68 / 83
Bloody hood A
日常への侵食
しおりを挟む
「マリィ、この写真を見てください。こいつの顔と見比べてください...ね、似てないでしょう?」
マリィは写真を食い入るように見つめてから、月を見て、
「この人じゃないの?」
なんて言ってきます。
そろそろ本気で頭ぶっ叩いてもいいかなぁと思い始めました。
だって先輩とこの女は似ても似つかない存在なのに。
なのに一緒にされることに腹が立っています。
僕の大切な人を愚弄しないで欲しいのです。
首を捻りながらマリィは唸って、しばらく経つとようやく理解してくれたのか、月を引き離すのを手伝ってくれました。
「月、これはどう言う状況ですか?」
「私もさっぱりわからないけど」
頭を抱えてしゃがみ込みたくなりました。
わからないって言ったって絶対原因は月です。
間違いありません。
あぁもう何でこんなことに...
なんて思っていれば、月が僕の肩を叩いて、
「ドンマイ」
なんて言ってきたので思いっきり殴りました。
全力を込めてぶん殴ったのに本人は涼しげな顔をして、さもなにもなかったかのように振る舞う物なので余計イラッとしました。
はぁ、隕石がこいつの頭に直撃すればいいのに。
隕石ならばこいつを殺す事ができるだろうか。
今や思念体と化した呪いの源を。
多分不可能だろうな、なんて思った。
だって隕石は形あるものしか破壊できないし、仮に今降って来られても僕は先輩を守らなくちゃいけないから面倒だし、笑顔でその場に立っていそうな気がするから嫌だと思いました。
「とりあえず...この人は本当に別人なのよね?」
「そうですよ、というか負けないとか言っていた癖して何初っ端からためらっているんですか。チキンですか?」
言いすぎたかもなんて一瞬思ったがそれくらい言っても別に大丈夫か、なんて思い直します。
だって僕が被害に遭ってますし何より僕だったら、先輩をそんな目に合わせようとする奴らを容赦なく処分しますし。
そこに思いやりやら躊躇なんて一切存在しません。
というかそれらって存在しても良いのですかね。
僕達の愛の前には消え去るべきだと思うのです。
マリィはマリィで何か言い訳を言おうとして、言えなくて、みたいな感じで繰り返して何やら慌てています。
そんなマリィの姿を一瞥して、ふん、と言いました。
やっぱりなにも言えないんじゃないですか。
その程度でよくあんなに啖呵が切れましたね。
やっぱり僕は先輩以外を好きになることは無さそうです。
先輩以外みんな色褪せて見えるのもあるし、何より釣り合わないから。
マリィは写真を食い入るように見つめてから、月を見て、
「この人じゃないの?」
なんて言ってきます。
そろそろ本気で頭ぶっ叩いてもいいかなぁと思い始めました。
だって先輩とこの女は似ても似つかない存在なのに。
なのに一緒にされることに腹が立っています。
僕の大切な人を愚弄しないで欲しいのです。
首を捻りながらマリィは唸って、しばらく経つとようやく理解してくれたのか、月を引き離すのを手伝ってくれました。
「月、これはどう言う状況ですか?」
「私もさっぱりわからないけど」
頭を抱えてしゃがみ込みたくなりました。
わからないって言ったって絶対原因は月です。
間違いありません。
あぁもう何でこんなことに...
なんて思っていれば、月が僕の肩を叩いて、
「ドンマイ」
なんて言ってきたので思いっきり殴りました。
全力を込めてぶん殴ったのに本人は涼しげな顔をして、さもなにもなかったかのように振る舞う物なので余計イラッとしました。
はぁ、隕石がこいつの頭に直撃すればいいのに。
隕石ならばこいつを殺す事ができるだろうか。
今や思念体と化した呪いの源を。
多分不可能だろうな、なんて思った。
だって隕石は形あるものしか破壊できないし、仮に今降って来られても僕は先輩を守らなくちゃいけないから面倒だし、笑顔でその場に立っていそうな気がするから嫌だと思いました。
「とりあえず...この人は本当に別人なのよね?」
「そうですよ、というか負けないとか言っていた癖して何初っ端からためらっているんですか。チキンですか?」
言いすぎたかもなんて一瞬思ったがそれくらい言っても別に大丈夫か、なんて思い直します。
だって僕が被害に遭ってますし何より僕だったら、先輩をそんな目に合わせようとする奴らを容赦なく処分しますし。
そこに思いやりやら躊躇なんて一切存在しません。
というかそれらって存在しても良いのですかね。
僕達の愛の前には消え去るべきだと思うのです。
マリィはマリィで何か言い訳を言おうとして、言えなくて、みたいな感じで繰り返して何やら慌てています。
そんなマリィの姿を一瞥して、ふん、と言いました。
やっぱりなにも言えないんじゃないですか。
その程度でよくあんなに啖呵が切れましたね。
やっぱり僕は先輩以外を好きになることは無さそうです。
先輩以外みんな色褪せて見えるのもあるし、何より釣り合わないから。
0
あなたにおすすめの小説
意味が分かると怖い話(解説付き)
彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです
読みながら話に潜む違和感を探してみてください
最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください
実話も混ざっております
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
意味がわかると怖い話
邪神 白猫
ホラー
【意味がわかると怖い話】解説付き
基本的には読めば誰でも分かるお話になっていますが、たまに激ムズが混ざっています。
※完結としますが、追加次第随時更新※
YouTubeにて、朗読始めました(*'ω'*)
お休み前や何かの作業のお供に、耳から読書はいかがですか?📕
https://youtube.com/@yuachanRio
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
村長奇譚 ~夏祭りの惨劇と少女の亡霊~
水無月礼人
ミステリー
子供達は独立し、長年連れ添った妻は病で死去した。
故郷の田舎町で余生を過ごそうと帰省した主人公(60代・男)は、住民の同調圧力で強引に自治会長(村長)に選ばれてしまう。
嫌々ながらも最大のイベント・夏祭りの準備を始める主人公であるが、彼は様々な怪奇に遭遇することになる。
不運な村長とお気楽青年のバディが事件を華麗に解決!……するかも。
※表紙イラストはフリー素材を組み合わせて作りました。
【アルファポリス】でも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる