人気者の幼馴染が俺の番

蒸しケーキ

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番契約

俺はあれから何も考えず、ただ目の前にいる恋人が欲しくてたまらない。部屋なんかどうでもいい。早く早く噛んで欲しい。恭ちゃんの物になりたい。

俺は首に巻かれているネックガードを外そうとガシガシと強引に引っ張る。しかし、鍵がないのではそれが外れることは万に一つもない。

「そんな強引にやっても取れないよ?」

「うるさい、、、なんでそんな意地悪言うの??」

「あーもう、泣かないで。」

だけどそんな単純なことも考えられないほど今は目の前の恋人に夢中になる。もうすでに顔は涙でいっぱいで視界は歪んでいるし、ぐずっ、ぐずっと子どものように泣いている。

バス停で会ってからすぐに恭ちゃんの部屋に連れて行かれ、そこからはもう、たかが外れたように恭ちゃんと深い口づけを交わす。舌と舌が絡み合い、くちゅ、ちゅるっと水音が部屋に響く。俺はだらしなく口元から涎がつーっと垂れていく。

それを恭ちゃんはぺろりと舐めとり、妖艶な瞳で俺を見つめてくる。

「淳太、可愛いよ。キスきもちいいね?目がとろんってしてる」

「っあ、ふぅ、ん、、き、もち、い」

恭ちゃんは俺が好きな箇所を分かっているため、上顎をざらりと舐められると、身体がビクビクと反応し、甘い声が漏れてしまう。それだけで後孔からどろりと愛液が溢れてしまう。

恭ちゃんのスラックスを見ると、張りつめたものが主張しており、俺はすぐにスラックスと同時に下着にも手を掛け、強引に下ろす。

恭ちゃんの甘い顔からは想像できないほど、ぶるんっと効果音がしそうなくらい、黒く血管の浮き上がった屹立はすでに鈴口から透明な液が出ている。俺はそれをもったいないと思い舐めとるようにして、口で必死に咥える。

鈴口に舌を入れたり、そこをぐにっと突いたり、空いている手で上下に擦ったりする。上目遣いで恭ちゃんの方を見ると、頬は紅潮していて俺が刺激を与えるたびに、びくんっと反応している。

恭ちゃんが眉間に皺をよせ、目をギュッと瞑ったあたりでこのままイかせようと思い、擦るスピードを上げると視界がいきなりぐるんっと反転した。気付けば俺はうつ伏せの状態で恭ちゃんに組み敷かれている。

「なんで??なにすんの??こんなのいいっからっ!!それはやく!ちょーだい!?」

俺は恭ちゃんに必死に訴える。だってやっと発情がきたんだよ?早く欲しいに決まってるじゃんか。それなのに焦らしてくるってどういうことなんだよ

「まだだめだよ。淳太も気持ちよくなんないと。それに僕は噛んですぐ、はい終わりなんてことはしたくないんだ。大事にさせて」

そう言うと恭ちゃんがフェロモンを最大限俺に向かってぶつけてきてるのが分かった。それを受けた俺の身体は恭ちゃんに触れられたわけじゃないのに、腰が弓のようにしなると、屹立から白濁を吐き出している。

「は??え??」

俺は理解できずになに?なんで?と思っていると、いつの間にか衣服を全て恭ちゃんに剝ぎ取られ、後孔に指を入れられる。愛液で常に溢れていたそこは恭ちゃんの指を抵抗することもなくすんなりと、一本、二本、三本と受け入れていく。

「あっはは!すごいよ、どんどん僕の指飲み込んでいくね。でも淳太が気持ちいいのここだもんね?」

くにっと指で胡桃大くらいの大きさのしこりをとんとんっとノックされれば、全身にびりびりとした感覚が駆け巡り、さっきイったばかりの分身はまたすぐに立ち上がり、白濁を漏らす。

「も、、やらぁ!それ、い、った、、からぁ!!」

「やだじゃないでしょ??ここ好きだよね?ほら好きって言って??」

執拗にそこをぐりぐりと責め立てられ、俺は何度も何度も達していた。次第に白濁は透明な液に変わり、色も薄くなっていった。

はぁっはぁっと肩で息を整えていると、恭ちゃんは俺の両脇に手を入れ、俺の項が恭ちゃんの目の前になるような体勢に座らせられる。下にはすでに恭ちゃんの屹立があり、ぴくっぴくっと脈打ち熱を持っている。

「ちょっと落ち着いてきたね。ネックガードの鍵はどこにあるか分かる?」

「、、あぁそれならリュックの小さいポケットに入ってる。」

それを言うと恭ちゃんは俺のリュックから鍵を取り出し、俺の首に付いているネックガードをカチャリと外す。久しぶりに無抵抗になったうなじはやけにすーすーとする。

恭ちゃんは顕わになった俺のうなじを見るなり、べろりとそこを舐め上げ、ちゅっとそこにキスを落とす。そして耳元で静かに囁く。

「淳太ずっとずっと愛してる。俺の番になって」

俺は無言で頷く。するとずくんっと一気に俺の後孔に恭ちゃんのものが入り込み、子宮孔を突き上げられる。同時に項に鋭い刃が皮膚をぶちっと突き破るような痛みが走る。しかしその痛みはほんの一瞬で、その後は目の前が閃光が散ったようにチカチカとなり、例えようのない快感の波が上からも下からも押し寄せてくる。

「はっ、、ああぁっ、、、」

俺ははくはくと陸上に打ち上げられた魚のように身体が気持ちよさで痙攣する。その間も恭ちゃんからは乳首を捏ねられたり、俺の分身をゆるゆると手でしごいてきたりと、手を緩めることは無かった。その快感に意識を飛ばしそうになるが、そのたびに恭ちゃんから子宮孔をどちゅっと突き上げられる。

「あっ、、はぁぁっ、、が、、ふっ、、」

「きもちいいね淳太。やっと、やっと番になれたんだ、、このまま気絶するなんて許さないよ??」

「あ”っあぁ、、も、、む、りっ!!」

「ほら、頑張って??起きて?寝ないで??」

俺はもう喘ぐことしかできなくなっていた。気持ちよさは与えられすぎると、かえってしんどくなるのだ。段々と恭ちゃんのピストンのスピードが上がっていき、屹立が俺の中で膨張してくる。俺の屹立もだんだんと熱を帯びてくる。もうイキすぎて痛いぐらいなのに

「っ!ごめん、出すよ」

そういうと恭ちゃんのノットが膨らみ俺の後孔を完全に栓をする。そして子宮孔に恭ちゃんの熱がどくどくと注ぎ込まれている感覚が腹の奥に伝わってくる。俺の同じようなタイミングでほんとに色がない無色透明な液体が溢れてくる。もはや恥ずかしいなどという感情はそこにはない。ただ心が温かい何かで満たされていくだけであった。

その日の夜は、たぶんもうこれ以上の疲労感は訪れないだろうなと思うぐらい腰は怠いし足は重いし、全身が痛い。おまけに後ろからどろっと恭ちゃんのが出てくるしで大変だったが、番になれたという嬉しさが強く、ベッドで寝転びながらスマホや手鏡で項に刻まれた恭ちゃんの証に目をやれば言いようのない幸福感を味わっていた。

「ふんふんふんっ」

「そんなに見るの好き?」

背後から恭ちゃんにぎゅっと抱きしめられる。恭ちゃんの大好きな匂いを嗅ぎ、俺もこんな爽やかな匂いだったらいいなと心の中で思う。なんで心の中で思ったかって?理由は簡単で抱きつぶされたから声が出ないからである。水を飲んだぐらいでは回復しなかった。

ただかろうじて、「うん」や「分かった」などの単語がしゃがれた声で出せるほどだ。

番契約をするとき痛みは感じません!!とかなんかの本で書かれてた気がするが、全然マジで痛い。ヒリヒリとした痛みが定期的にやってくる感覚で、ピアスを開けたときとか、指をドアの間に挟んだ時のじーんとした痛みに似ている気がする。

「僕と番になってくれてありがとう」

額に優しくキスを落とされる。それは俺も同じだ。ありのままのオメガの俺を受け入れてくれてとても感謝している。すれ違いはあったが、ここまで来れてほんとによかった。

「きょ、ちゃ、、す、き」

掠れた声でなにを言ってるのか伝わってないと思うが、俺も恭ちゃんの瞼にキスをする。恭ちゃんは顔をくしゃりとさせて笑うと小さいときの姿と重なった。

過去の俺にもし、伝えることがあるとしたら恭ちゃんと番になるっていう約束は叶うぞって言ってやりたいな。

「今日はもう寝よっか。試験お疲れ様。ゆっくり休んでね、」

「う”ん”」

「、、愛してるよ、淳太」

俺は恭ちゃんの分厚い胸の中で抱かれるようにして眠りについた。眠る直前恭ちゃんが泣いてた気がするのは気のせいかな、?








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