それでも俺が好きだと言ってみろ

星野しずく

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それでも俺が好きだと言ってみろ.58

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「こっちにも欲しいか?」

 桜庭は、和香の下半身に手を伸ばした。



「何だお前・・・、本当にすっかり淫乱になりやがって・・・、こんなに濡らしてるじゃないか。ハハッ!お前は犯されて欲情するのか!大したもんだ」

 桜庭は、思うまま乱暴に乳房を舐めしゃぶりながら、濡れた場所に指を差し込んだ。



「あああっ!」

「ほら、これが欲しかったんだろ?この淫乱め!もっとくださいって言え、もっと激しいのが欲しいって言えよ!」

「ああっ、もっと・・・、もっと激しいの・・・、ああああっ!・・・いっぱいください」

「あ~あ、もうびしょびしょだ。この好きものめ!」

 桜庭は指の動きをいっそう激しくした。



「ああっ、あっ、ああっ、あああっ!」

「そうだ、もっと鳴け!気持ちいいんだろう?男に捨てられたばっかのくせに、他の男にこんなに欲情するなんて、本当に最低の女だ」

 桜庭さんの言うとおりだ・・・。

 返す言葉がない。



「ほら、イケ、・・・イケよ!」

 桜庭は乳房をキツく吸い、指を奥まで激しく挿入し、和香を追い詰めた。



「あ、あっ、もう、イッちゃう!!」

 和香は桜庭の指を咥えたまま内壁を痙攣させた。



「この売女め!メス豚め!」

 桜庭は和香に向かって汚い言葉を投げつけた。

 そして、まだヒクついている和香を自身で一気に貫いた。



「ああああっ!!」

 桜庭さんが・・・、私の中に・・・。

 和香はうっかりすると、あまりの嬉しさで泣いてしまいそうになる自分の気持ちを抑圧するのに苦心した。



 桜庭と繋がっている。

 その事実が、和香に天にも昇る喜びをもたらしてくれる。

 桜庭の匂い、吐息、汗、快楽に身を任せた妖艶な表情・・・、一つ一つがたまらなく愛おしい。

 全て普通に接しているだけでは感じることが叶わないものばかりだ。



「もっとくださいって・・・、はぁ・・・、もっと激しいのくださいって言え!」

「はぁっ・・・、も、もっと・・・、ああっ!激しいの・・・、あぅ・・・、く、ください」



「スケベな私を、・・・はぁ、もっと、いじめてくだだいって、・・・はっ、・・・言え!」

「あぁっ・・・、す、スケベな私を・・・、も、もっと、ああっ!い、いじめて・・・、はぁ、く、ください」



 桜庭は思うまま和香の中を自身の滾りで突きまくる。

 ハァハァという桜庭の息遣いがセクシーすぎて、和香は耳でもイッてしまいそうだ。



「このスケベ野郎!変態女め!」

 桜庭はまたしても汚い言葉を吐きながら、自身を絶頂に向けて追い込んでいく。



「はぁ、あっ、はっ、はぁっ・・・、んんっ!」

 桜庭が和香の中で弾けた。



 ドクドクと波打ち精が吐き出される。

 和香は呆然となりながらも、幸せな気持ちに包まれた。

 桜庭が自分の中でイクのは何よりのご褒美だ。

 どんなに暴言を吐かれたって、そんなことは気にならない。
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