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発表
「ちょっと淳太!まだ開かないの!?もう13時よ!?現代っ子でしょ!?」
「うるさいなぁ!今ネット混みあってるっつーの!」
今日は恭ちゃんと番った日から一か月ほど経過し、ついに受験結果が出る日だった。学校はすでに自由登校に切り替わり、行きたい人だけ来ていいよ~みたいな状態だが、金曜日だけは登校日と決められている。しかも午後登校だ。もう3年からじゃなくて普通に自由登校すりゃいいのにな。
番った日の翌日、俺はまずすぐに真由美さんに言うべきだと思い、番になったことを報告した。あの食事会があってから反対されることは想像してなかったけど、泣いて喜んでくれたのは予想外だった。
もうその後はお察しの通り、当然真由美さんに伝われば芋蔓式に母さんにも伝わるわけであって、その日家に帰ったときはなぜか赤飯が炊かれていた。
「ついに孫の顔を見れる日も遠くないわね~!!」
なんて言っていたがさすがに気が早い。大学にすらまだ通えてないんだぞ。
学校にもネックガードをせずに登校すれば、当然恭ちゃんと番ったことは分かるわけで「おめでとう~」「やっと番ったか」と案外、祝福モードで歓迎された。
光と旭には事前にチャットで伝えていたため、驚きこそはしていなかったが、噛んだ痕を見るや否や
「これ絶対淳太痛かったよな~!でもおめでとう~!!」
「成瀬と幸せにな。たまには俺たちにも構ってくれよ」
「当たり前じゃん、光と旭はずっと俺の親友だよ」
「うぅ~淳太~~!!」
俺に抱き着いて来ようとする光だったが、それは恭ちゃんの手によって阻まれていた。
「佐々木君、ちょっと淳太と距離近すぎるんじゃない?」
「減るもんじゃないしいいじゃん!!僕は淳太とこれから会う回数減るんだから!!成瀬君は変わらないだろうけどね!」
「それでもダメです」
「けちっ!!もう旭~」
「、、、代わりに俺に抱き着いてくるなよ、、」
俺にとってはなんと微笑ましい光景で、大好きな日常の一部だ。それがあともう少しで無くなってしまうと考えると少し寂しくなる。
バイト先でも影平さんに番ができたことを報告し、「おめでとう」と祝ってくれた。奥さんも涙ぐみながら「良かったわ」と言ってくれ
「淳太ちゃん!自分が下だなんて思わないで番のことを尻にしいてやるぐらいに思わないとダメよ!?オメガの先輩として色々教えてあげるわ!」
なにかあったときの相談先もでき、とても頼りになりそうだ。四季君は「まぁそうだよね~」といったような調子でいつもと変わらずに接してくれた。ただ寂しそうに
「バイト、大学行ったらやめるの、??」
なんて子犬みたいにしょんぼり言うもんだから、入る頻度は少なくなるとは思うけど、辞めないよとは伝えた。途端に「そっか、よかった!」と眩しいくらいの笑顔で言うもんだからこっちの目がつい眩んでしまいそうだった。
最後に日和、甲斐田君、航に報告したときはそれはそれはもう大変だった。なぜか日和は恭ちゃんに怒っているし、ついでに巻き込まれ事故のような感じで甲斐田君も叱られていた。
あんな般若のお面を貼りつけたような剣幕で、怒っている日和を見たことないからちょっとびっくりしていたが、航曰く
「日和は怒るといつもあんなんだよ。番ったって聞いて日和が一番心配してたからな」
どうやら番ったときの反動で貧血になってしまったり、ホルモンバランスが崩れそのまま意識を失ってしまうケースもあるらしく、日和はそれが一番心配だったらしい。場合によっては入院せざるを得ないときもあるそうだ。
「恭弥は淳太が許してくれるからって甘えすぎ!!駿も大概だからね!?ペラペラと恭弥に淳太のこと話過ぎ!」
「ご、ごめん」
こんなに狼狽えている甲斐田君を見るのは初めてかもしれないな。影平さんの奥さんが言ってた番を尻に敷くとはこのことかもしれないなと思う。同時に日和は恐妻家になりそうだなと思った。
そして怒りの矛先が俺にも向いてきた。
「淳太!番った日のあと病院は行ったの!?」
「え、?行かなきゃだめなの、?」
だってどこにも病院に行ってくださいなんて書かれてなかったしなぁとぼんやり考えていると、日和は若干顔を引き攣らせながら
「今すぐ行け!!どうせ避妊もしないでヤったんでしょ!?妊娠してる可能性あるんだからちゃんと検査して!」
「恭弥も恭弥だけど淳太もだよ!流されないで!やりたいことあるんだから、子どもできたら諦めることになっちゃうんだよ、、?」
あぁそっか日和は今まで俺が勉強してきたこと見てきてるもんな。なんだか悪いことをした気持ちになったが、同時にこんな友人がいて嬉しいなという気持ちが湧き上がってくる。
「うん、病院はすぐ行くわ心配かけてごめん」
「僕もごめん責めたいわけじゃなくって、、でもおめでとう、!ほんとに嬉しい気持ちは皆と変わらないよ!」
日和からぎゅっとハグをされる。光のときは剥がしたのに、日和はいいんだな~と思い光のことをすこし気の毒に思う。
病院に行った結果は妊娠はしていなかった。しかし今後もこういうことがあるだろうということで、抑制剤の他に緊急避妊薬を渡された。これ、使う時が来ないといいな~とふわっと考える。
恭ちゃん的には今すぐにでも子どもができてもいいとのことだが、淳太と二人で過ごす時間も、もっと欲しいと言っていたので、俺を今回すぐに病院に連れて行かなかったことに対して日和からこっぴどくお叱りを受けたらしい。
そんなこんなで学校とバイトで過ごしていたらいつの間にか、合格発表の日になっていたわけである。そして、冒頭に戻るのだが、未だに接続ができない。くるくるとローディングのマークが表示されているだけだった。
「これちょっと壊れてんじゃないの!?クレームでも入れようかしら、、」
「まぁまぁ、皆見てるんだからそりゃ重くもなるって」
「はぁ~なんかあたしが受けたわけじゃないのにこっちも緊張してくるわ」
ポチポチと某夢の国のチケット争奪戦のときのように何度も更新ボタンを押すと、やっと自分の合否発表の通知欄にリンクが飛んだ。今の状態では”合否発表 佐伯淳太様”の文字しか見れず、下にスクロールすれば恐らく結果が見える。
やばい、なんかちょっとマウスを動かしていた手が震えてきた。最後の模試の結果はB判定だったので、正直自分でも受かってるか、そうでないかは半々だ。
「だ、大丈夫よ!淳太!もし落ちても恭弥君が養ってくれるわよ!!」
といらんフォローをされた。そして意を決して画面を下にスクロールする。
「、、、ご、合格だ。」
俺は”合格”の二文字を見た瞬間に気が抜けてしまい、溶けるように椅子の背もたれに全体重をかける。
「はぁ~、ほんとによかった!!お疲れ淳太、頑張ったわね」
母さんは少し涙ぐみながら俺の肩ををポンッポンッと叩いてくる。
「あっ!恭弥君にもすぐ連絡しなさいね!?きっと待ってるだろうから」
恭ちゃんもそうだが、日和たちも俺に気を遣って受験どうだった??と聞いてくることはなかった。俺が受かったと送信すればすぐに既読が付き、おめでとう!と返信が返ってくる。どうやら皆、志望していた所には合格できていたようで俺もホッと胸を撫で下ろす。
着信のメロディーが鳴り、スマホを見ると恭ちゃんから電話がかかっていた。
「もしもし?まずは合格おめでとう」
「恭ちゃんが勉強見てくれたおかげだよ、ありがとう」
「ううん、やり切ったのは淳太だよ。僕はなんにもしてないよ」
ほんとこういうとこでも謙虚なんだからなぁ。そういえば恭ちゃんの電話の後ろがざわざわと何か騒がしいような気がする。
「なんか恭ちゃん今、外にいる??」
「え??なんで?いないけど??」
「そう?なんかざわざわしてねぇか?」
「あー実はね今駿たちといるんだけど、ほら修学旅行のときに話した旅行行こうってやつあったじゃん?今それ決めてるんだよね。それで明日駿の家で話そうってなってるんだけど明日予定は大丈夫?今日はこの後夜からバイトでしょ?」
「うん明日は空いてるから行くわ。日和たちにも伝えといて」
「りょーかい。あと明日迎え行くよ」
「そしたら、待ってるわ。じゃあまた明日な」
「うんまた明日。バイト頑張ってね」
ふぅ。なんか気ぃ抜けたけど、とりあえずバイト行くか、、、母さんには「あんた今日バイト入れたの!?」と馬鹿じゃないの!?みたいな顔をされたが、いやもうしょうがないじゃん。シフト出すときの自分が行けると思って入れちゃったんだもん。
出勤してから1時間くらい経ったころ、カランコロンッとドアベルが鳴る。
「いらっしゃ、、い、、」
いつもの営業スマイルと声でいったのだが、、、
「ごめんね淳太、日和が行くって聞かなくって、、」
この日はなんだか少し落ち着かないバイトの日となった。マジで四季君と恭ちゃんが鉢合わせなくてよかった、、、
「うるさいなぁ!今ネット混みあってるっつーの!」
今日は恭ちゃんと番った日から一か月ほど経過し、ついに受験結果が出る日だった。学校はすでに自由登校に切り替わり、行きたい人だけ来ていいよ~みたいな状態だが、金曜日だけは登校日と決められている。しかも午後登校だ。もう3年からじゃなくて普通に自由登校すりゃいいのにな。
番った日の翌日、俺はまずすぐに真由美さんに言うべきだと思い、番になったことを報告した。あの食事会があってから反対されることは想像してなかったけど、泣いて喜んでくれたのは予想外だった。
もうその後はお察しの通り、当然真由美さんに伝われば芋蔓式に母さんにも伝わるわけであって、その日家に帰ったときはなぜか赤飯が炊かれていた。
「ついに孫の顔を見れる日も遠くないわね~!!」
なんて言っていたがさすがに気が早い。大学にすらまだ通えてないんだぞ。
学校にもネックガードをせずに登校すれば、当然恭ちゃんと番ったことは分かるわけで「おめでとう~」「やっと番ったか」と案外、祝福モードで歓迎された。
光と旭には事前にチャットで伝えていたため、驚きこそはしていなかったが、噛んだ痕を見るや否や
「これ絶対淳太痛かったよな~!でもおめでとう~!!」
「成瀬と幸せにな。たまには俺たちにも構ってくれよ」
「当たり前じゃん、光と旭はずっと俺の親友だよ」
「うぅ~淳太~~!!」
俺に抱き着いて来ようとする光だったが、それは恭ちゃんの手によって阻まれていた。
「佐々木君、ちょっと淳太と距離近すぎるんじゃない?」
「減るもんじゃないしいいじゃん!!僕は淳太とこれから会う回数減るんだから!!成瀬君は変わらないだろうけどね!」
「それでもダメです」
「けちっ!!もう旭~」
「、、、代わりに俺に抱き着いてくるなよ、、」
俺にとってはなんと微笑ましい光景で、大好きな日常の一部だ。それがあともう少しで無くなってしまうと考えると少し寂しくなる。
バイト先でも影平さんに番ができたことを報告し、「おめでとう」と祝ってくれた。奥さんも涙ぐみながら「良かったわ」と言ってくれ
「淳太ちゃん!自分が下だなんて思わないで番のことを尻にしいてやるぐらいに思わないとダメよ!?オメガの先輩として色々教えてあげるわ!」
なにかあったときの相談先もでき、とても頼りになりそうだ。四季君は「まぁそうだよね~」といったような調子でいつもと変わらずに接してくれた。ただ寂しそうに
「バイト、大学行ったらやめるの、??」
なんて子犬みたいにしょんぼり言うもんだから、入る頻度は少なくなるとは思うけど、辞めないよとは伝えた。途端に「そっか、よかった!」と眩しいくらいの笑顔で言うもんだからこっちの目がつい眩んでしまいそうだった。
最後に日和、甲斐田君、航に報告したときはそれはそれはもう大変だった。なぜか日和は恭ちゃんに怒っているし、ついでに巻き込まれ事故のような感じで甲斐田君も叱られていた。
あんな般若のお面を貼りつけたような剣幕で、怒っている日和を見たことないからちょっとびっくりしていたが、航曰く
「日和は怒るといつもあんなんだよ。番ったって聞いて日和が一番心配してたからな」
どうやら番ったときの反動で貧血になってしまったり、ホルモンバランスが崩れそのまま意識を失ってしまうケースもあるらしく、日和はそれが一番心配だったらしい。場合によっては入院せざるを得ないときもあるそうだ。
「恭弥は淳太が許してくれるからって甘えすぎ!!駿も大概だからね!?ペラペラと恭弥に淳太のこと話過ぎ!」
「ご、ごめん」
こんなに狼狽えている甲斐田君を見るのは初めてかもしれないな。影平さんの奥さんが言ってた番を尻に敷くとはこのことかもしれないなと思う。同時に日和は恐妻家になりそうだなと思った。
そして怒りの矛先が俺にも向いてきた。
「淳太!番った日のあと病院は行ったの!?」
「え、?行かなきゃだめなの、?」
だってどこにも病院に行ってくださいなんて書かれてなかったしなぁとぼんやり考えていると、日和は若干顔を引き攣らせながら
「今すぐ行け!!どうせ避妊もしないでヤったんでしょ!?妊娠してる可能性あるんだからちゃんと検査して!」
「恭弥も恭弥だけど淳太もだよ!流されないで!やりたいことあるんだから、子どもできたら諦めることになっちゃうんだよ、、?」
あぁそっか日和は今まで俺が勉強してきたこと見てきてるもんな。なんだか悪いことをした気持ちになったが、同時にこんな友人がいて嬉しいなという気持ちが湧き上がってくる。
「うん、病院はすぐ行くわ心配かけてごめん」
「僕もごめん責めたいわけじゃなくって、、でもおめでとう、!ほんとに嬉しい気持ちは皆と変わらないよ!」
日和からぎゅっとハグをされる。光のときは剥がしたのに、日和はいいんだな~と思い光のことをすこし気の毒に思う。
病院に行った結果は妊娠はしていなかった。しかし今後もこういうことがあるだろうということで、抑制剤の他に緊急避妊薬を渡された。これ、使う時が来ないといいな~とふわっと考える。
恭ちゃん的には今すぐにでも子どもができてもいいとのことだが、淳太と二人で過ごす時間も、もっと欲しいと言っていたので、俺を今回すぐに病院に連れて行かなかったことに対して日和からこっぴどくお叱りを受けたらしい。
そんなこんなで学校とバイトで過ごしていたらいつの間にか、合格発表の日になっていたわけである。そして、冒頭に戻るのだが、未だに接続ができない。くるくるとローディングのマークが表示されているだけだった。
「これちょっと壊れてんじゃないの!?クレームでも入れようかしら、、」
「まぁまぁ、皆見てるんだからそりゃ重くもなるって」
「はぁ~なんかあたしが受けたわけじゃないのにこっちも緊張してくるわ」
ポチポチと某夢の国のチケット争奪戦のときのように何度も更新ボタンを押すと、やっと自分の合否発表の通知欄にリンクが飛んだ。今の状態では”合否発表 佐伯淳太様”の文字しか見れず、下にスクロールすれば恐らく結果が見える。
やばい、なんかちょっとマウスを動かしていた手が震えてきた。最後の模試の結果はB判定だったので、正直自分でも受かってるか、そうでないかは半々だ。
「だ、大丈夫よ!淳太!もし落ちても恭弥君が養ってくれるわよ!!」
といらんフォローをされた。そして意を決して画面を下にスクロールする。
「、、、ご、合格だ。」
俺は”合格”の二文字を見た瞬間に気が抜けてしまい、溶けるように椅子の背もたれに全体重をかける。
「はぁ~、ほんとによかった!!お疲れ淳太、頑張ったわね」
母さんは少し涙ぐみながら俺の肩ををポンッポンッと叩いてくる。
「あっ!恭弥君にもすぐ連絡しなさいね!?きっと待ってるだろうから」
恭ちゃんもそうだが、日和たちも俺に気を遣って受験どうだった??と聞いてくることはなかった。俺が受かったと送信すればすぐに既読が付き、おめでとう!と返信が返ってくる。どうやら皆、志望していた所には合格できていたようで俺もホッと胸を撫で下ろす。
着信のメロディーが鳴り、スマホを見ると恭ちゃんから電話がかかっていた。
「もしもし?まずは合格おめでとう」
「恭ちゃんが勉強見てくれたおかげだよ、ありがとう」
「ううん、やり切ったのは淳太だよ。僕はなんにもしてないよ」
ほんとこういうとこでも謙虚なんだからなぁ。そういえば恭ちゃんの電話の後ろがざわざわと何か騒がしいような気がする。
「なんか恭ちゃん今、外にいる??」
「え??なんで?いないけど??」
「そう?なんかざわざわしてねぇか?」
「あー実はね今駿たちといるんだけど、ほら修学旅行のときに話した旅行行こうってやつあったじゃん?今それ決めてるんだよね。それで明日駿の家で話そうってなってるんだけど明日予定は大丈夫?今日はこの後夜からバイトでしょ?」
「うん明日は空いてるから行くわ。日和たちにも伝えといて」
「りょーかい。あと明日迎え行くよ」
「そしたら、待ってるわ。じゃあまた明日な」
「うんまた明日。バイト頑張ってね」
ふぅ。なんか気ぃ抜けたけど、とりあえずバイト行くか、、、母さんには「あんた今日バイト入れたの!?」と馬鹿じゃないの!?みたいな顔をされたが、いやもうしょうがないじゃん。シフト出すときの自分が行けると思って入れちゃったんだもん。
出勤してから1時間くらい経ったころ、カランコロンッとドアベルが鳴る。
「いらっしゃ、、い、、」
いつもの営業スマイルと声でいったのだが、、、
「ごめんね淳太、日和が行くって聞かなくって、、」
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