気がないから、谷崎課長に説得しろってこの間言ってたわ」
「谷崎課長か林田の力か……どっちにしろ、あざとい」
「ほーんと。谷崎課長の趣味も謎ですよ。あんな女のどこがいいんだか」
色々、余計なお世話だ! って言いたい。
けど、今の私には言い返せない。私だって谷崎つぐみさんってあざといなーって思うし。
「案外、仮面夫婦だったりして」
「えー、それはちょっと……」
「でもさぁ……私、前から思ってたんだけど、あの二人って夫婦の匂いしなくない?」
「言われてみるとそうかも。うちの会社って社内結婚多いけど、他の人達からは夫婦感漂ってるもんね」
「そうなのよ。それに、妻が記憶喪失だったら当然、夜の生活とかないわけでしょ? 普通の旦那だったら、欲求不満をこじらせてるはずじゃない?」
「確かにー」
「でもさ、谷崎課長、何も変わってないじゃん。ってことは?」
「元々、レス」
「ビンゴ!」
「他所に相手がいるか、その手の欲がないかだよね」
「私はその手の欲がないだと思うな。なんか、あの人って見かけからして草食系じゃん?」
「確かに」
「そうよね。地味だけど顔は悪くないし、身長も高いし、最年少で課長になるくらい仕事もできる。それなりの物件なんだから、もっと若くてピチピチした子でも選べたでしょうよ。なのに、三十路間近のあんな鶏ガラみたいなのを選んだってことは、その手の欲がないのよ。出汁だけで十分みたいな? まあその分、余計な餌をあげなくていいから楽みたいな?」
「その喩えちょーウケるんですけど」
休憩室の奥に私がいるなんて知らない彼女達は、私達のことを面白おかしく想像してバカ笑いを繰り広げている。
こういう時、普通は怒るべきなんだろう。
けど、そんな感情は湧いてこない。
今の私と谷崎さんが夫婦の匂いがしないのは当たり前だ。でも、それ以前からそうじゃなかったなんて……。元々、クッション一個分の距離だったってこと?
仮面夫婦って言うのも、あながち間違っていないのかも。少なくても私は谷崎さんのことを大事に思っていなかった? だから、タカノリという別の男の人に走った? だとしたら……。
「あーおかしい。そろそろ戻ろっか。姫島がうざいしね」
「そうですね」
「柏原の顔見ても笑わないようにね」
「やだーそれって笑えってことじゃないですか」
私達をネタにバカ話をしていた彼女達は気が済んだのか、休憩室を出ていった。それにしても、時間がもったいない。戻ってから、気合入れて仕事しないと。
「……っ」
休憩室から出ていこうとした時、刺すような視線を感じた。そろりと視線の方を見てみる。
近江さん。
多分、いや絶対に私のことを嫌いな近江さん。彼女の視線には慣れていたはずだけど、今日は一段とキツイ気がする。この子には必要以上に近づかないようにしていたのに、こんなところで出くわすとは、今日はツイてない。
さっさとこの場所から立ち去ろう。彼女のことは無視して、通り過ぎようとした。それなのに彼女は私を呼び止めた。
「柏原さん、ちょっといいですか?」
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