ホストと女医は診察室で

星野しずく

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ホストと女医は診察室で.57

 恥ずかしい…。

 自分だけがこんなに乱れて…。

 聖夜さんは慣れてるから…平気なんだよね…。



 ふと聖夜の方に目線を移すと聖夜と目が合ってしまった。

 しかしその瞳は潤み、息遣いは荒々しい。



 慶子が想像していたような余裕などは感じられなかった。

 代わりに感じたのは、聖夜が真剣に自分を愛そうとしてくれているということだった。

 その瞬間、慶子の身体の中から更に熱いものが込み上げてきた。



「聖夜さん…。…したいです…」

 慶子は考えなしに口が勝手に動いていた。



「えっ…」

 何度も言わせないで欲しい…。



「聖夜さんと、セ、セックスがしたいです…」

 慶子の顔はこれ以上ないくらい真っ赤になった。



「慶子さん…いいの?」

 慶子は黙って頷いた。



「嬉しい…、好きだ、好きだよ…慶子さん」

 聖夜は慶子のスカートと下着をそっと脱がせると、自分も下着を取り去った。



「ねえ、慶子さんの部屋のベッドに行ってもいい?」

 それは当然の提案だった。

 さすがに診察用のベッドではこれ以上は無理がある。

 慶子は頷いた。



 聖夜は慶子のことを抱き上げると、二階へ続く階段をのぼり、寝室のベッドに慶子を横たえた。

 そして慶子のことを優しく抱きしめた。
 


 裸と裸で抱き合うのってこんなに気持ちいいことだったっけ…?

 いつまでも抱き合っていたい…。

 聖夜がそんな風に思うのはやはり慶子が初めてだ。



 二人は再びキスを交わした。

 慶子からも聖夜を求めた。

 聖夜はそれがひどく嬉しくて、どれくらいしていたか分からない位長い間キスをした。



「慶子さんの肌…、気持ちいい」

「私も、聖夜さんに触られると、全部気持ちいい」

 お互い同じ様なことを考えていたことに、笑ってしまった。



「ああっ、もう…、する前にイッちゃいそう」

 聖夜は心の声が漏れ出してしまい、慌てて口を押さえた。

 慶子はそんな風に飾り気のない言葉を聞けるのが嬉しい。



「聖夜さん…」

 慶子は自分からキスをした。

 聖夜はそのキスに応えながら、慶子の下腹部にそっと手を移動させた。

 その割れ目に優しく手を這わせる。



「んんっ、ふっ…、んっ…」

 すべすべの太ももを撫でながら、そっとその部分に侵入していく。

 すでにたっぷりと潤っているそこは、慶子がいかに感じてくれているかを証明していた。



 聖夜がさらにその部分を愛撫しようとすると、慶子の手が聖夜の手を押さえた。

「自分でも分かってるの…。もう…してもらわなくても十分になってると思いますから…その、早く…欲しいです」

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