喜怒哀楽な俺の中身

りゅうたろう

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第一章 なんで俺が!?

RIAに入らない?前編

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「じゃあ話すね」

菜野の声が変わった。落ち着いた低い声。

ゴクッ

皆が息をのむ。そして顔も真剣に。

「私の名前は長谷川 菜野
理事長、指令官長、特殊部隊指令官の役割
なんのか分かんないと思うけどまた後で説明するね

質問するよ?
みんな、リアル・モンスターってゲーム知ってる?」



「「「「「「知ってる」」」」」」



この場にいた全員が『知ってる』と答えた。

俺は、湊兄さんとそのゲームにハマってたことがあり喜怒哀楽たちは、よく知らないが俺の中に居たって言ってたし知っているのもあり得なくはない話だ。

そのゲームについてだが正直世間では流行っていない。

内容的には名前の通りモンスターが出てくるのだが、他と違うところは常にモンスター視点なところだ。
あらすじは、

『かつて勇者に封印された魔王が復活を試みる。
それに必要なのは、6つの本。
その本は、6つの属性について書かれている禁書である。
その属性とは火、水、風、光、土、光の6つ。
その本を開き特訓すると元ある属性をさらに進化させられて強くなる。
その禁書を集めるために生き残りの魔物と協力し冒険したり人間に成りすましたりして何とか魔王を復活させる』

という話の内容だった気がする。

別に人間を殺すとかそう言うのではなく交渉して禁書を盗んだりとかするゲームだった。

登場してくる魔物たちもとっっっっても可愛くて、カッコよかったので湊兄さんとドハマりしていた。
世間一般では
『きもちわるい』
だの
『立場逆転してどうすんの?』
だの様々な罵声をあび、とうとう発売しなくなってしまった。
いやー発売終了の知らせを知った時は泣きかけたな。
別に泣いてはいないからな!!

確かそんな感じだった気が・・・



「みんな!知ってたんだね!
じゃあ、話しは早い!

今、理由は分からないんだけど日本とリアル・モンスターが一体化してきているんだよ!

しかも巨大化、凶暴化して日本を荒そうとしてるの!
多分、魔物の感じから日本に禁書がリアル・モンスターから移ってきてそれを探してるんだと思うんだよね

だから颯と喜怒哀楽たちにはゲームと同じ結末にならないように禁書を回収してほしいの!
そして、回収した禁書を使って今、皆にある属性を進化させ、魔王を倒して!!

ちなみに最近の物騒な事件は全部リアル・モンスターの魔物たちのせいだよ。
それの対策をして日本を守ろうとしているのがRIA私はRIAの総指令官ね!

君たちにはRIAに所属して一緒に日本を守ってほしいんだよ!」


「なんで俺が?あと俺らなんかに属性なんて一切無いと思うんだが・・・
なぁ兄さん。」

無いだろ。そんなライトノベルみたいな話じゃ無いんだから・・・

「「いや、あるよ。颯にも喜怒哀楽たちにも」」

「兄さん!?菜野!?」

何変なこと言っちゃてるの!湊兄さん!菜野!
そしてなんで兄さん知ってるの!?
もしあるとしても何だよ!!

「一応、聞くけど俺たちに何の属性があるの?」

一応、俺もリアル・モンスターやってた身なんで気になるじゃん?
別に憧れてるわけではーーないよ?
ホントだから信じろーーー!(照れ)

「喜斗は火
怒衣は土
哀葉は水
楽は時間
颯ほ風と光ね」

「そうそう、なんだか知らないけど颯には2つ属性があるんですよね。菜野さん」

俺は風と光か・・・カッコいいじゃん(良しッ

「えってかどうして分かんの?」

「私や湊にはオーラが見えるんだよ!」

へぇーー。(遠い目

「湊兄さんはどうして教えてくれなかったの?」

ホントひどい。教えてくれば良かったのに・・・

「えっ?僕は見えるようになったの今だよ?なう」

えっ?そうなのか?

「湊が見えるようになったら颯たちもそろそろ見えるよ」

どゆこと?
見えるようになんて


ああっ!あそこに!
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