目の前の魔法陣と男に巻き込まれて

葵桜

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風紀委員会と生徒会

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「おい。
お前ら俺様差し置いてなしているんだ?」


イケメンだから映える映える。
扉の縁に寄っかかって腕を組んで上から目線で声をかけてくるのはこの学園の会長だった。

流石に疑問に思ったのか風紀委員長が真っ先に声をかけた。


「会長なぜここに居る?」


「つけた。」


「風紀委員と生徒会仲悪くないんですね。」


腐男子三人組が疑問に思い小首をかしげる。
ギルバートはいくら腐男子と言えどクールで落ち着いているのは確かなようで、固定カップリング以外あまり気になってはいない様子であったが。
そして代表して聞いたのはやはりケントだった。


「あぁ。
俺様は別にこいつが嫌いじゃねぇーからな。
むしろ好きだ。

おい、お前らが妄想してる関係ではないぞ。
恋愛という意味でなく、友人としてだ。」


「俺と会長の家は対立してるわけではないから。
上級貴族には変わりはないが、代々仲がいいから小さい頃からよく一緒にいて幼馴染的存在だ。
良くも悪くも支えになる存在というべきだろうか...?」


「そんな感じだ。

ちなみに言うがそこの勝手に萌えてる三人組よぉ。
俺は腐男子が言うかわいい系に一切興味がない。
どうせ男と付き合うのならこいつか、お前らの方が好みだ。

こいつの恋人のなんだっけ?リュカだったか...。
例に上げるがそいつのようなかわいい系はパスだ。」


ケントはニヤッと笑うと会長に向かって手を出した。


「会長の友人に腐男子がいますね?
そしてもともと多少口悪くて俺様でも、一人称は俺様じゃないですよね?

で、お願いなのですが。
ぜひ俺とお友達になってください。」


会長は一瞬ポカーンとした表情をしたが、腕組みをやめ寄っかかっていたところから離れ、ケントの手を握る。


「友達になるのは構わねぇー。
よろしく。

俺の友人は副会長だ。
本来ドMなのに王道がどうのこうのって言って腹黒副会長やってる。
あまり関わるなよ、事情知ってるやつには罵ってくれって迫ってくるぜ...。」


忠告しながら思い出してしまったのか、苦笑いをし少しやつれたように見えた。
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