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予定
あれから2時間ほどカフェで3人は旅行の予定を立てていたようでここ行きたい、ここも行く、でも予算が~みたいな会話がたまに聞こえてくる。俺はあくまでも仕事中なので会話には入れない。
影平さんと奥さんには「あのモデルさんみたいな子が淳太君の番だね!?」と言われ、「いい男捕まえてやるじゃな~い!!」とバシバシと背中を叩かれた。
「今日はもうお客さんも少ないだろうし、もうお友達がいる間に上がっちゃいなさい。」
「え?いいんですか?」
「もちろんよ!!ま、稼ぎたいって言うなら止めないけれど、淳太君ここ最近頑張ってるもの。たまには早上がりしていいのよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて、お先っす」
「うん、お疲れ様」
俺は店長と奥さんに挨拶を済ませた後、恭ちゃんたちが座っている席に向かう。
「俺早上がりなったからちょっと待っててほしい」
「そうなの??うん分かった。待ってるね」
「ゆっくりでいいからな」
俺は事務所に行くと制服から私服に着替え、自分の荷物を持ち、せっせと恭ちゃんたちの元へ向かう。
「お待たせ~」
「はっや。3分ぐらいしか経ってないんじゃないの?」
席に着くや否や甲斐田君に驚いたような顔をされる。そりゃモデルさんからしたら着替えに3分なんてありえないと思うけど!一般人は髪の毛とか気にしないんですよ
「もう駿もいいのー!ほら行き先決めよ決めよ!!」
「え??行き先もう決まってんじゃないの?」
「いや?普通に淳太いないで決めるのは無いでしょ??ねぇ恭弥?」
「うん。もし淳太無し決めていいやとか言ってたら結構本気で怒ってたかも」
「、、ほんと恭弥は佐伯のことになると視野が狭まるよな」
こんなにっこにこの笑顔なのにやっぱり恭ちゃんの笑顔には特有の圧があるなぁ
「ま、こんな感じで各々なんとなく考えてたみたいな感じだったからさ~」
日和はそういうと俺の前に旅行のパンフレットを差し出してくれた。近畿地方、東北、四国、中部、関西などたくさんの観光地が載っていてどれも魅力的だ。
「淳太はどっか行きたいとかあるのか?」
航がさりげなく聞いてくれる
「うーん、関西、、とか行ってみたいかも?」
「関西いいんじゃない!?あっ!大阪とか!!」
「確かに大阪ならグルメも観光も充実してそうだね、さすが淳太」
「だろ~??」
恭ちゃんは俺の頭をポンポンっと犬や猫を撫でるような手付きで触ってくる。もう人前でこんなことばっか恭ちゃんがしてくるからこの程度のことは耐性がついてしまった。
「俺らはなにを見せられてんの??」
「まぁまぁ仕方ないんじゃね??」
「淳太も恭弥のせいで変に耐性ついちゃったみたいだし、ここバ先だっていうのにさ、、、」
3人から憐みのような目で見られる。いや俺もこれが普通とは思ってない、ただ慣れてしまった。これに尽きる。俺は時間を確認すると21時を回っていた。
「なぁそろそろ場所移動でもする??もう21時だぞ」
「えっ!!ほんとじゃん!!全然気づかなかった、僕たち3,4時間ここでずっと話してたんだね」
俺たちはとりあえずお店を出ようとなりお会計をしたのだが、店長さんの好意で社割を利かせてくれたようでとてもありがたかった。
「とりあえず大阪って方向性で決まったでいいのか?」
「いいんじゃない?俺は正直どこでもいーよ」
「ダメ!!駿もちゃんと考えるっ!」
「ほら駿、彼氏がお怒りだぞ~」
「航うるさい。あと佐伯!にやにやしてんじゃねーよ」
「今俺そんな顔してた??」
「どう考えてもしてただろ」
いやしててもしょうがなくね?甲斐田君と日和のカップル見たら誰だってそうなるだろうに。
「はいはい今は、それじゃなくてこの後どうするかでしょ??場所移動するにしても、もう僕たちが入れる場所なんてないんじゃない?」
恭ちゃんの言う通りもうこの時間からいける場所なんて居酒屋くらいで俺たち高校生が入れる場所なんてないに等しい。俺は公園はどうだ!と思い提案したのだが
「あ、公園とk「「無し。却下」」
と甲斐田君と日和によって一蹴されてしまった。そんなにダメなもんか、と肩を落としていると航がまぁまぁ気にすんなと言わんばかりの視線を向けてきた。
「このままお開きで、また後日決めるじゃダメなん??」
「いや日和が今日か明日には決めたいらしいよ」
「らしいって駿も決めたいって言ってたじゃん!!」
このまま話してても、ただ時間が過ぎるだけだしな~と皆が悩んでいると
「はぁ、もうこれじゃあ埒が明かないし仕方ないな。明日朝一で俺の家集合な。それで決めるぞ」
「え、駿の家行っていいの?ってことはお泊り!?」
日和が目をキラキラと輝かせながら甲斐田君に迫っている。
「珍しいね、駿が自分から言うなんて、日和がいるから?」
「おい恭弥余計なこと言ってると追い出すぞ」
「ふふ、ごめんごめん」
「ま、今日はもう遅いし、ちょっと待ってろ」
甲斐田君はスマホを取り出しどこかに連絡すると、「あと10分後くらいで着くってさ」と言われタクシーかなんかでも呼んだのかと思うと、恭ちゃん家が乗っているような外車が俺らの目の前に止まった。いやベンツじゃんこれなんて思ってると、助手席からチャラチャラとした男の人が降りてくる。
「こんな夜中に呼び出すとか、こき使ってくれるじゃん~」
「どーせ今は撮影オフで暇だったろ??」
「まぁそうだけどね。てか皆こいつ誰って顔してるけど、なんも言ってないの?」
「あぁ忘れてた、これ俺の兄貴」
甲斐田君がチャラ男を指さしながら言うと甲斐田君のお兄さんは苦笑しながら「どうも」と頭を下げる
「駿の兄の涼介です。そんで??恭弥は知ってるけど、残りの3人は初めましてだね」
「高1から仲良くさせてもらってます、青木航です」
「お、同じく!桜庭日和です!!」
あーこの流れで行くなら俺も高1からとか言った方がいいんだろうな~
「あー俺は最近仲良くなりました、佐伯淳太です」
舐めまわすように3人のことをじっと見つめるお兄さんは俺らのことを値踏みしているような目をしていた。確かにどことなく目元や醸し出している雰囲気は甲斐田君にそっくりだなと思う。
「ふーん、航と日和と淳太ね、、よろしく!とりあえず車乗っちゃいな」
車に乗り込むとふわっとバニラのような甘い香りが車内を包み込んでいた。座り心地も車独特のごわごわ感もなく、座ると自分の体重に合わせて座席が沈み込むような形になり、非常に乗り心地が良かった。
「ひよりんはさ、駿の恋人でしょ??」
「は、はいっ!?」
日和はとても驚いている様子で若干声が裏返っていた。まぁお兄さんに甲斐田君が教えているわけないか
「そんなびっくりしなくてもいいのに~ちなみに淳太君も恭弥君と番だよね」
「あぁまぁはい、、かれ、しです。」
まさか俺に話題が降ってくるとは思わずぎこちなく答えてしまった。なんか人のお兄さんに言うと変に緊張するな
「えぇ~いいね~!!あれ淳太君顔真っ赤じゃん~!可愛いとこあるんだねーあと恭弥もよかったね」
意味深にミラー越しに恭ちゃんに視線を送ると、恭ちゃんはバツが悪そうにそうですね、と返していた。そういえば恭ちゃんのバイト先はお兄さんのとこだったなと思い出した
「ったく運転に集中しろって、、、」
「わかりましたよ~あ、航君も油断しないでね??」
「え??」
その後の車内は甲斐田兄による質問攻めのオンパレードだった。全然甲斐田君とタイプが違うし、こんなマシンガントークのスキルがある人を母さん意外に初めて会ったかもしれない。
最初に降りたのは一番距離が遠い俺と恭ちゃんだった。「じゃあ気を付けて帰るんだよ~」「また明日」と4人にそれぞれ言い、車を見送る。車の姿が見えなくなると俺たちは家まで歩こうとしたのだが、恭ちゃんがぴたっと止まってしまった
「???帰らねぇの?」
俺は恭ちゃんの目の前に行き、手を引こうとする。いつもは手をぎゅっと握っただけで嬉しそうについてきてくれるんだけどな、、
「その匂い、やだ。」
恭ちゃんは少し拗ねたような顔をしている。えぇーっとこれはまさか??
影平さんと奥さんには「あのモデルさんみたいな子が淳太君の番だね!?」と言われ、「いい男捕まえてやるじゃな~い!!」とバシバシと背中を叩かれた。
「今日はもうお客さんも少ないだろうし、もうお友達がいる間に上がっちゃいなさい。」
「え?いいんですか?」
「もちろんよ!!ま、稼ぎたいって言うなら止めないけれど、淳太君ここ最近頑張ってるもの。たまには早上がりしていいのよ」
「じゃあ、お言葉に甘えて、お先っす」
「うん、お疲れ様」
俺は店長と奥さんに挨拶を済ませた後、恭ちゃんたちが座っている席に向かう。
「俺早上がりなったからちょっと待っててほしい」
「そうなの??うん分かった。待ってるね」
「ゆっくりでいいからな」
俺は事務所に行くと制服から私服に着替え、自分の荷物を持ち、せっせと恭ちゃんたちの元へ向かう。
「お待たせ~」
「はっや。3分ぐらいしか経ってないんじゃないの?」
席に着くや否や甲斐田君に驚いたような顔をされる。そりゃモデルさんからしたら着替えに3分なんてありえないと思うけど!一般人は髪の毛とか気にしないんですよ
「もう駿もいいのー!ほら行き先決めよ決めよ!!」
「え??行き先もう決まってんじゃないの?」
「いや?普通に淳太いないで決めるのは無いでしょ??ねぇ恭弥?」
「うん。もし淳太無し決めていいやとか言ってたら結構本気で怒ってたかも」
「、、ほんと恭弥は佐伯のことになると視野が狭まるよな」
こんなにっこにこの笑顔なのにやっぱり恭ちゃんの笑顔には特有の圧があるなぁ
「ま、こんな感じで各々なんとなく考えてたみたいな感じだったからさ~」
日和はそういうと俺の前に旅行のパンフレットを差し出してくれた。近畿地方、東北、四国、中部、関西などたくさんの観光地が載っていてどれも魅力的だ。
「淳太はどっか行きたいとかあるのか?」
航がさりげなく聞いてくれる
「うーん、関西、、とか行ってみたいかも?」
「関西いいんじゃない!?あっ!大阪とか!!」
「確かに大阪ならグルメも観光も充実してそうだね、さすが淳太」
「だろ~??」
恭ちゃんは俺の頭をポンポンっと犬や猫を撫でるような手付きで触ってくる。もう人前でこんなことばっか恭ちゃんがしてくるからこの程度のことは耐性がついてしまった。
「俺らはなにを見せられてんの??」
「まぁまぁ仕方ないんじゃね??」
「淳太も恭弥のせいで変に耐性ついちゃったみたいだし、ここバ先だっていうのにさ、、、」
3人から憐みのような目で見られる。いや俺もこれが普通とは思ってない、ただ慣れてしまった。これに尽きる。俺は時間を確認すると21時を回っていた。
「なぁそろそろ場所移動でもする??もう21時だぞ」
「えっ!!ほんとじゃん!!全然気づかなかった、僕たち3,4時間ここでずっと話してたんだね」
俺たちはとりあえずお店を出ようとなりお会計をしたのだが、店長さんの好意で社割を利かせてくれたようでとてもありがたかった。
「とりあえず大阪って方向性で決まったでいいのか?」
「いいんじゃない?俺は正直どこでもいーよ」
「ダメ!!駿もちゃんと考えるっ!」
「ほら駿、彼氏がお怒りだぞ~」
「航うるさい。あと佐伯!にやにやしてんじゃねーよ」
「今俺そんな顔してた??」
「どう考えてもしてただろ」
いやしててもしょうがなくね?甲斐田君と日和のカップル見たら誰だってそうなるだろうに。
「はいはい今は、それじゃなくてこの後どうするかでしょ??場所移動するにしても、もう僕たちが入れる場所なんてないんじゃない?」
恭ちゃんの言う通りもうこの時間からいける場所なんて居酒屋くらいで俺たち高校生が入れる場所なんてないに等しい。俺は公園はどうだ!と思い提案したのだが
「あ、公園とk「「無し。却下」」
と甲斐田君と日和によって一蹴されてしまった。そんなにダメなもんか、と肩を落としていると航がまぁまぁ気にすんなと言わんばかりの視線を向けてきた。
「このままお開きで、また後日決めるじゃダメなん??」
「いや日和が今日か明日には決めたいらしいよ」
「らしいって駿も決めたいって言ってたじゃん!!」
このまま話してても、ただ時間が過ぎるだけだしな~と皆が悩んでいると
「はぁ、もうこれじゃあ埒が明かないし仕方ないな。明日朝一で俺の家集合な。それで決めるぞ」
「え、駿の家行っていいの?ってことはお泊り!?」
日和が目をキラキラと輝かせながら甲斐田君に迫っている。
「珍しいね、駿が自分から言うなんて、日和がいるから?」
「おい恭弥余計なこと言ってると追い出すぞ」
「ふふ、ごめんごめん」
「ま、今日はもう遅いし、ちょっと待ってろ」
甲斐田君はスマホを取り出しどこかに連絡すると、「あと10分後くらいで着くってさ」と言われタクシーかなんかでも呼んだのかと思うと、恭ちゃん家が乗っているような外車が俺らの目の前に止まった。いやベンツじゃんこれなんて思ってると、助手席からチャラチャラとした男の人が降りてくる。
「こんな夜中に呼び出すとか、こき使ってくれるじゃん~」
「どーせ今は撮影オフで暇だったろ??」
「まぁそうだけどね。てか皆こいつ誰って顔してるけど、なんも言ってないの?」
「あぁ忘れてた、これ俺の兄貴」
甲斐田君がチャラ男を指さしながら言うと甲斐田君のお兄さんは苦笑しながら「どうも」と頭を下げる
「駿の兄の涼介です。そんで??恭弥は知ってるけど、残りの3人は初めましてだね」
「高1から仲良くさせてもらってます、青木航です」
「お、同じく!桜庭日和です!!」
あーこの流れで行くなら俺も高1からとか言った方がいいんだろうな~
「あー俺は最近仲良くなりました、佐伯淳太です」
舐めまわすように3人のことをじっと見つめるお兄さんは俺らのことを値踏みしているような目をしていた。確かにどことなく目元や醸し出している雰囲気は甲斐田君にそっくりだなと思う。
「ふーん、航と日和と淳太ね、、よろしく!とりあえず車乗っちゃいな」
車に乗り込むとふわっとバニラのような甘い香りが車内を包み込んでいた。座り心地も車独特のごわごわ感もなく、座ると自分の体重に合わせて座席が沈み込むような形になり、非常に乗り心地が良かった。
「ひよりんはさ、駿の恋人でしょ??」
「は、はいっ!?」
日和はとても驚いている様子で若干声が裏返っていた。まぁお兄さんに甲斐田君が教えているわけないか
「そんなびっくりしなくてもいいのに~ちなみに淳太君も恭弥君と番だよね」
「あぁまぁはい、、かれ、しです。」
まさか俺に話題が降ってくるとは思わずぎこちなく答えてしまった。なんか人のお兄さんに言うと変に緊張するな
「えぇ~いいね~!!あれ淳太君顔真っ赤じゃん~!可愛いとこあるんだねーあと恭弥もよかったね」
意味深にミラー越しに恭ちゃんに視線を送ると、恭ちゃんはバツが悪そうにそうですね、と返していた。そういえば恭ちゃんのバイト先はお兄さんのとこだったなと思い出した
「ったく運転に集中しろって、、、」
「わかりましたよ~あ、航君も油断しないでね??」
「え??」
その後の車内は甲斐田兄による質問攻めのオンパレードだった。全然甲斐田君とタイプが違うし、こんなマシンガントークのスキルがある人を母さん意外に初めて会ったかもしれない。
最初に降りたのは一番距離が遠い俺と恭ちゃんだった。「じゃあ気を付けて帰るんだよ~」「また明日」と4人にそれぞれ言い、車を見送る。車の姿が見えなくなると俺たちは家まで歩こうとしたのだが、恭ちゃんがぴたっと止まってしまった
「???帰らねぇの?」
俺は恭ちゃんの目の前に行き、手を引こうとする。いつもは手をぎゅっと握っただけで嬉しそうについてきてくれるんだけどな、、
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