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08 END
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――とある国のとある王前
「これが、魔王の剣か」
「陛下、報告通り、リビナス王国の紋章がこちらに。本物に間違いありません」
「城まで乗っ取り、王子の剣を腰に下げていたとは噂には聞いていたが……うむ」
目の前で見知らぬ国の主は仰々しい服装に加え、立派で手入れの行き届いている口ひげを弄びつつ側近の掲げる剣に見入っていた。その後ろで別の側近たちが王のご機嫌をうかがいながら両手を前でこすり合わせている。
「して、勇者殿、他の者たちは?」
「…………恥ずかしながら、私だけが」
王前で膝を着き、頭を垂れた勇者と呼ばれた者の顔は 鉄仮面で覆われていた。
本来なら王の御前、身なりを整え鉄仮面を外すべきであろう。しかし、突然「魔王を倒した」と城にやって来た勇者の気迫にのまれて誰も違和感を感じられない。
身に着けていた鎧は所々赤黒く汚れ、戦いの残酷さを物語っていた。それに、鉄仮面の後ろ頭が割れていて、勇者と勇者の仲間たち特有と言われる黒い髪がはみ出し、発せられる声も英雄であろう凛々しい声。魔王の剣を持ってきた目の前の鉄仮面は、勇者である事は間違いない。
戦ごとは他の国や別世界の人間に任せることに慣れきった平和ボケした国のトップたちも、面目を保つために勇者の前では、ふんぞり返ってはいるが、内心、勇者の気迫に終始押され気味であったのだ。
「そ、そうか。勇者よ、大義であった。おい、褒美を用意しろ」
勇者は褒美を受け取ると、側近たちの静止の声にも耳を貸さず、城から姿を消した。一時城は騒然としたが、その後、勇者を見た者はいなかった。
+
「アルクラ、お待たせ」
身体を覆っていた鎧を脱ぎ捨て、褒美を肩にかけ直して俺の元に駆け足で戻って来るリサ。
「……リサ、声」
リサの声が、俺がもっとも嫌いな奴と同じ声な事が嫌でたまらない。
「あ、ごめん。勇者の声モードだった。えっと、あーあー……これで、どう?」
「うん。リサの声だ」
えへへへ。と誤魔化しながら革袋に詰められた“褒美”を覗きこんだリサは「いまいち、この世界のお金の価値がよくわからないんだよね」と、ぶつぶつ口の中で愚痴っていた。そして、腹を押さえ上目遣いで俺をみて一言。
「アルクラ、お腹すいた」
◆◇◆◇
あの日、鍋に残ってあったスープはすべてリサの腹の中にはいった。
後から分かった事だが、リサは俺の“食欲”を奪った。つまり、俺の食べる行為を奪ったのだ。元いた世界の勇者たちの力を奪い、癒しや、異世界移動の力まで奪ったらしい。
「こっちにきて、いつの間にか欲しいものが近くにあると思ったら、全部ギフトのお陰だったみたい」
知らず知らずに盗っちゃったんだろうね……。と、困った顔をして笑った。
リサが沢山食べた後、いつもの様にベッドで二人、包まって寝た。
そして、起きたリサが開口一番の言葉は「ちょっと、お城に行ってくる」だったのだ。
ギフトで手に入れた食材は使うのがしのびないし魔王が生きているってわかったら、また第二、第三の勇者が召喚されちゃうし。と、勇者から奪った声を使って見事に褒美を手に戻って来た。
「……う」
「ほら、リサ、これも食べて」
リサが食べる事によって、俺の方にも“栄養”がいくらしい。
テーブルの上に山と積まれた2人分の料理をペロリと平らげたリサは「女の子としてどうかと思うのよね……アルクラの役に立てるのは嬉しいんだけど」と、口元をとがらせながらブツブツと言う。
「俺、リサが美味しそうに食べる姿は好きだ。ほら、リサ、もっと食べて。俺の分まで」
「……うぅ」
追加で作ったデザートを口元にもっていき、口元をノックすると渋々だが口を開けるリサ。「ごめんね」なんて、俺の“食欲”を奪った事に、罪悪感を感じてみたいだが、大丈夫。
俺の身体の肉が全部付く頃にはリサに、こんなものよりも、もっと特別で美味いモノを食わせてもらうから。
前よりも、もっと女性らしくなった身体を見て俺は微笑んだ。傷のつきにくい人間離れした能力をもったリサなら、耐えられるだろう。
少しづつだが肉がついてきた俺に、警戒心が一切ない手つきで、俺の身体を所かしこと触るリサが悪い。「アルクラのその笑い、ちょっと怖い」なんてリサに言われたが、俺は箸をリサの口元に運び続けた。
一か月後。
夫婦となった俺たちは、城を捨て、出会った巣の近くに小さな家を建てた。
リサは力仕事も余裕にこなし、癒しの力で近くの村を看るのが日課だ。
最初の方こそ、煩わしい事があったが、今ではリサが願わなくても、奪わなくても、皆がリサに感謝し食料や衣服や優しさを与えてくれる。
リサを守る立場から守られる立場にもなって、内心複雑だ。時々「拗ねているの?」なんて俺の顔を覗きこむリサ。
「私が一番、願ったのはアルクラ。私が一番欲しかったのはアルクラだよ」
ほら。
簡単に、俺の欲しい言葉をくれる。
リサはずるい。
+++
村はずれに、若い女と男が住みついた。
村人たちは初めこそは警戒していたのだが、男の容姿は稀に見ぬ美しさ。すぐさま村の女は心を奪われる。
必然的に一緒に暮らす女に、村の女たちの嫉妬の視線が集まろうとした時、男が絶対零度よりも冷たい視線で村の女たちを見渡し「燃やす」とか「炭にする」など、物騒な言葉が男から発せられていたらしい。震える村の女たちに対して、女は苦笑いをして、男を叱り黙らせた。どうやら男は女の尻に引かれているようだ。
ある日、どうしても諦めきれない連中が、彼らの家を覗きに行った。
小さな家の窓から二人並んで料理をつくる女と男。その仲慎ましい姿に、付け入る隙間すらないと分からされてトボトボと森を抜ける途中に、キバの大きな動物に襲われたそうだ。
ああ、もう死ぬなと思った時。男が動物を倒す背中が見え、女には治療魔法で怪我を治してもらった。
男は渋っている様子だったが、そこから、村人と女と男の交流が始まったようなものだ。なんとも、現金なものである。
女が歩く度に
シャランシャランと音が鳴る。
それを愛おしそうに見つめる男の横顔。
女と男の名前は
リサとアルクラ。
今日も、シャラン、シャランと音が鳴る。
――END――
なんて、嘘。
全部、都合のいい夢。
―――アルクラ、私を食べてくれて、ありがとう。
「これが、魔王の剣か」
「陛下、報告通り、リビナス王国の紋章がこちらに。本物に間違いありません」
「城まで乗っ取り、王子の剣を腰に下げていたとは噂には聞いていたが……うむ」
目の前で見知らぬ国の主は仰々しい服装に加え、立派で手入れの行き届いている口ひげを弄びつつ側近の掲げる剣に見入っていた。その後ろで別の側近たちが王のご機嫌をうかがいながら両手を前でこすり合わせている。
「して、勇者殿、他の者たちは?」
「…………恥ずかしながら、私だけが」
王前で膝を着き、頭を垂れた勇者と呼ばれた者の顔は 鉄仮面で覆われていた。
本来なら王の御前、身なりを整え鉄仮面を外すべきであろう。しかし、突然「魔王を倒した」と城にやって来た勇者の気迫にのまれて誰も違和感を感じられない。
身に着けていた鎧は所々赤黒く汚れ、戦いの残酷さを物語っていた。それに、鉄仮面の後ろ頭が割れていて、勇者と勇者の仲間たち特有と言われる黒い髪がはみ出し、発せられる声も英雄であろう凛々しい声。魔王の剣を持ってきた目の前の鉄仮面は、勇者である事は間違いない。
戦ごとは他の国や別世界の人間に任せることに慣れきった平和ボケした国のトップたちも、面目を保つために勇者の前では、ふんぞり返ってはいるが、内心、勇者の気迫に終始押され気味であったのだ。
「そ、そうか。勇者よ、大義であった。おい、褒美を用意しろ」
勇者は褒美を受け取ると、側近たちの静止の声にも耳を貸さず、城から姿を消した。一時城は騒然としたが、その後、勇者を見た者はいなかった。
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「アルクラ、お待たせ」
身体を覆っていた鎧を脱ぎ捨て、褒美を肩にかけ直して俺の元に駆け足で戻って来るリサ。
「……リサ、声」
リサの声が、俺がもっとも嫌いな奴と同じ声な事が嫌でたまらない。
「あ、ごめん。勇者の声モードだった。えっと、あーあー……これで、どう?」
「うん。リサの声だ」
えへへへ。と誤魔化しながら革袋に詰められた“褒美”を覗きこんだリサは「いまいち、この世界のお金の価値がよくわからないんだよね」と、ぶつぶつ口の中で愚痴っていた。そして、腹を押さえ上目遣いで俺をみて一言。
「アルクラ、お腹すいた」
◆◇◆◇
あの日、鍋に残ってあったスープはすべてリサの腹の中にはいった。
後から分かった事だが、リサは俺の“食欲”を奪った。つまり、俺の食べる行為を奪ったのだ。元いた世界の勇者たちの力を奪い、癒しや、異世界移動の力まで奪ったらしい。
「こっちにきて、いつの間にか欲しいものが近くにあると思ったら、全部ギフトのお陰だったみたい」
知らず知らずに盗っちゃったんだろうね……。と、困った顔をして笑った。
リサが沢山食べた後、いつもの様にベッドで二人、包まって寝た。
そして、起きたリサが開口一番の言葉は「ちょっと、お城に行ってくる」だったのだ。
ギフトで手に入れた食材は使うのがしのびないし魔王が生きているってわかったら、また第二、第三の勇者が召喚されちゃうし。と、勇者から奪った声を使って見事に褒美を手に戻って来た。
「……う」
「ほら、リサ、これも食べて」
リサが食べる事によって、俺の方にも“栄養”がいくらしい。
テーブルの上に山と積まれた2人分の料理をペロリと平らげたリサは「女の子としてどうかと思うのよね……アルクラの役に立てるのは嬉しいんだけど」と、口元をとがらせながらブツブツと言う。
「俺、リサが美味しそうに食べる姿は好きだ。ほら、リサ、もっと食べて。俺の分まで」
「……うぅ」
追加で作ったデザートを口元にもっていき、口元をノックすると渋々だが口を開けるリサ。「ごめんね」なんて、俺の“食欲”を奪った事に、罪悪感を感じてみたいだが、大丈夫。
俺の身体の肉が全部付く頃にはリサに、こんなものよりも、もっと特別で美味いモノを食わせてもらうから。
前よりも、もっと女性らしくなった身体を見て俺は微笑んだ。傷のつきにくい人間離れした能力をもったリサなら、耐えられるだろう。
少しづつだが肉がついてきた俺に、警戒心が一切ない手つきで、俺の身体を所かしこと触るリサが悪い。「アルクラのその笑い、ちょっと怖い」なんてリサに言われたが、俺は箸をリサの口元に運び続けた。
一か月後。
夫婦となった俺たちは、城を捨て、出会った巣の近くに小さな家を建てた。
リサは力仕事も余裕にこなし、癒しの力で近くの村を看るのが日課だ。
最初の方こそ、煩わしい事があったが、今ではリサが願わなくても、奪わなくても、皆がリサに感謝し食料や衣服や優しさを与えてくれる。
リサを守る立場から守られる立場にもなって、内心複雑だ。時々「拗ねているの?」なんて俺の顔を覗きこむリサ。
「私が一番、願ったのはアルクラ。私が一番欲しかったのはアルクラだよ」
ほら。
簡単に、俺の欲しい言葉をくれる。
リサはずるい。
+++
村はずれに、若い女と男が住みついた。
村人たちは初めこそは警戒していたのだが、男の容姿は稀に見ぬ美しさ。すぐさま村の女は心を奪われる。
必然的に一緒に暮らす女に、村の女たちの嫉妬の視線が集まろうとした時、男が絶対零度よりも冷たい視線で村の女たちを見渡し「燃やす」とか「炭にする」など、物騒な言葉が男から発せられていたらしい。震える村の女たちに対して、女は苦笑いをして、男を叱り黙らせた。どうやら男は女の尻に引かれているようだ。
ある日、どうしても諦めきれない連中が、彼らの家を覗きに行った。
小さな家の窓から二人並んで料理をつくる女と男。その仲慎ましい姿に、付け入る隙間すらないと分からされてトボトボと森を抜ける途中に、キバの大きな動物に襲われたそうだ。
ああ、もう死ぬなと思った時。男が動物を倒す背中が見え、女には治療魔法で怪我を治してもらった。
男は渋っている様子だったが、そこから、村人と女と男の交流が始まったようなものだ。なんとも、現金なものである。
女が歩く度に
シャランシャランと音が鳴る。
それを愛おしそうに見つめる男の横顔。
女と男の名前は
リサとアルクラ。
今日も、シャラン、シャランと音が鳴る。
――END――
なんて、嘘。
全部、都合のいい夢。
―――アルクラ、私を食べてくれて、ありがとう。
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