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大沢幹②
しおりを挟む「ねぇ。やめっててば、お願い、ねぇ、ねぇってば、やめてって、ねぇ、本当、お願いします、やめてください・・・」
涙混じりに訴えられても、私が服の上から幹さんの身体を触る手は止まらず、首から鎖骨、胸、腰、お腹、太ももと、両手で上から下まで丁寧に撫でていく。
「ねぇ、やだっ、やっ、やっ、やめてっ、やっやめて」
膝から再び両手を上昇させ、スカートの中に手を侵入させヘソの辺りに手を持っていくと、何を思ったのか幹さんは一層悲哀のこもった声をだす。
「ひっ、やっ。あぁっ」
幹さんの震える声を楽しみながら、両の手をパンツの上部分とお腹の境界を沿うように動かし、腰から背中へと手を回していき、小さなお尻へ手を進めていく。
柱が邪魔で全体を楽しむことはできないが、掌に収まるんじゃないかというくらい小ぶりなお尻は柔らかさと弾力性を兼ね備えていて、その感触だけで幸せに包まれてしまいそうだ。
「ねぇ、もうやめてよ」
お尻の感触を楽しむ私に対し、幹さんは首を精一杯横に向けて懇願してくる。散々身体をまさぐられたからか、最初の頃のような強気な口調は失われて弱々しい。
両手を再びお腹側に回し、そこから内腿へと手を動かす。ヒッという短い悲鳴が幹さんの口からこぼれ、身体がガクガクと震えている。
内腿のショーツに触れるか触れないかという瀬戸際を人差し指で沿っていき、肝心な部分には触らずに、ショーツの形をなぞるように指を這わせる。
幹さんの身体は過度に強張っていて、指から皮膚の下の硬直した筋肉の存在を感じることができる。
下腹部まで両手を戻すと、そこからゆっくりと焦らすように両の人差し指をショーツの中に侵入させる。
「ひっ、ひっ。ひっ、ひぃ、ひぃ」
もはや過呼吸気味になり、言葉を形成できず、声だけが幹さんの口から漏れる。
「ねぇ」
第二関節まで指を入れたところで指の動きを止める。中心部まであと少し。
そんなギリギリに指を置いて幹さんの耳に囁きかける。
「ここ、使ったことある?」
人差し指をその場でトントンと動かし、聞く。
「え・・・」
どういうことかわからないという顔を一瞬してから何かを思いついたのか、急いで頭を強く横に振る。まるでその答えが私の行為を止めると思い込んでいるかのように。
「そっか・・・」
私はショーツから指を抜く、その動きに幹さんの身体が安心感を得たように束の間弛緩する。
「じゃあ、確かめるね」
言うが早いか、素早く幹さんの正面に立ち、ショーツをズルッと下げた。
は膝にシュシュのようにくるまったショーツは淡い紫色で、色がはっきりしないところが大人になりきれていない彼女自身を表しているように思えた。
「いや゛っ」
幹さんスカートをめくり、秘部を露わにした瞬間だった。
これまでになくはっきりと大きな拒絶の声を幹さんは発し、何かが切れたかのように言葉を並べ立てる。
「絶対、絶対に警察に言ってやる、それ以上手ェ出したら絶対許さないから、絶対言ってやる。お前なんか犯罪者だ、この犯罪者、やめろ、絶対やめろ、ふざけんな、お前、絶対、ぜっ、やっめろよ、なぁ、」
呂律が回らなくなりながらも、ありったけの言葉を私に投げかける。しかし彼女の必死さは悲しくも私に興奮しか与えない。
少しでも抵抗しようと揺れる内腿を私は両手でがっつり掴み、親指で幹さんの秘部を拡げる。
「や゛め゛ろ゛っ゛て゛―゛――」
渾身の大声も、露わになった綺麗な秘部に目を奪われている私の耳には届かない。
吸い込まれるように私は幹さんの秘部に口を近づける。膣口に舌を入れ、周辺を舐め上げ、未発達なクリトリスを口に含む。母乳を吸う乳児のように無様な姿の幹さんの秘部を蹂躙していく。
「う゛っ、う゛っ、う゛っ、うう」
生力を吸われたかのように幹さんから抵抗する力は失われていた。部屋には私が秘部を舐める音と幹さんが呻くように泣く声が虚しく響いた。
「んんっ」
長い時間、私の舌と口に犯された幹さんの秘部は明らかに幹さん自身から漏れた液体も混ざっていて、妖艶に光っている。
幹さんは今や、嫌が応にも感じてしまう身体に抵抗するように口を真一文字に結び、目をギュッと瞑っているがそれでも官能的な声が時折出てきていて、頬も赤みを差している。
私は秘部から名残惜しくも口を離すと、幹さんは目を開け私を見下ろす。その目は欲に溺れていて、性の発散を渇望している。
「感じてるの?」
私が挑発するように薄く笑いながら聞くと、幹さんの目は睨もうとする努力をするが、紅潮した顔でするその表情はむしろ煽情的だ。
「あっ、んっ、んっ、あっ、あっ、あっ、はあんっ、あぁぁ、あ、あ、あ……」
小一時間、私に指で、口で、舌で、秘部を蹂躙され続け幹さんはその間、3度の絶頂を迎え、ずっと立ちっぱなし、叫びっぱなしで、体力も限界がきていていたのか、ついに気絶してしまった。
私は気絶した幹の身体を縛っていた縄から解放し、服を脱がせて布団に仰向けに寝かせた。まだ興奮が収まってない身体は気絶しながらも赤みを保ち、荒い息を吐いている。
私は幹の秘部に私自身の反りたったソレをあてがって、幹の秘部を擦ったり、小さく整った乳房を弄ったりしながら幹が起きるのを待った。
30分くらい経ってモゾモゾと幹は身体を動かし、薄く目を開けた。リセットされたような無垢な表情で私を見る。
その瞬間、幹が状況を理解しかけた途端、私はソレを一気に幹へと突き入れた。
「あ、あ゛あ゛あ゛――――――」
幹に訪れたのは驚きなのか、痛みなのか、快感なのか。どれともとれる叫びを上げて幹は身体を思いっきり反る。
「はっ、はっ、はっ」
挿れた勢いそのままに、私は激しく腰を揺らす。快感が私の息を荒くさせる。幹は目を見開き、私を見つめ、手を私の身体に伸ばすが、その手は私の動きを止める力を持っていない。
「ひっ、や、やだっ、あ、んっ、あんっ、あ、も、だめっ、いやだ、あっ、あっ」
拒否と快楽が交互に幹の口から放たれる。涙が溢れた目は絶望に染まっているのに、だらしなく開けられた口は赤みを増していて、ダラダラと涎を垂らし欲に溺れている。
秘部は鮮血を垂らしながら、愛液に溢れ、ジュプジュプと音を鳴らす。
相反的な幹の身体を一途な私の想いが突き抜く。
「出すよ」
動きを弱めて、幹の耳に囁くと間髪いれずに律動を乱暴に早める。
「ひゃっ、な、だ、やっ、あっ、あっ、あっ、だ、やんっ、んっー、だっめっ、い、いっ、いっやっ、な、な、な、な、なか、や、や、あっ、もっ、あ゛、あ゛、あ゛、あ゛っーーーーーーー」
私は欲望を幹の奥深くに放ち、私と幹は同時に性の最高点に達した。
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