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【15歳】
【15歳】7☆
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屋敷に戻ると、そこは俺の部屋だった。
ふぉぉお!
スッゲー!超便利っ!!
しかもたまに本とかにある「移動酔い」っての?
それが全くねぇ!!
「大丈夫…か…?」
「あ…ありがと…離れるね………ん?」
………離れない?
「オー……ク?」
「…………」
「………んっ…」
離れようとしたら何故か俺を抱き締める力が強くなり、俺は更にオークに密着する形になった。
どうした?自分の魔法で酔った?
「………シオン…」
チュ…
「……んぅ…」
シオンが俺の耳にキスをした。
…あれ?本当にどうした………?
「アイツに………閨の教育…されてんの………?」
「あ~………まぁ………そぅ…だ………んんっ…」
肯定した途端、シオンが耳朶を甘噛した。
「………ベッドに…チュ…アイツの匂いが…少しあった…から………チュク。」
「ふ…………ぁ………やっ…ん………」
カヤが寝込んで1人エッチばっかだからか……やけに感じやすい気がする。
オークが耳の裏や首筋にも優しいキスを落としていった。
「なぁ…チュ…」
「な……に…?」
「キス………したぃ………」
「ん……それは…ん…」
……チュ………チュ………
お伺いを立てるように啄む様なキスをされる。
何だよっキスの勝負でもすんのかよっっ!
ユズ待ってんだろ?
オークは俺より先に閨の教育はされている…とは思うけど……コイツ…誘い方……上手い……
「ん………ぅ……なぁ…んんっ!」
口を少し開いた途端、オークの舌が入って来た。
歯列をなぞり上顎を舐められて気持ち良くなり、俺は久々のキスを堪能したくてオークの首に腕を回した。
「ん………ふっ……ぁ………」
気持ち良い………
「シ……オ……」
___コンコン___
「「………!」」
「シオン様、オーク様………お食事のお時間でございます………お召し替えを。」
扉の外からクロバイの声が聞こえ、俺達は我に返った。
「……ゴメン…いきなり…」
「ぁ……こちら…こそ…?」
「でも………」
離れようとした俺を再びグイッと、引き寄せて耳元で囁いた。
「俺は………後悔はしてない…から…な…チュク……」
___チクッ___
「……ん…っ…」
オークが俺の服を少し開いて首筋と鎖骨の近くにキスをし、ゆっくりと離れて扉へ向かっていった。
「待たせてすまない。俺の着替えはザクロに頼むから、お前はシオンの着替えを頼む。」
扉を開けてクロバイを招き入れる。
「かしこまりました。」
「あ……王子。」
「何だ?」
「よく上手に我慢されました。…大人になりましたねぇ………まぁ…認めましょう。」
「………フン…アイツに『負けない』と…伝えとけ…」
「………フッ……かしこまりました…」
はい、あんま聞こえないけど俺置いてけぼりぃ~。
何が大人?何が負けない?
キスか?!ど~せ1年経ってもたどたどしいよっ!!
もうっ、訳が分からんっ!
「では、シオン様。」
「ん?」
「お召し替えを…ユズ様がそろそろ泣き叫びますよ?」
「あ!そうだった!!急がなきゃなっ!」
俺は慌てて着替えを手伝ってもらい、クロバイの移動魔法で迎賓室へと移った。
迎賓室ではユズが泣く一歩手前だった様だ。
「ふぇ………ぁっ!にぃたま~!!」
てちてちとユズのお世話担当の使用人から離れてこちらにやって来た。
「あ~、ゴメン!ユズッ!!」
キュッと、抱き締めて謝るとユズは抱き締め返してフルフルと可愛らしく首を振った。
「だい…じょぶ………にぃたま、ごあん食べう?」
はぁぁあん…可愛いぃ………遅くなってゴメンなぁ、ユズッ!
俺はユズを子ども用の椅子に座らせてる間にみんなも席に付き、父は相変わらず仕事だが母もやって来て賑やかな食事となった。
母、クロバイ、王子とザクロ、俺とユズ。
う~ん、賑やかだけど…やっぱり父はしょうがないとはいえ、ヒイラギやアゼリア………カヤもいないのは…ちょっと寂しいな。
「シオン様、寂しい?」
「ザクロ……うん、まぁ…」
「もぅ、大家族みたいなもんだしねぇ。俺もここ、大好きッスよ。敬語もいらなくなったから気楽で♪ユズ様可愛いし。」
許した覚えはないんだが……まぁ、良いんだけどね。
元々オークとアゼリア・ザクロの3人だけの時は色々と相談をしている内に堅苦しい敬語は既に無くなっていたらしい。
確かに他人行儀な感じになっちゃうよな。
今はこの屋敷内ではみんな堅苦しい敬語は殆ど無い。
ヒイラギは相変わらずの敬語だけどね。
堅苦しいのは無くなったかな。
「ザクロ、お前は…もし、ここで働くとしたらどうだ?王都から少し離れるが。」
オークが隣で俺達が話していたのを聞いていたらしく、会話に入ってきた。
「良いんじゃないッスか?俺、堅苦しいの前から苦手だもん。ここは居心地が良いし、何より毎日が楽しい。」
___毎日が楽しい___
確かにそうだ。
転生前は毎日電車に揺られ、仕事も残業三昧で楽しい事が少なかった。
……………最後に楽しくやろうとして寝たら死んでたんだがな…………
どんなにしんどくても「楽しい」事があれば乗り越えられる。
俺はこの世界で沢山の「楽しい」を教えてもらった。
「それに、もうすぐオーク様とシオン様は学園への入学でしょ?ユズ様の相手とか必要じゃん?俺は甥っ子とかで慣れてるし喜んでお世話するよ。ね~、ユズ様♪」
「…?うん♡」
ユズ…分かってねぇな…
「そうか……分かった。」
ザクロの話しにオークは静かに頷いた。
俺達が入学の話で盛り上がっている時、クロバイと母は…
「ポーロウニア様、今日はご気分はあまりよろしく無かった様ですね。」
「そうなのよ。ちょっと…しんどいの。ユズの時は大丈夫だったんだけど…」
「では、今日のお休み前のお飲み物は少し調合を変えましょう。」
「今度も…男の子かしら………?」
「少し…失礼…」
クロバイが母のお腹に手を当てる。
「………違うかと…」
「………っ!クロバイ!この話は………」
「はい…ご内密に…」
「ウフフ…サプライズね♪」
「皆さん驚かれるでしょうね。」
男女比率にすると断然男の子の出生率が高いこの国で、女の子の出生率はかなり低い。
精霊の祝福で男でも子どもは生まれるし女の子が生まれる可能性はあるのだが、流石に精霊の力で産み分けは難しいので、女の子が生まれるとその家には更なる幸せが訪れるとまで噂される程だ。
「ん?どうしたの?母上、大丈夫?」
「ん~、大丈夫よ~。あ、ユズ、にぃにに食べさせてもらって良かったわね♪もぅ、お腹いっぱいね。」
「母上…俺達の事『にぃに』って言ってるの、母上だけですよ。」
「あら、良いじゃない!ユズまで最近『母上』とか呼んで来そうなのよっ。まだまだ『ママ』って呼ばせるんだから、だから『にぃに』で良いのっ!!今度こそ、10歳までは呼ばせるんだからねっ!」
ユズ………頑張れ……
ふぉぉお!
スッゲー!超便利っ!!
しかもたまに本とかにある「移動酔い」っての?
それが全くねぇ!!
「大丈夫…か…?」
「あ…ありがと…離れるね………ん?」
………離れない?
「オー……ク?」
「…………」
「………んっ…」
離れようとしたら何故か俺を抱き締める力が強くなり、俺は更にオークに密着する形になった。
どうした?自分の魔法で酔った?
「………シオン…」
チュ…
「……んぅ…」
シオンが俺の耳にキスをした。
…あれ?本当にどうした………?
「アイツに………閨の教育…されてんの………?」
「あ~………まぁ………そぅ…だ………んんっ…」
肯定した途端、シオンが耳朶を甘噛した。
「………ベッドに…チュ…アイツの匂いが…少しあった…から………チュク。」
「ふ…………ぁ………やっ…ん………」
カヤが寝込んで1人エッチばっかだからか……やけに感じやすい気がする。
オークが耳の裏や首筋にも優しいキスを落としていった。
「なぁ…チュ…」
「な……に…?」
「キス………したぃ………」
「ん……それは…ん…」
……チュ………チュ………
お伺いを立てるように啄む様なキスをされる。
何だよっキスの勝負でもすんのかよっっ!
ユズ待ってんだろ?
オークは俺より先に閨の教育はされている…とは思うけど……コイツ…誘い方……上手い……
「ん………ぅ……なぁ…んんっ!」
口を少し開いた途端、オークの舌が入って来た。
歯列をなぞり上顎を舐められて気持ち良くなり、俺は久々のキスを堪能したくてオークの首に腕を回した。
「ん………ふっ……ぁ………」
気持ち良い………
「シ……オ……」
___コンコン___
「「………!」」
「シオン様、オーク様………お食事のお時間でございます………お召し替えを。」
扉の外からクロバイの声が聞こえ、俺達は我に返った。
「……ゴメン…いきなり…」
「ぁ……こちら…こそ…?」
「でも………」
離れようとした俺を再びグイッと、引き寄せて耳元で囁いた。
「俺は………後悔はしてない…から…な…チュク……」
___チクッ___
「……ん…っ…」
オークが俺の服を少し開いて首筋と鎖骨の近くにキスをし、ゆっくりと離れて扉へ向かっていった。
「待たせてすまない。俺の着替えはザクロに頼むから、お前はシオンの着替えを頼む。」
扉を開けてクロバイを招き入れる。
「かしこまりました。」
「あ……王子。」
「何だ?」
「よく上手に我慢されました。…大人になりましたねぇ………まぁ…認めましょう。」
「………フン…アイツに『負けない』と…伝えとけ…」
「………フッ……かしこまりました…」
はい、あんま聞こえないけど俺置いてけぼりぃ~。
何が大人?何が負けない?
キスか?!ど~せ1年経ってもたどたどしいよっ!!
もうっ、訳が分からんっ!
「では、シオン様。」
「ん?」
「お召し替えを…ユズ様がそろそろ泣き叫びますよ?」
「あ!そうだった!!急がなきゃなっ!」
俺は慌てて着替えを手伝ってもらい、クロバイの移動魔法で迎賓室へと移った。
迎賓室ではユズが泣く一歩手前だった様だ。
「ふぇ………ぁっ!にぃたま~!!」
てちてちとユズのお世話担当の使用人から離れてこちらにやって来た。
「あ~、ゴメン!ユズッ!!」
キュッと、抱き締めて謝るとユズは抱き締め返してフルフルと可愛らしく首を振った。
「だい…じょぶ………にぃたま、ごあん食べう?」
はぁぁあん…可愛いぃ………遅くなってゴメンなぁ、ユズッ!
俺はユズを子ども用の椅子に座らせてる間にみんなも席に付き、父は相変わらず仕事だが母もやって来て賑やかな食事となった。
母、クロバイ、王子とザクロ、俺とユズ。
う~ん、賑やかだけど…やっぱり父はしょうがないとはいえ、ヒイラギやアゼリア………カヤもいないのは…ちょっと寂しいな。
「シオン様、寂しい?」
「ザクロ……うん、まぁ…」
「もぅ、大家族みたいなもんだしねぇ。俺もここ、大好きッスよ。敬語もいらなくなったから気楽で♪ユズ様可愛いし。」
許した覚えはないんだが……まぁ、良いんだけどね。
元々オークとアゼリア・ザクロの3人だけの時は色々と相談をしている内に堅苦しい敬語は既に無くなっていたらしい。
確かに他人行儀な感じになっちゃうよな。
今はこの屋敷内ではみんな堅苦しい敬語は殆ど無い。
ヒイラギは相変わらずの敬語だけどね。
堅苦しいのは無くなったかな。
「ザクロ、お前は…もし、ここで働くとしたらどうだ?王都から少し離れるが。」
オークが隣で俺達が話していたのを聞いていたらしく、会話に入ってきた。
「良いんじゃないッスか?俺、堅苦しいの前から苦手だもん。ここは居心地が良いし、何より毎日が楽しい。」
___毎日が楽しい___
確かにそうだ。
転生前は毎日電車に揺られ、仕事も残業三昧で楽しい事が少なかった。
……………最後に楽しくやろうとして寝たら死んでたんだがな…………
どんなにしんどくても「楽しい」事があれば乗り越えられる。
俺はこの世界で沢山の「楽しい」を教えてもらった。
「それに、もうすぐオーク様とシオン様は学園への入学でしょ?ユズ様の相手とか必要じゃん?俺は甥っ子とかで慣れてるし喜んでお世話するよ。ね~、ユズ様♪」
「…?うん♡」
ユズ…分かってねぇな…
「そうか……分かった。」
ザクロの話しにオークは静かに頷いた。
俺達が入学の話で盛り上がっている時、クロバイと母は…
「ポーロウニア様、今日はご気分はあまりよろしく無かった様ですね。」
「そうなのよ。ちょっと…しんどいの。ユズの時は大丈夫だったんだけど…」
「では、今日のお休み前のお飲み物は少し調合を変えましょう。」
「今度も…男の子かしら………?」
「少し…失礼…」
クロバイが母のお腹に手を当てる。
「………違うかと…」
「………っ!クロバイ!この話は………」
「はい…ご内密に…」
「ウフフ…サプライズね♪」
「皆さん驚かれるでしょうね。」
男女比率にすると断然男の子の出生率が高いこの国で、女の子の出生率はかなり低い。
精霊の祝福で男でも子どもは生まれるし女の子が生まれる可能性はあるのだが、流石に精霊の力で産み分けは難しいので、女の子が生まれるとその家には更なる幸せが訪れるとまで噂される程だ。
「ん?どうしたの?母上、大丈夫?」
「ん~、大丈夫よ~。あ、ユズ、にぃにに食べさせてもらって良かったわね♪もぅ、お腹いっぱいね。」
「母上…俺達の事『にぃに』って言ってるの、母上だけですよ。」
「あら、良いじゃない!ユズまで最近『母上』とか呼んで来そうなのよっ。まだまだ『ママ』って呼ばせるんだから、だから『にぃに』で良いのっ!!今度こそ、10歳までは呼ばせるんだからねっ!」
ユズ………頑張れ……
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