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強気なΩは好きですか?①
馬鹿な人
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先輩の教室に行ったら先輩は屋上で寝ているとクラスメイトに教えられ、僕は屋上へと足を向ける。屋上は春の陽気で暖かく、周りを見渡したら柵を背にこくりこくりと船を漕ぐ篠木先輩を見付けた。
昨日の事もあるので近寄るのは慎重に、恐る恐る近寄って顔を覗き込んだら先輩が前触れもなくぱちっと目を開けた。
「!?」
「っと……樹? あれ?」
寝惚け眼の先輩は首を傾げつつ、わたわたと自分の顔を拭う。よだれなんか垂らしてなかったから大丈夫だよ。それにしても何で僕に気が付いたのかな?
「寝てていいですよ、寝不足なんでしょう?」
「いや、樹がいるのにそういう訳には……」
不思議と先輩からは昨日のような薫りがしない、変に動悸も上がらないし、妙な気持ちにもならなかったので僕はほっとして先輩の横に座り込んだ。
「聞きましたよ、最近先輩無理してるって。その原因が僕なんだったら迷惑なんで止めてくれません?」
「え……なにを?」
「全国大会優勝したらお付き合いって言ったって、その前に倒れたら元も子もないですよ?」
「もしかして、またキャプテン? あの人ホントお節介なんだから……」
「先輩の事心配してくれてるんじゃないですか、そんな風に言っちゃダメですよ」
僕の言葉に先輩は少しだけばつの悪そうな表情で「あー」とか「うー」とか言ってて、たぶん自分が無理してる自覚はあるんだろうな。
「先輩、なんでそこまで頑張ってんの?」
「それは勿論樹のため……」
「そういうのもういいから、僕、そこまでされる程の人間じゃない。そんなに無理してまで付き合って後々がっかりされる方が僕、嫌だな」
「俺が樹にがっかりなんてする訳ないだろう? それに俺、今すごく楽しいんだよ」
何故かはにかむ様に篠木先輩が笑う。
「楽しい?」
「俺さ、昔から割となんでも人並み以上にこなせる人間なんだよな。傲慢かもしれないけど、何でも俺にできない事はないってずっと思ってた。運動だって勉強だって少しやれば上に立てたし、やらなくても人並みに出来るから困る事って何もなかったんだよな。だけどサッカーだけは上には上がいて俺にとってはそれだけがやりがいで、だけど周りは俺がαだからって出来て当たり前って顔するんだよ。正直少し嫌気もさしてた」
篠木先輩は微かに瞳を伏せる。
「求めなくても与えられる称賛、放っておいても手に入る名声、そんなものに意味なんか無くて、何も楽しい事がなくなってた、そんな時だよ樹に出会ったのは」
「………………」
「すごく良い匂いがすると思ったら、がつんと頭を殴られたみたいに、こいつだ! って思ったんだ。その時の俺は本当に衝動のままで、樹は逃げるし樹の兄ちゃんは邪魔するしでブチ切れてたんだけど、先生に引き離されてアレはΩのフェロモンにやられたんだって諭されて、冷静になってから俺もそうだと思ったんだけど、もう一度樹に会ったら、もうこれ間違いじゃないわって思ったんだよな……」
「僕にはそこが理解できないんですよね、なんでそこでもう一度冷静になれなかったんですか?」
「俺は冷静だぞ? その証拠に二度目からは襲ってないだろう?」
確かにそれはそうだけど、それにしても今の先輩が冷静だとは僕には到底思えない。
「俺、今まで他人に拒絶ってされた事ないんだよな」
「?」
「付き合いたいと思った女と付き合えなかった試しがないし、そもそもいくらでも向こうから寄ってくるし」
モテ自慢? それ、ちょっと嫌な感じ。だけどそう言えば僕も似たような事言って『モテる人間の上から発言、そういう事ばっかり言ってると嫌われるわよ?』なんて友達に言われたっけ。これからちょっと自重しよ。
「なのに樹は全く俺になびかないどころか完全拒否でものすごく新鮮でなぁ」
「そりゃあそうでしょ、自分を襲った人間を快く受け入れるとかあり得ないよ」
「だよなぁ、だけどそれがもう嬉しくて楽しくて、俺の方は俄然興味が湧いたんだ。見てたらやっぱり可愛いし、ツンツンしてる割に試合見に来てくれたり、俺の心配してくれたり、もう可愛くて可愛くて絶対嫁にするって決意を新たにした訳だ」
「先輩ってちょっと……うんん、だいぶ変」
僕の言葉にそれでも先輩はへらっと、それは幸せそうに笑うものだから僕も毒気抜かれちゃうよ。
「まぁ、先輩が本当にものすごく僕の事が大好きなのは分かりました、だけど周りに心配かけちゃダメでしょう? 顔色すごく悪いよ?」
僕がそっと先輩の顔に触れると先輩はびっくり眼でこちらを見やり、その後またしてもへらっと笑う。
「俺、寝惚けて夢でも見てるのかな? 樹が妙に俺に優しい」
「もう夢でも何でもいいですよ、昼休みまだあるんでもう少し寝てください」
「んふふ、せっかく樹が傍に居るのに寝ちゃうのは勿体ないな。だけど夢だったらわがまま言っても許されるかな?」
やはり先輩はにこにこ笑顔、先輩はそんなに僕の傍が嬉しいの?
「何ですか? わがまま? 言いたい事があるならさっさと言う!」
「俺、樹の膝枕で寝てみたい」
んなっ……図々しい! とは思ったものの、先輩の笑顔があまりに無邪気で、僕はひとつ溜息を零す。だって先輩がこんなになってるの半分僕のせいみたいだし。
「いいですよ、ほら寝て」
制服のネクタイを引っ張って頭を押さえつけるように膝の上に乗せると「乱暴だな」って先輩は笑うんだけど、その内すやすやと寝息を立て始めた。本当にすごく疲れてたんだろうな。
見た目より柔らかかった黒髪を撫でて僕は息を吐く。なんでこの人こんなに頑張ってんだろう……本当に馬鹿なんだから。
暖かい陽気、幸せそうに僕の膝を枕に眠る先輩。何故だか、僕の胸はほっこりしていて、そんな感情の動きに自分でも驚く。
僕は先輩の事、嫌いだったはずなんだけどな……昼休み終了のチャイムが聞こえる、だけどあんまりにも幸せそうに寝むる先輩の顔を見ていたら起こすのも忍びなくて、僕はそのまま先輩の髪を撫で続けた。
自分自身もうつらうつらしていたようで、ふと気が付くと先輩の顔が間近にあって僕は驚く。
「!?」
「あ……」
「あ……って何ですか!? 先輩今もしかして僕に何かしました!?」
「まだしてない」
「まだ!?」
少し頬を赤らめ先輩が横を向く。
「寝顔が可愛くて見惚れてた。頬にキスくらいなら許されるかと思った所で起きたから」
「っつ……そ、そういうのは相手の許可なしでやる事じゃないですよ! ちゃんと僕の許可取ってからにしてください!!」
「え? 許可くれるの?」
え……や……えっと……
人気のなくなった屋上で何故か二人でもじもじと僕もどんな顔をしていいのか分からない。篠木先輩いつもは強気でぐいぐいくるくせに、こんな時に真っ当に照れないでよ!
「キス……してもいい?」
「う……頬っぺたなら……」
ぱあっと笑顔になった篠木先輩の顔が近付いてくる。ぎゅっと目を瞑ったら、微かに何かが頬を掠めた感触に身を強張らせる。優しく頭を撫でられて「ありがとう」と笑みを向けられ赤面する。うあぁぁぁ、もう!! なんだこれ! 恥ずかしいいいぃぃ!!!
心臓のばくばくが止まらないんだけどっっ!!!
「ぼ……僕、もう行きますからっ!」
篠木先輩から飛びのくように身を離して、僕は踵を返し駆け出した。昨日のような発情状態にはならなかったけれど、鼓動の高鳴りは昨日の比じゃない。
「樹! 好きだっ!」
「……っっ」
そんなの言われなくてももう分かってるよ、馬鹿ぁぁァ!!!
昨日の事もあるので近寄るのは慎重に、恐る恐る近寄って顔を覗き込んだら先輩が前触れもなくぱちっと目を開けた。
「!?」
「っと……樹? あれ?」
寝惚け眼の先輩は首を傾げつつ、わたわたと自分の顔を拭う。よだれなんか垂らしてなかったから大丈夫だよ。それにしても何で僕に気が付いたのかな?
「寝てていいですよ、寝不足なんでしょう?」
「いや、樹がいるのにそういう訳には……」
不思議と先輩からは昨日のような薫りがしない、変に動悸も上がらないし、妙な気持ちにもならなかったので僕はほっとして先輩の横に座り込んだ。
「聞きましたよ、最近先輩無理してるって。その原因が僕なんだったら迷惑なんで止めてくれません?」
「え……なにを?」
「全国大会優勝したらお付き合いって言ったって、その前に倒れたら元も子もないですよ?」
「もしかして、またキャプテン? あの人ホントお節介なんだから……」
「先輩の事心配してくれてるんじゃないですか、そんな風に言っちゃダメですよ」
僕の言葉に先輩は少しだけばつの悪そうな表情で「あー」とか「うー」とか言ってて、たぶん自分が無理してる自覚はあるんだろうな。
「先輩、なんでそこまで頑張ってんの?」
「それは勿論樹のため……」
「そういうのもういいから、僕、そこまでされる程の人間じゃない。そんなに無理してまで付き合って後々がっかりされる方が僕、嫌だな」
「俺が樹にがっかりなんてする訳ないだろう? それに俺、今すごく楽しいんだよ」
何故かはにかむ様に篠木先輩が笑う。
「楽しい?」
「俺さ、昔から割となんでも人並み以上にこなせる人間なんだよな。傲慢かもしれないけど、何でも俺にできない事はないってずっと思ってた。運動だって勉強だって少しやれば上に立てたし、やらなくても人並みに出来るから困る事って何もなかったんだよな。だけどサッカーだけは上には上がいて俺にとってはそれだけがやりがいで、だけど周りは俺がαだからって出来て当たり前って顔するんだよ。正直少し嫌気もさしてた」
篠木先輩は微かに瞳を伏せる。
「求めなくても与えられる称賛、放っておいても手に入る名声、そんなものに意味なんか無くて、何も楽しい事がなくなってた、そんな時だよ樹に出会ったのは」
「………………」
「すごく良い匂いがすると思ったら、がつんと頭を殴られたみたいに、こいつだ! って思ったんだ。その時の俺は本当に衝動のままで、樹は逃げるし樹の兄ちゃんは邪魔するしでブチ切れてたんだけど、先生に引き離されてアレはΩのフェロモンにやられたんだって諭されて、冷静になってから俺もそうだと思ったんだけど、もう一度樹に会ったら、もうこれ間違いじゃないわって思ったんだよな……」
「僕にはそこが理解できないんですよね、なんでそこでもう一度冷静になれなかったんですか?」
「俺は冷静だぞ? その証拠に二度目からは襲ってないだろう?」
確かにそれはそうだけど、それにしても今の先輩が冷静だとは僕には到底思えない。
「俺、今まで他人に拒絶ってされた事ないんだよな」
「?」
「付き合いたいと思った女と付き合えなかった試しがないし、そもそもいくらでも向こうから寄ってくるし」
モテ自慢? それ、ちょっと嫌な感じ。だけどそう言えば僕も似たような事言って『モテる人間の上から発言、そういう事ばっかり言ってると嫌われるわよ?』なんて友達に言われたっけ。これからちょっと自重しよ。
「なのに樹は全く俺になびかないどころか完全拒否でものすごく新鮮でなぁ」
「そりゃあそうでしょ、自分を襲った人間を快く受け入れるとかあり得ないよ」
「だよなぁ、だけどそれがもう嬉しくて楽しくて、俺の方は俄然興味が湧いたんだ。見てたらやっぱり可愛いし、ツンツンしてる割に試合見に来てくれたり、俺の心配してくれたり、もう可愛くて可愛くて絶対嫁にするって決意を新たにした訳だ」
「先輩ってちょっと……うんん、だいぶ変」
僕の言葉にそれでも先輩はへらっと、それは幸せそうに笑うものだから僕も毒気抜かれちゃうよ。
「まぁ、先輩が本当にものすごく僕の事が大好きなのは分かりました、だけど周りに心配かけちゃダメでしょう? 顔色すごく悪いよ?」
僕がそっと先輩の顔に触れると先輩はびっくり眼でこちらを見やり、その後またしてもへらっと笑う。
「俺、寝惚けて夢でも見てるのかな? 樹が妙に俺に優しい」
「もう夢でも何でもいいですよ、昼休みまだあるんでもう少し寝てください」
「んふふ、せっかく樹が傍に居るのに寝ちゃうのは勿体ないな。だけど夢だったらわがまま言っても許されるかな?」
やはり先輩はにこにこ笑顔、先輩はそんなに僕の傍が嬉しいの?
「何ですか? わがまま? 言いたい事があるならさっさと言う!」
「俺、樹の膝枕で寝てみたい」
んなっ……図々しい! とは思ったものの、先輩の笑顔があまりに無邪気で、僕はひとつ溜息を零す。だって先輩がこんなになってるの半分僕のせいみたいだし。
「いいですよ、ほら寝て」
制服のネクタイを引っ張って頭を押さえつけるように膝の上に乗せると「乱暴だな」って先輩は笑うんだけど、その内すやすやと寝息を立て始めた。本当にすごく疲れてたんだろうな。
見た目より柔らかかった黒髪を撫でて僕は息を吐く。なんでこの人こんなに頑張ってんだろう……本当に馬鹿なんだから。
暖かい陽気、幸せそうに僕の膝を枕に眠る先輩。何故だか、僕の胸はほっこりしていて、そんな感情の動きに自分でも驚く。
僕は先輩の事、嫌いだったはずなんだけどな……昼休み終了のチャイムが聞こえる、だけどあんまりにも幸せそうに寝むる先輩の顔を見ていたら起こすのも忍びなくて、僕はそのまま先輩の髪を撫で続けた。
自分自身もうつらうつらしていたようで、ふと気が付くと先輩の顔が間近にあって僕は驚く。
「!?」
「あ……」
「あ……って何ですか!? 先輩今もしかして僕に何かしました!?」
「まだしてない」
「まだ!?」
少し頬を赤らめ先輩が横を向く。
「寝顔が可愛くて見惚れてた。頬にキスくらいなら許されるかと思った所で起きたから」
「っつ……そ、そういうのは相手の許可なしでやる事じゃないですよ! ちゃんと僕の許可取ってからにしてください!!」
「え? 許可くれるの?」
え……や……えっと……
人気のなくなった屋上で何故か二人でもじもじと僕もどんな顔をしていいのか分からない。篠木先輩いつもは強気でぐいぐいくるくせに、こんな時に真っ当に照れないでよ!
「キス……してもいい?」
「う……頬っぺたなら……」
ぱあっと笑顔になった篠木先輩の顔が近付いてくる。ぎゅっと目を瞑ったら、微かに何かが頬を掠めた感触に身を強張らせる。優しく頭を撫でられて「ありがとう」と笑みを向けられ赤面する。うあぁぁぁ、もう!! なんだこれ! 恥ずかしいいいぃぃ!!!
心臓のばくばくが止まらないんだけどっっ!!!
「ぼ……僕、もう行きますからっ!」
篠木先輩から飛びのくように身を離して、僕は踵を返し駆け出した。昨日のような発情状態にはならなかったけれど、鼓動の高鳴りは昨日の比じゃない。
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